日本を象徴する花”さくら”の樹皮から《伝統工芸樺細工》が産まれた
こんにちは!「樺細工発祥の地記念石碑建立委員会」です。
時を遡ること室町時代。合川鎌沢の地(現在の北秋田市鎌沢)に、樺細工を始めた御処野家(神官)がありました。修験者から御処野家だけに伝えられた樺細工技法は、秘伝として代々継承されてきた伝統工芸品です。江戸時代中期、御処野家13代目以降の出来事です。佐竹北家家臣である藤村彦六氏が、鎌沢へ滞在中、樺細工技法を御処野家より伝授され角館へ伝えられたとされています。
2000年9月、樺細工製作用具一式と樺細工「胴乱」が、北秋田市指定文化財に登録以降地元有志が、「樺細工発祥の地の標柱」を建立するも、今では朽ちてしまいその跡形は残念ながら残っていない状況であります。私達は、「樺細工発祥の地」であることを後世に残し、未来永劫伝承する為に「記念石碑」の建立プロジェクトを起ち上げました。
~伝えるから伝わる~・・伝えないと朽ち果てる
「意外と知られていない地域のこと・・・・・・」
地域の文化や伝統に関して問うと、分からないという回答をよく耳にします。わが地域も例外ではありません。
伝えなければ伝わらない、分からない、存続できない。伝える大切さについて、地域に残す財産として、特にこのプロジェクトでは重視したい点と考えています。
例え話として、隣のばあちゃんの作った漬物は「うめ~な~」(秋田の方言=美味しいという意味です)。
この美味しい漬物は、ばあちゃんからお嫁さんへ伝えられることにより代々受け継がれていくことになります。今では数少なくなった地域の美味い物の継承です。漬物同様、伝統工芸品の歴史も伝えないと継承できないことは言うまでもありません。
「~伝えるから伝わる~・・伝えないと朽ち果てる」
地域財産を皆様のお力をお借りし存続させたい思いでいっぱいです。
~人口減少と共に消える伝統技法~
《樺細工発祥の地》が抱える問題は、伝統工芸品の継承にあります。
私たちが住む秋田県は、人口減少が進み全国でいち早く消滅する県と言われています。
人口減少が進むと同時に若者の移住もあり、我々が住む地域の伝統文化の継承や存続を考えると危機感だけが募ります。県内外在住者で工芸品に興味を示す若者の皆様、私たちと共に《樺細工発祥の地》を後世に残していきませんか。
豊かな自然、美味しい食材のある秋田県北秋田市鎌沢でお待ちしております。
~石碑に刻もうあなたのご支援~
《ご支援頂きました皆様のお名前は後世に残ります。》
(写真はイメージ画像です。)
ご支援頂きました皆様のお名前を、石碑に刻むリターン品もご用意いたしました。石は風化したり朽ちたりすることなく、後世に残るものです。
記念石碑建立後、樺細工の原料となる「ヤマザクラ、オオヤマザクラ・カスミヤマザクラ」の植樹、樺細工技法を学ぶ体験工房などを企画し、多くの方々へ”樺細工の魅力”を伝え、伝統工芸品の継承を実現化させていきたいと考えています。
ご支援頂きました皆様へも、是非樺細工づくりの体験をして頂きたいと思います。
詳しくは、【樺細工発祥の地記念石碑建立実行委員会】よりご案内させていただきます。
支援金の使いみち
石碑工事代 ¥210,000 リターン品購入代 ¥ 30,000 FAAVO手数料 ¥ 60,000
実行スケジュール
2019/2月下旬 記念石碑発注 2019/3月上旬 記念石碑工事着工 2019/4月中旬 記念石碑竣工 2019/4月下旬 記念石碑除幕式
お問い合わせ先
樺細工発祥の地記念石碑建立委員会 事務局 090-4316-6876米倉一之まで
山紫水明合川の地から、さいごに
山に囲まれ田園風景が広がり、きつね・たぬき・時にクマも出没する自然豊かな合川地区。 雪溶けを待ちわびた桜の花笑(はなえみ)はやがて花明りとなり、人々へ癒しと感動を与えます。桜の樹皮は、最高の皮 ”ひび皮”、滑らかな皮 ”あめ皮”ちりめん状に見える ”ちりめん皮”となり、色鮮やかな樺細工へと変身していくのです。
是非一度、「樺細工発祥の地」へお越しくださいませ。
皆様のご支援を心より御待ち申し上げております。
後援 秋田県信用組合
最新の活動報告
もっと見る樺細工発祥の地記念石碑建立除幕式を執り行いました!
2019/04/23 16:384月19日(金)合川鎌沢にて、記念石碑建立除幕式が行われました。 皆様からのご支援により、とても立派な石碑を建立させることができました。 本当にありがとうございました。 当日は天候が心配されましたが、幸運にも直前で予報が晴れに変わり、多くの関係者の方々にお集まりいただきました。 皆さまからの応援を背に、「樺細工発祥の地」としての名を後世に語り継いでいくとともに、この伝統を守っていくために今後も精進してまいりたいと考えています。 今回、リターン品のなかに石碑への刻印が含まれている方については、石碑の裏面にお名前を刻印させていただきました。 後ほど郵リターン品で写真を送付いたしますが、是非とも直接足をお運びいただき、石碑をご覧いただけると嬉しい限りです。 現在、リターン品の準備作業を行っておりますので、楽しみにお待ちください! この度は厚いご支援を賜わり本当にありがとうございました。 もっと見る