新型コロナウイルスは日本で猛威を振るっています。しかしその影響は「世界中」に広がっています。フィリピン・セブはリゾート地として有名で訪れたことがある人、訪れたい人が沢山いるのではないでしょうか。高い経済成長を続けてきたフィリピンですが、国内人口の21.6%、約2300万人が 1日に100円以下で生活しています。(厚生労働省, 2018)

日本とは違った環境下で毎日、明日を迎えられるか不安を抱えながら懸命に生きている人がいます。わたし達は少しでも希望も持って頂けるようにフィリピン セブ・マクタン島の低所得層コミュニティに住む女性と乳児に緊急物資支援を行います。少しでも多くの物資を、1人でも多くの人々に。

今、セブ・マクタン島の低所得層コミュニティに住む人たちが、明日を生きることができるかどうか、危機に直面しています。支援地では、ロックダウンが4/30までであったものが、無期限に延長されており、いつまで続くか分からない状況です。インバウンド事業が盛んなセブでは、多くの人が職を失い、十分な蓄えがない中で生活せざるを得ない状況も生まれています。

シングルマザー達の多い支援地では、大きな影響を受けているのは女性乳児です。

乳児は、母乳で栄養を摂取します。しかし、低所得層コミュニティでは母親の栄養状態がよくない場合も多く、マルチビタミンなど栄養補助食品が必要です。また、乳児用のおむつがないと衛生的にもよくなく、コロナウイルス以外の感染症のリスクも高まります。

これらがなくなってしまえば、乳児の健康と成長にも影響が出てきます。また、女性も生理用品がないと不衛生な状況が続き、健康被害が出てくる可能性があります。


これらのことから、わたし達は栄養補助食品※、おむつ生理用品をいち早く現地に持っていく必要があると考えました。

※フィリピンの法令により、母乳提供推奨の観点から乳幼児に対する粉ミルクの無償提供が禁止されていることを鑑み、栄養補助食品を提供します。


日本でもコロナウイルスが猛威を振るう中、わたし達が出来ることは限られています。

まずは自分自身を守ること。自分の大切な人を守ること。そして、誰かの大切な人を守ることです。

同じ女性やこれからたくさんの可能性を持つ赤ちゃんの将来を少しでも希望のあるものにしたい。このコロナウイルスが終息した時には、一緒に顔を合わせて笑いあいたい。

あなたの少しの気持ちが誰かの明日を作ることが出来ます

今、わたし達ができるのは、このクラウドファンディングです。


Outline

1.自己紹介

2.セブマクタン島の現状

3.何を、セブに暮らす人たちに届けたいのか

4.ご支援金の使い道と計画


1.自己紹介

はじめまして。関西学院大学総合政策学部の梶谷真央と衣川知里です。

わたし達は関西学院大学アカデミックコモンズ・プロジェクトでフィリピン・セブへの支援活動を行っています。梶谷は開発途上国支援団体Switch My Angleの代表として、フェアトレードアクセサリーの製作・販売活動を行っています。衣川は発展途上国衛生支援団体Heroine Powerの代表として性教育を受けていない男女の子どもたちに生理と衛生に関する知識を伝える活動を行っています。

現地NPO法人Cebu Wish(文末に説明があります)にインターンとして、年に数回訪問していて、今回支援を行う地域にも実際に足を運び、食事の提供など活動にも参加しています。

今回はその現地NPO法人CebuWishと共同でこの支援を行います。

現地NPO法人CebuWishの公式Facebookアカウントはこちら→https://m.facebook.com/mactancebu/


フィリピンの低所得層コミュニティに訪れた時、わたし達が思い描いていたような貧困問題とはかけ離れた現実がありました。会う人みんな「Hello! Hi!」と明るく迎えてくれて、笑顔の溢れる生活を送っていました。

しかし、低所得層コミュニティで生活している未就学児は英語を話せない子どもが多い中、「give me money」という言葉は知っています。彼らが生きていく上で必要な言葉だからです。

