あなたの3日前の行動、インターネット検索で特定できます!!

はじめまして!今回のプロジェクトを企画した株式会社ニッセイの白崎です。

突然ですが、“皆さんの行動が知らない間にインターネット上に公開され、さらに検索できる恐れがある”のをご存じですか?

FacebookやtwitterなどのSNSの普及により、街や施設内で撮った写真が気軽にインターネットに公開できるようになりました。このSNSは、近況などを共有し友だちと繋がることができる、楽しく便利なツールで多くの人々が利用しています。

実際に多くの写真が投稿されていて、Facebookだけでも、なんと1日約3億5000万枚にもなります。

 

じつは、これらの写真、昨今の「顔認識技術」向上により、人物特定が簡単にできてしまうのです。

さらに、写真に付随する情報や顔認識技術により、「誰が」「いつ」「どこに」が簡単に特定されてしまいます。

「他人が撮った写真の背後にたまたま写った」ただそれだけで、例えば“休日に誰と観光地や温泉へ行った”ことがインターネット上に公開され、他人に分かってしまうのです。

世界初!人物の特定を不能とするメガネ!!

ちなみに当社は、世界TOP3の眼鏡産地「さばえ」で、眼鏡用資材を取り扱う総合商社です。

これまでに、今ではスタンダードとなっているチタンフレームをはじめ様々な新商品を市場に送り出し、メガネ業界に貢献してきました。

約40年の歴史の中で培われた眼鏡製造技術については、強い自信を持っています。

その技術を活かすことにより、このたび世界初となる新たな商品を開発しました。

 

世界初!人物を特定できないメガネ「PrivacyVisor」を販売します!

 

この「PrivacyVisor」をかけることにより、たとえ知らないうちに写真に写ったとしても“休日に観光地や温泉に行ったこと”がインターネット検索などで特定されることはありません。

現在、プライバシー保護については、サービスを提供する側(Googleやfacebookなど)の自主規制や法律の制定などで対応しようとしています。

しかし、時間がかかったり、整備が万全でなかったりなど、利用者からすると不安がつきまといます。

「自分のプライバシーは自分で守る」そのためのツールが「PrivacyVisor」です。

「顔泥棒」をブロック!「PrivacyVisor」

先ほどご紹介しましたが、自分の意図せぬところで顔が盗まれ(写真が公開)、行動などの個人情報がインターネットで調べられてしまう時代となりました。

さらに、GoogleGlassなどのカメラ搭載ウェアラブルデバイス(身体に身につけて利用する端末)などを利用すれば、デバイスを通して写った人の個人情報(名前や住所、年齢、勤め先など)が、その場でリアルタイムに分かってしまう可能性もあります。

そこで開発されたのが、顔認識を失敗させる技術です。開発したのは、国立情報学研究所の越前功教授です。 (ちなみに福井県の旧国名も「越前」です。すでに親しみを覚えます。)

教授は、顔を検出する際のパターン(ルール)に着目し、メガネでそれを失敗させる技術を確立しました。

 

技術の一つを紹介します。 デジカメなどの機器が顔を検出する際に「目のあたりが暗い」という条件で顔として認識しています。

そこで、メガネで光を反射させて「目のあたりを明るくする」ことで、顔として認識させなくします。

これらいくつかの技術を組み合わせたものを、鯖江の眼鏡づくりの技術を用いて開発研究を進めた結果、『PrivacyVisor』を誕生させることができました。

なお、この顔認識拒否のシステムの取り組みが、学術界でも高く評価され、越前教授は「第13回 ドコモ・モバイル・サイエンス賞」において「先端技術部門優秀賞」を受賞するなど、数多くの賞を受賞されています。

デザインは建築デザインのプロ、安藤毅氏、片方聰氏が担当。 違う分野からの新しい発想で、固定概念を覆す今までにはない非常にスタイリッシュなデザインとなりました。

↑打ちあわせの様子。左から、安藤氏、弊社担当マネージャー佐藤、越前教授、片方氏

海外メディアからの問い合わせが殺到!!

