今現在南インドのゴア州にてインド全土ロックダウンの為何処へも行けず早3ヶ月、東京浅草のオーガニックカフェを閉めて2年がかりで準備し今年からヒマラヤ、バシストにて始める予定だった畑レストラン兼家にも帰れず途方に暮れる夫婦とお腹の赤ちゃんのお話しです。

はじめまして、僕の名前は佐久本新之介、妻のさなみとお腹の子は(さん)と申します。

インドで臨月が近い妻とロックダウンに巻き込まれてしまい3ヶ月延長して様子を見てきました。

なんとか帰って言葉の通じる安全な日本で出産をと思い大使館、領事館にも相談してきましたが

何度も他国や日本の航空会社の飛行機を予約しましたがキャンセルで飛行機が飛ばず、毎度のキャンセルや待ちでもう出産間近まで来てしまいました。

ごくたまに出る臨時便も法外な値段と遠すぎる空港、主要都市の感染拡大の中妊婦と共に移動する難しさ、万が一移動中コロナにかかってしまった後の赤ちゃんの影響なども考え感染者が0になっていたゴアでそのまま残るしかなかった。

日本は幸いな事に赤ちゃんが産まれると国から保険や補償でお金が40万円くらい出る凄いラッキーな国です。本当ならばその補償でインドで出産するとお釣りが帰るくらいです。

しかし僕らは住民票を抜いてインドに移住した後妊娠が分かったため日本に戻って住所を戻さない限り何の補償もありません。今回のコロナの給付金も何もかもです。

正直帰るつもりだったので本当に今回は厳しい試練です。


少し自己紹介を…

ここまで僕らは2年かけてインドと日本を往復してヒマラヤで世界の観光客に美味しい日本食を食べてもらえる居心地のいいレストランを作ろうと夫婦で動いてきました。

日本から200キロ分の段ボールは郵便で送り、別で150キロ以上の荷物をヒマラヤまで自力で運びました。

食器も調理器具も日本でのものを少しづつですが持って来ました

昨年秋に四国にて宮大工もされる義父にもインド、バシストまで来て頂き住む部屋や縁側や鳥居、神棚など無垢の木材にこだわり一緒に創ってきましたが、最後電気工事を残したまま冬の大雪の為南のゴアで春を待っていたところ世界中が混乱してしまい戻れず

このままでは安心して赤ちゃんも迎えてあげれず、すぐ資金も底をつきこれまで進めてきたプロジェクトも途中で日本に帰ることに。

日本に今更戻っても医療は混乱でただでさえ病院を探すのは困難すぎる中、臨月の妊婦を受け入れてもらえるか不安ならば、赤ちゃんの為に安心安全な場所にいるのがいいと妻が選んだゴアで赤ちゃんを産ませてあげたい。

そして出産やロックダウン後落ち着いてヒマラヤに戻り手直しを進めて世界中の旅人が安心してゆっくり出来る居場所を作りたい。縁側でヒマラヤ見ながらゆっくり日本茶が飲めるなんて幸せじゃないでしょうか?

自分の力だけでは今後どうにもいかない状況だと思い助けて頂きたく今回応募しました。

日本では東京でバーやスペインバルなどレストラン創りを20代前半からやって来ましたが日本の外食産業の安全性や健康に疑問を感じ、休みを使い旅をしてその土地の食材を使った料理を作る中で水の大切さに気づきました。

震災後、関東を離れ田舎に移住して農家を始めた人や自然と生きる多くの友人達と出会い知識をもらい、何か東京で出来ないかと模索していた所、縁があり浅草でオーガニックカレーのカフェを運営していました。

友人が作るお塩を使いインドからスパイス直送でお米は自然栽培の玄米、お野菜は全国から無農薬野菜を仕入れ他には無い本当に美味しくて美しいカレーを創ってました。

その時は立地もあり、運良くるるぶなどの全国誌やテレビの撮影などでも使ってもらえました。

しかし華やかな東京で、自分が思い理想とする自然と共に生きるご飯屋さんをするのは難しかったです。何よりコストが…





今後どうしようか悩んでいた所妻と行った3週間の新婚旅行で2人でインドの虜になってしまいました。

都市とは違い静かな人々、音、空気、景色、温泉、生きる全てが心地良くて他にも移動するはずがヒマラヤで動けなくなってしまいました。

毎日神棚で2時間お祈りを捧げてから農作業をする長老方がいっぱいの村での生活、なんて美しい生き方なんだろうと心震えました。


戻って店を渡し、家や保険を解約して身軽にし、バックに積載量パンパンに詰めた調理道具や食器キッチンアイテムを握りしめインドに戻りました。

日本に戻って2ヶ月半でインドに戻ってました。

そこから物件を探して、値段交渉して、木材を買って乾燥させて、道具を一個一個買って…

ホームセンターすら無いインドでは毎日が冒険でした。

ここまで2年間一生懸命動きなんとか形になって来ましたがまだあと少し力が足りません。
あとちょっとで見た事ない本当に凄い場所が出来るんです!!

