はじめに

はじめまして。こちらのページをご覧いただきありがとうございます。
北海道上川地方にある剣淵町の地域おこし協力隊、小西里佳と申します。

幼いころからペンギンが大好きで野生ペンギンに会うために世界を旅してきました。30歳のときに小学校教員を退職し、南米エクアドルに語学留学。南米各地や南極にも行きました。ペルーと姉妹都市でアルパカがいたり、南米原産のキヌアを栽培していたりと大好きな南米に近い剣淵町と出会い、住み始めて2年が経ちました。


ゲストハウスKembuchiペンギン家 ペンギン先生の学び舎

剣淵町にゲストハウス「Kembuchiペンギン家(や)」学習指導塾「ペンギン先生の学び舎(まなびや)」をつくります。

・ゲストハウス「Kembuchiペンギン家」

閉店した元和菓子屋さんを改装し、昨年カフェノアールがオープンしました。

近所の方を中心に主に地元の方々が多く訪れ、笑い声が絶えないお店となっています。

café noir(カフェノアール)
〒098-0338
北海道上川郡剣淵町仲町8-8
☎ 0165-26-9518
営業日:木曜~日曜 12時-19時

カフェノアールの店主であり、同じ剣淵町地域おこし協力隊の村上さんはNPO法人「わくわく絵本ランドけんぶち」を立ち上げ、商店街の活性化など剣淵町を盛り上げるために奔走しています。

村上さんの「外からの人にも剣淵の良さを知ってもらいたい」という想いに共感し、旅人が剣淵の方々や旅人同士が交流を深めることができる宿をやりたいと考えるようになりました。

現在、カフェノアールは建物の1階部分のみを使用しており、2階は未使用です。
その2階部分の3部屋を宿泊していただける部屋に改装する準備を進めています。

これらの壁、床の改装、消防設備の設置などを行います。
また、宿に必要な設備として1階部分にトイレの増設、シャワーブース、洗面所の設置をします。

素泊まりの宿にすることで、町内の飲食店で食事をしてもらう、絵本の館へ行くなど、町内循環の流れを作ります。JRやバスといった公共交通機関などで来町される方にも気軽にお泊りいただきたいです。24時間のコンビニなど便利なお店はありませんが、町はとても穏やかで滞在しやすいです。町の中でも星が充分キレイに見れます。

移住を考えられている方にもお泊りいただき、剣淵の町を体感していただきたいです。


・学習指導「ペンギン先生の学び舎」

2階の1部屋を私自身の生活スペースとして、また地元の子どもたちへの学習スペースとして改装します。

私はこれまで10年以上、家庭教師、小学校、日本人学校、日本語学校でさまざまな教育と関わってきました。町内には放課後に学べる塾が何か所かあるものの、町外まで通っている子どもたちも多くいるそうです。地域おこし協力隊の退任後の起業の一つになるようにと最近「ペンギン先生の個別指導」を始めました。現在中学生5名それぞれと勉強をしています。

私自身、学ぶことが大好きで現在も資格試験に挑戦中です。学びは人生の可能性を広げるツールだと思っています。
町内の子どもたちにも未来の可能性を広げるために学んでもらいたい、そのお手伝いをしたいと思っています。

こちらの部屋も壁紙の張り替え、床を畳からフローリングへの改装を行います。
壁をホワイトボードスクリーンとして使えるようにし、授業できる環境を整えます。
数名を同時に指導できるように机やカーペットなども必要です。


また、宿部分の空き時間に勉強や仕事に利用できる机といすを設置し、自習スペースワーキングスペースとして活用できるようにします。
いすは長時間座っても疲れないものを購入したいです。

北海道上川郡 絵本の里けんぶち町

剣淵町は北海道第二の都市、旭川市から北に50kmほどのところに位置している、人口約3,000人の町です。基幹産業は農業でほっとするような田園風景が広がります。

約30年前から絵本でまちおこしをしており、絵本4万冊以上を所蔵し、原画展なども行われる絵本の図書館と美術館が一緒になった「絵本の館」があります。温泉やキャンプ、パークゴルフ、冬にはワカサギ釣りが楽しめる「レークサイド桜岡」やかわいいアルパカたちと触れ合える(場合によってはハグまでできる)「VIVAアルパカ牧場」など見どころもたくさんあります。2013年に公開された大地康雄さん主演の映画『じんじん』の舞台にもなっています。


中心部の宿で町内循環を

現在、剣淵町内で宿泊できる施設は中心部から約6km離れた「レークサイド桜岡」しかありません。剣淵に泊まられる方に町内の飲食店で食事をしてもらい、お酒も飲んでもらいたい。そのためには飲食店から徒歩圏内に宿が欲しいと考えました。

昨年オープンしたカフェノアール店主の村上さんと相談し、地域おこし協力隊として剣淵町を盛り上げていくためにも2階部分をゲストハウスとして活用しようということになりました。


地域おこし協力隊の定住率

剣淵町の地域おこし協力隊は私で10人目(村上さんが11人目)なのですが、定住に結びついていないのが現状です。日本全国では「任期後6割程度が定住している」と言われています(H29年度総務省調査)が、剣淵町は約1割となっています。
地域おこし協力隊が任期後も引き続き剣淵町で暮らしていくためのモデルケースになれるように起業しようと決意しました。
ゲストハウスだけでなく、学習指導、農業など自分がやりたいと思うことや好きなことを掛け合わせて剣淵町での生活を続けていきたいです。


地域おこし協力隊としての活動とゲストハウスの可能性

私は2018年4月に地域おこし協力隊として剣淵町にやってきました。農業に関わりたくて協力隊になったので、町内農家さんで農作業を学ばせていただいたり、おいしい剣淵の農産物を取り扱うネットショップ絵本の里けんぶち町~おいしい通販~の運営に携わったり、畑を借りてメロンや野菜などの栽培を行ったりしてきました。

