うちなー生まれ・うちなー育ち・うちなーの手織布をみんなに届けたい!
はいたーい!
元気ですかねぇ
あい!はじめましてだねぇ
私は、うちなー生まれ、うちなー育ちの大湾典子です。
▲私、大湾典子です。
現在、宜野湾市の自宅の一角で、小さな小さな沖縄の織物工房 典(てん)として活動しているさぁ。
▲私の工房、典の様子です。
私は、子供が生まれたことがキッカケで手に職をつけようと思って、織りの育成事業で
1年間織りについて学んださぁー。そのあと県の指導所で1年研鑽を積み、織りの工房で10年間、働いていました。それから、自分で糸を染め、織って小物や、かりゆしの生地やパーツをみじかな人達に提供してきたさぁ。
沖縄の明るい色合いを使いながら、着る人が喜んでくれるように、心を込めて機にむかっています。
読んでいる皆さん!、クラウド、クラウドファ、ファンディングって知ってるねぇ?
知ってる人もち多いはずねぇ
聞いた事ない人もいるはずさぁねぇ
自分も、詳しくはわからなかったからねぇー。
このクラウドファンディングで、私の手織り布アクセサリー、「嘉利吉魔法(かりゆしまほう)」を、商品化できるんじゃない?沢山の人に知ってもらえるんじゃない?って思ったわけさぁ。
そうして、手織り布のアクセサリーを沢山の人が、使ってくれたら、沖縄の織物が広まって、沖縄の織物を始める人が、増えるかもしれないさぁ!
沖縄の良い物を、地元で頑張る人達が使って、物作りの技も受け継がれていったら、それはとても良いことだと思うわけよ。
クラウドファンディングって、自分がやりたいことをインターネット上で説明して、それに共感してくれた人達から資金を集めたり、拡散してもらって自分の思いを形にしていくシステムらしいさぁ。
そんな初めてだらけの自分が勇気と情熱で挑戦してしまったさぁ
それから、意匠登録も、申請してみた!
あきさみよー(驚いた時の言葉)
でも、タイミング悪くうちのひとの会社の倒産、この何年か辛いことが続き夫婦中も、
険悪に。マイナスから生まれるのはマイナス
だけどマイナスから今の思いに繋がったことに感謝だねぇ。
上から降りてきた!これなら、織物を気軽に手にとってもらえるかもしれない!
自分は今まで飾り布を織ったり、コースターにしたり、バッジにしたり かりゆしウエアの一部に使ったり、いろいろ作っては見たけどさぁ。
「なかなか、一般化するのが難しいさぁー」って思っていたわけ。それで、いろいろ考えたわけさぁ。
そしたらさぁ、上から降りてきたわけよ。
何がって アーチストがよく言うさぁーねぇ。「上から降りてきました」って、自分にも降りてきたわけよ。
やっぱり、うちなぁーんちゅだねぇ
この降りてきたのがとても単純なだけに、本当にびっくり!
市販のシャツのボタンに重ねて付けるだけ!
これなら、いろいろな人達に使ってもらえるんじゃないかと思ったさぁー。
▲嘉利吉魔法を着用しているところ
▲嘉利吉魔法を色違いに並べてみました。
沖縄の織物を新しい”カタチ”で使ってみませんか?
実際に織られた物を使っている人って、とても少ないさぁねぇー。
なんでかねぇって考えたら、やっぱり、手間暇かかるし、時間もかかるからどうしても、でぇーだかーに(高価)になってしまって、なかなか一般の人たちが気軽に使えるようにはなっていないさぁ。
本当に残念だわけ。
織り物は、着物として着ることが少なくなった事で、織り物の居場所みたいなところが
せばまってきていると思うわけさぁ。
だけど脈々と受け継いできた、ここにしかない独特の文化、技法をあたりまえに生活の中で使う。
誰もが手に入れやすい価格で、違和感なく利用する。
そんな人達が、どんどん増えていけば沖縄の織物も遠い存在じゃなくなるはずって
思うわけさぁー。
そこで思い付いたのが、シャツに取り付けられる、手織り布のアクセサリー「嘉利 吉魔法(かりゆしまほう)」これから紹介しようかねぇ。
嘉利吉魔法(かりゆしまほう)の使い方
一般的に市販されているシャツの、ボタンとボタンの間の長さは、8.5㎝から9㎝だわけ。(中には長さの違うボタンもある)
ボタンホールの長さは1.3㎝。(長さの違うボタンホールもあり)
▲ Before一般的なシャツ
一般的な形を利用して、別布を13.5㎝×3.5㎝の大きさに縫製して、上下にボタンホールをつけたわけさ。
そして持っているシャツのボタンに重ねて、この別布を取り付けると、「 なんということでしょう!」っていうぐらいこのシャツが輝くわけさぁー。
▲ 嘉利吉魔法1枚 装着
長方形の布中に沖縄の織の技法を用いることで、又違った沖縄独特の個性を持つシャツに変える事ができるさぁー
着脱出来る事で、取り付ける位置を変えることができるわけ。洗濯するのもシャツだけでok!
