We Need 2nd LINE プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
「ガタンゴトン、ガタンゴトン、」
2002年7月23日、LIVE SQUARE 2nd LINEは大阪市福島区の高架下にその産声をあげました。こけら落としを務めてくださった〝DETERMINATIONS〟の1音目から17年と少し、高架下で電車の音に負けじと全国へ音を鳴らし続けてくれた2nd LINEがピタリと音を止めました。世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響他なりません。ライブハウスという言葉がもっともっと世間に広まって欲しかった。こんなにも人を魅了する空間が在ることをみんなにもっと知ってもらいたかった。こんなはずじゃなかった。新型コロナウイルスはライブハウスという言葉もそのウイルスの一部として悪に染め人々に運んでいるようにも思えた。緊急事態宣言解除、その言葉をどれだけ待ち侘びただろう。しかし皆様が足繁く通ってくださった2nd LINEのフロア及びステージはソーシャルディスタンスという言葉に侵され、正に八方塞がり。ライブ営業は疎か、無観客配信ライブを行うことも出来ない状況です。この状況が続いてしまえば、と、言葉にするのも嫌なくらいです。一寸先は闇、その闇の中から2nd LINEを必要としてくれる人たちの声が聞こえた気がしました。そんな時に思いました、これは我慢比べではない。みんなに知らせなくちゃ。2nd LINEはみんなにとっての大切な場所であること、誰かの判断でその幕を閉じるわけにはいかないこと、まだ未ぬ素敵な出会いが確かに待っているということ。どうか、皆様の力を貸していただけないでしょうか。みんなでみんなのLIVE SQUARE 2nd LINEを守りたいです。高らかに上げる声は最初で最後だと覚悟を持った上での声です。ご支援ご協力宜しくお願い致します。
We Need 2nd LINE〝私たちは2nd LINEが必要です〟
LIVE SQUARE 2nd LINE 店長 前田典昭より皆様へ
いつも2nd LINEに足を運んでくださって、本当にありがとうございます。
いつも2nd LINEを心で想ってくださって、本当にありがとうございます。
2nd LINE 店長 前田と申します。自分が四代目の店長で期間的にも一番短いので初めましての方も沢山だと思いますが、宜しくお願い致します。このプロジェクトをご覧いただき、本当にありがとうございます。自分にとって世界で一番大切なライブハウス、LIVE SQUARE 2nd LINEが史上最大の危機に陥っています。しかし「なんて時代に店長なんだ」と思ったことは1秒もありません。今もそしてこれからも2nd LINEの店長であることは誇りです。この時代だからこそ、出会えた音楽が、出会えた人が、僕の宝物です。
初めて行ったライブハウスはもう約20年前でしょうか、三重県のネオン街にある地下のライブハウス(津BASS-1)でした。ライブハウスに入るまでは、めちゃめちゃ怖かったことを覚えてます。でも後にも先にも、ライブハウスに行くのが怖いなんて思ったのはその時だけでした、新型コロナウイルスが現れた今でも、それは覆っていません。初めてのライブハウスは本当に衝撃の連続でした。床にはボコボコのバケツ缶があちこちにあって、暗くて、煙草臭くて、床で煙草を消してる人がいっぱいで。見たことない髪型、見たことない鋲ジャン。あとで気付きました、あのバケツ缶は灰皿かと。僕の人生初めて観たバンドはまだ三重県で活動を続けているのですが、入場SEで入ってきたドラマーがスティックを食いしばって折るパフォーマンスをしていました。よくよく考えると、そのドラマーの方が僕にとっての初めてのバンドマンという認識になりますね。笑
アルバイト先だった焼肉屋の先輩二人とすぐにバンドを組みました。その一人が今や大活躍している、THE ORAL CIGARETTESのドラマー中西雅哉君です。彼が音楽業界では一番古い付き合いで、今でも近くに来れば2nd LINEに顔を出してくれます。自分もあの場所に立ってみたいと強く思っていたわけでは無いのですが、気付けばバンドをやって、気付けばライブハウス(津BASS-1)で働いていました。ライブハウスで働きたい気持ちなんてこれっぽっちも無かったのに、何故働いていたんだろう。あの頃の言葉に出来ない感覚を今でははっきりと言葉に出来ます。僕は人が大好きなんだ、と。ライブハウスをやっているのも人、音楽を奏でているのも人、人の心で人の心を動かしている。その瞬間が好きなんだと、その瞬間がこれ程までに詰め込まれている環境を僕はライブハウス以外に知りません。
