皆さま、はじめまして! 筋ジスの詩人・呼吸器シンガーの相羽崇巨(あいば たかおみ)と申します。


僕は生まれて間もない頃に医師からデュシェンヌ型筋ジストロフィーという病気を宣告されました。

筋ジストロフィーとは遺伝子の中にあるジストロフィンの異常により、進行性に筋肉が壊死・変性し、筋力がなくなってゆく病気です。 (出典:https://www.jmda.or.jp/mddictsm/mddictsm6/

今でも少しずつ全身の筋肉が低下していて、呼吸と心臓の負担を軽減するために ほとんどの時間、呼吸器をつけて電動車椅子に乗って名古屋でヘルパーさんと共に一人暮らしの生活と活動をしています。

幼少期の頃の僕(10歳前後まで自由に歩けました)

現在の僕(七尾旅人さんとのセッション、信頼するヘルパーさんたちと)

この26年間 病気が原因で、何度も 命が亡くなりそうになる経験をしました。
3度の肺炎(一度は呼吸困難になり意識不明の重体に)

20歳の時、浅い呼吸で心臓に負荷をかけていたことが原因で心不全と診断され余命1か月と宣告される(北海道の筋ジスの専門の八雲病院にて最後の望みをかけ呼吸器の装着と薬用治療を行い奇跡的に回復)

2年前の7月移動用リフトから落下、頭部から大量出血し緊急搬送。頭部を5針縫う大怪我でも異常なし。

これまでいくつものピンチを家族、周りの方々の支え
自分自身の持ち前の運とアイディアで乗り越えてチャンスに変えてきました。






この1stアルバム「花笑みの日々に」制作プロジェクトでは
呼吸器シンガー相羽崇巨の「ありのままの姿」「自分らしい個性」を
音楽という媒体を通して少しでも多くの人にお届けしたいと思っています。

「花笑み」とは咲いた花のような華やかな笑顔という意味です。
この曲たちを聴いて、僕の姿を見て、ひとりでも多くの人々がありのままに自分らしく笑顔で生きられるようになったらいいなという想いを込めています。

そう思えるようになったのは僕の生活がきっかけでした。

僕は、食事や入浴以外はほぼ365日人工呼吸器をつけて生活しています。
どうしても呼吸器をつけて街中を歩いていると、重病人にみられたり、ビックリした形相で珍しがられたり、見ず知らずの人にどんな障害があるの?と聞かれたり可哀想だと言われたり。

ここ数年まで車椅子に乗っていたり、呼吸器をつけること障害があることすべて
いわば誰かと違うことは「恥ずかしいこと」だと思い込んで生きてきました。

朗読を読んだり、講演会などの大勢の人の前で話すとき、外で外食をするとき
はじめての人に会う時、テーマパークのアトラクションに乗るのでさえも
「恥ずかしい」という理由で体の負担を我慢して呼吸器を外していました。

つまりこれまで自分に嘘をつき、自分らしさを押し殺して生きていたのです。

それに気づくことができたのは、ミュージシャンの「七尾旅人」さんと出会ったことでした。僕はもともと弾き語り系の音楽が大好きで、呼吸器のままライブやフェスに遊びに行きます。

出会ったきっかけは、去年5月の愛知県岡崎市の図書館フェス「リゾームライブラリー」
ステージからど根性ガエルの服を着て呼吸器をつけている僕に興味を持ち、壇上から下り
隣に座ってリクエストした「サーカスナイト」を歌いに来てくれたのです。

それから連絡を取り合うようになり、9月には「全感覚祭」で
突然ステージに誘われて勢いで朗読セッション。

10月には「あいちトリエンナーレ」でオファーを受け大勢の前で朗読セッション。
お客さんの喜んでいる表情と気持ちよい夜風が未だに忘れられません。

こんな呼吸器をつけたへんてこな僕のことを
「自由にどこへでも行き何事もアクティブに挑戦している相羽くんはかっこいいよ。」というのです。

そんなことを人から言われたのは生まれて初めてでした。
このセッション、言葉、出会いをきっかけに障害があること呼吸器をつけているこの個性を
「恥ずかしい」から「カッコいい」に変換することができました。

