”猫の殺処分ゼロ”を目指して・・・個人での保護猫活動にご支援をお願い致します。
 3年ほどに渡って、岩手県二戸市で野良猫の子猫の保護猫活動を続けてきました。
 3年前は40匹いた野良猫ですが、現在も周辺に20匹の野良猫を確認しています。そして、今春3月から5月9日の間に、新たに23匹の子猫が生まれました。(確認できた範囲で)。
 そのうち20匹の里親が見つかって送り出しましたが、6月23日の時点でまた新たに15匹の子猫が生まれたのを確認しました。このまま増え続けると、親猫・子猫ともに殺処分されてしまう可能性が高いです。
 コロナ禍の影響が大きくて活動継続の危機に瀕しています。今後も継続していくために、みなさんのご協力をお願い致します。

はじめに

 初めまして、こちらのページをご覧くださってありがとうございます。
 私は、岩手県二戸市で飲食店を経営するかたわら、個人で保護猫活動を続けてきました。
 ここ3年に渡り野良猫の子猫を保護し、年間60匹~100匹ほど里親に送り出しています。
 しかし、私の住む地域では野良猫たちの数は減らず、定期的に相当数の猫が殺処分されているのが現状です。
 人間の都合で猫たちの生命を奪うことの無慈悲さや理不尽さに、心の痛みと憤りが絶えません。
 一匹でも多くの猫を救いたい、幸せに天寿をまっとうして欲しいという思いに共感いただければ幸いです。

私の住む地域の現状を知ってください

 都会と違って、地方の田舎町では昼間に窓を開け放っている家も多いです。餌を求める猫たちは、そこから家の中に入って物色することもしばしば・・・・・・。
 猫たちも生きるのに必死です。ただ、そのような行為に及ぶ猫を心良く思わない方もいて、ゴミ置き場に捨てられた子猫や、保健所行きとなってしまった子猫がたくさんいます。市は猫の殺処分数を公表していませんが、相当な数に上っているのを耳にしました。

 私は、行政の力を借りることができないか、何度も相談してきました。しかし、解決への道は遠く、猫の殺処分は今も続いています。いろんな方法を模索しました。地域猫として共同管理できないか相談しても「地区のなかに一人でも反対する人がいれば不可能」だそうです。また「一度でも餌を与えたら、野良猫ではなく飼い猫となる」とも言われました。岩手県の保護団体に相談しましたが、個人からの相談は受け付けておらず、今現在は行政のみの委託と回答されました。また、隣りの県の保護団体にも相談しましたが、すべての猫の去勢手術、避妊手術、感染症・エイズ検査が済みであることを条件として、相談になるとの回答でした。このことからも、相当数な野良猫がいるということをご理解いただき個人で野良猫子猫の保護活動をする選択肢しかありませんでした。
結果として、私のような活動をしている人が保護する子猫以外は、その多くが保健所へ送られて最後となってしまします。また、成猫でも心ない人にケガをさせられたり、生命を奪われてしまった猫も見てきました。人それぞれ考え方に違いがあるのは重々承知していますが、問題や課題は山積みというのが現状です。

これまでの活動

2017年~
・自宅で保護している猫(成猫)が現在20匹おります。
 ※交通事故でケガをしている猫、病気の猫たちです。

・新たに生まれた子猫を年間60~100匹ほど里親に出してきました。

・その他、保護している猫たちのエサ代(月3万円ほど)、避妊手術・去勢手術代などの諸経費はすべて私個人の負担です。

プロジェクトの目的

 保護活動を始めて3年ほど経ち、行政への援助も求めてきましたが、状況に良い変化は一向にみられません。
 何とか個人で頑張ってきたものの、昨今のコロナ禍の影響にって、飲食店の経営はひっ迫しております。歓送迎などの繫忙期と自粛・休業期間が重なってしまい、収入は激減してしまいました。

 現在は、私たち家族の食費を切り詰めて、猫たちのエサ代を捻出しているのが現状です。それでも、猫たちの生命を守ることの必要性、使命感から活動を続けています。

 このプロジェクトの最大の目的は”子猫の殺処分ゼロ”です。しかし、その目的達成までの道のりは険しく長いものになるでしょう。
 そこで現実的な目的としては、ひとまず私個人の保護活動を継続していくことになります。すでに保護している猫たちの面倒を見つつ、生まれた子猫については里親を探し、野良猫の去勢手術を実施、そして新たに保護が必要な猫は積極的に保護いていく・・・・・・などです。