低所得層コミュニティ訪問を通じて、”今を生きる為に必要なお金が足りない”という事実を改めて感じました。

幸せかどうかは、誰かが測れるものではありません。

お金がないと必ず不幸な訳でもありません。

お金があれば必ず幸せに暮らせる訳でもありません。

自分の幸せや、貧困問題について沢山考えさせてくれました。だからこそ、わたし達はこの地域に住んでいるシングルマザー達や子ども達の為に必要としているものを得られる機会を作りたいと思いました。

そのような思いを持って、外に働きに出るのが難しいシングルマザー達と共同でアクセサリー企画・制作・販売を行っています。低所得層コミュニティに住むシングルマザー達に収入を得られる機会を作る。また、商品を通して少しでも多くの人に貧困問題や、自身の消費の選択のについて考えてもらう機会を作る。両方の機会を作ることで、一人ひとりがみんなに優しく生きていける為の選択肢を作っていきたいと思っています。そして現在、その活動さえも出来ない状況に陥っています。

一人でも多くの人が希望を持って明日を迎えられるように。それが今のわたし達の思いです。


2.セブ・マクタン島の現状

2020年5月現在世界中で流行しているコロナウイルスはセブ州においても猛威をふるっています。現在はロックダウンが行われており、法的に24時間外出が制限されています。

また、このロックダウンは支援地域では4/30までだったものが無期限に延長されているのが現状であり、いつまで続くかわからない状況です。

そんな中政府が現地の方へ行う食料補助はほとんどがお米の配給。他の生活必需品は配給がまったくありません。

さらにこのロックダウンによって非正規雇用として働いていた方はもちろん正規雇用者も次々と職を失っています。そのため、ロックダウンが終わったとしても仕事がない方がたくさん出てくることが想定されます。日々の生活だけで精一杯の状況で十分な貯蓄ができていない世帯が多いため、安心して暮らすことができません。


3.何を、セブに暮らす人たちに届けたいのか

ロックダウンがいつまで続くかわからず、生活必需品を入手できないこの状況から、現地には先が見えず不安を抱えている方もたくさんいらっしゃいます。

特にその影響が大きいのは乳児女性です。

乳児は栄養補助食品や紙おむつがないと生きていけません。栄養補助食品がないとおなかをすかせたり栄養失調になってしまう可能性があり、おむつもないと衛生的な対処ができなくなってしまいます。それらがなくなってしまえば、乳児の健康と成長にも影響が出てきます。

また、女性も生理用品がないと清潔な対処ができなくなってきます。ナプキンを使用できずに不衛生な状況が続くと健康にも被害が出てくる可能性があります。

これらのことから、わたし達は栄養補助食品おむつ生理用品をいち早く現地に持っていく必要があると考えました。

4. 皆さんのご支援の使い道と計画

いつ:

 ~6月下旬 ご支援金の募集期間

 6月下旬 送金と支援物資の確保

 7月上旬 支援物資の配布※2※3

 ※2 5月10日現在、マクタン島では「強化されたコミュニティ隔離政策」が施行されています。この政策が解除されないないと、物資の配布ができません。従って、政策の施行状況を逐次確認しながら配布時期を決定します。

 ※3  5月16日より、一般的なコミュニティ隔離政策に移行しましたが、依然として市民の外出およびNPO等の活動は制限されています。


どこに:

 セブ・マクタン島    

 555世帯の内シングルマザーと乳幼児のいる家庭約300世帯


何をどれくらい:

 1世帯当たり日本円で1500円程度 

 内訳

 ・紙おむつ(1週間分※4) 約800円

 ・栄養補助食品(マルチビタミン、オートミール等)(1週間分※4) 約600円

※フィリピンの法令により、母乳提供推奨の観点から乳幼児に対する粉ミルクの無償提供が禁止されていることを鑑み、栄養補助食品を提供します。

  ・生理用品(1週間分※4) 約200円


どのように:

