こんにちは、西の湖ヨシ灯り展実行委員会の木野和也と申します。私どものプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。

水と土と空気を浄化する西の湖、自然の優しさを子供たちにもへ継承するため、西の湖ヨシ灯り展を開催したい! 

滋賀県近江八幡市安土町にある、西の湖(にしのこ)は、風光明媚な自然景観を有し、時として人々に安らぎと郷愁を与えてきました。

 

 

この美しい湖を環境面で大きく下支えしているのは、湖畔に自生するヨシ群落です。ヨシ群落には、自然の浄化サイクルと湖畔に暮らしてきた人々の生業を感じることができます。

 

〈西の湖のヨシ群落〉

 
私たちは、そうした貴重なヨシに親しみ、価値を再発見することに着眼し、ヨシ材料を使用した造形作品の展示会「西の湖ヨシ灯り展」を企画し、これまで10年間にわたり毎年開催をしてまいりました。
 
〈第10回 ヨシ灯り展の様子 -成安造形大学の皆さんの作品〉
 
びわ湖のヨシは、水・土・空気を浄化しています。「西の湖ヨシ灯り展」の開催を通じて、この西の湖の自然の美しさはもとより、昔から私たちの生活を守ってきてくれた西の湖の自然の優しさを、子供達に味わってもらう素敵な機会にしたいと考えています。
 
〈第10回 ヨシ灯り展の展示の様子〉
 
昨年も市内の小・中学校を中心に多くの子供達に参加してもらいました。今年もより多くの子供達に参加してもらうために、今年は会場周辺の交通安全対策を強化し、来場者が安全の確保を図りたいと考えていますので,皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。 

湖畔の人々とヨシ群落の四季

〈ヨシの新芽〉

 

ヨシは4月に芽をだし、5月には葉っぱが両手を挙げたように背伸びをしているような、生き生きとした美しい緑の光景になります。そこにヨシキリ雀が飛来してきて卵を産みます。

 

〈ヨシキリ〉

 

鳥のヨシキリ雀がやかましい鳴き声で、刈り残ったヨシの先に止まって鳴いているのを見ることができます。 

猛暑の8月には、巣立ちしたツバメがヨシ原をお宿として過ごし、秋風とともに南国3千キロの旅へと羽ばたきます。 

 

〈8月には4mに育ちます〉

 

8月のお盆過ぎる頃には、黄色い穂が出て成長はほとんど止まりますが、9月頃葛色の穂に変わります。

11月末頃になると、緑の葉も枯れてきて、樺色に変わります。

 

 〈晩秋のヨシ原〉

 

12月の末には、北の風に吹かれて、葉をもぎ取られなお風に揺られながらも、凛として立っている冬のヨシ風景です。やがてヨシ刈りが始まります。

 

〈ヨシ刈り〉

 

3月にはヨシ刈りが終わり、末にはヨシ地焼きが始まり、煙がたなびきます。

 

〈地焼き〉

 

刈り取ったヨシは焼かれて西の湖は広々とした焼け野原になります。黒色になったそこから新芽が出てきて一雨ごとにヨシが芽吹き緑に変わっていきます。 

ヨシの浄化作用について

ヨシは、水中のリンや窒素を養分として吸い込み、琵琶湖の環境を悪化させる赤潮やアオコの大量発生を防いでいます。

また、ヨシの茎や土中の微生物によって水の汚れを分解してくれています。

そして、光合成により大気中の二酸化炭素を吸い取り、空気をきれいにしてくれています。

ヨシは太陽が育ててくれた贈り物、水・土・空気を浄化してくれているのです。

また、ニゴロブナやヨシキリなど多様な魚や鳥のすみかにもなっています。

ヨシと湖畔の人々の暮らし

ヨシ刈りにより、1年に1度、ヨシの収穫があり、古くから日本家屋では多くのヨシが使われていました。たとえば、葦簀(よしず)やヨシの屋根などです。

 

しかしながら、現代では他の代替的な工業製品に取って代わられ、日本家屋も大きく姿を変えるに伴って、ヨシを使った製品も少なくなってきています。

西の湖ヨシ灯り展について

ヨシ灯り展では、ヨシ灯りの作品が、小学校、中学校、高校、大学、一般から約300〜400点ぐらいを展示しています。

 

〈ヨシ灯りの材料づくり〉 

 

〈ヨシ灯りの材料づくり〉 

 

事前にヨシの材料を準備し、各学校や施設でヨシ灯りが作られます。 ヨシ灯り展前日に「よしきりの池」へと搬入され配置されます。

 

〈会場となるよしきりの池〉 

 

