法隆寺 聖徳太子についての講座を開催します。

FAAVO奈良をご覧の皆様、こんにちは。NPO法人 斑鳩文化協議会です。私たちのメインテーマは「人類に和より大切なものはない!」を掲げています。「心の時代」と云われてもう久しいのですが、近年はあらゆる面で道徳心が麻痺し欠落した事件が頻発しています。絶え間なく起こる詐欺事件、親子血縁間での殺人、誰でもいいから殺したかったとか、友達だったのが仲間いじめから殺人になるなど、今までは考えられなかった事件があまりにも多くなっています。特に残忍な行動は「和の精神」とはかけ離れた、実に悲しい日本の世情です。 戦後70年、目を覚まし国際情勢に目を向け耳を傾けて、日本は今どうあるべきか?あらゆる場で正論を変わすことができる強い精神が必要ではないかと思っています。江戸時代の国学者・本居宣長は、大いなる和の心を「敷島の大和心を人とはば、アサヒに匂う山桜花」とうたいました。古来、日本民族固有の日本精神(大和心・大和魂)の極みは、清々しく和らいだ優しい心情のなかに大義名分のたつ正義感を秘めており、時には勇敢で潔い決断力を発揮する特性があることだと思います。その基(もとい)は「和の精神(こころ)」です。

聖徳太子の足跡をたどりながら、当地の魅力を味わって頂きたい。

NPO法人・斑鳩文化協議会は、聖徳太子学の講座を「いかるが大ホール(定員729名)」の和々塾(にこにこじゅく)において開講し、『憲法十七条』の「和の精神」を太子の生涯や歴史上から学び、会員自己の心に強い「和の精神」を呼び起こしそれを広域社会に伝播して、いま希薄になりつつある本来の日本精神の基「和の精神」を拡大し、明るい平和社会づくりに貢献することを本願としているボランティア団体です。講座を初めて今年で15周年です。

これまでの講座には、法隆寺の管長さん長老さん、大学教授、作家の先生方など専門の講師を招いて開講しています。

【和々塾(にこにこじゅく)開催予定】

日  時: 平成28年4月より毎月開催(基本14:30~16:00)  第1回は4月3日(日)       

※詳しい内容は、 斑鳩文化協議会のホームページで順次ご案内いたします。

会  場: 「いかるがホール」 (奈良県生駒郡斑鳩町興留10-6-43・ TEL:0745-75-7743)

料  金: 有料の受講券が必要(リターン品をご覧ください。)

講  師: 下記の通り

第1回 4月3日(日) 山崎しげ子(文筆家)「聖徳太子鎮魂のお歌と哀切の『万葉集』」

第2回 5月1日(日) 西村大輔(朝日新聞東京本社国際報道部次長) 「日中関係、いにしえから今、そして未来へ」

第3回 6月5日(日) 里中満智子(マンガ家)「悩み多い人生を送ったから『和』を求めた」

第4回 7月3日(日) 小林暢善(広島県尾道市浄土寺住職)「与え合おう 慈しみの心 ひろげよう 和の心」

第5回 8月1日(月) 村田武一郎(帝塚山大学教授・奈良フェニックス大学学長)「古代の地域開発」

第6回 9月1日(木) 長﨑孝文(編集工房ながさき代表)「現代にどう活かす、『憲法十七条』のこころ

第7回 10月7日(金)寺沢 薫(桜井市纏向学研究センター所長)「卑弥呼共立の舞台裏ー『和』の政治史の始まりを考える」

※後半が平日となるため、全6回の予定を7回に増やして開催いたします。

そして、会員篤志家から寄せられた「和の精神(こころ)基金」は、現代社会のあらゆる面で懸命に努力して生きておられる方々への応援助成金と講座の充填費に活用させていただいております。明るい平和社会づくりに、聖徳太子学講座を通して皆さんの「和」を広げることへのご支援をお願い申し上げます。

ご支援いただいた資金の用途(概算)

講座開催諸費用(6回分) 240,000円(会場費用等)

講師招待費用(6回分)  600,000円

皆様からのご支援(目標:200,000円)と、斑鳩文化協議会の運営資金を合わせてこれらの資金に活用させていただきます。 また、斑鳩(いかるが)町や周辺地域には、聖徳太子ゆかりの寺社をはじめ「斑鳩の里十景」に数えられる竜田川の紅葉など、見どころが多くあります。この機会に聖徳太子の足跡をたどりながら、当地の魅力をご堪能いただければ幸いです。

ご支援くださった方へのお礼として

聖徳太子ゆかりの図書やツアー、和々塾の企画する講座の受講券などを、別記の通りお礼として準備させていただきます。一人でも多くの方に、聖徳太子の「和の精神」に深く触れていただく機会を得ていただければ幸いです。

リターン品のリスト

1.図書「和のこころ探訪」

冊子、聖徳太子ゆかりの寺社「和のこころ探訪」です。斑鳩文化協議会の20年間の活動を通じた聖徳太子への熱い思いを込めて作成しております。奈良だけでなく、北海道から九州まで聖徳太子にご縁のある寺社を中心にご紹介しており、聖徳太子は驚くほど多くの地域で親和・信仰の対象として語り継がれていることがわかります。皆さまに「和の精神(こころ)」を、さらに知っていただくきっかけとなれば幸いです。

2.講座「和々(にこにこ)塾」受講券

斑鳩文化協議会では、聖徳太子のテーマに寺社や大学、作家の先生方などを講師に迎えた講座「和々塾」を開催しております。この講座は毎年4月から6ヶ月間、日を決めて開催しており、聖徳太子にまつわる歴史などから「和の精神(こころ)」を学ぶ機会となっております。 今回は、平成28年4月から開講する「和々塾」の受講券をご用意いたします。 例年同様に、「いかるがホール」での開催を予定しております。 (会場住所: 奈良県生駒郡斑鳩町興留10-6-43 ・ TEL: 0745-75-7743)

3.聖徳太子ゆかりの法隆寺拝観ツアー(ガイド付き)

代表的な聖徳太子ゆかりの寺院であり、世界遺産でもある法隆寺を、ガイド付きでご案内いたします。 現存する世界最古の木造建築物であり、飛鳥期の姿を今に伝える法隆寺を、ベテランのボランティアガイドの目線からご紹介させていただきます。

4.宿泊プラン「信貴山観光ホテル・天然温泉大浴場露天付1泊朝食付き」

政府登録・国際観光旅館「信貴山観光ホテル」での宿泊・朝食を送迎つきでご用意いたします。 信貴山・朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)のふもとにある天然温泉付きホテルでご一泊される機会を通して、聖徳太子ゆかりの寺社めぐりなどはいかがですか。 (宿泊券が届きましたら、信貴山観光ホテルへ直接ご予約が必要です。)

5.図書「聖徳太子の歴史を読む」

上田正明さん・千田稔さん共編著の図書、「聖徳太子の歴史を読む」です。 聖徳太子の活躍から1,400年が経過した事を契機として、聖徳太子の歴史を題材に政治、外交、仏教、美術、建築、信仰を最新の研究から興味深く書き下ろした決定版の図書です。 聖徳太子のすべてを知りたい方のテキストに最適です。

起案者情報

【団体名】 NPO法人 斑鳩文化協議会 【ホームページ】 http://ikarugabunka.com