 現地NPO法人Cebu Wishはマスクや防護服を着用するなどして安全面に配慮しながら配布します。


※4 これは1週間分の支援物資でしかなく、実際にはコロナウイルスによってもたらされた影響は1週間で改善しないでしょう。ですので、より多くの方に、より充実した支援を行うため、達成後も多くの支援をいただきたいと思っています。

・All in で得られた額に応じて現地支援を行います。


ーおわりにー

コロナウイルスの猛威によって生活・人生が変わってしまっている方は、国内だけでなく世界中にいらっしゃいます。

そんな中、今のわたし達にできることは、縁あって関わることができたセブの低所得層コミュニティの未来を少しでもよくする事だと思い、このクラウドファンディングをはじめました。

皆さんの周りに困っている方がいれば助けたいと感じるように、わたし達のこれまでの活動を助け、明るく支えてくれたセブの人たちに恩返しをする時だと思いました。

同じ女性やこれからたくさんの可能性を持つ赤ちゃんの将来を少しでも希望のあるものにしたい。このコロナウイルスが終息した時には、一緒に顔を合わせて笑いあいたい。

今、セブの人たちのためにわたし達にできること、わたし達にしかできないことは、このクラウドファンディングです。少しでも多くの人に私たちの想いが届き、一緒にセブの女性や子どもたちのためのプロジェクトに参加してくださると嬉しいです。

NPO法人Cebu Wish

1991年より約30年に渡りフィリピン・セブにて貧困家庭とそこに住む子ども達に支援を行っています。

フィリピンの法律の下、正規登録されたNPO法人で、フィリピン・セブを拠点に活動しています。主にスラム街に住む貧困層への支援活動を行っています。活動内容は①子ども達の支援②コミュニティの支援③被災地支援④フェアトレード商品の企画・製作・販売

①子ども達の支援では、学校で必要とする靴や教科書・制服などの物資支援や奨学金を給付するなどの支援を行っています。学校にいけない子ども達を金銭面で支援するという目的だけではなく、将来自立できるように支援することで、貧困の連鎖を生まないように活動しています。

②コミュニティの支援では、ご飯の炊き出しを行ったり、海岸部の掃除をしたりなど、低所得層コミュニティで生活をしている人へ平等に生活をしやすい基盤を作っています。

③被災地支援では、2012年の超大型台風ヨランダ(国際名:ハイエン)で被災したレイテ島の緊急支援を行いました。また、2018年3月にセブ・マクタン島のニューパラダイス地区での火災発生後に防災を目的とした生活道路建設、教会の再建に取り組みました。

④フェアトレード商品の企画・製作・販売では、貧困家庭の人々への手工芸品の指導を通し、技術を身につけることと、販売を通して経済的支援を行うことを目的としています。


引用元:厚生労働省の「2018年海外情勢報告」による






  • 2020/08/01 12:02

    こんにちは。関西学院大学総合政策学部2年の衣川知里です。本日も現地の現状について報告いたします。フィリピン政府は、8月1日から15日までのフィリピン各地におけるコミュニティ隔離措置を変更することを発表しました。フィリピンの一部地域では修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)となり生...

  • 2020/07/24 18:16

    こんにちは。関西学院大学総合政策学部の衣川知里です。今週も前回に引き続き現地の様子と支援物資調達の進捗状況を報告していきます。ー現地の様子ーセブ市内の21のバランガイが数日前から地区ごとにロックダウンとなりました。また、昨夜大統領が、月末までに感染者が85000人を越えたら、マニラをMECQに...

  • 2020/07/14 22:11

    こんばんは。関西学院大学総合政策学部の衣川知里です。今週は現地の様子と支援物資調達の進捗状況を報告していきます。ー現地の様子ーセブ市は新たに5つのバランガイ(最小行政地区)をロックダウンすると発表しました。ここに住む多くの住民は貧困層で写真の通りマスクをすることも無く外出禁止の子供やシニアも全...

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