神戸で保護された ノラ猫の小虎(ことら)を、神奈川にて里親としてお迎えして一ヶ月。猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症し、早ければ数週間、長くても2、3ヶ月の内に99%亡くなると告げられました。唯一、命を助けることができる新薬がありますが、日本では未承認のため高額です。どうかお力添えをお願いします。

プロジェクト本文

【ご挨拶と、このプロジェクトについて】

はじめまして、小虎(ことら)の飼い主の藤井です。

このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

私達は、神奈川県に夫婦ふたりで住んでいますが、神戸でノラ猫の保護活動をされている方とご縁があり、2月に2歳の黒猫の黒丸(くろまる)、3月に8ヶ月のキジトラ猫の小虎(ことら)を里親としてお迎えしました。このプロジェクトは、小虎が発症してしまった病気の治療費に関するお願いとなります。
いつも一緒の黒丸と小虎

小虎の里親になってから一ヶ月後、発症後の致死率がほぼ100%という、FIP(猫伝染性腹膜炎)であるとの診断を受けました。早ければ数週間で亡くなると告げられ、信じたくない一心でしたが、発熱に黄疸、貧血の症状が出ていたことからそれが現実と受け入れざるを得ませんでした。

しかし幸運なことに、唯一、MUTIANという新薬であれば回復が見込めるという情報を掴みました。84日間欠かさず薬を投与し続ける必要がありますが、日本では未承認で高価な薬となっており、薬代だけでも100万円以上が必要となります。

ノラ猫として生まれ、やっと安心できる場所を見つけた、まだ子猫の小虎です。この子の明日をつなぐために、どうかお力添えいただけないでしょうか。


【小虎の生い立ちと、新薬にたどり着くまで】

小虎は昨年の夏の終わりに、神戸でノラ猫として生まれました。生後5ヶ月の頃に保護され、京都にて里親が決まるまでの時間を過ごします。一度、トライアルをしたものの、先住猫と相性が悪く断念……。


一時保護先に出戻りし、ここで黒丸と出会います。もともと私達は黒丸の里親になることは決定していたのですが、黒丸と小虎の仲睦まじい様子を見て、一緒に家族になってもらうことを決めました。


京都から神奈川に来てもらったものの、小虎は黒丸にべったりで、人間には人見知りしている様子。やっと少しずつ心を開いてくれるようになってきたと感じていた矢先、食欲があまりなさそうだったため、病院につれていきました。


動物病院での診断はFIP(猫伝染性腹膜炎)


FIPは、猫コロナというウィルスが劇症化してなる病気で、免疫が暴走してしまう。基本的には対症療法しかできず、早ければ1週間、多くはひと月ほどで亡くなる。根本的な治療方法はない。現在は高熱、黄疸、貧血、腎臓の膨張、腹水などの症状があり非常にしんどい状態だろうとのお話でした。

あと一ヶ月以内にお別れなの? まだ8ヶ月しか生きてないのに? ノラ猫生活を乗り越えて、はるばる神奈川まで来て家族を見つけたのに? 目の前が真っ暗になりました。

そんなとき、親戚がMUTIANという新薬で回復している猫ちゃんがいると教えてくれました。調べてみると、MUTIANは日本でFIPを治療することができる唯一のお薬で、日本で6箇所しか取り扱い病院がないが、その一つがぎりぎり通える距離にあることが分かりました。

治療法がないとまで言われた小虎と、もしかしたらこの先も一緒にいられるかもしれない。
こんなにかわいい小虎の一生を、出会ったばかりで、しかもこんな形で終わらせたくない。




【治ります。でも……】
5月9日 投薬治療開始5月9日 治療を決心した日

翌日、藁にもすがる気持ちで協力病院に向かいました。

やはり、FIPであろうこと、そして、FIPだった場合にはMUTIANで治療すれば症状が改善する可能性はあり、健康な状態に戻った例も多くある。治療方法は毎日同じ時間に、84日間薬を飲み続けること。

昨日の絶望から信じられないような嬉しいご説明をいただけました。

しかし問題もありました。
MUTIANは、昨年できたばかりの薬で日本ではまだ承認されておらず、流通が少なく、薬代がとても高額なのです。

必要な薬の量は体重に比例するのですが、病気で痩せてしまった小虎の体重でも、一日8,400円(5月9日時点 2.7kg時)の薬代がかかります。元気になってきて体重が増えればそれだけ、金額も上がることになるのです。また、元気になってきたからといって、途中で薬をやめることはできず、規定の期間飲み続ける必要があります。先生の見立てでは薬代だけで、最低でも100万円はお金が必要だろうとのお話でした。


