はじめに・ご挨拶

はじめまして。

生後3か月の猫のらいの飼い主であり家族の日高と申します。

沢山のプロジェクト中から御目に留めていただきありがとうございます。

家族にお迎えして数日のらいです。

このプロジェクトのきっかけ

猫伝染性腹膜炎【FIP】を発症したらいを絶対に治したい!元気にしてあげたい!この命を守りたい!

らいの治療をきっかけにプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。

プロジェクトの理由

猫伝染性腹膜炎【FIP】は発症すると数日から数ヶ月の命と言われているとても怖い病気です。多くの猫が持っている、猫腸コロナウイルスというウイルスが体内で突然変異してしまう病気です。

突然変異を起こすと、発熱や腹水、胸水が溜まってしまったり肉芽腫ができてしまったり症状は様々ですが、短期間に症状が進行し数ヶ月以内でほぼ100%死に至る病気です。

最近まで治療法がなかったのですが、海外の新薬により寛解率80%高い確率で治る可能性があるお薬を日本でも使用することができるようになりました。

しかしながら日本ではまだ未承認の薬の為、協力病院も全国に6カ所しかなく、お薬も保険適用にならず非常に高価です。

このお薬を84日間継続しなければらいの命は絶えてしまいます。

お薬代だけで80万円以上の費用が必要になります。

短期間での高額な費用の捻出が難しくご支援ご協力頂けましたら非常に助かります。

1.どうしてもこの命を守りたい!

治る可能性があるなら治療したい!

2.らいが治ることにより多くの人にこのお薬の効果を知ってもらいたい!

SNSにて猫達の日常や投薬開始、経過を含めた日々のなにげない猫がいる暮らしを投稿しております。らいが寛解することにより同じ病気を持つ飼い主さんの希望になれば嬉しいです。

3.もっと多くの病院で取り扱ってもらいたい!

腹水の検査をしていただいた動物病院さんにMUTIANを開始した事を伝え経過がよければMUTIANの取り扱いを検討して頂きたいと伝えたところ検討していくかもしれないです。と嬉しいお返事を頂きました。

4.日本でもお薬の承認をしてもらい開発して頂きたい!!

5.この病気で亡くなる子を減らしたい!

らいを迎えたブリーダーさんに発症の連絡をし経過をお伝えしました。

FIPは治りません諦めてください。と言ったブリーダーさんに、らいは良くなっていっていること、これからお迎えされる飼い主さんにもしもの時はMUTIANというお薬があることを伝えて欲しい。

もしブリードしている猫がFIPと診断されたら是非使って欲しい。とお願いしました。


FIPが治る病気と認知してもらえるようになって欲しい!

認知度をあげてFIPの治療が気軽にできるようになって欲しい。

らいの命を救いたい!

助からない病気から助かる病気に変わって欲しい!

この思いがプロジェクトを立ち上げる理由となりました。

これまでの経緯

4月21日

ブリーダーさんから家族にお迎えしました。

お迎えした時から耳の後ろに脱毛があり次の日から病院に通いました。

お薬を毎日塗り経過観察をしていました。

5月29日夜

普段より元気がなくずっと寝ていることに気付きもう一匹の同じ月齢の子と抱き比べると熱い気がし次の日受診するこを決めました。

5月30日

朝から病院に連れて行くと熱が40度。採血の結果炎症反応が通常の40倍以上あり、かかりつけだった動物病院さんの測定器ではこれ以上の数値が出ないので本来もっと数値が高いかもしれません。といわれました。

その日は抗生物質と解熱のお注射をしました。

6月1日〜6月2日

変わらず高いお熱で同じように抗生物質と解熱剤の注射を受けました。

毎回らいは注射が痛いのか大暴れです。

解熱のお注射をすると少しの時間元気が戻るのですがすぐにぐったりしてしまいます。

日に日に元気がなくなり、1日のほとんどを寝るようになっていきました。

今までジャンプして登っていたソファーにも飛べなくなりご飯もほとんどたべなくなってきました。その時の様子です。

6月3日

お注射が終わった後に獣医さんに腹水が溜まっている気がすることを伝えるも大丈夫でしょう。と言われなにも検査してもらえることなく家に帰宅しました。

6月3日夕方、やはりいつもとお腹の様子が違う気持ちが拭えず、いろいろ調べると猫伝染性腹膜炎の症状に当てはまる為セカンドオピニオンに行きました。

エコーで見て頂きやはり腹水が溜まっていました。

貧血もありそうだし少し腹水を抜き調べるねといわれ調べると、

今までの経緯と総合判断からやはり猫伝染性腹膜炎の可能性が非常に高いことを告げられました。

余った腹水でFIPと確定する為に検査機関に出し、結果は電話で知らせて頂けることになりました。

先生からこの病気だった場合非常に進行の早い病気であること。

数日から数ヶ月で亡くなってしまうと、と告げられ涙がとまりませんでした。

この先、今以上にらいが苦しい思いをするかもしれないと思うと悲しくて辛くて一晩泣き明かしました。

その夜は今まで一度もトイレ以外でおしっこをしたことがなかったらいが寝たままおもらしをしてしまいました。

おしっこをしている途中で目が覚めて気づいたのからい自身も困惑した様子でした。

痙攣などはなかったのでトイレにも行けないほど体力がなかったのだとおもいます。

6月4日

泣いていてもしょうがない!らいの為になにかできることがないか。

と検索に検索を重ねSNSで繋がった方々からも沢山の情報を頂き

MUTIAN

という新薬なら治る希望があることを知り、これで治るなら治したいと思いました。

近くでこのお薬の取り扱い病院を探しましたが、獣医さんですらこのお薬を知らない状況でした。

一件だけ見つけた県内の病院は普段なら取り扱いがあるがこのご時世で輸入が安定しておらず新しい子は受け付けないと断られてしまいました。

少しでも近くの病院をと探したのですが、一番近いのが大阪の動物病院でした。

まだ検査の結果が出ていないことを伝えると、そこの獣医さんは夜診察が終わってから遅い時間にも関わらず電話をかけてきてくださり、症状を聞き明日来て!と、言ってくださいました。