あっさ、一石二鳥、三鳥、四鳥だと思わないねぇ!
▲ 嘉利吉魔法2枚 装着
少し、手間をかけてポケット、袖口、背中に市販のボタンを縫い付ける事で、別布を好きな場所に付けられ、2つ、3つと重ねて取り付けるとパッチワーク風になり、誰とも被らないおしゃれなシャツになるわけさぁ。
▲嘉利吉魔法5枚 装着
取り外したあとに、保管ができ、飾れるような箱も考えているさぁー。
▲嘉利吉魔法の飾れる箱
沖縄は織りの宝庫!素晴らしい沖縄の財産!私ができることで繋げていきたい!
自分は機織りができるわけよ
長い事、素晴らしい先生に習っていたからねぇー。
沖縄は、芭蕉布、読谷山花織、知花花織、首里織、琉球絣、久米島紬、宮古上布、八重山上布、与那国花織と沖縄本島、離島と、個性を持った伝統織物の宝庫だわけさぁー。
14、15世紀中国、東南アジアの交易が盛んで、織りの技術が伝わってきたらしいさぁー。
その中で多種多様に発展してきて、中国から浮織、ロートン織り、絽織り、南方から絣、花織が伝来し、今でも継続してきたのは素晴らしい沖縄の財産だと思う。
その上に沖縄では、戦争という悲惨な体験を島全体で受け、何もかも無くなった中から今、こうして継続していることに心から感謝だねぇ。
▲織り込み花織
▲絣
▲ ロートン織り
織り上がるまでの工程
織り上がるまでの工程って、たくさん有るわけ。
①最初にどんなデザインでどんな色でどれだけの長さ必要かの
計画から入るさぁねぇ(デザイン計画)
②それが決まったら使用分の経糸を染める(染色)
③染めたあと、糊付けをする(糊付け)
④乾いたら木枠に巻き取る(糸巻き)
⑤経糸の長さを、整経台で整経する(整経)
⑥その後仮筬通しをして(かりおさ通し)
⑦経糸をちぎり箱に巻いていく(経糸巻き)
⑧巻き終わると、機の上に乗せ
⑨綜縞通し、花綜縞通し(そうこう通し)
⑩そして筬通し(おさ通し)。
糸1本1本通していくわけさぁー、そして機に織り付けをしたらさぁやっと
セッテング完了だわけさぁー。
⑪その後、緯糸染めて、⑫花糸染めて、⑭絣が必要なら絣くくりをして、染める、
それを木枠に巻いて、管に巻いて
さぁー織るぞぉーってなるわけさぁー。
⑭あっ!織り上がるとその後、洗濯して完成だね。(洗い張り)
本当に長い工程があって、作品が生まれるわけさぁー。
▲嘉利吉魔法ができるまで
自分の受け継いだ技を生かせる事。嘉利吉魔法をつくって皆さんに届けることが、私の幸せ。
今回みんなにお願いしたい資金は、沖縄の織りの技法をいかした布に、13.5㎝×3.5㎝に縫製してもらい、上下にボタンホールを付けてもらう縫製代、それを取り外したあとに、保管できて、飾れる箱の製作費にしたいと思っているさぁー。
そして、いろんな人に届けられたら、うれしいさぁー
こんな形でじぶんの受け継いだ技が、生かせたら、本当に幸せな事と思っているね。
共感できたらご協力よろしくお願いします。
にへーでぇーびる。
資金の使い道
▲嘉利吉魔法を装着中
10種類各20枚の縫製代金 80,000円
200個の飾れて保管できる箱の製作費 80,000円
リターン品の費用 40,000円
Faavoの手数料 50,000円
合計 250,000円
今後のスケジュール(予定)
10月 製造開始
11月 順次発送予定
リターン品
今回、私の織った布で額飾り、バッジ、嘉利吉魔法を、作成します。
そして、カフェ併設の野菜直売所ハッピーモア市場のスムージー!
私はハッピーモア市場で、3年前から、店舗のアドバイス、ディスプレイ、ディスプレイ用の作品作りをさせていただいてます。
今回、限定で協力いただきました。
大人気の、スムージーです。
お見逃しなく!
起案者情報
【起案者】大湾 典子