治療しますか?と質問する先生。


一般的な共働き家庭で、100万円という大金をぽんとだすことはできません。でも、治療しなければ、最悪一週間後にはこの子はいないかもしれない。 

治療をしないという選択肢はありませんでした。 せっかく縁あって家族になることができたのだから、小虎と、黒丸と、この先何年も、一緒に過ごしていける選択をしよう。そう決めました。

5月9日、小虎の治療がスタートしたのでした。


【プロジェクトを始めた理由】

最初の診療の翌日には治療をスタートできたものの、治療には薬代以外にも検査費用もかかることから、費用面では大きな不安がありました。

そんなときに、MUTIANについて教えてくれた親戚が、クラウドファンディングでFIP治療への支援を募ってはどうかと勧めてくれました。MUTIANを知ったのも、クラウドファンディングの募集がきっかけだったのです。

本来飼い主の責任で治療すべきところ大変心苦しいのですが、 お力添えいただける方がいらっしゃれば大変ありがたいと考え、プロジェクトを始めさせていただきました。


【これまでの活動】

・発症から治療の経緯

5月7日 少し前から、おやつを食べ残すようになり、3週間ほど前と比較して体重が増えておらず、成長期にしてはおかしいと気付く。今思えば元気がなかったような気も……。

5月8日 一日ご飯を食べていないことを確認し、最寄りのかかりつけ獣医に。FIPだと思われると診断を受け、点滴とステロイドの処方を受ける。

5月9日 MUTIAN処方可能な動物病院へ。やはりFIP、しかも薬代が多くかかる混合(ハイブリッド)タイプであるとの診断結果に。幸い初期の可能性が高く、MUTIANをしっかり飲めば再発リスクもかなり低いとのこと。FIPの確定診断に向けた検査をお願いし、この日から投薬治療開始。(体重2.7kg 投薬量350mg)
5月9日 診療明細書1枚目

5月9日 診療明細書2枚目5月10日 投薬翌日から薬の効きが見て取れ、少し食欲が出る。
※通常は3日位で効果が見られるとのことでしたので、初期だったために早く元気になったのかもしれません。

5月16日 通院日。検査結果は陽性。FIPだと確定診断を受ける。薬の効き目がかなり出てきて、黒丸と遊ぶように。 体重2.9kgになり、投薬量400mgに増加。
5月16日 診断結果

5月16日 診療明細書5月24日 順調に体重増加し、3.3kgに。それに合わせ投薬量450mgに増加。

6月6日 通院日。投薬開始から1ヶ月経過。採血の結果、経過は良好だが薬の副作用で肝臓へ軽度の負担が見られるため肝臓の薬が追加される。詳細な検査結果は後日連絡いただくことに。
6月6日 診療明細書
6月7日 体重3.7kgになる。投薬量500mgに増加。

6月11日 6月6日通院時の検査結果連絡あり、前回血液から出ていたコロナ反応は今回は出ていなかったこと、炎症マーカーも基準範囲内であるため順調とのこと。

6月17日 体重4.1kgになる。投薬量550mgに増加。


【資金の使い道】

皆様にご支援いただいた資金は、MUTIANの購入費用に充てさせていただきます。
目標金額はクラウドファンディング掲載手数料・決済手数料との合計です。

・薬品代(1回/日×83日分):100万円
(1日目の薬品代は動物病院にて処方いただき、診察料と分けられなかったため計算外としています)

・CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:17万円

※薬品代の算出方法
体重1kgにつきMUTIAN130mgが必要で、2.7kgから4.5kgに増加するものとして計算。

・1日平均 約12,400円*83日分=約103万円

一日の薬代は体重に比例し増加します。治療開始時点で体重が2.7kgでしたが、小虎の年齢・体型から、治療が完了するまでに回復と成長によって4.5kgにはなるだろうとの獣医師の仮定に基づき、一日の薬代の平均を算出し、上記の内訳としました。

体重は当初の見込みより早く増えており、薬品代が予想を上回ることはほぼ確実なのですが、不確定要素も多いため、上記のうち100万円について支援をお願いしたく考えております。

また、万が一、目標額以上のご支援をいただけた場合、野良猫の保護活動をしている団体へ寄附させていただきます。


【最後に】

ここまでお読みいただいてありがとうございます。
神戸のノラ猫から京都、そして神奈川までやってきてくれた小虎です。一時はやせ細ってしまいましたが、毎日お薬を続けることで身体もしっかりし、子猫らしくじゃれつく姿もみられるようになってきました。この先も小虎が元気に過ごせるように、どうか応援、ご支援いただけたら幸いです。

よろしくお願いいたします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


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