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はじめまして。

このページを開いて下さって、ありがとうございます。どうか最後までお付き合い下さい。

私達「シゲキ宮松♪歌劇団」は、オペラ指揮者、シゲキ宮松こと宮松重紀と、かつて彼の熱い指揮でオペラを共演し、彼との再演を望む、プロフェッショナル&アマチュア合同のオーケストラ&コーラスです。 

そして、オペラを愛し、誰よりも熱い演出家、馬場紀雄。彼との出会いにより、ともに真のオペラを追求し、昨今のオペラデフレにストップをかけることが私達の目標となりました。

 指揮者:宮松重紀

  演出家:馬場紀雄

 

オペラのデフレって??

インターネットで「オペラ団体」と検索すると、日本にはオペラ団体が大小無数に存在することがわかります。このような国は日本だけだとか。

しかし、そのうち、いったいいくつの団体が、真のオペラに向き合っているのでしょうか?

現状は、主催者が自分の為に開いて、出演者だけが楽しんでいる公演、参加費目当てで集めたアマチュア出演者が野放し、義理だけで切符を買う観客、観客にわかりやすくしたいばかりに歪んだ作品と化した公演……

これらは、本物のオペラとは言えません。

   オペラ「椿姫」(馬場紀雄演出)

 

オペラは難しくて当たり前!

今まで日本では、オペラは「わかりやすい」「誰でも親しむことができる」と観客に訴え、広めようとしてきました。

しかし、今、私達は、立ち止まり、再度、問いかけます。

オペラは本当に「わかりやすい」のでしょうか?

誰でも親しむことができる身近なものなのでしょうか?

 

そうです、やはり、オペラは「難しい!」のです。

 

  ヴィオレッタ役:高橋薫子

 

私達は、「オペラは難しい」と宣言することにしました。

オペラの多くは日本以外の国が舞台。異文化に対する知識がないと理解できないこともしばしば。

そもそも歌詞は外国語であることがほとんど。挙句、何人もの人が一斉に違う歌詞を歌うこともありますから、聴き取ることも困難。

字幕付の公演もありますが、字幕を読んでいると、せっかくの良い場面を見逃します。

 

だから、オペラを鑑賞するには、少々の予習が必要なんです。

 

そして、制作する側も難しい。

舞台の上の出演者だけで何十人、オーケストラだけでも何十人、その他多くのスタッフが必要です。ハード面でも、劇場使用料、稽古場確保、大道具や小道具、衣裳を揃えるにも多額の費用と時間がかかります。

  アルフレード役:笛田博昭

 

オペラはやっぱりやめられない!

観客にとっても制作側にとってもオペラは難しいもの。だからこそ、オペラは魅力的なのです。オペラの真の価値は、その難しさにあるのです。難しさこそがオペラの真骨頂であり、魅惑の罠であり、一度、囚われたら逃れられない仕掛けなのです。

 

私達はオペラの罠に囚われた仲間です。さらに多くの方を罠にかけ、同じ囚われの身にしたいのです。

安くはない切符を購入して、わざわざ劇場に足を運んで、観て頂きたい!今までオペラを観たことない方も、オペラ好きな方も、是非、一緒に、オペラという魅惑的な沼に引き込みたいのです。

 

その為に、あえてオペラの敷居を低くしないこととしました。

誰の為でもない、その瞬間に居合わせる全ての人の為に、誰の利害関係にも寄らない一流の歌手、一流の指揮者、一流の演出家により、本物の熱さを伝える魅力ある公演を提供します。

  ジェルモン役:森口賢二

 

この団体では出演者にアマチュアも含みます。「一流の」と言いながらアマチュア出演に疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

 

宮松はこう言います。

 

「日本のアマチュアオーケストラは世界一。コーラスしかり。欧州ならプロフェッショナルとして活躍できる力のある人が、日本のクラシック市場が大変小さいため、アマチュア奏者として山のようにくすぶっています。」

「この凄腕のアマチュアに、オペラの経験豊かなコンサートマスターと、数人のプロフェッショナルに参加してもらうだけで、最高のオペラオーケストラとコーラスになるんです。」