〈ヨシ灯りの設置作業〉 

県内の多くの学校の子供たちも参加 

西の湖のヨシによる作品づくりは、平成18年に、竹田勝博さんの発起により実行委員会を立ち上げ、平成19年より成安造形大学とヨシ灯り展実行委員会により、小学校などで始まりました。

  

〈小学校での製作〉

 

小学校などで作られた作品は、ヨシ灯り展前日に「よしきりの池」へと搬入され配置されます。

 

〈小学校からの搬入〉

 

子供たちの作品は、専門家による審査で滋賀県知事賞、近江八幡市長賞、安土・老蘇まちづくり協議会賞、西の湖賞などが決まります。

 

〈事前審査〉

直面する課題と解決への取組

西の湖ヨシ灯り展は、お陰様で昨年第10回を開催することができ、展示作品400点、そして訪れる人々が3,000人を超えるというほどに大きく育つことができました。

 

しかしながら、西の湖畔の「よしきりの池」という自然の中での展示会であり、また、夜間の開催ということもあり、展示作品や来場者が増えていく反面、子供達の来場も多いことから、交通安全面での不安が大きくなってきています。

 

会場の各所に、来場する子供達に危険がないかどうかを見守る人員の配置を確保すること、が次回開催に向けての大きな課題の一つと考えています。 

 

そこで、今回のクラウドファンディングによりまして、西の湖ヨシ灯り展の開催に必要となる費用のうち、来場者の交通安全対策(ガードマン)費用である20万円を、FAAVO滋賀を通じて少しずつ募らせていただきたいと考えております。

集まった資金の使い道

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・来場者の交通安全対策(ガードマン)費用

・お返し品にかかる費用、他諸経費

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今年も西の湖ヨシ灯り展を安全に開催し、子供達に西の湖のヨシ群落の自然の美しさと優しさを伝えるため、何卒、皆様のご協賛をよろしくお願い申し上げます。

ヨシ灯り展のスケジュール

 平成29年7月     クラウドファンディング開始

 平成29年7月〜8月 市内の小・中学校などで展示作品の制作

 平成29年9月     クラウドファンディング終了

 平成29年9月23日・24日 西の湖ヨシ灯り展の開催

ご支援いただきました皆様には、西の湖よし灯り展から心を込めてお返しをさせていただきます!

1,000円コース

1,000円のご支援をいただきました皆様には、「西の湖よし灯り展写真で綴る第10回記念誌(保存版)カラーA4版20ページ」をお届けさせていただきます。

 

〈西の湖よし灯り展写真で綴る第10回記念誌(保存版)〉

2,000円コース

2,000円のご支援をいただきました皆様には、「西の湖よし灯り展写真で綴る第10回記念誌(保存版)カラーA4版20ページ」と、地元特産「ヨシうどん1パック(2人前)」をお届けさせていただきます。

 

〈地元特産「ヨシうどん1パック(2人前)」〉

5,000円コース

5,000円のご支援をいただきました皆様には、「西の湖よし灯り展写真で綴る第10回記念誌(保存版)カラーA4版20ページ」と、ヨシを使った地元特産のヨシうどん・ヨシジェラード・ヨシマドレーヌ・ヨシサブレなどから、私ども西の湖ヨシ灯り展実行委員会で選ばせていただきました2点をお届けさせていただきます。 

 

〈地元特産〉

10,000円コースA

10,000円のご支援をいただきました皆様には、「西の湖よし灯り展写真で綴る第10回記念誌(保存版)カラーA4版20ページ」と、「地元ヨシペン画家による風景画とヨシで作った額」をお届けさせていただきます。

 

〈ヨシペン画〉

10,000円コースB

10,000円のご支援をいただきました皆様には、「西の湖よし灯り展写真で綴る第10回記念誌(保存版)カラーA4版20ページ」と、「葭簀(よしず)(180cm×180cm)」をお届けさせていただきます。

 

〈葭簀(よしず)(180cm×180cm)〉

皆様からの応援をよろしくお願いいたします! 

水・土・空気を浄化する西の湖のヨシ群落を、子供達へと継承するため、どうかご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

このプロジェクトに、少しでもご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ「シェア」や「いいね!」など、応援をいただけますと幸いです。

 

ご支援をよろしくお願い申し上げます!

起案者情報

【団体名】    西の湖ヨシ灯り展 実行委員会

【代表者】    木野 和也

【ウェブサイト】 http://www.azuchi-shiga.com/(安土の観光)

         http://www.zd.ztv.ne.jp/azuchi-cc/(安土町まちづくり協議会)