2nd LINEに入ったきっかけと言えば、今も尚、尊敬してやまない上司である岸本優二の一言でした。その時は全く知らなかったのですが、優二さんはLIVE SQUARE 2nd LINEの初代店長でした。YU-JI ROCK TOWNをやっていた人ですね。このプロジェクトをご覧になっていただいている方にも懐かしいと感じられる方が多いかと思います。当時の僕は、2nd LINEのブッキングマネージャーと仲良しでバンドとしても凄くお世話になっていて、そのブッキングマネージャーが2nd LINEを辞めると言い出したんです。やむを得ない家庭の事情でした、本当に愛されている人でした。そんな話が出ている最中、僕はライブハウスで結婚式の二次会パーティーを開きたくて当時Music Club JANUSの店長を務めていた優二さんに「ライブハウスで結婚パーティーがしたいです。やらせてください。」とお願いをしに行ったんです。パーティーの日程が決まり、その当日JANUSで行われていたバンドの打ち上げに参加させていただきました。お酒が入って饒舌になった僕は優二さんの元へ行き、彼辞めるんですねと、当時の2nd LINEブッキングマネージャーの話を切り出しました。彼への想いが人一倍強かった僕は、熱を帯び、言葉はもちろん涙も止まりませんでした。そこへ一言「そんなに想いがあるんやったら自分がやったら?」と。その場しのぎで、おべんちゃらで放った言葉の重みでは無かったことを今でもはっきりと覚えています。2日後には務めていたアルバイト先に辞める旨を伝え、引き継ぎを終え、すぐに2nd LINEで働かせていただくことになりました。2nd LINE スタッフとしての幕開け、最高の日々の幕開けだと意気込んでいた僕に待っていたのは、予想だにしないほどの紛れもなく最高の日々でした。
当時の店長は、長所も短所も活かしてくださるそんな店長でした。情が入り過ぎてしまう性格の僕は非常に扱いづらかったと思いますが、やりたいと思うことはとにかくNOと言わずに取り組ませてもらっていました。2nd LINEに居れば居るほど、自分の知らない2nd LINEの歴史をアーティスト、関係者、お客様から沢山教えていただき、自分の知らない2nd LINEの話を聞くのが大好きでしたし、知れば知るほど、2nd LINEが色んな方の大切な場所なのだと実感する日々でした。新米の僕はとにかく素敵な特別な夜を演出しようと必死にアーティストと何度も連絡を取り合い、がむしゃらにライブ制作に努めて来ました。東名阪3デイズイベントといって3日丸72時間アーティストと共に過ごしたり、今日のライブにあーだこーだと言ってお酒を飲み明かしたり、寝落ちをすれば電車の音が目覚まし代わり、高架下の某鳥居酒屋なんて週何回通っていただろう。出演者顔合わせに一癖も二癖も加えたのもこの頃だった。ライブハウスの人として強烈な個性を残したかった、覚えてもらいたかった。毎日同じような日々を繰り返しているようで、全く違っていた。それもそのはずですよね、関わっている人たちが毎日違うんですから。そんな当たり前のようでキラキラとした日々を大事に大事に想うことを教えてくれたのもまた2nd LINEでした。2018年9月、25年ぶりと言われた非常に強い勢力で日本に上陸し、近畿地方を中心に甚大な被害を出した記録的な台風21号。公演中止待った無しの状況下、夜中24時を回った頃一本の電話が入る。「とりあえず、どうなるか分からないけど向かうねー」改名後初の来阪となるバンドからの電話だった、明日は関西直撃と言われている中でだ。翌朝、不安になった僕は朝イチで2nd LINEへと向かう。不安は的中、2nd LINEの通りにある電線が夜中にショートし復旧作業にあたっていた。一か八か、電気を点けようとするがもちろん反応はない。諦める選択肢は無かった、改名後初の来阪、どれだけの想いを持って会場へ向かっているか考えなくとも感じ取れた。朝9時、僕は大阪市内のライブハウスのライブスケジュールをひっきりなしに確認していた、空いているライブハウスに電話を掛け、繋がらず、電話を掛け、繋がらず、冷静になれ、朝9時だ。繋がるものも繋がらない。11時ごろになって一本の電話が入った、アーティストが通行止による立ち往生かと思いきや、着信を残していた友人のライブハウスからの声。「うち空いてるけど、同じく停電の可能性あり」すぐにその店舗の上階にあるカラオケ店に停電の有無を確認してくれた。停電はしていない。行くしかない。ホストバンド、対バン4組にすぐ状況を説明、全組快諾。受け入れてくれるライブハウスは空き日のため人員不足、2nd LINEスタッフは快く協力してくれた。2nd LINEでの公演をそのままわずか2時間で別会場に持ち込むことが出来た。そんなアーティストがいつも出演してくれているライブハウスであること、篤実なスタッフが在籍してくれていること、寛大な心で受け入れてくださるライブハウスがあること、仲間が居ること、全てが何ものにも代え難いこの2nd LINEから僕が授かったものです。2nd LINEのエピソードではなく申し訳ないのですが、2nd LINEは非常に恵まれたライブハウスで空前絶後のトラブルなどに見舞われることもなく日々営業をさせていただいておりました。トラブルが無いようにと日々スタッフが丁寧な仕事を、日々アーティストが丁寧な演奏を、日々お客様がマナーを心掛けてくれていたからだと感謝しております。そんな2nd LINEが生み出してくれた数え切れないほどの濃厚な日々を過ごして来ました。
