第11回じゃんじゃんキャンプ開催に向け、2度目のクラウドファンディングに挑戦中!
皆さまのご支援のおかげで、第10回目のじゃんじゃんキャンプを成功させることができました!
そして現在、第11回目のキャンプ開催に向け同じくFAAVOやまなしにて2度目のクラウドファンディングに挑戦しています。
今回も皆さまのご支援が必要です!
ご協力お願いします!
https://faavo.jp/yamanashi/project/2111
外遊びを制限されている福島の子ども達のために、山梨の自然の中で思いっきり遊べる保養キャンプを開催したい!
こんにちは!山梨学生有志団体この指とまれ!代表の小木曽瑠美です。私達は、福島県に住む親子を対象に、山梨の自然の中で行う保養キャンプ「じゃんじゃんキャンプ」を運営しています。
2011年の福島第一原発事故以来、外遊びを制限されている子ども達に、思いっきり自然の中で遊んでもらいたい!
不安を抱えながら子育てを頑張っている親御さん達に、日々の疲れを癒してもらいたい!
そんな想いを胸に、日々キャンプ準備に奔走しています!
ママ、この花さわってもいいの?
不安な表情でお母さんに尋ねる男の子。これは、実際にキャンプに参加した子の言葉です。草木に触る、泥遊びをする。そんな子どもにとっての「当たり前」を、当たり前に享受できない子ども達がいます。原発事故から5年半以上が経ちますが、その影響が今も、そして今後も続いていきます。
私達のキャンプは、そんな不安な環境で暮らす子ども達とその家族のために、何かできないだろうかという考えから始まりました。遠く離れた福島と山梨。すぐに現状を変えることはできません。考えに考え、行き着いた先が「何も気にすることなく、自然の中で思いっきりリフレッシュしてもらうこと」でした。
山梨の大自然のパワーは無限大です。
おいしい空気と水、明るい緑。ありのままの姿ではしゃぎ、走り回る子ども達。
お母さん達の顔にも思わず笑みがこぼれます。
「この時代に生まれ、育ち、大人になることを楽しんでほしい」
みんなの想いが1つになり、1つの小さな保養キャンプが完成しました。
これが、私達の「じゃんじゃんキャンプ」です。
花のミツって甘いんだ!保養キャンプの意義
何も気にすることなくのびのびと遊び、心身の疲れを癒す活動を保養キャンプと呼んでいます。保養キャンプには、以下のような意義があります。
・外遊びでリフレッシュ
・普段体験することのできない自然学習、アウトドア活動参加
・子どもが安全な場所にいると親御さんも安心
「お母さんに見せるんだ」と自分の身体ほどある大きな木の枝を持ち上げる小さな男の子、山梨で花の蜜を初めて吸って「本当だ!甘い!」と目を丸くする小学校高学年の女の子、川でスタッフと水をかけあってはしゃぐみんな...。そんな小さな発見や新しい体験に、目をキラキラさせる子ども達を私達は見てきました。
また、「ここでなら安心して子どもを遊ばせられるから、普段のストレスから解放されて自然体の自分でいられる」と言ってくれたお母さんもいました。
「じゃんじゃんキャンプ」の運営組織
私達は2012年から年2回、保養キャンプを開催しています。主に福島市に住む親子約40人を山梨県に招いています。
「じゃんじゃんキャンプ実行委員会」は以下の3団体で成り立っています。
・山梨学生有志団体この指とまれ!
