●写真をとおして世代間交流することで新しいコミュニティを作りたい!
皆様、初めまして。
NPO法人Reconnect(リコネクト)と申します。
reconnectとは「つなぎなおす」という意味ですが、何をつなぎなおすのかと言いますと・・・人と人のつながり、です。
急激な少子高齢化の中、昔ながらの人と人のつながりが薄れてしまったなぁ、と感じることはありませんか?
今を生きる世代とこれからの世代が「自分らしく生きられる」地域社会を実現するために、高齢者も子どもも、障がいを持つ人も、また子育てや介護をする人も、外国人住民も、安心して生活できる社会を作る。それがReconnectの理念です。
NPO法人Reconnectの事務局を担当しております、はちのへファミリークリニック企画連携室の髙橋瑞保と申します。
Reconnectは2017年の設立以来、医療・介護・福祉・教育など様々な分野の専門職と市民が協力して、今の時代と地域にあった新しい人と人のつながりを支援することを目的に活動しております。
写真は、その活動の一つ「食支援」に関して今年5月に開催された学会で発表した時のものです。
私は八戸に住んで1年半ですが、昨年開催した第1回の八戸古今アルバムのイベントをとおして、八戸の土地や建物のハード面だけでなく、そこに住む人々の温かさというソフト面も知ることが出来ました。
今年の第2回イベントでは、新たな八戸の魅力を参加者の皆様と「宝探し」のような気持ちでまた探索できることを楽しみにしております。
●2018年、初の「八戸古今アルバム」イベントを開催しました。
八戸の昔の写真を持ち寄り、その思い出を語りながら現在の場所を探索し、同じアングルで撮影します。その二つの写真は「今昔アプリ」という写真管理アプリに登録され、イベント終了後は参加出来なかった方も楽しむことができます。
古き良き八戸がどうやって今につながって行ったのか、これから更に魅力ある街になるにはどうしたら良いのか、様々な世代の人が集い語る、市民主導型の街づくりイベントです。
皆さんは「回想法」というものを聞いたことがあるでしょうか?
回想法とは、昔の懐かしい写真や音楽、昔使っていた馴染み深い家庭用品などを見たり、触れたりしながら、昔の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏が提唱し、認知症の方へのアプロ―チとして注目されています。(※公益財団法人長寿科学振興財団のホームページより引用)
NPO法人Reconnectでは回想法に関するイベントも開催した経緯があり、心理療法としてだけではなく、「語りあう」ことの素晴らしさをもっと広めたいと考えました。
一枚の写真を違う世代の人の間に置くだけで、 不思議と会話が生まれてきます。
それが今住んでいる八戸の風景だと、思い出話だけではなく未来への期待で自然と会話が弾んでくるんです。
このイベントでは、参加者が持ち寄った昔の写真の場所を、昔の世代と今の世代が一つのチームとなって探索します。
(第1回では、八戸市博物館から昔の写真を数点お借りしました)
現地に到着したら人物も含めて「今」を撮影し、その場所にまつわる情報や今後の街づくりについて発表し合います。
今回のイベントをきっかけに、八戸の各地で「古今アルバム」が作成されていくことを願います。
アプリに写真が登録されますので、八戸から遠く離れたあなたにも、きっと楽しんでいただけると思います。
(下の写真は、実際のアプリ画面を一部抜粋したものです)
このように、第1回八戸古今アルバムが大盛況に終了し、参加した方からは「またやって欲しい」と強く要望が聞かれ、参加できなかった方からは「新聞の記事を見ましたよ、次はいつやるんですか?」と大きな期待を寄せていただきました。
そこで、第2回を開催する運びとなり、今回はクラウドファンディングを利用して運営資金を募ることとしました。
これは、単に資金を集めるだけではなく、イベントやReconnectを広く知っていただくためでもあります。
「第2回八戸古今アルバム」は、第1回より更に地域密着型のイベントとして10月13日(日)に南部会館で開催いたします!
● 実行スケジュール:10/13(日)開催に向けて、Facebookやホームページ、チラシ等でイベント参加者を募集します。(参加費無料)
・6月上旬:キックオフミーティング
・7月上旬:学生参加企画立案
・8月中旬:学生を含めたミーティング
・8月下旬:インターネットによる広報、参加受付開始
・9月上旬:実行委員会(リターン品、イベント詳細検討)
・9月中旬:チラシによる広報
・9月下旬:新聞による広報
・10月上旬:実行委員会(イベント最終確認)
《10月13日(日)イベントスケジュール》
●9:30受付 受付で自分に割り振られたグループを確認し、グループの席に着きます。
●10:00開会 本日の流れについて説明を聞きます。
●10:15写真選定 グループごとに昔の写真の中から、今の八戸と比べて面白そうなものを何枚か選びます。
●10:30探索 選んだ写真の場所へ向かいます。昔の写真と同じ角度で、現在の様子を撮影しましょう。
●13:00昼食休憩 この時間まで会場に戻り、弁当を食べながら発表会の打ち合わせをします。
●14:00発表会 2台のスクリーンを使って、元の写真と今の写真を投影して思い出や情報、未来に向けて発表します。
●15:00閉会 アンケートをご記入いただきます。
《イベント終了後》
・11月上旬:リターン品製作、アプリに写真をアップデート
・11月中旬:実行委員会(アンケートを元に今後のアプリの活用方法を検討)
・12月上旬:リターン品発送
*その後も、アプリを活用しながら街づくりについて話し合う場を作っていきます。
● 支援金の使いみち:イベント当日の運営費に充てさせていただきます。
《概算》
・会場費:20,000円
・昼食代:36,000円
・交通費:5,000円
・アプリサポート料:100,000円
・リターン品製作:60,000円
・発送料:5,000円
・チラシ作成費:20,000円
・FAAVO手数料:51,000円
・雑費(切手、振込手数料、事務用品等):3,000円
写真は実行員会のメンバーで、当日の流れについて確認しているところです。
夜遅くまで熱い語り合いが続きました。今後もイベントを魅力ある内容にするため検討して参ります!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
NPO法人Reconnectの理事長を務めます、はちのへファミリークリニック院長の小倉和也です。
第1回のイベントでは多くの方からご好評をいただき、想像していたよりも大きな成果を生むことが出来たので、ぜひ継続して開催したいと考えておりました。
この度、クラウドファンディングを適用することでより多くの方へイベントだけではなく、Reconnectのことを知っていただく良い機会だと思っております。
皆様から厚いご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
● お問い合わせ先:NPO法人Reconnect(リコネクト)事務局
〒031-0072 青森県八戸市城下4丁目11−11 はちのへファミリークリニック内(担当:髙橋)
TEL/FAX 0178-72-3301
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