「PrivacyVisor」は、多くのメディアに取り上げられました。

・日本経済新聞,朝刊7面(2013年6月2日)

・NHK総合,ニュースウォッチ9 (2013年10月29日)  「“顔認識”進むデータ化,課題はプライバシー保護」

・TV東京 WBS「プライバシー保護メガネ」(2013年11月8日)

・読売新聞,夕刊9面(科学面)(2014年5月22日)など

 

特にプライバシー先進国であるアメリカやヨーロッパなどでは反響が大きく、すでに300以上のメディアに取り上げられ、多くの問い合わせを受付けています。

さらに2015年8月からは、ベルリンにある「ドイツ技術博物館」にも展示されます。

※ドイツ技術博物館は、ミュンヘンのドイツ博物館に次ぐヨーロッパ最大規模の技術博物館です。

『PrivacyVisor』の商品化~チタンで製作します~

現在、プライバシー保護の技術としての開発は終えています。

しかし、フレームに樹脂を使用した試作品では問題がありました。PrivacyVisorのフレームの形状は、通常のメガネフレームに比べカーブが強いため、樹脂製では自然と変形してしまうのです。

そこで、私たちの強みでもある『チタン』を使用することでこの問題を解決しました。

≪チタンの特徴≫

●強度が高い

●軽い

●人体に優しい

※昭和58年に当社が中心となり、加工が困難だったチタンをメガネフレームに利用する技術を確立しました。

フレームにチタンを利用し量産化するためには、高いコストがかかります。このコストの一部をFAAVOで集め、支援者の方には通常より安く提供(初回生産分)いたします。(30,000円以上での販売を予定しております)

【初回100本限定生産】  

PrivacyVisor・・・20,000円(FAAVO限定)

さらに、先着10名様は、「鯖江製サングラス(参考小売価格13,000円の品)」がセット!

※20,000円の【先着10名様限定セット!】をご選択ください

 

≪主なコスト≫

金型…決まった形に曲げるための型

治具…チタン加工の際に、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具

 

≪見積≫

・材料費 ・・・30万円

※チタンなどの材料100本分

・加工費 ・・・100万円

※1本1万円

・ケース費・・・30万円

※PrivacyVisor専用ケース。デザイン料含む

・金型  ・・・56万円

・治具  ・・・20万円

 

≪その他≫

・FAAVO手数料・・・20万円

・お返し    ・・・50万円

合計     306万円

皆さまのご支援により世界初の商品が完成に近づきます。

開発費を支援いただけるサポータ募集

このPrivacyVisorの量産に向けた開発費を支援いただけるサポータを募集します。

【PrivacyVisor製作】

まずは、PrivacyVisorを製作します。 ご支援いただいた金額により、実際に製造したPrivacyVisorをお届けします。

あなたが世界初のPrivacyVisorをかける人になります。目標を達成したら、各界の著名人にもPrivacyVisorを宣伝します!

【各界著名人へ宣伝!】

鯖江市にも来てくれた5人組アイドルもかけてくれるかもしれません!!?? 初の製品化を世界中へ宣伝します!

【子どもたちへの教育活動】

また、PrivacyVisor体験キットを使って、子どもたちにネット社会におけるプライバシーといった情報モラルの教育・啓蒙活動も行います。

↑国立情報学研究所で行われた子ども向けワークショップの様子

 

みんなが、住みやすい社会を、安心・安全な社会を、さばえ発技術で貢献できればと考えています。

新しいことを始めるワクワク感に、みなさんもぜひ参加してください!

鯖江から生みだしていくアイウェア

鯖江市は、「めがねのまち」である一方で、「データシティ鯖江」と称し、市の様々なデータを市民が使いやすい形で提供するオープンデータをはじめ、「IT」にも力を入れています。

このオープンデータに関しては、公開されているデータ数で2位の横浜市を大きく突き放して1位であるなど、先端を走っています。

 

しかし、オープンデータなどIT技術が進歩するなかで忘れてはいけないものもあります。

「プライバシー保護」です。 このプライバシーは、ITが進むにつれ保つことが難しくなっていきます。

今回開発した「PrivacyVisor」は、プライバシー保護の新技術と鯖江の伝統技術である「眼鏡製造技術」が融合して生まれたものです。

私たちは、IT化が進むなかで伝統技術も取り入れながら、互いに成長していきたいと考えています。

 

眼にかかわる商品(眼鏡、サングラス、プライバシーバイザー、ウェアラブルデバイスなど)は、これからも鯖江から発信していきます。

そして、日本の、世界の眼鏡業界をリードしていきます。

鯖江市牧野市長も全面的に応援しています!

