温かいご支援 まことにありがとうございます!

 

ご支援頂いた皆々様、シェアして頂いた皆々様、いいね!頂いた皆々様、目標を達成させて頂き、本当にありがとうございます!

枕開発苦難の歴史をレポートにて公開中ですが、今日現在も枕の改良を続けています。

 

改良の最中、杉の赤い部分(赤身)と白い部分(白太)では、杉の赤身の方に眠りに関係する成分が、より多く含まれることが分かってきました。

そこで、杉の赤身と白太を分けた上で、杉の赤身の割り箸チップだけを詰め込んだ、プレミアム眠り杉枕(赤)を新たに開発し、皆さんにお届けしたいと思います!

 

 

レポートに眠り杉枕の全てをコツコツ書いてまいりますので、応援して頂けるともっと頑張れます。プロジェクト終了まで、どうぞよろしくお願いいたします!

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安眠枕を開発して出来るだけ多くの被災者に届けたい!   

あの東日本大震災からもう5年。いまだに故郷に帰れない人々、仮設住宅に暮らす人がいます。福島・磐城国にある私たち「磐城高箸」の社員たちも、眠れぬ日々を過ごしました。

 

今でも安心して眠れない人々にぐっすりと眠って欲しい。自然溢れる故郷の香りを忘れて欲しくない。磐城国の天然杉、「磐城杉」の間伐材を使用して割箸を製造している私たちは、燃やすしかなかった不良品の割箸をチップにすれば、枕の素材になることに気が付きました。天然杉独特の森に包まれたような香りによるリラックス効果と、呼吸をするような杉チップの吸・放湿性は、爽やかな眠りを約束してくれるはずです。

 

 

ところが普段割箸を製造している我々にとって、寝具の開発は初めてです。試行錯誤の末、ようやく枕の中身は完成したものの、寝心地の要となるピローケース(枕カバー)の開発で暗礁に乗り上げてしまいました。途方に暮れていた私たちに手を差し伸べてくれたのが、同じ福島浜通りで活動している「ふくしまオーガニックコットン・プロジェクト」の皆さんです。

 

復興という同じ夢に向かっている「磐城高箸」と「ふくしまオーガニックコットン・プロジェクト」のオール福島で安眠枕『眠り杉枕』を開発し、できるだけ多くの被災者の皆さんに『眠り杉枕』を届けるため、広くご支援を募らせて頂きます。 

メードイン・オール福島で地域を盛り上げたい!

『眠り杉枕』を通じて被災者の皆さんに届けたいものが3つあります。

 

「故郷の香り」と「究極の寝心地」と「復興への希望」です。

「故郷の香り」と「究極の寝心地」を枕で実現することは実は非常に困難です。「故郷の香り」を重視すればするほど、通気性を確保するために枕の外装を薄くする必要があり、その結果ゴツゴツした枕となってしまうため、寝心地が悪くなってしまいます。一方「究極の寝心地」を重視して杉チップの量を少なくしたり外装を厚くしたりすると、ほとんど香りを感じることが出来なくなってしまいます。

 

この問題を解決できるのが「ふくしまオーガニックコットン・プロジェクト」が有機栽培で育てた「和綿」です。日本では綿の栽培は殆ど行われなくなっていますが、日本の在来種である茶色の「和綿」は外国産に比べて繊維が太く短いのが特徴で、優れた通気性とクッション性を両立する素材です。「故郷の香り」と「究極の寝心地」は「和綿」によってのみ実現できるのです。

 

 

この「和綿」を知り尽くした「ふくしまオーガニックコットン・プロジェクト」の皆さんが、今回のプロジェクトでは『眠り杉枕』のピローケースを、混率・織り・編みを最適に調整し自ら縫製します。オール福島でチャレンジしてこそ、「復興への希望」を被災者の皆さんに届けられると、私たちは信じています。

 

▲ふくしまオーガニックコットンプロジェクト 代表 吉田さん

厄介だと思われている「杉」こそが復興のカギ! 

 

 

 

震災の年に本格的に創業した私たち「磐城高箸」の原点は、地元林業の再生にありました。福島・磐城国だけでなく、日本の林業は消費需要の低迷で間伐すらままならず、故郷の森は荒れていくばかりです。特に今、日本の森は杉だらけとなってしまっています。 杉は日本固有種です。学名は「クリプトメリア・ジャポニカ」と言って「隠された日本の財産」を意味します。杉は花粉症の原因として厄介者にされがちですが、私たち日本人は古くから杉とともに生きてきました。

 

 最近では杉の香りに含まれる「セドロール」という成分に安眠効果があることが確認されるなど、杉の未知なる力にも注目が集まっています。 地元木材「磐城杉」を利用した製品が少しでも世の中に出ていくことができれば、その製品が被災者の皆さんを少しでも勇気づけるものになるならば、福島はきっと蘇るきっかけを掴むことができると思っています。

スケジュール

4/中 ピローケース専用オーガニックコットン生地開発終了

4/末 眠り杉枕+オーガニックコットンピローケース完成

5/中 贈呈式

 集まった支援の用途とその内訳

・ふくしまオーガニックコットンピローケース(枕カバー)専用生地開発費=40万円

・贈呈用オーガニックコットンピローケース(枕カバー)製作費=2万円

・贈呈用眠り杉枕製作費=20万円

・リターン品製作費合計=87万円

・通信費、送料=4万円

 

※合計で必要な金額は約152万円ですが、被災地・被災者とともに歩んできたわたしたち「磐城高箸」は、出来る限り自分たちの力で「ふくしま」を盛り上げたい、寄り添っていきたいと思っています。

ただ、零細企業一社で負担するには余りにも高額なため、一部のご支援をお願いします。

皆さんと、福島みんなの夢を詰め込んだ「眠り杉枕」を届けたい

 震災から5年目を迎える今、未だ故郷に帰れない被災者の皆さんに「故郷を忘れず安心して眠ってほしい」という願いを込めて、『眠り杉枕』を夢中で開発しています。

『眠り杉枕』の完成の暁には、仮設住宅、災害公営住宅の被災者の皆さんに『眠り杉枕』を届けに行きます。未だ眠れぬ夜を過ごす被災者の皆さんに、私たちと一緒に『眠り杉枕』を届けませんか?オール福島のものづくりの底力をぜひ、応援してください!

協力してくださっている皆様

 

磐城高箸 相談役 鳥居塚さん       いわき産学官ネットワーク協会 手塚さん



 

起案者情報

 

【団体名】株式会社磐城高箸 

【代表者】高橋 正行

【HP】http://iwaki-takahashi.biz/

【facebook】https://www.facebook.com/waribashi.iwaki/

【Twitter】https://twitter.com/ozizokun

【Blog】http://ozizo-kun.iwaki-takahashi.biz/

 

  • 2016/09/13 14:20

    枕発送作業もようやく終了に近づきつつあります。先ほどメールを再送させて頂きましたが、現在、お返事を頂けていない数名のお客様から、枕の高さについてのご希望をお聞き出来ておらず、発送を保留しております。メールかこちらのレポートにお気づきになられましたら、お手数ですが、info@iwaki-taka...

  • 2016/08/26 14:55

    本当に、大変長らくお待たせいたしました。   本日より、眠り杉枕の発送を始めさせて頂きます。 心からのお詫びのしるしに、まだ発売前の「希望のかけ箸 熊本復興応援版」を入れておきます。   ご希望の高さをお知らせ頂いているお客様から順次発送を行ってまいりますが、まだご希望の高さをお知ら...

  • 2016/08/20 16:22

        お知らせが遅れてしまい大変申し訳ございません。   7/18(月)に行われた眠り杉枕贈呈式(画像参照)の後、順次眠り杉枕を発送する予定だったところ、杉チップを詰める中袋に看過しがたい不具合が多数見つかり、改良を急いでおりました。 そのため、枕コースをお選び頂いた皆さまには、現...