 

「また、欧州では、それぞれの県庁所在地に1つオペラ劇場がありますが、日本にはたった1つ、新国立劇場だけ。日本のオペラファン人口も多く見積もって数パーセント。」

「だから日本のオペラファンを育てるには、聴衆に呼びかけるだけでは足りないと思うんです。プロ同然の腕のあるオケマンとコーラスを総動員して、一緒に育てる必要がある。」

「ステージによって育つのはオペラファンだけではありません。将来を夢見る若い歌手たちにとって最高の教育機関は、音楽大学ではなく、一流の歌手たちと同じステージを踏むことができるオペラ公演そのものです。」

  

アルフレード(左:笛田博昭)と稽古中の指揮者(右:宮松重紀)

 

また、宮松は、オペラの本当の喜びについて、こう語ります。

 

「私が思う最高にプロフェッショナルな演奏は、高級な、お金をかけた音とは無縁のものです。最高の瞬間は、皆が一丸となって音楽することにのみ突き進んでいる没我の瞬間、【愛】の瞬間です。この瞬間に、いつも私は感動を覚えます。この感動はプロもアマも全く同じ。どんな人たちにとっても、そうだと思いませんか?」

 

「お客様に色々な方がいらっしゃるように、オーケストラもコーラスもそうであるべきだと思うのです。それが、全ての人がオペラを楽しむことにつながるんだと思います。」

 

プロフェッショナル、アマチュアの区別なく、全員が徹底的に稽古し、真っ直ぐに正面からオペラに取り組み、観客を熱気の渦に巻き込む、想いの溢れるステージを私達は目指します。

  「椿姫」コーラス練習風景

 

旗揚げ公演について

シゲキ宮松♪歌劇団の旗揚げ公演は、ヴェルディの「椿姫」。

宮松と馬場が、この公演し尽くされた作品についた垢を一掃し、原点に立ち返って新たに蘇らせます。

新たな椿姫をご覧頂く為の日本で考えられる最高のキャスティングは、名実ともにトップの3人、高橋薫子、笛田博昭、森口賢二。

オーケストラは、コンサートマスターに日本で最もオペラを知り尽くしている平澤仁を招きます。

 

プロのオーケストラメンバーの皆さんは以下の方々です。

 

コンサートマスター:平澤仁(元東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター)

  

オーボエ:渡辺克也(元ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団首席奏者 友情出演)

  

コントラバス:岡田友希(元デンマーク放送交響楽団首席奏者)

 

チェロ:宮地晴彦(元ドイツプフォルツハイム歌劇場オーケストラ首席奏者)

 

公演情報

2017年7月15日(土) 開演13時@セシオン杉並(496席)

ヴェルディ作曲「椿姫」

 ヴィオレッタ 高橋薫子

 アルフレード 笛田 博昭

 ジェルモン  森口 賢二

 アンニーナ  但馬 由香

 フローラ   濱田 紫織

 ガストン   澤崎 一了

 マルケーゼ  柿沼 伸美

 ドゥフォール 若尾 隆太

 グランヴィル 鈴川 慶二郎

 ジュゼッペ  小美濃 奎允

 使者・召使  品田 広希

 指揮 宮松 重紀

 演出 馬場 紀雄

 管弦楽 シゲキ宮松♪歌劇団 オーケストラ

 合唱  シゲキ宮松♪歌劇団 コーラス

 

▼資金の使い道

私達の資金源は、指揮者宮松重紀と中心メンバーによる出資約2,000,000円、アマチュアのオーケストラ、コーラスの参加費と入場料(全席完売の場合)の約3,000,000円。一流のソリスト達の為の衣装代、メイク代、ギャランティの一部に相当する金額が不足します。ステージ上が、少しでもより華やかな状態で公演が迎えられるように、是非、皆様のお力添えを頂きたいのです。

▼リターンについて

3,000円(基本・ご支援下さった方、全員)

お礼メッセージ

プログラム等へのお名前掲載(ご希望の方のみ)

