「春夏秋冬の里」のコミュニティ活動を支える交流拠拠点の周辺整備。

 

福島県いわき市三和町上三坂、ここに「春夏秋冬の里」という里山があります。
四季の花々が咲き誇り、森や林が奏でるメロディは風を通じて人々に癒しとなって届きます。ここの園主である、私、小野正浩は妻の陽子と蕎麦店を営むかたわら、この里山を県内外の人々に開放し、心が集う場所を目指しイベントなども運営してきました。少子高齢化の三和地区では世代を越えた交流がなによりも大切です。子ども達はボランティアで訪れる学生をお姉ちゃん、お兄ちゃんと慕い、地元のおばあちゃんたちも孫世代に囲まれてうれしそう。きつい農作業でしわだらけの手にも、いっそうの温かみを感じます。みんな、ここで交流を深め、明日の元気をもらっています。

 

 
 桜並木の先に「春夏秋冬の里」が広がる。


 

「もっと快適に、もっと楽しく」を実現するために取り組みたいこと。

 

この交流活動を継続していくためにも、ここの周辺整備はかかせません。クラウドファンディングにより資金調達でこんなことを進めたいと思います。

 

1、里山へ入る道、里山の中の遊歩道整備。

植樹や花をたくさん植えて、散歩が楽しめる、美しい遊歩道を作りたいと思います。

 

写真はイメージです。

 

2、建屋のリノベーション。

雨天時、炎天下でもみんなが快適に活動できるように、物置小屋をリノベーションして憩いの場としたいと思います。

 

3、水周りの整備

食材を洗ったり、美味しい水が飲めるように水道、簡易トイレの設置を目指します。

 

  

「春夏秋冬の里」でボランティア、地元の子供たちとみんなでお料理。
 
 
みんなで作った豚汁をおばあさんたちにも味わってもらう。食材は地元、三和町もの。
 

 

「春夏秋冬の里」でのたくさんの出会い、ここはこんなにステキなところです。

~いわき市三和町エリアの地域活性化を目指す~

 

①世代を越えた交流が魅力。

 

季節のイベントを開催しています。花見会やホタルの鑑賞会、秋の紅葉狩りなど、自然を慈しみ県内外のたくさんの人が参加しています。たくさんの出会いと交流が生まれ広がります。
 
 三和の桜はいわき市では、いちばん遅咲きです。
 
写真はイメージです。
 
川のせせらぎも紅葉の 美しさに包まれていく。
 
 いわき市内でも唯一、雪景色が楽しめる三和地区。
 
  

②世代を越えた交流が魅力。

 

栃木県から来園したボランティアの学生たちは近所のおばあさんたちの焼肉を焼いたり、おしゃべりをしたり、世代を越えた交流が盛んです。初対面でも打ち解けて楽しい時間が始まります。
 
 私の料理指導。みんな真剣かつ楽しそうとは思いませんか?
 
 ワイワイ、ガヤガヤ~ 焦げた、落ちた、肉がない、野菜も食べろ、個性あふれるバーベキューランチ。
 
 さすが、年長者はマイペース。みなさんお手本にしましょう。
  
 肉と炎のSHALL WE ダンス?
 
 おばあちゃんたちの笑顔は宝物。
 
 

③みんなで作る未来が魅力。

 

もっとたくさんの人々に利用してもらいたく、一般に開放したいと考えています。交流拠点を整備し、みんなの里山として快適な空間を提供することを目標にしています。
 
今日はどんなイベントかしら?
 
里山では季節の花が咲き誇る。
 
ていねいに整備された林へは、陽光がそそぎこみます。 
 
 みんなで取り組む里山づくり。
 
 こどもたちの遊び場でもあります。
 
 

ー「春夏秋冬の里ー」福島県いわき市三和町上三坂に在る、花咲き誇るこの里を、みんなの里山として共有し、守っていきたい。
 

 

〇小野正浩プロフィール

 

昭和34年いわき市三和町上三坂生まれです。幼少の頃より三和の自然に親しみ、森や山を散策することが好きで動物や植物を発見しては、その営みの素晴らしさを感じながら成長しました。とくにきのこや山菜取りをするのが好きで、いまのお店へも繋がっています。高校は学法石川で野球少年として甲子園を目指しました。

