はじめに・ご挨拶

今回は三田市社会福祉協議会として必要な支援が行き届かないもどかしさをどうにか解消したくクラウドファンディングを立ち上げることになりました。兵庫県三田市でまちづくり・まちおこしをしています、梅澤豊和、普段は三田の梅さんと呼ばれています。これまで、三田市をサンタ市に、と12月のシティプロモーションや、投票済み証明書を活用した投票率向上のためのキャンペーンの選挙割や、三田の飲食店を盛り上げる飲み歩き食べ歩きのイベント、三田バルなどの運営をしてきました。

今回は三田市社会福祉協議会と協働してプロジェクトを立ち上げます。


このプロジェクトで実現したいこと

三田市内の要支援者に、夏に咲くあさがおの種を配って、育ててもらい、
今は会えない要支援者と支援者との縁をつなぎとめたい。

新型コロナ禍で様々な福祉サービスが停止してしまっています。
要支援者が必要なサービスを受けるための施設で従事するボランティアの皆さんも活動ができていません。
この両者が出会えるであろう夏まで、それぞれがあさがおを育てることで、心のつながりを保ち、屋外での作業をすることで心身の健やかさを保ってもらいたいのです。

その費用と、支援者に向けたメッセージをクラウドファンディングで募ります。

プロジェクトを立ち上げた背景

三田市のボランティア団体は、従来より普段の活動内容以外にも、全国で起こる地震や水害などの災害支援も活動するなど、人に寄り添い、想いを繋ぎあうことで社会変革をもたらすボランティア精神に則った活動をおこなってきました。ですが、今般の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う環境変化は、誰しも未だ経験のない状況であり、市内のボランティア活動もほとんどが停止しています。
例えばデイサービスに来られているお話し相手のボランティアなども中止になって、デイサービスに来れない支援者も、ボランティアのメンバーもお互いに寂しく不安な日々を送っています。この目に見えない困難と社会情勢の先行き不安定な状況は、人々の生活だけでなく、人との関係、心へも影響を与えています。
また、この状況は支援を受けている人だけでなく、活動をする側へも不安を与え、今後の活動にも大きな影響と、さらには地域の福祉活動全体を後退させる可能性があります。そのため共に支え合う「地域共生社会」の実現に向けた取り組みが止まることのないよう、想いを一つにし、一丸となり取り組む実践を通して「ボランティア活動」への価値と広がり、そして誰もが「支え合う」ことの意味を感じる機会を設ける必要があります。

あさがおの種の選定理由 

①5月中旬から6月中旬が種まき時期で、誰でも育てやすく30日~60日で開花する。
*急激な自粛解消がなされないことが予想される中、花が咲く頃には自粛が緩和し、再び出会えること、笑顔になれる希望をあさがおの少しずつの生育とともに感じることができる。
②あさがおの花言葉
  「愛情」「固い絆」
種を送ってくれた人がいる。自分たちを応援してくれる人がいる。そんな気持ちが届くことで、あさがおを育てるモチベーションが生まれます。
あさがおが咲く夏には、またボランティアのみんなに会える。そんな先への希望も生まれます。
あさがおの種と、ともに支援を申し出てくださった皆さんからの応援メッセージも届けます。
今の苦境を乗り越えるために、「人とのつながり」を感じれる支援として、メッセージとあさがおを送りたいのです。


私たちの地域のご紹介

今回はボランティア・市民活動の方面から見た三田市をお伝えしましょう。兵庫県の中部に位置する三田市は、交通の便もよく、バブル期に大型の宅地造成、ニュータウン開発を行い、昭和62年から平成8年まで人口増加率が10年連続で全国第1位を記録しました。
三田市ではこれまでのまちの成長とともに多種多様な市民活動やボランティアの団体が作られ育ってきました。活動の内容も、人・環境・社会・文化・芸術・などそれぞれの目的に即した活動をがあり、市民センターや市民活動推進プラザ、ボランティアセンターなどに登録される市内の活動団体は600を超え11万人都市の規模では圧倒的な数と種類がある市民活動文化のまちとなっています。

三田市社会福祉協議会をもう少し詳しくいうと・・・
“だれもが地域で安心して、生きがいをもって生活できるまち”を目指し、住民主体の原則に基づき、地域住民・ボランティア、福祉・保健関係者、あらゆる団体・機関と協力して、地域福祉を推進するため社会福祉法第109条に位置付けられた組織(社会福祉法人)で、平成30年度に設立60周年を迎えました。
次の特色があります・・・
①住民による組織と協働を基盤としています(協議体)
②当事者・住民と地域全体の問題解決力を高め、社会に働きかけます(運動推進体)
③生活課題に対応するための事業を先駆的に開発します(事業体)

この目に見えない困難と社会情勢の先行き不安定な状況は、人々の生活だけでなく、人との関係、心へも影響を与えています。
また、この状況は支援を受けている人だけでなく、活動をする側へも不安を与え、今後の活動にも大きな影響と、さらには地域の福祉活動全体を後退させる可能性があります。そのため共に支え合う「地域共生社会」の実現に向けた取り組みが止まることのないよう、想いを一つにし、一丸となり取り組む実践を通して「ボランティア活動」への価値と広がり、そして誰もが「支え合う」ことの意味を感じる機会を設ける必要があります。

