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日本全国の人々に本を届けるために、ブックバスを走らせたい。

たくさんの本を詰め込んで、日本各地に本を届けたい。 時には家々が立ち並ぶ住宅街に、時にはたくさんの家族が集う公園に、そして、本屋さんがなくなってしまった街に。 全国各地を自由に走り回る、移動式の本屋さんを僕らはつくります。

現在の支援総額

1,318,000

131%

目標金額は1,000,000円

支援者数

131

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/07/06に募集を開始し、 131人の支援により 1,318,000円の資金を集め、 2017/08/11に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,318,000

131%達成

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目標金額1,000,000

支援者数131

このプロジェクトは、2017/07/06に募集を開始し、 131人の支援により 1,318,000円の資金を集め、 2017/08/11に募集を終了しました

たくさんの本を詰め込んで、日本各地に本を届けたい。 時には家々が立ち並ぶ住宅街に、時にはたくさんの家族が集う公園に、そして、本屋さんがなくなってしまった街に。 全国各地を自由に走り回る、移動式の本屋さんを僕らはつくります。

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 初めまして、株式会社バリューブックスの中村和義と申します。移動式の本屋、ブックバスに興味を持っていただき、ありがとうございます。まずはじめに、僕たちの会社について紹介させてください。

 バリューブックスは、インターネットを中心に古本の買取販売を行っている会社です。昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台にもなった、長野県上田市を本拠地にしています。  

 

 

 

 僕の仕事は、一人でも多くの方へ本を届けていくために、まずは、より多くの本を集めること。

 そして、「僕たちのもとに集まってきたたくさんの本を、どうすればもっとよりよい形で届けていくことができるのか?」。そんなことを考え、チームのみんなと共に実行していくことです。

 

 

 僕たちは、古本の買取と寄付(チャリボン)、その2つを主軸に本を集めています。集めた本は販売に回していくのですが、どうしても僕たちの力ではさばき切れない本が出てきてしまいます。でも、そうした本たちも、できるだけ古紙リサイクルに回さずに、新しい活躍場所を与えたい。そして、それに留まらず、本の循環をもっとより良いものにして、本のある環境をつくっていきたいと考えています。  

 

 

 そうした思いから、リアルな場で人と本をつなぐ「BOOKS & CAFE NABO(ネイボ)」、様々な施設に本を贈り届ける「ブックギフト」、陸前高田市の図書館を再建させる「ゆめプロジェクト」、図書館の未来を考える実験場「LIBRARY LAB」、本を使った街の活性化「くらもと古本市」、古本販売時に出版社に利益を還元する仕組み(バリューブックス・エコシステム)の構築など、本の販売以外のプロジェクトにも挑戦している最中です。  

 

 

 

 ブックバスもまた、そうした本のある場所づくりを目指して、僕たちが新たに挑戦する取り組みです。今、書店は1日に1店舗が閉店していると言われています。本屋さんがない街、というのも珍しいものではなくなってきました。  

 

 

 だからこそ、僕たちは、大きな車にたくさんの本を詰め込んで、直接街の人たちに本を届ける。そうした機会をつくりたいと願っています。移動式本屋として日本各地を回るだけでなく、上記で紹介したブックギフトプロジェクトの一環として、病院や保育施設など、様々な場所に本を届ける時の担い手としても走ってもらう予定です。

 

 

 

 そう決心してから、すぐにクルマ探しが始まりました。まずは、どれくらいのサイズが最適なのか、どういう機能があると良いのか、詳細を詰めるところからです。そこで、強力な助っ人として、BOOK TRUCKの三田さんにも協力してもらうことになりました。

 三田さんは、すでに移動式本屋を手がけている、言うなれば僕たちの先輩です。どのような車両であればブックバスとして活躍できるのか、三田さんと相談を重ねていきました。

 

 

 そして中古車販売店を巡るなかで見つけたのが、岩手の図書館で使われていた移動図書館バスでした。この車がどのように活躍し、どうして手放されてしまったのか。販売していた方もその詳細は分からなかったのですが、今はただ、ところどころが錆び、なかば物置のように置かれているだけでした。  

 

 

 