次回公演が決定した場合、そのご案内及び優先販売

 

上記「基本」の他(支援の金額による)

色紙(メインキャスト3名サイン入り)

舞台写真(キャビネ)×3枚(うち1枚はご希望のキャストで)

稽古見学会

 立ち稽古(一幕分程度)を見学

 オケ合せ(一幕分のみ)を見学

 ゲネプロ(一幕分のみ)を見学

 オケ合せで「乾杯の歌」指揮体験

本公演チケット1枚(GPで撮影した出演者集合写真付き)

舞台で使用した小道具(各1名様)

 札束(第二幕で使用)

 トランプ(第二幕で使用)

 コイン(第二幕で使用)

 ヴィオレッタの「椿」

 ヴィオレッタが注ぐデキャンタ

 ヴィオレッタが使ったスペイン扇

 フローラが使ったスペイン扇

 演出家馬場紀雄が描いたヴィオレッタの肖像画

 

▼プロフィール

シゲキ宮松♪歌劇団 代表 宮松重紀(指揮)

横浜国立大学を経て、東京藝術大学指揮科を卒業。ミラノ・スカラ座にて研修。これまでに東京フィル、神奈川フィル、東京交響楽団をはじめ、全国各地のオーケストラを指揮。また新国立劇場等に於て、オペラ指揮者としても活躍。小澤征爾、R.ムーティ、Z.メータ、チョン・ミョンフン、大野和士氏らの公演の合唱指揮者を務める。横浜国立大学講師。

 

馬場紀雄(演出)

昭和音楽大学声楽科を卒業後、藤原歌劇団、新国立劇場などの数々のオペラ公演で演出助手として研鑽を積む。平成12年度文化庁芸術家在外研修員、財)ロームミュージックファンデーション在外研修生として渡欧。

「シラノ・ド・ベルジュラック」「復活」「じゃじゃ馬ならし」「戯れ言の饗宴」「ベルファゴール」日本初演をはじめ、多数のオペラを演出。昭和音楽大学・大学院講師。

 

高橋薫子(ソプラノ)

国立音楽大学大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。没後200年記念モーツァルト声楽コンクールに入賞しウィーン・フィルと共演。「ドン・ジョヴァンニ」でデビュー以来多くのオペラ、コンサートに出演しいずれも高い評価を得ている。藤原歌劇団団員。

 

笛田博昭(テノール)

名古屋芸術大学音楽学部声楽科首席卒業。同大学院修了。

2003年名古屋芸術大学特別公演「トゥーランドット」に出演後、国内外各地で数々のオペラ・各種コンサート等に出演。

2016年には藤原歌劇団「トスカ」「カプレーティ家とモンテッキ家」に出演。2017年には「カルメン」に出演し大絶賛される。

類まれなる“声”と恵まれた容姿を生かし活躍中である

2014年第50回日伊声楽コンコルソ第1位及び五十嵐喜芳賞など数々の賞を受賞。

藤原歌劇団団員。新潟県湯沢町特別観光大使

 

森口賢二(バリトン)

国立音楽大学卒業、同大学院修了。ヴェルディの声国際コンクールファイナリスト。ローマ・フェスティヴァル2007国際コンクール第1位。オペラのレパートリーは「リゴレット」「ハムレット」「マクベス」等、36演目43役。コンサートのソリストとしても「メサイア」「第九」「レクイエム」等に出演。藤原歌劇団団員。

 

 

  • 2017/07/18 20:57

    お陰様を持ちまして、シゲキ宮松♪歌劇団 旗揚げ公演「椿姫」、ほぼ満席で公演成功致しました。 ご支援下さった皆様、ありがとうございました。

  • 2017/06/04 14:39

    公演まであと1ヵ月少し。キャストとコーラスの合同音楽稽古が始まりました。 演出家も顔を見せて下さり、マエストロの指導でキャストも大勢参加。 コーラスも一段とテンションアップした稽古となりました。 写真撮りそびれてしまい、その様子をアップできないことお詫び申し上げます。  

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