食べることも好きなので将来は飲食関係に進みたいと思い、調理師免許取得の後、社員食堂、割烹店、旅館、洋食レストラン等で修行、研鑽を重ね、平成17年、蕎麦店「きのことマサ」を開業し今に至ります。いわき魚料理コンテストでは「めひかりの南蛮漬け」で最優秀賞もいただきました。趣味は川釣り、写真撮影です。好きな言葉は「努力」「感謝」です。


私と妻、陽子です。


〇パティシエの妻

 

妻の陽子は東京の三鷹市出身です。私が都内のレストランに勤務していた時に知人を介して知り合いました。それが縁で、私の故郷に嫁いでくれて今は二人で店をきりもみしています。

また彼女はパティシエの資格もあり、手作りケーキは店でもデザートとして提供され、好評を得ています。手前みそですが、「三和ふれあい市場オープンコンテスト」では彼女のケーキが最優秀賞を受賞したほどです。その実力はハンパないです。人気のパウンドケーキ、シフォンケーキはホール単位で直接オーダーが入るほど。彼女のおかげで店も順調にやってこれて、深く感謝しております。


シフォン&パウンドケーキはランチのデザートでも提供されます。


 写真はイメージです


人気のパウンドケーキ。


〇蕎麦店「きのことマサ」

平成17年オープン。そば、うどんを中心に定食、丼などのメニューがあります。サイドメニューなどで季節の食材を使った料理も提供しています。ランチ時は地元の人や輸送業などのドライバーさんなどで賑わいます。休日はツーリングライダーや家族連れなども訪れてくれます。一見、山小屋風の外観も三和の自然の中に溶け込み、落ち着いたたたずまいを見せてくれます。店でも季節のイベントを開催しているので、みなさまお越しくださいね。

 


 三和地区の人気のランチスポットです。お立ち寄りください。


がっつり食べたい人には、 ボリュームあふれるそばと丼セットも人気。


店主のまかないも、うどんです。


メニューをご覧あれ。


 定食、丼もありあます。


囲炉裏がある店内、情緒感あふれるお店です。





 案内図(ちょっと古いです、コンビ二モンペリは閉店しました)



〇食へのこだわり

いわき市三和町は農業と林業の町です。市内ではいちばん面積が広いですが、山林の中に住宅地が点在しているため、昔の日本の原風景を楽しむこともできます。

豊富に取れる農産物。農家さんは朝早くから一日の終わりまで自然と向き合い、その恵みに感謝し、作物を作り続けます。私も農家さんに感謝しつつ、三和の野菜を中心として、メニューを提供しています。地産地消を目指し、いわき市内も広く食材を集めています。とくに「エゴマ」へのこだわりは深く、地元産を求めて農家さんを訪問してます。エゴマを加工し「味噌」や「ドレッシング」を作ったり、妻の焼くケーキにも使っています。美味しく安全、安心ないわきの農産物を多くの人たちに知ってもいらいたいからです。また、それをPRするために多くの物産展やイベントにも参加しています。
また、「おやき」が好きでもオリジナルで多種類を考案。きのこ、ねぎ味噌、ゆず味噌、イチゴなどを販売し多くのファンがいます。私自身が全国のおやきを食べ歩き熱心に研究しました。いまも、市内におやきロードを作る夢があります。


 イベントでは大皿料理で提供、好きなだけご賞味くださいね。



毎朝手作りのおやき(小野担当)とケーキ(妻担当)。



 新鮮で美味しくて安いはあたりまえ、農家さんの愛情がかくし味です。


〇三和ふれあい市場

国道49線沿いのある直売所です。三和の地元農家さんが出資して作り運営しています。

朝摘みされた新鮮な野菜がたくさん並びます。人気のものは午前中で完売もしばしば。

「きのことマサ」はここの直売所の会員でもあります。おやきをはじめ、オリジナルの加工商品はここでも購入することもできます。農家のおばあちゃんたちが、食べ方なども丁寧に教えてくれます。ただ、残念なことに農家さんも高齢化してしまい、この美味しい野菜がいつまで販売できるかわからないという問題もあります。跡継ぎのいない農家、収穫がなくなる野菜。私は地元農家さんや農産物PRのためにも、三和野菜を中心に食材として使い続けます。


 朝取り新鮮野菜が処狭しと並びます



 国道49号線の人気スポット、「三和ふれあい市場」。


 市場内はお客さまでいっぱいです。

 

〇イベントの参加

東日本大震災から、もうすぐ8年。福島県産品はいまだ風評から脱しきれていません。安全・安心なふくしまの食材・加工品のPRのため、「きのことマサ」は(一社)いわき観光まちづくりビューローの会員としても活動しています。いわき市主催の物産展やイベントをはじめ、多くのイベントに参加、オリジナルの加工品販売を通じていわき食材の安心・安全をPRしています。

