葡萄屋kofu 代表 古屋から渾身のメッセージを
いよいよ開発が佳境に入ってきました。
代表の古屋浩から開発途中ではありますが、全身全霊のメッセージをお届けします。
お越しいただきありがとうございます
葡萄屋kofu 江間篤です。本PROJECTへお越しいただきまして、ありがとうございます!
山梨県にて「葡萄屋kofu」という山梨県産葡萄を中心とした農産物加工の専門店をしています。
私自身は、人生16回の引っ越しをしつつ、やまなしに携わって13年。
やまなしのたからもの、を少しずつ分かるようになってきて、好きになってしまいました。
なぜフルーツソフトの革命を起こしたいのか
やまなしだからできること。やまなしでしかできないこと。
せっかく生産量日本一のフルーツ王国でありながら、世に出回っている数々の桃・葡萄を中心とした山梨県産○○の加工食品には、香料や着色料が使われており、また果汁100%と言いながら濃縮還元で水増ししたジュースが出回ってしまっています。
ここには本物の素材があり、ここには本物の技術を磨きあげるプライドがあります。
旬の時期には、旬のものに会いたくなるように、間口の広い加工品「ソフトクリーム」で1,300年の果樹栽培の歴史と文化への出会いの一歩をつくります。
まだ誰も食べたことない、けど、間違いなく旬に会いたくなるフルーツソフト
現在、商品開発のため、「実際にどんな味なのか?」「どんなソフトクリームなのか?」をお伝えするのが正直難しいのです。
が、初回のテストが終わりましたので、そのお味を少々…。実は今回、桃だけでなく、葡萄も同時に開発を進めています。
※写真は初回テストのものです。
ほんのり白桃色、しっかり巨峰色、こんな発色をしていますが、まったくに着色料なしです。
ソフトクリームでありながらクリーム=乳を一切使っていないフルーツソフトですが、素晴らしくクリーミーです。
食べた瞬間にやってくるそれぞれの素材の香り、そしてとても滑らかでクリーミー、さらに食べた後にもずっと素材の余韻を楽しめる。香りと旨味を閉じ込められるのは、ソフトクリームという形ならでは、と思わず感動してしまう初回テストでした。
宝桃園 堀井さんがこだわって作った浅間白桃、久津間さんが先祖代々引き継いでいる白鳳、葡萄づくりの名人 澤登さんの巨峰などの素材にこだわり、ミラノ万博のスイーツのワールドカップで優勝した日本代表チームにてキャプテンを務めたパティシエの江森さん監修のもと開発します。
ジェラートとも、牛乳を使った濃厚なソフトクリームとも違う
「旬に生の果物に思わず会いたくなるフルーツソフト」を目指しています。
浅間白桃をつくる宝桃園 堀井さんとの出会い
白鳳をつくる久津間さんとの出会い
桃づくりに大切なこと。
おいしい桃をつくりたいという真摯な気持ちと、
桃へのたっぷりの愛情が、『樹づくり』にあらわれます。
そんなお二人に私たちは出会いました。
堀井さん、久津間さん。
お2人に共通するのは、『樹づくり』にかける想いです。
売れる桃をつくるのではなく、自分が食べておいしい桃を、できるだけ同じ時期に多くの方に食べてもらう。
おいしい桃は、いい土をはじめとして桃の樹が一番気持ちよく実をならせる環境が必要。樹づくりにはたくさんの工程があります。
さらに、適熟期に収穫することで、桃の最大限の旨味、香りを引き立たせる。
そういうことに愚直に取り組んでいるお2人です。
私たちの農産物加工への想い
私は、食品加工に携わるうえで、こんなことを考えています。
---
素材を大切に。それぞれの素材の旬に会いたくなる食べ物を。
農産物加工を手掛けるにあたって心がけていること。
時間と品種を指定せず、作りやすさ、糖度が高い、など流通を考えただけで、甘ければいい、デカければいい、ではない。本来果樹自身が持つポテンシャルを最大限高めた収穫時期と加工をする。
生を彷彿とさせるものでなければならない。
旬と出会いたくなるものでなければならない。
---
正直、旬の生の素材には勝てません。最高の素材を通年通じてお届けすることで、加工品を口にしたときに「旬に会いに行きたいな」と思っていただける商品を常に目指しています。
パティシエ 江森宏之さんとの出会い