旅行が大好きで国内だけでなく、外国のゲストハウスにも何度も泊まりました。たくさんの旅行者にも出会いましたが、彼らはよく「沈没」という言葉を使います。その土地の居心地がよく、なかなか次の場所に移動できないという意味だそうです。私は剣淵町を、このゲストハウスをつい「沈没」してしまうような町、宿にしていきたいと思っています。

また移住者の一人としても剣淵町の良さを伝えていきたいです。


ゲストハウスKembuchiペンギン家
〒098-0338
北海道上川郡剣淵町仲町8-8
カフェノアール2階

オーナー 
小西 里佳(剣淵町地域おこし協力隊)
奈良県生まれ、奈良県育ち。
元小学校教員。
野生ペンギンに会うためにエクアドル領ガラパゴス諸島を旅したのをきっかけに退職し、エクアドルへ留学。培ったスペイン語で南米各地(ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン、ウルグアイ)と南極を旅しました。帰国後は十勝鹿追町で北海道生活をスタートし、人とのご縁で富良野市、東川町、剣淵町へとたどり着きました。

剣淵町に来てからも地域の多くの方々に支えられながら活動しています。農作業を助けてもらうなど、一人でやるのは難しいというときにすっと手を差し伸べてくださることが多く、温かく見守られていると感じています。任期終了がじわじわと近づいていて、最近では「協力隊が終わっても残ってもらえたら嬉しい」とお声かけいただくことが多くなりました。剣淵町に残り、一町民としてここでの生活を続けるのも恩返しの一つになるのかもしれないと考えています。


資金の使い道とスケジュール

みなさまからご支援いただいた大切なお金は
・トイレ、シャワーブース、手洗い場の設置
・壁紙などの張替えなど部屋のリフォーム
・旅館業法(簡易宿所営業)に必要な消防設備などの設置費用、申請費用
・クラウドファンディング手数料
・リターン費用

これらの用途の一部として使わせていただきます。
クラウドファンディング以外に地域おこし協力隊支援補助金、自己資金を使う予定です。

スケジュール
2020年6月末 改装スタート
2021年3月中 プレオープン、学び舎スタート
2021年4月  グランドオープン


リターンのご紹介

【ありがとうの気持ち】

・ありがとうの気持ちを伝えるお礼のメール


【けんぶちミニレターセット】

・けんぶちオリジナルそえぶみ箋(5セット)


【元教員小西による学習指導】

・1時間の学習指導(小中→全教科、外国人→日本語指導、誰でも→初級スペイン語)


【ペンギン大好き小西によるプライベートペンギンレクチャー】

・旭山動物園のぺんぎん館でペンギンのお話(30分程度)


【協力隊小西とサシランチ or サシお茶 or サシ飲み券】

・1対1のランチかお茶かディナー


【ただただ応援】

・温かいご支援に対する感謝のお手紙


【遠方の方や贈り物にピッタリ!けんぶち詰め合わせセット】

・剣淵産のおいしいものを詰め合わせたセット


【ゲストハウスの壁にペンギンを描く権&お泊まり券(5泊分)】

・お泊まり券(5泊分)
・部屋の壁にペンギンの絵を描いていただけます


【けんぶちの第2の我が家へ!お泊まりパスポート(3年間)】

・ゲストハウスにお泊まりいただけるパスポート(3年間)


最後に

新型コロナウィルスの影響下での自粛モードの中、ゲストハウス計画を進めてよいのかとても迷いました。けれど、立ち止まっていても何も始まらないし、協力隊としての残り日数は着々と減ってきています。

剣淵の方々はよそから来た私などにもとても親切で、安心して過ごせる町だと思います。協力隊の任期後もここに住み続けたいです。協力隊の任期後も剣淵町での生活を続けるためには何か行動しなければならないと思い、計画を進めていくことにしました。

また、町の方は控え目な方が結構多く、こんな私でもチャレンジできるという姿をお見せしたいなと思うようになりました。うまくいかないことも多々あるかと思います。ですが、諦めない限りチャレンジは続きます。人口減少が進む今、ワクワクする楽しい未来を町の方々にも想像していただきたい。そのためにもチャレンジを進めていきます。

ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

※Facebookのプライベートグループでオープンまでの道のりを公開中です。興味がある方、応援してくださるという方は参加していただけると嬉しいです。
ペンギン家のペンギン家族


<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

みなさまからのご支援の気持ちは目標金額を達成できなくても大切に使わせていただきます。

  • 2022/04/23 12:33

    こんにちは!ご無沙汰しております、ゲストハウスKembuchiペンギン家のオーナー、小西です。直前のご案内となりましたが、本日、4月23日(土)14:00から、4月25日の世界ペンギンデーとペンギン家1周年(の1か月前)をお祝いし、「けんぶちペンギンデー」を開催いたします。FBのペンギン家ペー...

  • 2021/05/30 09:25

    ご無沙汰しております。ゲストハウスKembuchiペンギン家、オーナーの小西です。みなさまのご支援のおかげで、5月25日にオープンとさせていただきました!とはいえ、北海道は緊急事態宣言中ですので、オープン宣言のみといった感じです。まだまだ揃えるものも作業もありますので、ボチボチやっていきます。...

  • 2021/04/05 07:59

    ご無沙汰しております。新年度に突入しましたね。ゲストハウスKembuchiペンギン家はオープンに向けて順調(?)に準備中です。改装作業などはnoteに綴っておりますので、よければご覧ください。https://note.com/penguin_kembuchiオープン予定は5月です。手続きの関係...

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