人は誰かと違うことや劣っていることに自信を持つことは容易ではありません。
好きになれないコンプレックスのある体のパーツや性格、苦手なこと、肌の色、障害など。
実際に周りからからかわれ、蔑まれ辛い思いをしている人もいると思います。

ですが家族の中の一人として生まれたこと、このからだでこの性格で生まれたこと
苦手なことや自分にとって駄目だと思っていることすべてが個性そのものです。
あなたにしかない「自分らしさ」です。

だからこそこのアルバムを手にとり、まずは呼吸器をつけて障害がありながら
シンガーとして活動していることを一人でも知ってもらいたい。

そしてこの個性が自分の強みだということを再認識して
「恥ずかしい」ことから「カッコいい」に変換してほしい。
それぞれの持っている「個性」を「自分らしさ」をもう一度愛してあげられるような
そんなアルバムにしていきたいと考えます。

※アルバムは、現時点では手売りと公式サイトなどでの販売のみ考えております。


今年からはシンガーソングライターとして曲作りやライブの活動がメインです。

昨年までは18歳の時にNCA専門学校の芸能系の「DJ&ナレーターコース」に入学し
(障害のある人が入学するのは学校としては初めて)
そこでラジオのDJや司会、ナレーターの専門的な実技も交えた学び経験を活かし

朗読家、詩人、司会者、講演家、イベントプロデューサーなど
デイサービスや様々な施設で朗読・発声ボランティア、講演会などに力を入れ
他方面でお仕事をさせて頂いていました。

イベントプロデュース

詩人としてだけではなくイベントプロデューサーとしても力をいれて活動しています。
お花屋さんの周年記念パーティー、お祭り、朗読会、音楽イベントなど
これまで6つのイベントを主催してきました。

三度目になるイベントプロデュースではさらなる飛躍を誓い「Good Night Festival」
という本格的な音楽フェス名称に変え、関東方面から豪華なシンガーをお呼びし大成功を収めました。

回を重ねて今では東京のアーティストさんを呼べるほど大盛況なイベントに。
今年はシンガーとしてイベントさらに手掛けて自らも出演してゆく予定です。






これまでのイベント

2014年9月13日 中島祭り 第一回   花omiri 5周年パーティー
2015年9月12日 中島祭り 第二回 花omiri 6周年パーティー
2016年9月18日 Good Night Festival(つながる編 人と街と音楽と2016)
2017年10月07日 こもれび音楽祭
2019年10月19日 ゆうぐれ音楽祭


いのちの朗読

2015年は心臓の悪化で4か月の闘病生活でしたが、奇跡的に回復。
2016年には命の大切さを伝えていこうと「魂の朗読家・相羽崇巨」名義で活動を始めて
これまで累計100本以上 朗読と発声トレーニングのボランティア
イベントでの朗読会、絵本や自作の詩を通して命の大切さを考える活動を行ってきました。

司会

司会のお仕事もご依頼を承っておりました。

学校行事、成人式、スポーツ競技大会、コンサート、お祭り、福祉イベント
上映会での監督との対談などこれまで50回ほど、幅広いお仕事を頂いてきました。

講演会

内容はいのちの大切さ、障害者が困っていること・伝えたいこと

アイディアを生み出すちから、自立の素晴らしさ、将来やりたいこと・進路について など 

これまで小学校 3校 中学1校 高校 1校 福祉イベントなどで20回ほど行ってきました。
講演会にも朗読や資料動画を取り入れたり、少しでも聞きやすくなるように工夫しています。



シンガーソングライター

そして2020年からはシンガーとしてオリジナル15曲 作詞・作曲
金山ブラジルコーヒー、鶴舞K.Dハポンでライブ2本

コロナウイルスの影響でアーティスト支援と自らの出演のため
youtube投げ銭配信ライブ「If you just smile」を企画し
たくさんの出演者に囲まれてvol.10を迎えました。今後も続けていきます。

そして先月七尾旅人さんの企画する「LIFE HOUSE」vol.8の
ゲストとしてシンガーとして出演させて頂きました。

作詞・作曲をする毎日ですが、オリジナルの持ち曲も20曲になりました。
今後も自分の感性をもっともっと磨いて、今よりも良いものを表現していきます。






これまで難病を抱えていても
「たとえできないことでもイメージしてできるようになるまでやる」
というのをモットーに工夫して何事にもチャレンジしてきました。

朗読、司会、講演会、イベントプロデュース、シンガーとしても
自立することや、旅行に行くことも、どこかにいくことでさえ
どんな小さな事も僕にとってはあらたな挑戦なのです。