このPrivacyVisorには、めがねのまち鯖江の市長として牧野市長も大変興味を持たれています。

今後の新しいアイウェア分野の成長を牽引していくのは鯖江だと確信を持たれ、新しいIT技術と熟練の技術とのコラボレーションに、期待をもっていらっしゃいます。

(写真:PrivacyVisorのプロトタイプを手にワクワクされる市長)

☆商品(リターン品)情報☆

●PrivacyVisor(限定100本)

世界初!人物を特定できないメガネ(先着10本は、鯖江製サングラス付)

※デザインは開発中のためイメージと異なることがあります。

※デザインが確定しましたらレポート等にてお知らせいたします。これから最終段階です!

●Myhometown

メガネフレームの素材であるアセテートを使用して鯖江の眼鏡加工技術で作った各都道府県の形をしたキーホルダー(全47種類)

ボストンクラブ製作)

●プライバシーバイザー体験キット

楽しみながらPrivacyVisorの特徴が学べるツール。開発者の越前教授が開催しているワークショップで利用したキットです。

●メガネ型&メガネ模様の木製ティッシュボックス

ティッシュ取出口がメガネ型のティッシュボックス【FAAVO限定オリジナル商品】 (ヤマト工芸製作)

●鯖江製サングラス

めがねのまちが自信を持ってお勧めするサングラス(もちろん!Made in SABAE)

※色は、ブラック、シルバー、レッド

●チタン製逆さコマ

チタンで製作したコマです。力強く回すとコマが逆さに回ります。遊び心がいっぱいのコマに、メガネのチタン加工で培われた技術がぎっしり詰まっています。

西村金属製作)

●チタン製箸

チタンで製作した箸です。お好きな文字を刻印すると世界に一つの箸になります。チタン加工の技術スウェージング(叩いて伸ばす)のプロが製作します。

(小林眼鏡工業所製作)

 

どうぞ、ご支援よろしくおねがいします!!

起案者情報

株式会社ニッセイ 代表取締役社長 白崎武健

○webサイト  http://www.nissey-sabae.co.jp

 

 

 

 

 

[共同開発者]

国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授 越前 功 氏

○研究室webサイト  http://research.nii.ac.jp/~iechizen/official/

○facebook  https://www.facebook.com/isao.echizen

 

 

 


建築家・一級建築士 安藤 毅 氏 (アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)

○webサイト  http://airscape.cc

○ブログ  http://airscape.cc/category/blog/

○facebook  https://www.facebook.com/tsuyoshi.ando.7

 

 

 

建築家・一級建築士 片方 聰 氏 


○facebook  https://www.facebook.com/sat.katagata

  • 2017/07/31 15:04

    多くの皆様の応援・ご支援をいただきました「プライバシーバイザー」。メディアにも取り上げられ、お蔭様で大きな話題となりました。   このたび、弊社の「プライバシーバイザー」プロジェクトにも協力いただいた株式会社前澤金型様が新たに開発した「プライバシーバイザー2ndモデル」の資金調達を、本日か...

  • 2017/01/18 13:09

    本日1月18日から3日間東京ビックサイトで「ウェアラブルEXPO」が開催されます。 会場では新しく制作した「プライバシーバイザーミラーバージョン」を展示しております。 ミラーバージョンはサングラスに近く、日常生活でも掛けやすいものになっています。 皆様、是非手にとってご覧ください。 

  • 2016/06/07 15:34

     株式会社ニッセイの白崎です。 「FAAVOさばえ」では、沢山の方からご支援賜り誠に有難うございました。 皆様から頂きましたご支援をもとに開発を進め、先日受注受付を開始することが出来ました。皆様のご支援なくしてはここまで至らなかったと思います。改めて厚く御礼申し上げます。 受注受付をスタートは...