私たちの農産物加工への想いと、山梨のフルーツをより多くの方にさまざまなシーンで楽しんでもらいたい、という想いに共感いただき、2015年にミラノ万博にて開催されたスイーツのワールドカップで、日本代表チームのキャプテンを務め優勝を果たしたパティシエの江森宏之さんに監修していただけることになりました。
江森宏之氏 プロフィール
MOFフランス最高職人ルレデセールインターナショナルの店「Pâtisserie FRESSON」にてフランクフレッソン氏に師事。帰国後「ベルグの4月」、アイスクリームケーキ専門店「Glaciel」にてシェフグラシエ・シェフパティシエを経て、独立後、初のパティスリー「MAISON GIVRÉE(メゾン ジブレー)」を中央林間にオープン。ジェラート、アイスクリーム等の機器の世界的なリーディングメーカー「カルピジャーニジャパン」のデモンストレーターとしても活躍中。ミラノ万博で行われたスイーツのワールドカップにて日本代表のチームキャプテンとして出場し、優勝するなど国内外で受賞歴多数。 地域支援の活動も栃木未来大使、チーム・シェフ等で積極的に携わっている。
乳アレルギーフリーへの想い
ソフトクリームが食べたい、けど、食べられない。
牛乳アレルギーのお子様の切なる願いがそこにはあります。
クリーム(牛乳)を一切使わないソフトクリームを本物の素材だけでつくることで、その願いを本PROJECTで実現します。
ここからスタートします。
2017年7月5日『葡萄屋kofu ハナテラスcafe』を、河口湖北側湖畔の新たな大型観光施設「富士大石ハナテラス」内にOPENいたします。
※写真はジオラマを撮影したものです。
1,300年の歴史がある山梨県の葡萄栽培のふるさとkofu。「葡萄屋kofu」は山梨県産葡萄の加工品専門店として5年前に甲府市朝日通りに小さなアトリエを構えました。
ぶどうのふるさと、発祥地は甲府である。西日の当たる水はけのよい斜面で育つ愛宕山の麓からスタートしたとされる葡萄栽培の歴史。脈々と受け継がれる過去を尊び、いまここにある葡萄という宝ものに誇りを持ちたい。この宝ものを1年を通じてお届けしたい。また葡萄だけではない山梨の果物という宝ものをProductを通じて感じていただきたい。
山梨の果物の歴史を知る、食べる、飲む、持ち帰る。
これが葡萄屋kofuが目指していることです。
葡萄のふるさとであるkofuに誇りを持ち、より多くの方々に山梨の果物を「葡萄屋kofu」を通じて知っていただくには、やはりこの名前が一番と思い「葡萄屋kofu ハナテラスcafé」というお店にしました。山梨の果物はここに来れば、知れる、食べられる、教えてもらえる。そんな日本一の山梨の果物案内所を目指します。
https://www.facebook.com/budoyakofu/
ご支援いただいた資金の使途
みなさんにご支援いただいた資金については、大事に以下に使わせていただきます。
・フルーツソフト開発(材料、製造、機材など)
・FAAVO手数料
今後のスケジュール
5月~6月:レシピ開発、商品製造
7月5日~:葡萄屋kofu ハナテラスcafeでのフルーツソフト販売開始
~7月末:ご支援いただいたみなさんへのお礼の品をお届け
最後に...
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
私自身、やまなしに携わって13年になりますが、やっとここやまなしが好きになりました。
それは、関わる方々のその「ちいき」への想いを感じる機会がとても多いから、です。
自分たちがつくったものが、本当においしい、と自信をもって言えるものでありたい。
そしてそれをひとりでも多くの方に知ってもらいたい。
たくさんの想いの積み重なりが、いつか大きなうねりとなり、日本の農産物が世界を圧巻する。
それには研磨された技術と、なにより想いが必要だと思っています。
多くの方に、やまなしの素晴らしさを少しでもお伝えし、第2、第3のふるさとと感じていただけるような取り組みを進めたい。
©Miho Urushido
みなさんのお力をお借りし、その第一歩を踏み出したい。
よろしくお願いいたします!