2018年12月1日、店長就任。図らずして自分が初めてブッキング公演をした4年後の日付でした。沢山の方からお祝いのメッセージ、お酒、お花をいただき天にも昇る気持ちだったことを覚えています。本当にありがとうございます。不慣れな店長としての業務も楽しくあたることが出来たのは、一緒になって何度も夜を越えてくれる2nd LINEスタッフ、力強く後押しをしてくださるアーティスト、2nd LINEを大切に想ってくださるお客様が確かに居たからです。自分が店長として2nd LINEを運営していく上で、スタッフが楽しめる環境で働いてもらうことを最優先に考えてきました。お店を愛することで、そこにご来店いただくお客様を愛することが出来ると思っているからです。そして、自分の長所も短所も活かしてくださった前店長が居たからこそです。この日々もまた沢山のことを学びました。自分が店長に就任させていただいてから様々な試行錯誤を繰り返し、スタッフともミーティングを何度も重ね、いよいよこれから2nd LINEのこの赤色を真新しい自分たちの赤色で塗れると思っていた矢先、新型コロナウイルスが日本上陸。本当に一瞬の出来事でした、気付けばその渦中ににライブハウスがどっぷりと浸かってしまっていました。
人類を脅かす感染症のパンデミック、前例のない情勢に誰もが混迷する。学生が丹精込めて創り上げて楽しみにしていたレコ発は、新しい才能と出会えるあのイベントは、ようやく2nd LINEに来てくれるあのバンドのツアーは、自分たちで発案して仲間たちと手を組んだレコ発は、上京した彼女の凱旋ライブは、年に一度のお祭りイベントは、ワンマンは、ツアーファイナルは、初イベントは、活休ライブは、レコ発は、リベンジライブは、全部が全部いとも簡単に未知のウイルスに飲み込まれてしました。軒並み公演延期、公演中止、何度申し訳ないと思っただろう。何度申し訳ないと思われてしまっただろう。起死回生を狙い澄ますも、そんな2nd LINEに重く伸し掛かってくる固定費。どれだけ目を擦れど、頭を抱えど見えない営業収入源。活路を見出すためにも捻出するべきである設備整備費。あれから何日、一人でこの電車の音を聞き続けただろう。壁に張り巡らされたポスターに何度勇気付けられただろう。2nd LINEという存在が羨ましくてたまらなくもなった、この床はこの壁はこの天井は本当に皆様に愛されている。もうこの電車の音を搔き消すほどの音は2nd LINEで鳴らないのか、もうこのポスターの中のみんなには2nd LINEで会えないのか、この床もこの壁もこの天井も皆様にもう観てもらえないのか、僕が初めて行った故郷三重県のライブハウス(津BASS-1)も初めてホームと呼べたライブハウス(久居KINGCOBRA)も、もう失くなってしまいました。考えるだけでも怖いです、不安が無いと言えば嘘になります。だからこそ、2nd LINEを大切に想ってくださる皆様に今の状況をお伝えしたかった。白旗を握る前に、皆様に握ってもらえる可能性を信じて手を伸ばさせていただきたかった。まだまだこの場所が続かないといけない理由があります。2nd LINEを大切に想ってくださる方の分だけその理由がきっとあります。2020年7月23日で18周年、この日を曇りひとつ無い想いで祝いたいです。惰性などでは無く、ライブハウスとしてしっかりと生き残りたいです。迫った20周年、2022年を歴史全部引っ括めたものにしたいです。皆様とまた2nd LINEで会う約束、心の底から言わせてください。皆様も大変な中であることは重々承知しております、本当に申し訳ございません。恥を忍んでお願い致します。どうか、LIVE SQUARE 2nd LINEを共に守っていただけませんでしょうか。ご支援、ご協力宜しくお願い致します。
まだまだ一緒に夢を追いかけたいお客様がいます。
まだまだ一緒に夢を追いかけたいアーティストがいます。
まだまだ一緒に夢を追いかけたいスタッフがいます。
We Need 2nd LINE〝私たちは2nd LINEが必要です〟
初代店長 岸本優二より
ここまでご覧いただき、店長前田の思いを読んでいただきありがとうございます。
2nd LINEは僕が27歳の時につくったお店です。
約18年間、この2nd LINEで数えきれない程の出会いがありました。
今、2nd LINEは店長前田の元、前を向こうとしています。
それを僕も精一杯バックアックしていきたいと思っています。
2nd LINEは人と音楽が出会うライブハウスです。
大変なこの状況の中ですが皆さまのご協力、お願い致します。
資金の使い道
・営業自粛期間中の固定費(家賃・水道光熱費・人件費 等)