 でも、僕たちは、リユースの会社です。新しくきれいなバスを買うのではなく、これを再び本を運ぶ車として復活させて、次に繋げていこう。そう思い、すぐに購入を決断。こうして、ブックバス実現の第一歩を踏み出していきました。  

 

 

 車両が決まったら、今度は修理です。内装に関しては、上記でお伝えした「くらもと古本市」の舞台、諏訪で活動するリビルディングセンタージャパンにお願いします。去年の9月に諏訪にオープンした、通称"リビセン"。解体予定の学校や家屋から古材をレスキューし、次の時代へ繋げる活動をしています。彼らの取り組みに共感を覚え、是非にとお願いしたところ、快諾してくれました。  

 

 

 内装はリビセンに、そして外装は、自分たちで塗ることにしました。もちろん、僕たちは塗装のプロではありません。でも、自分たちの愛車となるブックバスを、自分たちの手で責任を持って整えてあげたい。そう思い、試行錯誤しながら自分たちの手で塗装を始めました。

 




 

 ちなみに、このページを開いた時に真っ先に目に飛び込んでくるイラストは、イラストレーター/アートディレクターの兎村彩野さんの手によるものです。

 まだ完成していない、僕たちの頭の中だけにあったイメージを、見事に素敵なイラストへと落とし込んでくれました。こうした光景を生み出すバスをつくれるように、僕たちは改修を続けていきます。

 

 

  

 

 ブックバスは、「完成して終わり」ではありません。全国各地に本を届ける、というプロジェクトを僕たちは継続的な取り組みにしたいと思っています。そのための第一歩を踏み出すために、みなさんの力を借りたいのです。

 

 

 今回のクラウドファンディングで皆様に協力お願いしたいのは、ブックバスの改修費です。リビセンの協力を得たり、自分たちの手で塗装を行うことでなるべく費用は下げていますが、時を止めていたバスを復活させるためにはどうしてもある程度の費用がかかってしまいました。  

 

 

 ただ、先ほど宣言したように、僕たちはブックバスをひとつのプロジェクトとして自走させるのが目標です。ですので、クラウドファンディングではあくまで初期の導入費用だけを募集するとともに、単なる寄付で終わらないきちんとしたリターンをお返しします。  

 

 

御礼メール

サポートいただいた皆様に、ブックバス完成の報告と感謝の御礼メールをお送りいたします。

 

兎村彩野さんのイラスト入り ブックバスグッズ一式セット

兎村さんが手がけてくれたブックバスのイラストをもとに、下記のグッズを製作予定。そちらを、お届けします。ブックバスが始動しましたら、これらのグッズも順次販売していきます。

 

・ポストカード 3枚

 

・マスキングテープ 1個

 

・トートバッグ 1個

  

本の福袋

テーマ別にセレクトした書籍のセットをお送りします。冊数は支援金額によって、変動します。5つのテーマから1つをお選びいただき、そのテーマでBooks & Cafe NABOのスタッフが選書した本をお送りします(お選びいただけるのはテーマのみになります)。また、バリューブックスの在庫商品からのお渡しになるので、新品ではなく古本になってしまう旨、ご了承ください。

 本の福袋 テーマ: 「旅」、「本」、「食」、「自然」、「住まう」

 

リビセン 木製本箱

ブックバスで使用する木製の箱と同タイプのものを、お届けします。サイズは[外寸 横幅:45cm、高さ:34cm、奥行:31cm]となる予定です。製作は、ブックバスの内装を手掛けるReBuilding Center JAPANにお願いします。


BOOK BUS と Books & Cafe NABO でお買い物ができる権利

ブックバスやバリューブックスが運営するブックカフェ、NABOで自由に1万円分のお買い物が出来る権利です。書籍・フード・雑貨、全ての商品にご利用頂けます。有効期限は1年間です。


「ブックバス 活動報告会」へご招待

支援者の方々をお呼びして、ブックバスの活動報告会を行います。今のところ時期は年内の土日のどこかで、長野県上田市での開催を予定しています。ブックバスのスタッフや、プロデュースに関わってくれたBOOK TRUCKの三田さん等と一緒に、ブックバス完成までの道のりや、その後の活動について報告します。飲食は、無料で提供いたします。


ブックバス 出店呼び出し権

お住いの街にブックバスが向かいます。僕たちが全国を回る先駆け、ファーストツアーの行き先を決めるリターンです。個人の方からの依頼はもちろん、市や街の催し、様々なイベントにも出店いたします。地域によって金額は異なりますので、詳細はリターンの項目をご確認ください。支援金額以外に、交通費等の経費をいただくことはございません。

※併せて、下記のいずれかの特典が付帯します(どちらかを選択して頂きます)

 ・BOOK BUS と NABO で1万円分のお買い物ができる権利(有効期限1年)

 ・商品総額1万円相当の「本の福袋」(テーマの選択のみ可能)

  *詳しくは上記「本の福袋」を御覧ください

   

 

 

 完成した後は、移動式本屋として全国を回ります。ブックバスをどのように走らせると、より多くの人に本を届けられるのか、全国の仲間と一緒に考え、実行していきたいです。たった一台のバスだけど、そこからたくさんの光景をつくることが出来ると、僕たちは信じています。

 でも、バスが完成して走り出すのは、まだちょっと先の話。ブックバスを求めている人がどんな街に、どれくらいいるのか。そして、僕たちはそうした人々に、どうずれば継続的に本を届けることができるのか。それを知り、実践していくためにも、まずはブックバスを全国に走らせてみたいと思っています。

 日本各地を走り、試行錯誤を続け、ブックバスの理想を見つけていきたい。

 なので、ぜひ、みなさんの元にブックバスを呼んでください。そこに続く道さえあれば、どこにでも行ける。この身軽さが、ブックバスの持つ大きな力のひとつです。

 

 

 【ブックバス 出店呼び出し権】は、指定された街、場所へとブックバスを呼び出せます。いわば、「本屋さんを贈る」リターンです。自分の住んでいる街に呼んでもよいし、本屋がなくなってしまった故郷に呼ぶのもいい。そんな風に自由に使ってもらえたらと、このリターンを作りました。

 

 街のコミュニティスペース、夏のお祭り、野外イベント。たくさんの人で賑わう場所に駆けつけて、本のある空間をつくる。それは、僕たちが夢見る光景のひとつです。地元のコーヒー屋さんと一緒に出店し、コーヒーと読書を愉しむ。そんな風景も、素敵かも知れません。

  また、それだけにとどまらず、僕たちは個人の人々の呼び声にも応えたいです。団地横の広場、家族で訪れる近所の公園、ちょっと大きめの駐車場、自分の通う学校。日々の暮らしのお隣に、バスをお届けします。友人たちと一緒に、なんてお申し込みはもちろん、おひとりからのお呼び出しも大歓迎です。

 

 

 

 【ブックバス 出店呼び出し権】を購入された方々の元に、ブックバスは必ず向かいます。

 でも、「ブックバスに来て欲しい」という声を、僕たちはより多くの人から聞きたいんです。

 どうしても、すぐにはブックバスを向かわせることが出来ないかも知れません。でも、ブックバスを求める声に応えるため、誠実で、かつ身軽であり続けられるように努力していくことは、お約束します。

 なので、ご支援の有無や金額に関わらず、ブックバスへの"お願い"を、たくさん投げてください。僕たちはその声を羅針盤にして、全国各地を走ります。

 たった一台のバスだけど、そこからたくさんの光景をつくることが出来るはず。僕たちは、そう信じています。

 

 

 思いの丈を綴っていくうちに、長い文章になってしまいました。ブックバスプロジェクトに賛同してくれる、仲間を募りたい。そして、仲間たちと一緒に本のある場所をつくりたい。そんな思いで、この文章を綴りました。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。人が本を手に取れる環境を増やす。その挑戦を、みなさんと取り組んでいけたら、とても嬉しいです。

 

 

