〔高校生が主催するファーマーズマーケット ?〕

 

 ファーマーズマーケットはご存知ですか?

 その地域の生産農家が集まり、自分の農場でつくった農産物を持ち寄って、消費者に直接販売するスタイルの市場のことです。  

 私たち、学生団体「FMふたばプロジェクト」は、このファーマーズマーケットを「現役高校生のグループ」主催で開催したいと考えています!

 グループ名にある「FM」はファーマーズマーケットのことです。

 

 

昨年の夏、留学先のアメリカで出会ったファーマーズマーケットの   「賑わい」

 

 地域貢献とリーダーシップを学ぶ目的で、昨年アメリカへ短期留学をしました。そこで出会ったのがファーマーズマーケットです。「日本の朝市に似たものだよ」といわれて行ってみると、実際には僕らがイメージする「朝市」とは全く違っていて、小さい子からおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い世代の人が集まり、楽器の演奏に合わせて歌ったり、販売する農家の人との会話を楽しんだり…モノを販売するだけではない、人と人とをつなぐ「コミュニティの場」としてのマーケットを目の当りにし、「自分がやりたいのはこれだ!」と衝撃を受けました。

 僕も、ふるさと「ふたば」のために何かしたい。

 高校生の立場から何か出来ることはないかと考え、「学生主体の団体」がファーマーズマーケットを開催することで、地域を盛り上げていく決意をしました。


〔学生団体/私たちの活動〕

 ファーマーズマーケットを開くに際し、まず私たち自身が農業について理解を深めなければならないと考えました。 

地域の農家さんに休耕中の畑を借り、さらに植え付けの指導も受けながら野菜を栽培しています。

ほうれん草、ラディッシュ、さやえんどう、キャベツ、そら豆、玉ねぎ、小麦・・・

畑での農作業を経験するなかで、農業の大変さを身を持って知りました。 

しかしそれ以上に、

収穫の楽しさ、無農薬栽培で育てた野菜の美味しさを知り、

なにより大自然の恵みの豊かさを、私たち自身が体感することが出来ました。 

いまだ学生の私たちですが、

ほかの何物にも代えがたい体験、得がたい経験をふたばのために役立てていきたい。そうして「ふたばのコト」をどんどん発信していきます。(プロジェクトメンバーは総勢14名)

 

〔活動のご報告〕

アイコンをクリックするとFMふたばプロジェクトのFacebookにジャンプします。

  

〔活動実績=「料理しながら交流会in仙台」〕

 宮城県仙台市にあるシェア型複合施設「THE6」さんのキッチンスペースをお借りし、「料理をしながら交流会in仙台」を開催しました。

フルコースを作っちゃう凄腕のメンバーも在籍しています。

献立は・・・

ほうれん草とベーコンのパスタ、ほうれん草としめじのバターソテー、ほうれん草のおひたし、ほうれん草の菜の花和え、ほうれん草入りスクランブルエッグ!!!

なんとまぁ、!! ほうれん草づくし!!!

 

 

〔マーケット開催の目的〕

 ファーマーズマーケットは、生産者が消費者に新鮮な採れたて野菜を直売します。

 生産者と消費者との「直の交流」が生まれ、きっと、みんなの顔も自然とほころび、そして街が輝きだします。 

 農家さん一人ひとりの思いや情熱を地域内外の多くの人たちに伝え、『農家さんが輝く場所』を高校生の手でつくります。

 この新しい流れを「双葉郡」で巻き起こしたい!

  必ず、巻き起こします!!!

 

※私たちの活動をテレビ局が取材に訪れました。アナウンサーの方も長ぐつ履いて畑へ!

  

〔ファーマーズマーケット企画書〕

 

主催団体

 学生団体FMふたばプロジェクト
  代表者 佐藤 勇樹

参加者

 双葉郡の農家さん、高校生のスタッフ、高校生の販売者、屋台出店者、屋台出店者、ショップ出店者、など

開催日時

 2017年8月19日土曜日 10時~15時まで
   ※ 当日の状況により終了が早まる場合あり

開催場所

 二ツ沼総合公園

  〒979-0402 福島県双葉郡広野町下北迫大谷地原65 電話0240-27-4541

内容

 双葉郡で野菜の栽培をしている農家さんに協力していただき、野菜や加工品などを販売する。

 販売者の思いやこだわり、その野菜のレシピなどを直接聞くことが出来るように、販売は生産者本人が行う。

 野菜の販売だけでなく、地域産コットンやオリーブなどの特産品ブースも設置して「ふたばの6次化商品」を紹介していく。

 情報発信や交流の場など様々な役割を与えることが出来るイベントになると考える。

起案にあたっての想い

 昨年の夏、アメリカで見たファーマーズマーケットに集う人の多さと、生産者が直接販売することで生まれる世代を超えた交流を見て驚き、これをふるさと双葉郡で開きたいと思った。

 そのためには、私たち自身が農業について知らなければいけないと考えた。帰国後すぐに、地域の農家さんにこの想いを話すと、快く畑を貸してくださることになり、昨年10月から野菜の栽培を開始した。

 その結果、農業の大変さも身を持って知ったが、それ以上の楽しさと、自分たちがつくった野菜を食べてもらえる、うれしさも知った。

 「ふたば」のために何かしたい。

 新たな地域づくりに動き出した双葉郡のために私たち高校生が出来ること、それが、ファーマーズマーケットであると考える。

想いを実現するために必要なこと

 開催日が8月19日のため気温が高くなることが予想される。

 テントなどの設備やその他機材のレンタル費用と事務雑費。そのほか出店者、スタッフの水分補給など体調管理に必要な費用。また、「割引券」の原資とする予定。

 皆様からのご支援はファーマーズマーケットの準備、開催のために使わせていただきます。

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