また、いわき駅前の商業商業施設「ラトブ」においては2年間にわたり「マルシェ・デ・ラトブ」のメンバーとして出店。重ねるごとに多くのリピーターも増え、「おやき」「手作りケーキ」「お惣菜」など販売商品はつねに完売していました。こんなに理解のあるお客様に囲まれたいへんうれしく思います。やはり「美味しかったから、また買いに来た」といわれるのが一番です。今は定期的に草木台の直売所「田舎んぼ」でも対面販売をしています。


ポスター、「きことマサ」もクレジットされています。


 ラトブの1階で月1回、土曜日開催されていました。


そろえた商品はすべて手作り。午後2時までには完売していました。


 お客様の質問にも丁寧に答えます。



お買い上げありがとうございます。


 〇季節のイベントを企画運営、幅広い世代交流を図る。


いわき市のイベントのほか、私自身もイベントを企画運営をしています。私が所有する里山「春夏秋冬の里」では季節ごとに開催しています。春はお花見の会、夏はホタル鑑賞会、秋は食欲のバーべキュー会、冬は雪だるま作りなどなど。年齢、地域を問わずたくさんの人が訪れてくれています。そこでは笑顔がたえません。みんなわいわいやりながら準備活動をします。既にこれがイベントです。幼い子にテントの組み立てを教えたり、いっしょに大根、にんじんなどの皮むきをしたり、鍋用の火を炭で起こしたり。近所の足の不自由なおばあちゃんをおうちへ迎えに行ってくれる参加者もいます。みんなで役割分担、協力し合います。そこで生まれる交流こそが至福の時間、人生の宝物になるかも知れません。そんな思い出作りが続くよう願いながら、イベントを企画運営しています。


みんなで下ごしらえ、準備中。早くみんな来ないかなあ・・・


真剣なまなざし、みんなに食べてもらいたい。


小野家の家族、愛犬ミルク(男の子)も背中をさすってもらい、気持イイ~。


 火お越しは、あたしに任せて!


私たちは受付担当です。


ほっこり、ゆったり、気分いい~。


あとかた付けもみんなで。次はバーベキューエリアへ移動します。


ここでも、ほっこり、ゆったり。


 世代をこえた交流が続きます。

 

〇「春夏秋冬の里」交流拠点の周辺整備の内容


「もっと快適に、もっと楽しく」を実現するために取り組みたいこと。

 

この交流活動を継続していくためにも、里山の周辺整備はかかせません。クラウドファンディングにより資金調達でこんなことを進めたいと思います。

 

1、里山へ入る道、里山の中の遊歩道整備。

植樹や花をたくさん植えて、散歩が楽しめる、美しい遊歩道を作りたいと思います。

2、建屋のリノベーション。

雨天時、炎天下でもみんなが快適に活動できるように、物置小屋をリノベーションして憩いの場としたいと思います。

3、水周りの整備

食材を洗ったり、美味しい水が飲めるように水道、簡易トイレの設置を目指します。

 

 

お問合せ 小野正浩 TEL&FAX:0246-85-2755      

          E-Mail:o.masahiro2014@gmail.com

 

 

ここは、みんなの里山です。

 

〇「春夏秋冬の里」について、将来の展望


グリーンツーリズムなどの農業体験、マルシェなどの開催、自然教室等イベントにも多目的に使える場所。貸農園、就農希望者支援、農地や作物の共有できる情報発信地。たくさんの人が集う交流舞台。


・外部からのボランティアと地域住民のコミュニティ形成の核となる。

・耕作放棄地・遊休農地を有効に活用することで自然環境の保全をする。

風評に苦しむ農家さんたちを精神面な支えになる場所を目指す。

・三和地区以外の市内外の協力者のネットワークも構築し、地域活性化に繋げる。

地方と首都圏を中心とした人たちの交流の場となる。

後継者不足で悩む農家さんにとっても、新しい農業の可能性を見出す。


 
ボランティアの学生さんとみんなでバーベキュー。楽しい交流のひととき。
 
 手作りブランコで気分はハイジかな。
 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。みなさまのあたたかいお気持ちお待ちしております。また「春夏秋冬の里」にお越しいただける日を、心からお待ちしております。

                       「春夏秋冬の里」園主 小野正浩

 

 

 

 

 

 

 

 



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