はじめに・ご挨拶
弁護士をしています水越と申します。
このプロジェクトで実現したいこと
こどもに向けて法教育,社会教育をしたく,こども向けのインターネット六法(インターネットに係る法律問題)を作成しようと考えています。
こども向けのフリをしている一方で,大きなお友達(大人)にこそ見て欲しいという願望があります。
プロジェクトをやろうと思った理由
インターネットにおける誹謗中傷が当たり前になってきており,インターネットの危険性が叫ばれています。
一方で,インターネットは社会や人間を変えうる大変有用なものです。
危険があるからといって,萎縮してはいけません。
自動車の運転と同じです。
with コロナ ならぬ with 誹謗中傷が必要であると考えています。
これまでの活動
コンテンツ自体の作成を始めています。
かなり良いものができているのではないかと自負していますが,これを普及するルートが全くありません。
インターネットで公開しようかとも思いましたが,当職のホームページでは,閲覧も限られ,他のコンテンツに埋没してしまいます。
また,せっかくの良作(主観ですが)であるにもかかわらず,粗雑に消費され,使い捨てとなってしまうのは嫌だなというところがあります。
かかる観点から,インターネットではなくて出版という形で何とか形に残せないだろうかと考えています。
形態としては,漫画でも良いし,書籍で挿し絵ありという形でも良いし,書籍で巻末に漫画つきというのも考えられるかなと思っています。
シナリオ
(1) 第1章 『インターネットの怖さ(上記)』
第1節「ネットって…」
第2節「圧倒的拡散」
第3節「世界に発信」
第4節「誰か分からない」
第5節「本当か嘘か分からない」
第6節「人の嫌がることはしない」
(2) 第2章 『名誉毀損,侮辱』
インターネット上の書き込みによる名誉毀損,侮辱等については,今まさに世間をにぎわしています。
法的に見れば,表現の自由が優越し,必ずしも,表現行為を抑制する方向ではないと思います(現在の世論とは異なりますが。)。
とはいえ,表現行為によって人権侵害が発生するということをお伝えします。
(3) 第3章 『フリマ取引の落とし穴』
フリマアプリの取引は,従来,商人が行っていた列記とした商行為です。にもかかわらず,あまりにも手軽にやれてしまうので,トラブルが後を絶ちません。ガラクタのようなものを売ってみたり,違法なものを売ってみたり,ケチをつけて無料で手に入れてみたりと無法地帯と化しています。
この点については,民法の理解が必要です。
(4) 第4章 『著作権』
ダウンロードを含めて,現状は著作権が蔑ろになっています。インターネット利用者は知らず知らずに著作権を侵害しているのが実情です。
このあたりについて啓蒙が必要です。
(5) 第5章 『個人情報』
個人情報について,どこまで出して良いのか,という点です。
資金の使い道
作成費用,出版費用及び広報費用
リターンについて
作成された書籍。
実施スケジュール
令和2年7月末あたりまでに資金を集め,同年8月末あたりまでに出版することを目標としています。
現在のところ,自費出版の予定です。
最後に
インターネットが発達し,何をするにも便利になりました。
一方で,従来の法律関係はインターネット上でも発生すると同時に,インターネット特有の問題(匿名性に基づくものなど)も生じてきています。
かかる問題について,司法の手当がなされているかというと必ずしもそうではありません。 掲示板の名誉毀損につき仮処分が認められるようになるなど,法律・解釈が時代の流れを追いかけている状況です。
特に他人に対する表現行為や,フリマ取引は,立派な法律行為であるにもかかわらず,そのように意識されず,知らず知らずのうちに違法行為を行ったり,法律的なトラブルを生んだりしてしまいます。
法的な整備が必要であることはもちろんですが,まずは,インターネット利用者の教育, 意識改革が必要です。
インターネットの荒波をうまくわたる方法を,わかりやすくお伝えしたいと思います。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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