最新の活動報告

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  • ブックバス東北ツアー・ドキュメンタリー『BOOKBUSは本を届ける旅に出る』本編映像を公開! 「本を通して、人の生活を豊かにする」「本を通して、社会をよくする」というビジョンをもって活動を続ける「株式会社バリューブックス」。メイン事業であるオンラインでの古書の販売のほか、「チャリボン」や「ブックギフトプロジェクト」といったさまざまな寄付事業も展開しています。 そんななか、2017年2月に「無書店地域に本を届けたい!」という思いから始まったのが「ブックバスプロジェクト」。移動図書館車を改装し、古本の移動販売車として、全国各地に出店。2018年6月には、初の東北ロングツアーを敢行しました。 『BOOK BUSは本を届ける旅に出る』は、この東北ツアーの5日間の様子を追ったドキュメンタリーです。 なぜ、オンラインで古書を販売する会社が、たった1台のバスで本を届けるプロジェクトをスタートさせたのか?インターネットでいくらでも欲しい本が手に入る今、そこにどんな意味があるのか? ツアー風景の1コマ1コマから、その答えが見えてきます。 『BOOKBUSは本を届ける旅に出る』(2018年/47min/17:9/Color/Stereo) https://vimeo.com/293805534 たとえ本ばなれが進んでも、出会った1冊を手にしたときの目の輝きはなくならない。「ブックバス」東北ツアーから見えてきた、本の未来の可能性 ─ グリーンズhttps://greenz.jp/2018/10/16/bookbus_tohoku/ 監督・撮影・録音・編集: 上田謙太郎(映像作家) 企画・プロデュース: 原 悟(VALUE BOOKS) もっと見る

  • 約一年前にCampfireでクラウドファンデングの力を借りて立ち上げプロジェクト「BOOK BUS」。 今日も全国各地のお客様から託された本を乗せて次の読み手の元へひた走る。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長野県上田市を拠点に、インターネットを介した古本の買取・販売を行うバリューブックスが、ネットの世界を飛び出して、書店のない地域に本を届けるためにバスを走らせる。移動式本屋プロジェクト「BOOK BUS−ブックバス」。 2018年6月に敢行された東北ツアーに密着し、小さな書店「BOOK BUS」の目の前に広がった風景をつぶさに記録。旅の先々で出会う人々や関係者へのインタビューから溢れんばかりの本への想いを掬い取り、「BOOK BUS」プロジェクトを通して本が持つ可能性に迫るドキュメンタリー映像です。 こちらはその予告編。 本編は 10 月 16 日(火) greenz.jp にて公開予定。 まずは予告編を御覧ください!   『BOOKBUSは本を届ける旅に出る』 2018年/47min/17:9/Color/Stereo  https://vimeo.com/293350787  もっと見る

  •   リターン出店第1弾!   去る9月30日(土)、私たちバリューブックスの拠点がある長野県上田市のお隣の東御市で、パンと日用品を販売している「わざわざ」さんへ行ってきました。 「わざわざ」さんにぴったりな本をバスにたくさん積み込んで。     今回はクラウドファンディングのリターン「ブックバス出店呼び出し権」を使って呼んで頂きました。 「わざわざ」さんは、私たちがクラウドファンディングをはじめてすぐに、「BOOK BUSが来たらお客様も喜んでくれると思って」と、いち早く支援してくださいました。 私たちはそれからずっと今回の出店をとても楽しみにしてきました。     当日は見事な秋晴れ。 3度めの出店にして初めてお天気に恵まれただけでなく、浅間山を望む開放感のあるロケーションとも相まって、とても気持ちのよい出店となりました。     光が差し込む車内では、「わざわざ」さんにお越しになったお客様たちが一日を通じてかわるがわるブックバスに乗車され、思い思いに本との時間を楽しんでいらっしゃいました。     「わざわざ」の皆さんにも営業終了後のひとときを使ってブックバスとの時間を楽しんで頂きました。 皆さんそれぞれお気に入りの一冊に出会えたようです。 お客様に楽しんで頂けただけでなく、「わざわざ」の皆さんに喜んで頂けて、嬉しくて幸せな一日になりました。 ブックバスを呼んでくれた「わざわざ」の皆さんに感謝したいと思います。 この出会いとサポートに!!ありがとうございました! !!!!     そして実はなんと今週末の10月7日(土)、もう一度「わざわざ」さんへ出店します! しかも前回持って行った本をまるっと入れ替えて。 30日にお越しになった方もきっと楽しんで頂けると思います。 お近くの方など、ぜひ遊びにいらしてください。 皆様のお越しをお待ちしています。     パンと日用品の店「わざわざ」 公式サイト: http://waza2.com/       もっと見る

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