このプロジェクトについて ブラジルの代表的文化であるサンバを通じ、熊本に老若男女がひとつになれるコミュニティをつくり、熊本を活性化します。そして同じラテン気質の熊本とブラジルの距離を縮め、来る2014年ワールドカップ、2016年のブラジルオリンピックの開催に合わせ、共に経済発展していける様に文化的、社会的基盤をつくりたいと思っています。 熊本ブラジル化プロジェクトを達成するために 第一弾:「本物のサンバを熊本の皆さんに知ってもらいたい!!」 第二弾:「熊本初の本物のサンバチームを作りたい!!」 第三弾:「熊本初のサンバカーニバルを実現させたい!!」 第四弾:「熊本にブラジルのサンバチームを招きたい!!」 …続く。 このプロジェクトは最終的なゴールに到達するまでにクリアしなければならない課題が沢山あります。今回はその第一弾です。 これだ!これが俺の求めていたものだ! そもそもサンバダンサーマサシって何? 僕がサンバと出会ったのは今から十数年前。なんとなく目にとまった雑誌のサンバの特集記事でした。 そして記事にあった東京都内にあるサンバチームの練習会に、なんとなく顔を出してみたというドラマチックでもなんでもない始まりでした。 しかし、そのとき僕の心に火が付きました。 初めてサンバの打楽器の音を全身でうけとめた瞬間に、僕の中の本能が目覚めました。 「これだ!これが俺の求めていたものだ!」 一気に全身の毛が立つような気分を味わいました。 それまで都内のClubでヒップホップ系の箱で夜な夜な踊り、自分の有り余るエネルギーを持て余しているだけの人間でしたが、その日からサンバダンサー人生が始まりました。 週8日踊る? サンバダンサー人生、いやサンバ馬鹿人生かもしれない。 週8日踊るというのは、僕がサンバダンサーとして駆け出しの頃の、とある一週間のことです。 一週間は7日しかありませんが、毎夜レッスンや練習会に参加し、週末の夜はパーティに参加。 その流れで、かつて六本木にあったブラジリアンbarで踊り明かします。翌朝、着替えを近所のドンキで購入し、そのまま朝から別の練習会に参加する。さらに午後からパフォーマンスの練習会に参加し、銭湯に立ち寄って、そのまま夜のイベントに参加する。まだ元気があるときは再びブラジリアンbarへ。翌日はサンバチームの練習会、という日々でした。 サンバ修行の為ブラジルに訪問もしました。 日本で最も大きなサンバのお祭りである浅草サンバカーニバルにも毎年出場しています。 サンバのショーダンサーとして、インストラクターとして活動し、気がつけばあっという間に10年以上過ぎていました。 まさにサンバのリズムのように過ぎ去った日々でした。 しかし、突然転機を迎えることになりました。 Δ 2009年東京のパフォーマーズイベント「FEVER」の一幕。ショーとしてのサンバに、ストーリー性とキャラクター性を持たせよりアーティスティックな表現を追求してきました。このときのテーマは「蛇と悪魔」サンバは懐が深く、様々なテイストを取り込んで変幻自在です。 熊本でサンバダンサーとして生きていく!! 熊本に移住してきたきっかけは、2011年3月11日に起きた地震と、それによって発生した原発事故です。幼い子供を守るために東京を出て、家族三人で熊本に移住して参りました。 前述のとおり東京ではサンバショーに出演をし、サンバレッスンを開きサンバダンサーとして十年以上活動してきました。しかし熊本はサンバ未開の土地、サンバチームはもちろん僕以外のサンバダンサーも居ない土地でした。 子供を守るためとはいえ、正直悩みましたが…熊本に移住を決めた時に腹をくくりました。 「熊本でサンバダンサーとして生きよう」 もしこれがチャンスだと確信するのなら熊本にサンバを広め、サンバの盛んな土地にしてしまおう! と思いました。 そこで「熊本ブラジル化プロジェクト」を企画いたしました。 「本物のサンバを熊本の皆さんに知ってもらいたい!!」 千里の道も一歩から。 いきなり熊本がブラジルになることはないので、少しずつ目標を設定して、一歩一歩達成していこうと思っています。 その第一弾の目標がコレです。 「本物のサンバを熊本の皆さんに知ってもらいたい!!」 本当のサンバを熊本の皆さんに知ってもらい参加してほしい。 2012年4月に熊本に移住してから、熊本の皆さんに僕自身を認知してもらうためにショー出演、メディア出演を続けてきました。 まだまだサンバも含め認知度は低いと思います。 どうしてもサンバイコール女性の裸のイメージが強く、 「え?男性も踊るの?」 といった言葉をしばしば聞きます。 サンバイコール遠い国の別世界の話。 敷居が高くて、見るのは良いけど参加するのは躊躇する。 でも本当のサンバは懐が深く誰でも受け入れてくれる地域に根ざした庶民の文化。 Δ リオデジャネイロなどの都市部で多く見られる貧しい人々の住む街(スラム街)ファベーラの様子です。ブラジルでは金持ちは平地に豪邸を立て、貧しい人々は山の斜面に掘っ立て小屋を経て暮らしています。ブラジルは今も続く人種階級社会です。