コロナ禍は私たちの生活に多大な影響を及ぼしました。こんな状況だからこそスポーツの力で街を元気にしたい。運動不足や精神的ストレスを解消したい。私たちにしかできない地域貢献の形があるのではないか。そんな想いでプロジェクトを立ち上げました。いわきFCの健康増進プロジェクトの継続にご協力をお願いします。

プロジェクト本文


■「いわきFC」そして「いわきスポーツクラブ」について

いわきFCは、JFL(日本フットボールリーグ)で戦うサッカークラブです。東日本大震災をきっかけとして2016年に誕生。福島県社会人2部リーグからスタートして毎年カテゴリーを上げ、昨年は「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019」で優勝。JFLへの昇格を果たしました。徹底したフィジカルトレーニングで鍛え上げた身体を武器に90分間ノンストップで走り続ける「魂の息吹くフットボール」で、ホームタウンのいわき市と双葉郡を中心に、多くの方々の支持をいただいております。

私たちいわきスポーツクラブは、いわきFCの運営母体ですが、目指すゴールはJリーグへの昇格ではありません。スポーツを通じて社会価値を創造し、震災で被害を受けた地域を復興から成長へと押し上げる。そして、スポーツによる地域創生モデルを創り上げ、日本全体を元気にする。これが、私たちが目指す真のゴールです。

そのため、活動はサッカークラブの運営にとどまりません。私たちはスポーツの楽しさを伝え、地域の子ども全体の体力・運動能力向上に貢献するために実施している運動教室(いわきスポーツアスレチックアカデミー)や、いわき市と連携した市民の健康づくりプログラムの実施など、様々な活動に挑戦してきました。


■福島県が抱える深刻な健康課題

私たちが上記の活動を行う背景には、県の大きな課題があります。福島県は2011年の東日本大震災により、大きな被害を受けました。その結果、福島県には、以下①~③のような深刻な健康課題が生じました。

中でも、私たちの活動拠点である浜通り地域(福島県いわき市、双葉郡)は、原発事故に伴う健康被害などの不安などから、生活環境や生活習慣に大きな変化が見られ、震災後の生活習慣病、メタボリック症候群等健康指標の悪化が顕著です。

いわきFCのホームタウン

①肥満児傾向が全国平均以上

2019年度の福島県の「肥満傾向にある子ども」の割合は5~17歳の全年齢で全国平均を上回りました。13歳では全国でワースト1位となっております。これは今に始まったことではなく、震災前から全国平均より肥満傾向児の出現率が高い傾向にあり、さらに、原発事故直後に子どもの外遊びが制限された影響などで肥満傾向児の割合が急増しました。一時は5~9歳で全国ワースト1位となったこともあります。その頃から比べると改善傾向も見られますが、いまだ全国平均を超えているのが現状です。

②子どもの体力テスト結果が全国平均以下

さらに、全国体力テスト・運動能力テストの結果においても、全国平均と比較し県内の子どもの平均が多くの年代で下回り、中でも浜通り地域は点数が低い傾向にあります。(データ引用:福島民友新聞より)

これらの傾向は震災以降、外遊びの制限など子どもの遊ぶ場所、運動する時間が著しく減少したことに起因すると言われており、子どもの体力向上肥満傾向の改善は急務と言えます。

③メタボリック症候群の割合が全国ワースト4位

また、こうした福島県の抱える健康課題は子どもだけではありません。メタボリック症候群の方の割合が全国ワースト4位。2型糖尿病や脂質異常症、高血圧疾患、心筋梗塞等の医療受診率が県内において浜通り地域(いわき市、相双地区)は高い数値であることが分かっています。


これらの課題を解決すべく、私たちは「運動」「食事」「医療」の3つの側面で、いわきFCが持つノウハウを生かし、地域住民の皆様や子どもたちの健康にアプローチしております。具体的には、

