国宝のある町、一身田

高田本山専修寺は国内でも5番目に大きな木造建築の寺院で、中でも御影堂と如来堂は建造物としては2017年11月、三重県で初の国宝に指定されました。また、戦火を逃れた町内には今も多くの風情ある古民家が残って、全国的にも珍しい「寺内町」と呼ばれる町を形成しております。

 

 

こんな私たちの町をPRする為のイベントとして、平成25年度より、一身田商工振興会が中心となって、公募で選んだカップルに町内で結婚式を挙げてもらい、町民が一体となって、みんなでお祝いをしようという「一身田しあわせ和婚」行事を始めました!

 

みんなでお祝いしよに!みんなで幸せを分かち合おに!

「一身田しあわせ和婚」

 

第1回は、国のにぎわい補助金を使ってイベントを行いましたが、以降は限られた自己資金の中で実施していかなければならない中でクラウドファンディングを利用させていただいてます。

 

一身田の魅力をPRする行事として、今後もこのイベントを継続していきたいと思っています。

 今回、仏式の結婚式を挙げるための予算までは確保できました。

 しかし、式の後に、

  

 ① 町をパレードしてみんなにお祝いをしてもらいたいので人力車を仕立てたい! 

  

 ② 祝ってくれる町の方々へ、お祝いの品の振る舞いをしたい!今年は、みたらし団子タワーを作ってお祝いしてくれた方々に振る舞いをしたい!

 

 ③ 新郎新婦には素敵な記念の写真撮ってプレゼントしてあげたい!新郎新婦の結婚式での希望を叶えてあげたい!!

 

というような、みんなで新郎新婦をお祝いし、町ぐるみで幸せを分かち合う行事にするための予算がどうしても足りません。

そこで、クラウドファンディングでもっと、多くの人に呼び掛けてお祝いに参加してもらったらどうかという思いに至りました!

 

「一身田しあわせ和婚」で町は賑わうに~

 

 

 

一身田町は高田本山や古民家が残る雰囲気のよい町並みで、今も町民が生活を送っている「生きた寺内町」としての魅力があります。

  

町民ひとりひとりが一身田の町を大切に思い、美しい今の姿を残していこうという共通の思いを持っています。

  

「一身田しあわせ和婚」は、結婚式を通じて皆がお祝いというテーマに気持ちを一つにして、イベントを作りあげることができます。

  

和風の結婚式やパレードは一身田の町並みにとてもよく合います。

 

 

連動して、商店街も売り出しを行ったり、独自の商品を売り出したりする機会となり、活性化にも繋がります。

  

外部からの来場者にとっても、このイベントを通して、一身田の魅力を感じ取っていただける大きな機会になると確信いたしております。

 

 

一身田しあわせ和婚は11月17日やに!

 

 

 

「一身田幸せ和婚」を11月17日(日)に開催いたします。

  

新郎・新婦は公募にて選びます。

  

結婚式は高田会館にて仏式の結婚式を執り行ないます。新婦には十二単を纏ってもらいます。

  

結婚式を挙げた後は、高田本山専修寺へお参りをします。

 

 

本山の参道には赤じゅうたんを敷かせてもらい、もっとも大きな御影堂前にて町民の方々へのお披露目を行います。

 

その後は町内に設けた特設ステージにて、結婚の報告、町民からの祝福を受けます。

 

午後には、特別仕立ての人力車に乗り、町内をパレードしていただきます。パレードには雅楽演奏をはじめ、着物姿の方々総勢、約100名の大パレードとなります。町内は祝福ムードの飾りつけを行い、また商店街も「寿」にちなんだ特別賞品を用意し売り出します。自治会・婦人会・老人クラブ・公民館教室など、地域の方々も祝いに参加し、町民総出となって、お祝いのムードを作り出し、一身田町の新たな魅力の発信としたいと思います。

 

今年は私たちが式を挙げます!

 

三重県津市 川上夫妻

 

新婦は津市出身で、お七夜さんが大好きです。学生時代もよさこいサークルで寺内町まつりにも毎年参加していました。そして今、市の保健師となり偶然にも一身田が担当地区で、町のみなさんには大変お世話になっています。また、何よりも新婦の幼い頃に他界した父親が高田本山にも眠っていることから、新婦の所縁の地であり、お父さんも見守ってもらえる高田本山で結婚式が出来たらとても良い思い出に残るかなと応募しました。