資金の使い道

ゴア滞在費…20万円

来年4月以降のレストラン兼家兼宿を借りる為の家賃1年分…45万円

ヒマラヤ工事費…25万円

インド日本移動費用…20万円

ビザ申請など諸経費…10万円

リターンの経費…30万円

クラウドファンディング手数料

主に必要な資金の予定です。

赤ちゃんの出産は出来る限り安全で自然な分娩をと、何百回も水中出産でお手伝いをしているドイツ人医師とゴアで有名なインド人医師の協力のもと水中出産を予定しております。

映像を録画していずれYouTubeなどで公開出来ればと思ってます。



リターンについて

皆さんのご支援に感謝し、心のこもった出来る限りのリターンをと思っています。

まず初めに値段は関係なく赤ちゃんが産まれたらご支援頂いた方全員に3人の感謝の写真レターをインドから送らせてもらおうと思ってます。

この支援の中で産まれる赤ちゃんだからみんなの赤ちゃんでもあるからです。

1番の目玉はヒマラヤの木造の部屋で生活出来るプランです。

部屋を1年好きに使っていいリターン創ろうと思います。

住むのは僕らの上の階なので景色がいい場所で安全に過ごせます。

他にも愛と知恵と癒しをテーマに個性豊かなリターンを企画してます。



今回こうゆうリターンにした理由は、世界やインド中がロックダウンで大変なのを見て聞いて体験してきて自分に何か出来ないかと思ったから動きました。
今回をきっかけに人とより濃くつながる未来が創れると信じてます。
人には希望が必要です。


インドのヨガのお陰で僕らはたまたま東京で出会い、一緒にインドに行き結婚し
人生で夢だった赤ちゃんが産まれます。
今まで出会った方々への感謝の証で色々なリターンが出来ました。

実施スケジュール

2020年10月より内容によりますがリターンを開始します。

体験型や宿泊型のリターンは来年4月よりスタートします。

いきなりは怖いので予約はしてください。

日本でのリターン内容は帰国の日取りが決まり次第ご連絡して打ち合わせが出来ればと思います。

妻の出産後2~3ヶ月身体を癒して山に帰れればと思います。

ビザの延長次第ですが、早くて今年の9月ごろヒマラヤに戻れればと思ってます。その後工事を行い、年末日本に戻り、ヒマラヤでお店が出来るビザを日本で取得後、来年春にインドに戻ろうと思ってます。

来年春からレストランをやる予定で動きます。

ヒマラヤのシーズンは4月~10月が動きやすいのでその間が良いです。

10月以降は人が少なく過酷な分雪景色が♡

宿リターンは僕らがヒマラヤに住んでる間はいつでもいいので予定が決まったら連絡下さい。

追加スケジュール情報

このファンディングが始まった後6月16日に中国とインドが国境付近で争ってます。

僕らの家から車で18時間の場所で起きた事件ですが、インドの道は荒れているので実際はそんなに遠くないです。今もまだどうなるかわからない状況なので様子を見ながら動きます。

万が一危険な状況になっても場所が落ち着いたタイミングから宿泊リターンなど始めようと思います。

その場合リターンの期間が延長になる可能性が有りますのでご了承下さい。

最後に
ここまで見て頂きありがとうございます。

僕らはただ真剣に新しい人生を海外で作って成功しようと夢を抱きここまで進んできました。

インドは外国人が商売が出来ずらい国で…何でインドなのか僕らも良く分かりません。

ましてや今回のコロナ騒動で僕らはインドにボッコボコにされました。

ロックダウンで今店も家も帰れずお金も全部失った状態です。

でも好きになった以上最後まで愛して行こうと思います。

まずは母子共に健康元気それだけで幸せです。

ビザなどまだまだ試練のある現在ですが一個づつ知恵を借りて進めば道は開けると思います。

子供は僕の夢でした。

まさかインドで親が始まるなんてこんな人生予想もせず生きてきて来ました。

家族をこんな状況にしてしまい本当馬鹿だと思ってます。

情けないですが間もなく子供が産まれてきます。

一生懸命妻と子供と幸せを探して行こうと思います。

皆さんこんな僕と一緒に親になってください

予定日は7月7日です。

どうか温かいご支援をよろしくお願い致します。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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