・子どもの遊ぶ場所、運動する機会を創出し、身体を動かす楽しさを伝える活動の実施、継続

・プロスポーツチームとして地域住民の健康づくりに貢献できるプログラムの実施、継続

などです。そして、これらの活動の多くは無償で行っております。


①地域の子どもたちの体力向上と肥満傾向の解消

運動の楽しさを伝え、スポーツ万能型の子どもを育成する
いわきスポーツアスレチックアカデミー

選手がコーチとなり
地域の幼稚園、保育園を訪問し運動教室を実施
育成年代アスリートが
自分の身体を知るための "i-project"

②メタボリック症候群など生活習慣病予防や健康指導

走り方を教えるランニングクリニック

フィールドを活用したヨガレッスン

いわきFCのトレーニングメソッドを活かした
サーキットトレーニングプログラム

高齢者向け運動教室

地域住民への健康づくりプログラムの提供


③地域医療への貢献

いわきFCパーク内のクリニックでは
チームドクターが院長を務めプロのスポーツ医師による
診察や休日夜間の往診で地域医療に貢献

そして現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、地域の皆さんに運動する場所や気晴らしの機会を提供できればと、少しずつ"今できること"に取り組んでいます。

フィールドを開放し「三密」を避けて
実施しているドライブイントレーニング


コロナ禍は私たちの活動にも多大な影響を及ぼしました。TOPチームの試合がなかなか開催できず、活動拠点のいわきFCパークも政府の緊急事態宣言を受け休業を余儀なくされました。(6月上旬より徐々に営業再開)そして、これまで行ってきた健康増進活動についても一部を休止させるをえない状況に直面しております。

今、多くの人が外出自粛や生活様式の変容により、運動不足や精神的ストレスなどの悩みを抱えています。ウイルスと共生せざるを得ない新しい生活様式の中で、身体を動かす機会が減ってしまうことで、震災後の健康課題は解決されぬまま持ち越されてしまいます。

私たちはこの状況下においても、"今できること"を続けたい。これまで続けてきた健康課題への取り組みを、今できる方法で継続したいと考えております。今回のプロジェクトを通じて、少しでも多くの方が私たちの活動を応援していただけると幸いです。


本プロジェクトで集まった資金は、各プログラム実施のための費用として使います。
具体的には関わる活動の人件費、旅費交通費、環境整備費(オンライン等)、広報費、備品代、参加者の保険料、プロジェクト手数料に活用いたします。


・7月31日 締切
・8月1日〜 順次リターン発送

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


いわきスポーツクラブ 代表取締役 大倉智

「スポーツによって生まれる感動や地域へのロイヤリティを『収益化すること』。得た収益を未来の子どもたち、指導者の環境改善に『再投資すること』。つまり『スポーツを産業化する』ということ。いわきFCが“人づくり”、“まちづくり”の好循環を生み出し、市民からも市外からも“選ばれるまち”となるよう貢献したい。子どもたちの好奇心を駆り立てる存在となるように、誰もが我が街いわきを誇れるように、強い信念と揺るぎない覚悟で進んでまいります」いわきFCを立ち上げる時にこう誓いました。

この"コロナ禍"において、あらゆる興行が実施できない今、多くの人が苦しんでいます。私たちも、試合の開催ができない状況が続き、いわきFCパークを拠点に続けていた地域の活動やアカデミーの活動など、今まで続けていたものを自粛せざるを得ない状況が続いています。それでもスタッフとともに知恵を絞りながら、今できることを企画し、実施していきます。困難な状況に直面をしていますが、クラブを立ち上げる時に誓ったように、私たちは戦い続けます。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。


地域の皆様が「健康」で「我がまちを誇れる」ように。コロナ禍でも私たちは挑戦し続けます。皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。


株式会社いわきスポーツクラブ

2015年12月、東日本大震災で被災した福島県いわき市・双葉郡の復興に寄与し「スポーツを通じて社会価値を創造する」ことをビジョンに掲げて設立。サッカークラブ「いわきFC」の運営事業のほか、スポーツ教室運営事業、スポーツ施設運営事業、コンテンツ販売事業等を行う。2017年には日本初の商業施設併設型クラブハウスを開業。2019年、全国地域チャンピオンズリーグを制し、2020年シーズンからJFLへ参入。

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