そんな苦しい生活を強いられている貧しい人々、主に黒人層の人々からサンバは生み出されました。 辛いことがあっても、そこに行けば楽しい仲間と音楽がある。音楽を聴き、歌って踊っている間に、いつの間にか辛さは無くなり元気になれる。さらに仲間からアドバイスや手助けを受けて、つらい事の原因も、解決策もみつかって、みんなが幸せで前向きでいられる場所。 ブラジルでは、そんなサンバを中心とした、開かれているコミュニティが存在しています。 そこには世代や性別を超えた繋がりがあり、そのコネクションこそがブラジルでは最も価値のあるものです。 ラテン気質の熊本県人 △昨年12月、熊本で開催された「火の国格闘伝説 LEGEND3」の一幕。東京から仲間のダンサーを呼びました。 熊本に移住してきて気がつき、驚いたこと。 熊本のお祭りの多さ。 そのときにみた熊本県人のラテンなパワー! 火の国まつり、藤崎八旛宮秋季例大祭などの迫力が凄い! これはブラジル人に通じるものがあると思いました。 熊本県人はお酒好きでお祭り好き、人に対して世話好きで、エネルギッシュな人が多い。 これは絶対にサンバと相性がいいと確信しました。 ブラジル文化が浸透しやすいのではと思いました。 ちなみに、熊本にはかつて移民の歴史がありもともとブラジルとの繋がりがありました。 不思議な縁で熊本に僕が来たのも、これが理由だったのかもしれないと気づきました。 それならば本来ラテン気質な熊本の皆さんにサンバを広めようと! サンバダンサーマサシを媒介に熊本にブラジルの風を送りたい ブラジルは今経済成長まっしぐらです。 バイオエネルギーに海底油田、豊富な資源と豊かな自然。バイタリティに満ちあふれた人々。 そして2014年と2016年に必ず訪れるブラジルイヤー向けて、国内のインフラ整備、治安向上など国をもあげて取り組んでいます。 そんな中でサンバとサンバを中心とした地域のコミュニティはどのように機能しているのか。 僕自身でそれを吸収し、熊本の皆さんに伝えたいと思っています。 つまり元々貧しい階級の人々の文化だったサンバが、国家統一のシンボルとなり、今は国家成長のシンボルとなっている。 急激な変化の中でもコミュニティの中心となっているサンバの姿を僕自身の目と耳、そして全身で感じ取り、そのエネルギーを熊本に送り届けたいと思っています。 Δ シャーマン(呪術師)のキャラクターを表現した時の一幕。サンバを踊るシャーマンは、踊る事により死んだ人々魂の声、神の声を聞き、それを人々に伝える。つまり媒介。震災後の2011年6月のイベントでした。 必要な費用  2ヶ月間(2/10〜)滞在・宿泊費用 84,000円+光熱費 16,000円  合 計 100,000円  上記のうち、50,000円のFAAVOのみなさまの支援をお願いします。 こんなお返しをご用意いたしました! 1,000円 ・サンバダンサー マサシよりお礼のメール ・ブラジルのお土産1点 ※お土産例:カラフルなブラジルカラーの素敵な小物など… 写真(5,000円のお返しイメージ参照)は、切れると願いが叶う、ブラジルのボンフィン教会のお守りです。 3,000円 ・サンバダンサー マサシよりお礼のハガキ ・ブラジルのお土産2点 ※お土産例:カラフルなブラジルカラーの素敵な小物など… 写真(5,000円のお返しイメージ参照)は、切れると願いが叶う、ブラジルのボンフィン教会のお守りです。 5,000円 ・サンバダンサー マサシよりお礼のハガキ ・ブラジルのお土産3点 ※お土産例:カラフルなブラジルカラーの素敵な小物など… 写真は、切れると願いが叶う、ブラジルのボンフィン教会のお守りです。 10,000円 ・サンバダンサー マサシよりお礼のハガキ ・ブラジルのお土産3点 ・貴方だけのためのパフォーマンス衣装によるサンバショー(熊本県内に限ります) ※熊本県外在住の方には交通費+宿泊費別途お支払いただくことで、県外にも出張いたします。 ※お土産例:カラフルなブラジルカラーの素敵な小物など… 写真(5,000円のお返しイメージ参照)は、切れると願いが叶う、ブラジルのボンフィン教会のお守りです。 30,000円 ・サンバダンサー マサシよりお礼のハガキ ・ブラジルのお土産3点 ・貴方だけのためのカーニバル衣装によるサンバショー(熊本県内に限ります) ※熊本県外在住の方には交通費+宿泊費別途お支払いただくことで、県外にも出張いたします。 ※お土産例:カラフルなブラジルカラーの素敵な小物など… 写真(5,000円のお返しイメージ参照)は、切れると願いが叶う、ブラジルのボンフィン教会のお守りです。 ホームページ http://amor-brasil.jimdo.com/
  • 2013/02/07 21:31

    気がついたら、あっという間に残り2日。。 まだまだのぞみは捨てませんが、苦戦中です。 ちなみに、第二弾への準備も着々とサンバチームの打楽器隊の練習が本格的に始まりました。まだ人数も足りなく、楽器も少なく、情報も少なく… でも、しっかりと前進しています。熊本にサンバの風を巻き起こす準備...