・営業再開直後の運転資金
・CAMPFIRE手数料、リターン製作費及び発送費 等
実施スケジュール
・支援受付開始 : 2020年6月6日(土) 12:00
・支援受付締切 : 2020年7月31日(金) 23:59
※2020年7月23日は2nd LINEが18周年の誕生日です。
※リターンの実施時期はご選択いただくリターン内容によって異なります。
店舗情報
LIVE SQUARE 2nd LINE(ライブスクエア セカンドライン)
〒553-0003 大阪市福島区福島7-11-37
< 徒歩での道案内 >
JR環状線の福島駅を下車してもらって、改札を出て左手にミスタードーナッツが見えますのでそのまま直進して2つ目の信号を左に曲がってください。1分程歩いて頂いたら、左手に2nd LINEの看板が見えてきます。
< 車での道案内 (神戸方面) >
国道2号線を大阪方面に走ってもらうと、JR東西線の福島駅が見えてくるので、その信号を左に曲がって直進します。左手にミスタードーナッツがあるのでそのまま直進して2つ目の信号を左に曲がって頂いたら、左手に2nd LINEの看板が見えてきます。
< 車での道案内 (大阪方面) >
国道2号線を神戸方面に走ってもらうと、JR東西線の福島駅が右手に見えてくるので、その信号を右に曲がって直進します。左手にミスタードーナッツがあるのでそのまま直進して2つ目の信号を左に曲がって頂いたら、左手に2nd LINEの看板が見えてきます。
Q&A
Q:クラウドファンディングの支払いはどのような方法がありますか?
A:クレジットカード払い(VISA,JCB,MASTER,AMEX,Dinners)、コンビニ支払い、銀行振込(Payeasy)、携帯キャリア決済(docomo、au、ソフトバンク)、PayPal、Fami-Payが御座います。詳細はこちらをご覧下さい。(デビットカードはサポート外となります。)
Q:クレジットカードは分割での支払いは可能ですか?
A:CAMPFIREのシステム上、分割払いはできませんので分割をご希望の場合は支援後にカード会社様へ各自でお問い合わせをお願いいたします。
Q:とにかく応援したいので、リターン価格以上を支援したいです!
A:支援時に支援金額の上乗せが可能です。(例:3,000円コースに10,000円を支援する)
Q:コースを間違って買ってしまいました、気が変わってしまいました、キャンセル出来ますか?
A:サイトの仕様上、支援後のキャンセルやプランの変更はできません、よくご検討の上でのご購入をお願い致します。また支援金に金額を上乗せをすることによるアップデートも不可となっております。
(例:2,000円コースに8,000円を上乗せ支援しても受け取れるのは2,000円コースのリターンです。)
(例2:2,000円コースを購入後、後日10,000円を支援しても12,000円コースの内容には出来ません。)
Q:別途の送料はかかりますか?
A:かかりません。支援金に含まれております。
Q:目標金額に達しなかった場合はどうなるんでしょうか?
A:All-in方式を採用しておりますので目標金額に満たない場合もご購入頂いた全てのリターンは履行させて頂きます。
Q:支払い期限はありますか?
A:決済方法によって異なります。コンビニ、銀行振込の場合は基本的に支援日を含めて5日以内の支払いとなります、詳細な期限に関しては支援後CAMPFIREより送付されるメールに記載されておりますのでご確認下さい。支払い期限を超過した場合自動的にキャンセルとなります、キャンセルになった在庫は決済が出来ませんので、購入される場合は再支援をお願い致します。クレジットカード、各種携帯キャリア払い、PayPalに関しては支援者様のご契約内容により締め日が異なりますのでご自身でご確認頂きます様お願い致します。
Q:配送先の住所変更はできますか?
A:住所変更の受付はプロジェクト終了までとさせていただきます。配送先の住所変更は「マイページ(右上のアイコン)>支援したプロジェクト>右へスクロールしたお届け先>確認する」で行うことができます。それ以降の住所変更については本プロジェクトページにある「メッセージで意見や質問を送る」というリンクから直接ご連絡ください。
その他、クラウドファンディングに関わるご質問につきましては、
CAMPFIREヘルプページをご覧ください。
https://help.camp-fire.jp/hc/ja
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※何らかの事情により、LIVE SQUARE 2nd LINE自体が続けられなくなる場合、リターンの権利など使えなくなる可能性があります。その場合、返金対応などができないことをご了承ください。
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