これまでの活動、思い。

三田市社会福祉協議会としての思い。
ボランティアとは、ラテン語の"voluntus"や"voluntarius"が語源であるといわれており、一般的に「奉仕」というイメージが強くありますが、本来の言葉 のもつ意味は「自発的な意志に基づいて、人や社会に貢献すること」と定義されています。
今般の新型コロナウイルスが与えた社会環境の変化は、多くの人の生活状況の不和、 孤立、孤独を生み、先行き不透明な状況に誰もが精神的、身体的不安を抱く状況を招いています。
そのため、共に地域に生きる者として支えあうことの大切さを実感するとともに、希望を抱き、今ある困難から共に立ち向かう力を養うべく、活動や立場、あらゆる垣根を 超え、ボランティア活動の原点に立ち返り、人の想いと願いをつなぐボランティア活動 の意義を改めて感じ、ボランティア活動そのものの促進を図ると共に、誰もが「地域共 生社会」の実現に向けた主体者となるきっかけとなれるよう、今回の提案を行います。

資金の使い道・実施スケジュール

あさがおの種の購入費用、ポット代、ステッカー製作費用などに使わせていただきます。
従来、小学校中学校で購入予定だったあさがおの種を花苗生産者が持ち余らせている現状もあり、それを買い取らせてもらいます。

募集期間:令和2年5月12日(火)〜6月9日(火)
リターンの発送:令和2年7月に発送開始(予定)
随時、三田市社会福祉協議会のHPにてメッセージの掲載を進めます。
今秋開催予定のボランティアまつりあるいは、まつりが中止の場合は三田市社協の社会福祉大会でいただいたメッセージと咲いたあさがおの写真を展示します。

リターンのご紹介

【応援メッセージを送るカードとオリジナルステッカー】
1,000円
お返事メッセージ・ステッカー 募集 200 口
いただいたご支援で、三田市内の要支援者にあさがおの種をお届けします。
お返しに、三田市社会福祉協議会のマスコットキャラクター、さっちゃんのオリジナルステッカーも同封します。
お返事メッセージお送りください。社会福祉協議会のHPや夏以降のイベントなどでご紹介します。

※リターンの備考欄に支援が必要な方や指定の施設などへの応援メッセージをおかきください。


【応援メッセージを送るカードとオリジナルステッカー】
3,000円
お返事メッセージ・ステッカー、募集 50 口
いただいたご支援で、環境系ボランティア団体に、鉢植えに種まき、支柱をセットし、水やりだけ で育てられるよう準備をしていただきます。そのあさがおの鉢を要支援者にお届けします。
お返しに、三田市社会福祉協議会のマスコットキャラクター、さっちゃんのオリジナルステッカーも同封します。

※リターンの備考欄に支援が必要な方や指定の施設などへの応援メッセージをおかきください。

【応援メッセージを送るカードとオリジナルステッカー&ちめいどの応援ソング】
5,000円
お返事メッセージ・ステッカー、ちめいどのオリジナルソング 募集 50 口
お返しに、三田市社会福祉協議会のマスコットキャラクター、さっちゃんのオリジナルステッカーも同封します。
メッセージとともにお送りください。社会福祉協議会のHPや夏以降のイベントなどでご紹介します。
兄弟メッセージデュオ「ちめいど」によるあさがおプロジェクトオリジナルソングをお届けします。
CDに関しての著作権含む全ての権利はちめいどにあり、複製、転売、改変などの行為を禁止致します。

※リターンの備考欄に支援が必要な方や指定の施設などへの応援メッセージをおかきください。

ちめいど

【ちめいど】 ゆうすけ / たかひろ兵庫県伊丹生まれ丹波篠山育ちの兄弟メッセージデュオ。
2006年フジテレビめざましどようび主題歌全国オーディション優勝によりWarner Music Japanからメジャーデビュー。
生きることの素晴らしさ、生命の大切さ、人生の応援歌を歌うそのスタイル・メッセージ性から、学校や地域からの出演依頼も多く、 人権学習としての講演、また多分野にわたるテーマソング作成や、教材CDへの楽曲提供を行うなど、今、教育分野からの期待も熱い二人。

最後に

会いたくても会えない。支援したくても出来ない。本来するべき役割を果たせない長い自粛期間が続き要支援者も支援者も不安と寂しさを味わっています。
また自粛要請が解けてもこれまでのような多くの人と集まることは介護・介助の現場では難しいと思います。ひとりひとりの笑顔を取り戻すためのあさがおプロジェクトをどうかご支援しただきたい。
鮮やかなあさがおを夏に咲かせるために、あさがおで笑顔を咲かせるためにご支援ください。

三田の梅さん
https://sandanoumesan.com/

三田市社会福祉協議会
https://www.facebook.com/sanda.shakyo.page/

三田市ボランティア活動センター
http://www.sanda-shakyo.or.jp/area/volun_center.html

ちめいど
http://www.chimeido.com/


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/09/22 16:51

    あさがおプロジェクトにご支援いただいた皆さまに、リターンとしてご用意したサンクスカード、ステッカー、そしてちめいどによるテーマングCDをお送りさせていただきました。ご支援していただいたおかげで、たくさんの方々、施設へ朝顔の種や苗を届けることが出来ました。そしてその多くが鮮やかな花を咲かせること...

  • 2020/09/04 16:39

    現在、三田市総合福祉保健センターでボランティウィークスを開催しています。さまざまな形のボランティアグループや活動の紹介をパネル展示しています。その中でも、今夏チャレンジしたクラウドファンディングからの朝顔を届ける今回のプロジェクトもそれぞれの方からの写真を集めて紹介してます。ボランティウィーク...

  • 2020/08/19 17:36

    さんだ社協だより8月号にて、あさがおをお届けした先の様子を掲載しました。ご支援いただいたみなさまへお礼をお待たせしておりますが、長引くコロナ禍の影響に比例するかのように、今年は長梅雨となり、あさがおが中々咲かず・・・予定より遅れていますが、ようやく「咲きだしました!」の声がお礼のメッセージカー...

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