この病気は時間を争う病気なのです。一刻も早くお薬を始めることが大切でした。

幸いにもまだチュールだけは起きて食べてくれました。

夜はこの日も寝たままおしっこをしてしまう状況です。

わかりづらいですが腹水が溜まりぐったりしたらいです↓

6月5日

愛知から大阪まで診察にいき、症状からみてやはりFIPウエットで間違いないと診断されました。

先生が丁寧に説明をしてくださり、お薬を処方してくださいました。

6月6日

お薬開始です。

毎日同じ時間に飲ませる必要がありこの日からの服用です。

体重1.3キロのらいにはMUTIAN150mgからはじまりました。

前日の長距離移動にも関わらず、朝薬を飲み、お昼には少しごはんを食べだし、夜には全量とはいきませんが6割ほどを食べてくれました!

夕方、腹水を検査して頂いた病院から電話がありそちらも結果は陽性でした。

この病気は診断が難しいそうで検査の結果が陰性と出ても総合判断からFIPと診断をすることも多いそうですが、らいの場合は症状と陽性反応から確定です。


6月7日

寝る時間が少し減り動く時間が増えました!ソファーやイスにも前のように飛び乗れるようになり、ご飯も催促してきます!

6月8日

目視では腹水の様子に変化はないですが昨日より元気です。食欲も7割!

6月9日

腹水の見た目に変化なし。食欲7割。他の猫達と遊ぶようになりました!


6月10日

前日までは見た目に変化はなかった腹水が少し吸収された様に感じます!ご飯も8割!ボールなどで遊ぶようになりました!

資金の使い道

ご協力頂いた費用は全額らいのお薬、治療費に使用させて頂きます。

現在1.3キロ1日150mgの投与ですが成長期のらいは1週間で体重を200g増やしていくのが目標です。

お薬の単価が

100mg3000円

50mg1600円です。

順調に増えていけば2週間もしくは10日で50mgづつ増えていきます。

体重の増加がよくなるとさらにお薬の量が増える可能性があります。

6月19日より200mg 1日6000円

7月3日より250mg 1日7600円

とふえていきます。

ベンガルという猫種のため大きくなると5キロ前後まで成長します。

投薬終了するまでに3.9キロ

MUTIAN 400mg 1日12000円で算出しております。


2週間で増えるわけではなく細かく体重により投薬量が増えていくので、順調に成長していくと仮定したお薬代+手数料(17%)+税で1045000円になります。

治療経過とお薬代、治療費はこちらで報告させて頂きます。

もし体重の増加が予想を下回り薬の量が少なくなった際はFIP治療をしている方に寄付させて頂きたく思います。

その際はこちらで報告させて頂きます。

リターンについて

感謝の気持ちを込めたお礼のメール、らいくん画像、感謝の気持ちを込めた手紙、らいくんポストカード、らいくんハンドタオル、らいくんキーホルダー、らいくんバック、らいくんマグカップらいくんTシャツで考えております。

発送は8月後半から9月での発送を予定しております。

実施スケジュール

6月6日より開始しており8月29日までの投薬となります。

最後に

らいくんは2020年3月1日生まれの男の子です。

家族にお迎えしたその日からお膝に座ってくるとても人懐っこい可愛い子です。

誰にでも愛想がよくみんなに可愛がってもらっています。

誕生日が9日違いで我が家に来てから家族になった可愛いい妹むぎちゃんもいます。

二人仲良く一緒に成長していた中でらいの発症でした。

むぎちゃんは今まで一緒に遊んでいたらいくんが急に遊んでくれなくなり、猫お姉ちゃんのビビちゃんに遊んでもらっていましたがやはりとっても寂しそうです。らいくんの体調が悪いのを察して娘の部屋から自分でお友達を見つけて、らいくんが元気になるまで我慢していました。

MUTIANの投薬を開始により元気が戻ってきてらいくんむぎちゃんどちらも嬉しそうです。

まだ生後3か月の子猫で家族にお迎えしてから1か月ちょっとです。ちょうど先日生後100日を迎えたばかりのらいは

家族にお迎えした翌日から皮膚炎、下痢、今回の病気による発熱と病院通いばかりです。

痛い採血に嫌な注射そんなことばかりでした。

今も毎日のお薬で投薬前5〜6時間の空腹と投薬後1時間絶食の為、他の子たちがごはんの時間に別室でお薬を飲みその後1時間ごはんを我慢しています。

もっと楽しい思いをさせてあげたいです。生まれてきてよかった。って思ってもらえるようにしてあげたいです。

自分たちで飼ったのだから最後まで自分たちで面倒を見るのが筋で無責任だ!

と思われる方申し訳ないありません。

気分を害された方心よりお詫び申し上げます。

こんな病気があり治療法がある事を知って頂けたらと思います。

最後の最後になりますが、

らいのことが大好きです!
もっともっと一緒にいたい!!
らいを治したいです!!!

らいの治療を手助けしてくださる方がいらっしゃいましたら、ご支援ご協力どうかよろしくお願い致します。

ここまで読んでくださりありがとうございました。


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※「MUTIAN」は日本において動物医薬品として承認されていません。
らいの飼い主として、個人的な自己責任と判断のうえでらいにとって投与が必要と考えていますが、
全てのFIPの猫に「MUTIAN」が有効であるという趣旨ではありません。
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<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください