地元の住人と地域外の人たちが交流しながらイノベーションを起こす「拠点」
こんにちは!初めまして!株式会社日向屋です!
地域課題(鳥獣害問題・耕作放棄地・担い手不足)を本業で解決しつつ、狩猟と農業を組み合わせて持続可能な地域を目指す為、空き倉庫をリノベーションし、地元の住人と地域外の人々が繋がる活動の拠点を創りたい!
その思いを実現させるために、クラウドファンディング に挑戦します!応援よろしくお願いします。
▲その空き倉庫はこちらです。昔ながらの梁がしっかりとした作りをしています。
私たちが活動する地域とは
▲みかん畑からの眺め
▲日向で育ったみかん
▲日向で育った完熟梅。シーズンになると農家の納屋からは梅の良い香りが漂って来ます。
私たちは世界遺産熊野として知られている和歌山県田辺市の市街地より車で30分ほどの距離に位置する上芳養の日向(ひなた)地区という小さな集落で活動しています。
上芳養地区の人口は約1700人。主な産業は農業で、紀州南高梅とみかんなどの柑橘類が主力産業です。
2月には梅の花、3月には筍、5月にはみかんの花、8月には梅干の香り、秋には山の恵。1年を通じて自然のありがたみを感じられる地域です。
しかし、そんな地域にも今から解決しなくてはならない課題が見えてきました。
地域の課題を解決することを仕事に。
全国的に問題となっている人口減少問題。当地域に於いても田辺市の平均を下回るペースで進んでおり深刻な問題となっています。
人口が減少することで、耕作放棄地が増え、耕作放棄地が増える事で、鳥獣害による農作物への被害も大きな問題となっていました。
そこでこれらの地域課題に立ち向かうべく私たち地元の若手農家が集まり、「チームHINATA」を結成し、今年2018年には「株式会社 日向屋」を立ち上げました。
地域の課題を解決することを生業として持続可能な取り組みにしていこう、という私たちの新たな試みがついにスタートしました。
▲左から更井亮介(料理長官)、辻田直樹(狩猟長官)、岡本和宜(代表)、湯川俊之(解体長官)、垣内利彌(野菜長官)、更井考行(金庫番長)
▲猿檻の周りの草刈りの時の様子
このプロジェクトメンバーはこの地区で生まれ育ち、地元が大好きでこの地域の良さを次の世代に残したいと想って活動しています。
メンバーは30代が5名、20代が1名。学校を卒業後5年から10年、県外で働きUターンして現在は家業の農業を営んでいます。
<株式会社 日向屋のメンバー紹介と役割>
代表 岡本 和宜 (日向屋運営、広報、営業、柑橘類栽培責任者/元ホテルフロントスタッフ)
狩猟長官 辻田 直樹 (罠の設置、狩猟体験、農作業受託責任者/元建設業)
解体長官 湯川 俊之 (獲物の解体、狩猟体験、梅栽培責任者/元庭木師)
野菜長官 垣内 利彌 (野菜の栽培、保育園連携、福祉施設連携責任者/元IT関係)
金庫番長 更井 考行 (日向屋会計、梅加工責任者/元I製造業)
料理長官 更井 亮介 (フードコーディネート、調理責任者/シェフ)
<サポートスタッフ>
・左向 匠
・村越 拓也
・高田 直行
これまでの経緯と私たちの主な活動内容
【鳥獣害対策・狩猟】
農業と鳥獣害は、切っても切れない縁です。私たちはまず、鳥獣害の被害を食い止めるためにメンバー全員が狩猟免許を取得しました。
そして山に入り私たちの農作物を荒らす猪や鹿、サルなどの狩猟に取り組み、数回に渡る「ジビエを知る会」という試食会を通じて地域住民に理解を深めてもらうことで狩猟した猪や鹿などの肉を解体するためのジビエ解体処理場「ひなたの杜」を日向地区に誘致する事に成功しました。
地域の厄介者を地域資源に変えることができるようになりました。
▲獣道にくくり罠を仕掛ける狩猟官長
▲ジビエ解体施設「ひなたの杜」の棟上げの餅まき。近所の人がたくさんきて賑わいました。
▲「ジビエを知る会」更井シェフが料理したジビエを食べながら美味しく学びました。
▲「ひなたの杜」竣工式の様子。
【耕作放棄地の活用と食育】
問題となっている耕作放棄地を積極的に活用し、柑橘や梅にこだわらず、野菜や、ベリー等にも挑戦しています。
また地元の保育園や福祉施設と連携しながら一年を通して食育や農業指導にも取り組んでいます。
▲耕作放棄地を活用し保育園児と栽培したトウモロコシ
▲みかん狩りの様子。農業の楽しさや面白さを知ってもらえればと思います。
【地域資源を活かしたグリーンツーリズムの企画】
農業と狩猟を組み合わせることにより生まれたコミュニティを活かし、農業体験ツアーなどのグリーンツーリズムを企画しています。
▼これまでに行なったツアー▼
●親子向け狩猟解体体験&ジビエBBQ
●美味しく食べて地域貢献!筍掘りツアー&ジビエBBQ
●鹿骨を使ったアクセサリー作りワークショップ など
これらの活動は、何もない地域に新しいイノベーションを起こし、農業体験など様々な体験を通して潜在的地域資源を掘り起こし、地域内の皆さんと共有することで活性化するために行なっています。
▲日向屋で捕獲した鹿肉は臭みもなくとても美味しいです。
▲狩猟解体ツアーにて。罠について参加者に説明する様子。命の尊さも同時に伝えます。
▲竹林の増加を防ぐためのタケノコ堀りツアー。その場で食べると美味しい。
【農作業代行サービス】
地域の高齢化により農作業受託の仕事も請け負っています。若い力で地域を支え、温故知新の精神を忘れず、日向屋では農業における新3Kを目指します。
<新3Kとは>
カッコよく
価値を生み出し
革新的な農業を目指す。
次の世代が憧れる農産業の形。
①農家による獣害対策
②農家による新しいビジネスへの挑戦
③農家による地域活動
この日向地区から日本全国へ、そして世界に向けて、次世代へと続く農産業の形を提案していく活動を目指します。
▲地域の困りごと農作業受託(梅の剪定)
▲倒木により農道がふさがれているため撤去作業
▲イベントでの更井シェフによる料理提供
▲野菜長官による福祉施設様への農業指導
▲梅の漬かり具合を確認する梅加工責任者
拠点ではこんなことをしていきます
地域ビジネスをしていく上で拠点の確保と整備が必要になり、地域に交流人口を増やすため僕達が「地域おこし協力隊」となり次の世代に地域資源を残すための活動を行い、持続可能な地域を目指して行きます。
人口減少が進む中、10年、15年先の地域を見据えた時、現状の農業生産性を維持していくのは難しいと思われます。自社が社会的課題に対して将来的にどう向き合うのか、それに対して今から何をしておくのか、次の地域の担い手である若手農家が主体となって長期的な視野を取り入れつつ地域活性化を図ります。
これからの僕たちの取り組み
①HP上での地域直売所
②体験などでの地域交流
③地域の請負の仕事
④耕作放棄地を整備し食育活動
⑤命をテーマにした狩猟体験
⑥農服連携を目指し就労支援
⑦地元産品を活かした加工品
⑧特産品はもとより、観光資源なども含めて地域を丸ごと国内外に売り込み市場動向を探って、新事業を立ち上げる。市場動向を探って新事業を立ち上げるげ、地域のブランドとして確立するため、情報発信していく。
これらを達成するためには資金が必要です!応援よろしくお願いいたします!!!
▼リターンについて
◆3,000円【高糖度仕上げ プレミア温州蜜柑3kg】(限定30個)
分管理と土づくりにこだわり高糖度に仕上げた温州蜜柑です。
糖と酸味のバランスがいいので、甘いだけではなく、旨みも加わった蜜柑です。
※2018年12月中旬頃発送予定
※天候の影響などでご用意できなかった場合はみかんジュース720ml×2本になります。
◆5,000円【こだわり日向産 温州みかん5kg】(限定100個)
当地域では温州みかん栽培の盛んな地域です。
その中でもこだわりをもって栽培している生産者の思いが詰まった返礼品です。
※2018年12月中旬頃発送予定
※天候の影響などでご用意できなかった場合はみかんジュース720ml×3本になります。
◆10,000円【HINATAのギフト】(限定100個)
(株)日向屋で栽培し収穫したみかんの加工品(ジュース・ゼリー・ドライフルーツ・ジャム)
等の詰め合わせギフトになります。
1つ1つに地域の思いをこめて自分達の思いを乗せた返礼品です。
※2019年1月中発送予定
◆20,000円【HINATAの定期便】(限定100個)
株)日向屋で栽培した柑橘類や紀州南高梅、トウモロコシなど、
1年間を通じた季節ごとの返礼品を準備しています。約6回。
●12月 こたつみかん
●03月 晩柑類詰め合わせ
●04月 柑橘加工品セット
●06月 南高梅酒キット
●08月 トウモロコシ
●10月 秋みかん。
◆30,000円【HINATAの山の恵みとギフトセット】(限定100個)
(株)日向屋が捕獲したイノシシやシカを地元のジビエ食肉施設で解体され、
各部位に分けられたお肉と柑橘類のギフトセットの返礼品になります。
HINATAの山の資源を十二分に生かす返礼品です。
※お肉の方は冷凍での発送になります。
※2019年1月中発送予定
◆50,000円【株)日向屋06体験にご招待】(限定20個)
(株)日向屋では1年間に6回の参加型体験イベントを実施しております。
01 11月 食の原点を知ってもらう狩猟体験(解体体験とジビエBBQ)
02 12月 地域の産品を知ってもらう蜜柑狩りと牡丹鍋体験
03 02月 獣道を探せ、罠を設置しナイトサファリ体験(夕食ジビエしゃぶしゃぶ)
04 03月 ジビエを知る会(専属シェフによるジビエの活用方法とジビエ料理の提供)
05 04月 筍掘りとジビエBBQ(イノシシと人間どっちが早い、掘られる前に掘る)
06 05月 畑でレストラン(蜜柑の花が満開の中、シェフのコース料理を楽しみます)
※天候の都合上、または日程の都合上、参加出来ない、中止せざる得ない場合はギフトセットの返礼になります。
< 資金の使い道>
●倉庫外壁 ・・・200,000円
●水道工事費・・・300,000円
●電気工事・・・100,000円
●倉庫内壁・・・400,000円
実行スケジュール
2018/11/1〜 工事開始
2018/12/20 工事終了予定
2018/12/28 返礼品HINATAの季節定期便1弾スタート
2019/01/10 返礼品HINATAのギフト開始
お問い合わせ先
株式会社 日向屋(ひなたや)
〒646-0101 和歌山県田辺市上芳養755-2
tel. 080-3806-2716(代表)
FB https://www.facebook.com/hinata2018/