 ただ、保護した猫たちのエサ代、感染検査費、去勢・避妊手術代、住環境の整備などの費用が足りていません。ご協力いただけたら、みなさんの分まで全力で面倒をみる覚悟でおります。

 また、ゆくゆくは保護し切れていない野良猫たちが、安全に暮らせる住環境を整えたいと考えています。こちらは具体的な方法について検討中です。

資金の使途について

 ご支援いただいた資金は、すべて猫たちのために使用させていただきます。

 1.まだ外で暮らしている野良猫たちの去勢・避妊手術代を優先させてください。
  ※猫は一年で4回ほど出産し、一度に生まれる子猫は4~6匹です。これまで運良く里親を見つけることができていましたが、今後どうなるかは分かりません。可哀そうな気持ちはありますが、子猫が殺処分されるよりは・・・・・・という考えからだとご理解ください。
  ※去勢されたオス猫は攻撃性が弱まりますので、縄張り争いやエサ場の取り合いなどが減ります。ケンカをして怪我を負うリスクやネコエイズという病気に感染するリスクも減るはずです。
  ※オス猫の去勢手術・・・1匹につき15,000~18,000円(5匹)
   メス猫の避妊手術・・・1匹につき20,000~30,000円(妊娠中の場合、約40,000円)(13匹)

 2.感染症の検査もできる限り行いと思っています。
  ※検査費・・・1匹につき、約10,000円(18匹)

 3.成猫の捕獲器の購入も必要だと考えています。
  ※以前、事故に遭った猫を保護する際、素手で捕まえたら指を嚙まれて、病院で縫合してもらったことがあります。
  ※成猫は捕まえるのが困難なので、猫も人も安全に怪我をしないように配慮するには捕獲器が必要です。
  ※日本製の捕獲器を検討しており、1台約20,000円で4台ほど必要と考えています。
  ※雌猫はこのプロジェクト終了後あたりに妊娠の可能性が高いのでこの金額で設定しております。
  ※去勢手術、避妊手術前に治療が必要とされた場合は、治療費に使わせていただきます。

実施スケジュール

 ・捕獲器を購入したら順次、外の猫たちを捕まて動物病院に連れていきます。
 ・検査や手術が必要な猫たちすべてに施術してもらいます。

 ※7月末から随時、対応を実施していきます。
 ※支援金が1匹の手術・抜糸・検査代に達したら、その都度保護して対応して報告します。

リターンについて

 ・ご支援いただいた方に、心ばかりですが気持ちを込めて作った謝礼品をお送りします。
  キーホルダー・和の小物・マスクホルダー等すべてハンドメイドのものです。

 ※受け取り可能な住所・氏名等をお知らせください。

最後に

 この世の中に、不当に奪われても良い生命などないはずです。しかし、猫はうまれた生まれた場所によって、運命が左右されます。飼い猫にも地域猫にもなれず、不当に生命を奪われる猫がたくさんいる現状をどうか知ってください。
 1匹でも多くの猫が安全で暮らせるよう、何とか力を尽くしたいと思っていますが、このコロナ禍で私ひとりの力ではどうにも立ち行きません。
 私と同じように苦境にある方も数多くいらっしゃるでしょうから、このようなお願いは大変心苦しく感じています。
 それでも、私の活動に賛同しご協力いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。


※里親さんの元で幸せになった子猫たちです。

  • 2020/10/23 19:45

    にゃんこ達、大喜びです‼︎(私も…)去勢、避妊手術したにゃんこ達が太りだしてきたところ、ありがたいお届けものです(T-T)野良の保護にゃんこ達、尿毒症やら尿結石やら入院などさまざまで…(苦笑)病院からは、『療養食』を勧められましたが、ない袖は振れないです⤵︎⤵︎⤵︎人間同様、病気にならないため...

  • 2020/10/08 22:44

    8月末に、どっかで産んだだろうミケママが、仔猫を連れてきました。このミケママちゃんは、側に寄ると シャーと威嚇する子(T_T)ご飯のおねだりの時は、 「ニャン ミャン」 など可愛く鳴くのですが子猫を守るように この通りここから動きません∑(゚Д゚)チョットのすきに、箱の中にカメラ入れて二匹確認...

  • 2020/09/01 21:37

    ご支援頂き本当にありがとうございました。昨日、今日と9匹のネコちゃんを手術してきました。今回の収支になります。713,112円《支援金》482,464円《手術代、治療費、薬代》  88,683円《キャリー、ゲージ、ネコハウス代》  46,940円《リターン品》  44,976円《7-8月エサ代...

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