8月11日(木・祝)地域の活性化と街の歴史・文化という魅力を伝えるために「まちなか小江戸祭り」を開催し、その会場を「葦ランプ」を使い幻想的な通りへと演出します。

 

 こんにちは。私たち一般社団法人甲府青年会議所は、山梨県にあります甲府市、甲斐市、中央市、昭和町を活動拠点とし、「明るい豊かな社会」の実現に向け、日々まちづくりや青少年育成のための事業をおこなっております。

 この度、8月11日の「山の日」に甲府中心街において「まちなか小江戸祭り」を開催させていただくことになりました。

 そのお祭りの演出として、商店街の通りを葦ランプで飾り付け、情緒ある幻想的な雰囲気を演出したいと考えております。

 

 

「まちなか小江戸まつり」とは、、、

 

 1519年、武田信虎が甲府を創り、まもなく開府500年を迎えようとしています。武田の時代が終わり、幕府直轄領となった江戸時代、甲府城を中心とした城下町において甲府の街は商業や文化が非常に栄えておりました。

 その城下町は昭和の時代になってもなお、廃れることはなく、甲府の中心市街地では人の肩と肩がぶつかりあうほどに人々で賑わっておりました。 

 しかし、バブルの崩壊や郊外型の大規模商業施設の登場により、現在ではその賑わいはなくなってしまい、人通りもまばらになってしまっています。

 

 その中で、私たちは江戸時代より栄えてきた歴史や文化にスポットをあて、その魅力を多くの地域の方々に伝え、素晴らしい文化があったことを誇りに感じていただきたいと考え企画しました。

また、オープニングでは歌舞伎役者の市川春猿氏をお招きし、甲府でも行われてきた歌舞伎など文化の魅力を伝えていただきます。

 

詳細については、一般社団法人甲府青年会議所のホームページよりご参照ください。

 http://2016.kofujc.com/

 

 

なぜ「葦ランプ」の演出が必要なのか、、、

 

 甲府市が主催となる「2016小江戸甲府の夏祭り」が同じ日に甲府城(舞鶴城址公園)で開催されます。そこから、我々が主催するお祭りの会場までを小江戸の情緒や幻想的な雰囲気を味わいながら訪れた方々に移動していただきたいと考えました。

 普段は何気ない商店街のひとつで、多くの人々が車で移動をしてしまう通りですが、その演出によって歩いていただく楽しみも作り、地域の活性化にもつなげていきたいと思います。

 また、その通り沿いの商店街の皆様にもご協力をいただき、甲府の歴史などを知ることができる演出もさせていただきます。

 

 

一つひとつ、手作業で作成をします。

 

会場である甲府城から甲府中心街まで、約500mの道のりとなります。そこへ葦ランプをきれいに並べていくには、150個の葦ランプが必要となってきます。

 その葦ランプはNPO法人街づくり文化フォーラムに作成指導などの協力をいただき、一般社団法人甲府青年会議所の会員や地域住民の皆様と一緒に作成しています。

 

 

葦ランプを一つ作成するために大人が二人で取り掛かって、約2時間半かかります。そこではコミュニケーションや思いやりの大切さも一緒に学んでいきます。

 

 

葦ランプ作成にかかる費用

 

 葦は冬に河原などから伐採し乾燥させたものを利用します。

 しかし、その他にバケツ・結束バンド・麻ひも・ランプ・ソケット・コンセント・電線・コンパネが必要となり、1個をつくるのに約2,500円かかります。

 

 現状、80個作成するための予算は捻出できたものの、あと70個を作るための予算が確保できていません。

 

 皆様からのご芳志により材料を購入させていただき、皆様の想いとともに私たちの手で一つひとつ心を込めて作成し、地域の彩にしていきます。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

  • 2016/10/28 07:59

    ご無沙汰しております。 1万円、5千円のご支援をいただきました皆様。 アートフェスタ貢川にて返礼の品である「葦ランプ」を展示しておりました。 昨日、撤去いたしまして順次皆様にお渡しをさせていただきたいと考えております。若干の補修などをおこないお渡しさせていただきますので、11月の上旬頃に...

  • 2016/08/09 10:11

    この度はたくさんの方からご支援いただき、無事に達成することが出来ました。   本当にありがとうございます!   準備も着々と進んでおります。写真は甲府駅前にてチラシの配布の様子です。   11日当日の皆様のご来場をお待ちしております。   ※まちなか小江戸祭り※ 場所:甲府市...

  • 2016/07/25 05:52

    7月22日(金)にメンバーの会社駐車場で葦ランプを作成しました。 15個作成することが出来ました。 何度か作成しているのですが、手馴れた方が教えるようペアとなり新たなコミュニケーションの場となりました。