ワイナリー設立へ向け、原料となるブドウを栽培する畑の開拓。

プロジェクト本文

悠久の歴史が息づく近江八幡の土地で世界基準の評価をいただけるワインを造りたいというプロジェクトです。

皆様ご支援の程、宜しくお願い致します。

 


今回ワイン造りを始めたいと思ったきっかけも山梨県で出会ったワイン、そしてそのワインに熱い情熱を傾ける栽培家、醸造家の方々との出会いにありました。

 


 

・空色農園の名前の由来

空色農園の空・色とは、仏教の世界観にある、『色即是空、空即是色』が元になっております。

色とは五感で感じられるものを表し、空は精神や第六感を表します。

仏教の世界ではこの色と空が合わさり『ご縁』が生まれるとされています。

人や地域との繋がり、ご縁を大切にしたいと言う想いから空色農園は始まりました。

 

 

・ワイナリー設立へ向けて

ワイン製造をする為には原料となるブドウはもちろん、醸造施設、醸造設備、醸造免許が必要となります。

近江八幡はワイン特区ではない為、ワイン特区でない地域でワイン製造を行う場合には最低製造本数8000本という下限が存在します。

醸造用ブドウを作付けする農地の取得はもちろんのこと、仕立て方にもよりますが、ブドウの苗木も数千本単位で必要になってきます。そして、その苗木を支える垣根支柱や棚を組む資材も必要となります。

それに加え、醸造施設を建て、仕込みタンクやポンプ、搾汁機などなど醸造をする為にはイニシャルコストがとてもかかります。

 

 

ブドウ100%から造られるワインは農産物だとも言えます。

果実品質による差はワインの良し悪しに大きく影響します。

そのことから本来であれば農園からワイナリーを始めるのが自然な流れに思われますが、一般企業からの参入が多い一方で農家からワイナリー起業の件数が数例に留まっているのも立ち上げにかかるコストとワイン醸造という全く違うスキルが必要なことがあげられます。

ワイン造りは高い醸造技術と品質の良いブドウが無ければ成立しません。


 

・ワイン造りに向く地域とは

 一般的にワイン造りに向いているとされるのが、雨が少なく冷涼で乾燥し、痩せた土地が良いとされてきました。

一方、日本はと言うと、多くの地域では梅雨があり栽培期間中に雨が多く、温暖でジメジメとし肥沃な土地が多く存在します。

そんな対局にあるような条件からワイン造りに不向きだと言われてきました。

しかし、先人たちは諦めることなくどうすれば品質が向上し、良質なブドウが得られるかと試行錯誤をし、今なおブドウと向き合いワイン造りに情熱を傾け続けています。

その結果、徐々にではありますが、日本で造られた一部のワインは世界からも注目され評価されるようになってきています。

日本においてワイン用ブドウ栽培の歴史は浅く、私はまだまだアプローチできることが多く残されているのが日本でワイン造りをする面白さと可能性の部分だと思っています。環境センシングで得た気候や土壌条件のみで出来上がるワインを結論付けるにはまだ早いように思いますし、そして気候や土壌条件が揃うことだけが栽培適地ではないと考えています。

それは実際に、山梨県での研修中に気候条件も土壌条件もほぼ同じ隣り合う畑で栽培管理の違いが大きな差をもたらすのを目の当たりにした経験からそう考えるようになりました。

作り手の違いが思っていたよりも遥かに違いを生むことを知りました。

 

 

確かに乾燥した気候帯では病気のリスクが低く栽培におけるコストを大きく削減することができますし、台風や雨が少ないことで収穫を適期に行え良質な果実が得られます。

しかし、そんな銘醸地と呼ばれる地域でも悩みはあります。

例えばフランスは栽培期間に雹が降る年もあり甚大な被害が出ることもありますし、カルフォルニアのナパバレーでは過乾燥による自然発火で広大な土地が一夜で灰となることもあります。

オーストラリアでは雨が極端に少ない年があり樹が枯れてしまうこともあります。

日本でもワイン造りが盛んな山梨や長野の山間地域では鹿やイノシシ、ハクビシンやアライグマ、カラスやムクドリなどに食害され、放って置くと収穫がゼロになったりもします。

そうなってくると本当に栽培適地とは言い難く、テロワールよりも如何にその地で課題を克服し、地域に根ざした栽培が出来るかの方が重要になってくると思っています。

ブドウをはじめ土壌に生きる植物も土中に住まう微生物たちも、その地に植えられ、その地に誕生した瞬間から毎年違う環境の変化に適応しようと一生懸命で、生きることにものすごくポジティブです。

そんな生命の力強さや美しさを間近で感じ、微力ではありますがほんの少しブドウにとって生きやすいようにサポートすることが私たちに出来る事です。

 

 


・琵琶湖がもたらしたもの

世界的に見てもとても希少な古代湖。

琵琶湖は長い年月の中で、独自の生態系を育み、固有種も多く存在します。

食文化では発酵食品の歴史が特に古く、奈良時代には鮒寿しの元になったとされる、なれ鮨が書記に記され、鮒寿司は現在の江戸前寿司の前身とも言われています。

近江牛を始め、この地域には力のある食材がたくさんあります。

その食材とのマリアージュ(料理とワインのもつ特徴を併せること)もワインを楽しむ上で欠かせない要素になってきます。

近江牛の甘くやさしい脂には酸のキリッとした白ワインも合います。

赤ワインには肉、白ワインは魚料理と言うような型にはまったマリアージュはもう過去のものになりつつあります。


 

・私達が目指すワイン

まずは目指すワインを造る上で徹底したいことは、オフフレーバー(不快臭)を出さないことです。

オフフレイバーの一部は少しであれば味わいと評価することもあるようですが、ワインも食品である以上、カビや腐敗臭がある事は衛生上健全とは言えないからです。

そして、これはとても難しいことですが、ワイン一本一本に哲学と感性を落とし込み、近江八幡から世界基準で評価いただけるワインを造りたいと思っています。

ハードルが高く難しいチャレンジではありますが、それは同時にやりがいにも繋がります。

地元である近江八幡は春夏秋冬、四季の移ろいがはっきりして、どの季節も美しい景色が眼に映ります。

そんな美しい四季とともに生きる喜びを感じながら、次の世代へ農業を繋いでいくことが私たちがこの地で農業をする意味です。

いつの日か、空色農園で育ったブドウから造られたワインが皆様の食卓で楽しんでいただける様に。

そんな想いで大切にブドウを栽培し、ブドウを醸していきます。

 

 

 

◇支援金の使い道

 

・新らたに開墾するワイン用ブドウ畑に定植する苗木の購入費の一部に使用

 

・クラウドファンディング手数料20%

 


◇プロジェクトのお問合せ先

空色農園

住所:滋賀県近江八幡市野村町778

電話番号:0748-26-4270

メールアドレス:sorairo-farm@iris.eonet.ne.jp

ホームページ:http://sorairo-f.com/

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    3月20日(金)〜3月29日(日)まで植樹体験のイベントを予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染が拡大し、収束の目処が立たない昨今の状況を受けまして、ご参加くださる皆様の安全面を第一に考えた結果、今期の開催は中止とさせていただきたいと思います。かねてより植樹を楽しみにしてくださっていた...

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