・NPO法人山梨ナチュラル工房
・2R-Base(福島のお母さん達の団体)
山梨へ行くじゃん!山梨で遊ぶじゃん!私達のじゃんじゃんキャンプ
じゃんじゃんキャンプの名前の由来は、「行くじゃん!」「遊ぶじゃん!」という山梨県の方言です。「行こうよ!」「遊ぼうよ!」そんなカジュアルな雰囲気で、支援する側・される側の垣根を取り払った関係を参加者のみなさんと築いていきたいと考えています。キャンプ後もメッセージや手紙のやり取りなど、スタッフと参加者の交流が多く続いています。
じゃんじゃんキャンプは参加者の方々との出逢いをとても大切にするキャンプです。定期開催してきた中で、毎回来てくれる方々がいます。山梨から福島に向かう帰りのバスの中で、「ねぇ、次のキャンプっていつ!?」とお母さんに尋ねるほど次回のキャンプを心待ちにしてくれていた男の子もいました。スタッフはまるで父、母の様に子ども達の成長を楽しみにし、親御さん達もまた学生スタッフを我が子の様に見守ってくださっています。
山梨を満喫してほしい!
キャンプに参加してくれる子ども達は、川遊びや森林散策、畑での農作業など、自然の中で思いっきり遊ぶことをとても楽しみにしています。山梨の美しい川や森で遊び、多くの発見や経験、思い出を作ってもらうことが私達の心からの喜びです。また山梨の郷土料理であるほうとうや美味しい桃・ぶどうなど、山梨の味覚も参加者の楽しみの一つとなっています。
また山梨県は、気候や風土等の点で福島県と似ているところがあります。例えば福島県は山梨県と同様に果樹の栽培が盛んであり、桃の出荷量は山梨県に次ぐ全国2位です。また参加者の方の多くが住む福島市は、福島盆地の中にあり、山に囲まれたその景色は甲府盆地とよく似ています。私達は、そんな気候や風土が似ているここ山梨で、参加者の方々に震災前と同じように安心して過ごしてほしいと考えています。
第10回じゃんじゃんキャンプ
日程:2017年3月28日〜31日(3泊4日)
場所:山梨県立愛宕山少年自然の家
参加者:主に福島市在住の親子 約40人
テーマ:おさんぽ
プログラム内容(案):
ピクニック、ハイキング、畑での農作業、クラフト、駄菓子屋、ほうとう作り、親御さんプログラム等
春の日差しが降り注ぐ野原を自由に歩き、草木や虫に触れながら、多くの発見や感動を楽しんでほしい。「おさんぽ」という今回のテーマには、そんな想いが込められています。
今後のスケジュール
2016年 12月 FAAVOプロジェクト開始
2017年 1月 FAAVOプロジェクト終了
3月 第10回じゃんじゃんキャンプ
4~5月 報告書作成、返礼品発送
集まった支援の用途
参加者の食費、宿泊費、プログラムに使う備品・材料費等
今回のキャンプのための資金見積もりは、約54万円です。私達はそのうちの40万円を本クラウドファンディングで集めたいと考えています。残りの資金は、街頭募金や、一緒にキャンプを運営しているNPO法人山梨ナチュラル工房による地域イベントへの出店等で賄いたいと考えています。
続けていく、伝えていく
私達は、保養キャンプを必要としている子ども達がいる限り、このじゃんじゃんキャンプを続けていきたいと考えています。
また、私達が活動を続けていくことは、今も不安を抱え生活をしている人達がいることを伝えていく上でも大きな意義があると考えています。
これまでのキャンプ資金は、団体・個人の皆様からの寄付や、地域イベント出店時の売り上げと共に、私達学生による月4回の街頭募金を主としてきました。しかし震災から年が経つにつれ、街頭募金で集まる金額も限られてきているのが現状です。
そこで今回、もっと多くの方々に私達の活動を知っていただき、お力添えをお願いできないかと考え、FAAVOやまなしのクラウドファンディングに挑戦することにいたしました。
皆様のご協力、どうぞよろしくお願い致します‼
キャンプ当日の様子がわかる動画を作成しましたので、下記URLよりぜひご覧ください!
*私たちがこのFAAVOのプロジェクトを運営しています!
関連するウェブサイト
山梨学生有志団体この指とまれ!
FaceBook(https://www.facebook.com/konoyubitooomare)
Twitter(https://twitter.com/konoyubi_?s=09)
NPO法人山梨ナチュラル工房