人よりもいのちの期限があるからこそ
やりたいこと、見たいもの、食べたいもの、触れたいもの、出会いたいと
思った時には後悔ないように日々行動しています。

障害があり制限がある僕でもこんなにも何でも挑戦できているのですから
少なくともみなさんはこれ以上に挑戦できることがあるはずです。

このアルバムを通して、何事も諦めることなくチャレンジすることの大切さ
可能性の無限大さを感じて頂ければと思っています。

いつかこの体が無くなってこの世界からいなくなっても、「相羽崇巨」という人がいたことがいつまでも誰かの記憶に残ってくれたら嬉しく思います。

そして残った作品たちがあなたの背中をそっと押して、どんな時でもそれぞれの場所でありのままに咲き続けられるようになったらいいなとそんな思いで、作っています。


実際にかかる費用は150万円ほどを想定しています。

1. 宅録での5日間のレコーディング(レコ機材の購入、レコーディングのPAの人件費など):約50万円

2. ギター、ピアノなどの サポートアーティストに支払うギャランティー 約15万円

3. Apple music、Spotifyなどの有料サブスクリプションサービスに
  楽曲を配信するための3年分の申請料:約2万円

4. 支援者様へのリターンであるCDアルバム ジャケット、レーベル、メディアの印刷代500枚分
その他Tシャツやステッカーグッズの制作料、デザイン料、送料など:約55万円

5.   このプロジェクトを実施するにあたり、CAMPFIRE様に手数料として支援額の17% :約26万


リターンとして、CD以外にもステッカーやお電話でのお礼プラン直接手渡しをするプラン
などをご用意しました。お好きな組み合わせをお選びください。

・相羽崇巨オリジナルアルバム「花笑みの日々に」
・オリジナルステッカー
・Tシャツ
・お礼の手紙、お電話、メール
・オリジナルソング、詩
・直接お渡し
・書籍へのお名前掲載
・名古屋でのライブご招待
・プロデュース、講演 など



クラウドファンディング終了 2020年9月29日
アルバムの構想、サポートメンバーの募集と打ち合わせ 2020年7月1日~10月1日
レコーディング 10月中旬 辺り
CD制作・発注とステッカー作り、サブスクの申請、発売 11月中
リターンのお届け 2020年12月ごろを予定しております。

最後までプロジェクトページを読んでくださりありがとうございました。

七尾旅人さんから「相羽君も音楽を作ってみれば?」と
言われたことがきっかけで僕の音楽人生が始まりました。

でも歌をつくると言われても、初めはイメージが湧かなくて
昨年の秋は恥ずかしさや自尊心などの様々な感情との自分との闘いでした。

8か月前には何度も諦めそうになったり、辞めてしまえと開き直ったことも。
ですが今ではメロディーが少しずつ出てきて2020年から活動できるまでに!

その時は難しくても、努力すれば諦めなければいつの日かできるようになる。

きっかけというのはどこに落ちているのか、何を磨けば始まるのかわかりません。
だからこそあらゆる可能性を信じて歩んでほしい。

そして自分という個性を殺してしまうことはやめてください。
あなたはあなたのままでいいんです。ありのままに好きなことをしていい。
自信を無くす必要なんてない。

もしそんな場所にいて苦しんでいるのなら逃げ出してもいい。違う場所に隠れたっていい。
どうしても前に進めなくなったときは、立ち上がれないときは
このアルバムがあなたの背中をそっと応援してあげられると思います。

あなたが微笑むその日まで、共に自由に歩んでいきましょう!!
ぜひ、僕のそんな思いにご支援くだされば嬉しいです。

こうしてこれを見てくださってるあなたに出会うことができて良かった。
この時代、この世界に生まれてきてよかったと心から思います。
すべての奇跡に感謝です^^あなたがあなたらしく生きられますように。
 

相羽崇巨


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も
計画を実行し、リターンをお届けします。

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