はじめに・ご挨拶

はじめまして、この度は本プロジェクトに目を止めて頂き誠に有り難う御座います。
本プロジェクトの主催者、臼杵健(うすきたけし)と申します。


自己紹介


私は滋賀県彦根市生まれで、小学5年から父親の転勤で埼玉に縁を頂き今に至ります。県立熊谷高校、埼玉大学工学部、旅行小説にまんまと感化されて行った地球一周の旅を経て現在は熊谷市のJR熊谷駅駅近くでウスキングベーグルという小さなベーグル店を夫婦で営んでおります。開業して早17年、年齢は44歳です。

熊谷市商工会議所などが作成した市内消費促進ポスターを持つ私
経営するベーグル専門店ウスキングベーグル外観 JR熊谷駅徒歩3分(ラグビーロード沿い)

熊谷名物を目指している「ラグビーボールのみそぱんベーゴー」

埼玉県熊谷市とラグビー世界大会

 私の住む埼玉県熊谷市は人口約20万人で上越・北陸新幹線も停車する県北部の中心都市です。

日本一暑いまち(2018年7月23日41.1度を記録)としても有名ですが、ラグビータウン としてスポーツ運動施設や環境も充実しており、2019年はラグビー世界大会開催地としても大成功を収めました。

 大会期間中は大会ボランティアさんのハイタッチでおもてなしや約400台のシャトルバス運行による見事な観客輸送、山車とお囃子によるおもてなしが外国人観戦者の方々にも好評で、ファンゾーンでのパブリックビューイングも合計10日間に渡り大勢の来場者で盛り上がりました。

 そして何より、熊谷市内全小・中学生が試合観戦に招待され、「国歌を歌っておもてなし」としてスタンドから試合国の国歌を大合唱したことが話題となりました。これは会場やチームはもちろん、SNSでも感動を呼び広く拡散されました。

私と熊谷ラグビー合唱団

 そんな「国歌を歌っておもてなし」を市内で広めたのは大会開催から遡ること8ヶ月、2019年2月から活動していた「熊谷ラグビー合唱団」です。このおもてなしのアイデアを閃いた三科さんから市民活動支援センター所長さんを介して、市民活動として広めることを私が託され、立ち上げた合唱団です。


 初めての練習会は県立熊谷高等学校音楽部の皆さんと合同で行い、ジョージア国歌を練習しました。この時には日本中で国歌でおもてなしを広げようとスタートしていたプロジェクト、ScrumUnisonから田中美里さんも駆けつけてくださいました。

  熊谷高校音楽室での初練習風景 

毎月1カ国ずつ練習を重ね、9月の日本対南アフリカテストマッチに向けて8月に熊谷ラグビー場のスタンドを借りて「1500人で南アフリカ国歌練習会」を開催しました。
熊谷経済新聞:熊谷のラグビーワールドカップ試合会場で1500人の南アフリカ国歌大合唱団企画

そして9月6日のテストマッチ当日はパブリックビューイング会場のステージにて披露しながら来場のみなさんで君が代と南アフリカ国歌を歌う音頭を取りました。

熊谷でラグビーW杯テストマッチ日本-南アフリカ戦 対戦国の国歌を大合唱

その後、本大会までに6カ国の国歌練習会を市内小中学校を駆け回り、ScrumUnisonの田中美里さん、村田匠さんと共に行いました。

こうやって9ヶ月にわたる熊谷ラグビー合唱団の活動が結実したのが前述の「国歌を歌っておもてなし」でした。


そして起こったコロナ禍

これには個人的にもイベント出店を柱としていた私の店も大打撃を受けましたし、まちの飲食店もやはり大きな打撃を受けていました。

そこで仲間とスクマム!クマガヤみらいチケットという前払い式チケットの発行やクーマーイーツという一括受注配達サービスを立ち上げたりしていました。(こちらは緊急事態宣言期間中に行い好評を頂き、現在はクーマーキッチンカーと題して、キッチンカー支援を継続中です)


コロナ禍でも、思い出はゼロにしたくない

そして本題です。

こんな折、私の店も大変でしたが、宣言が解除になり中学校も授業を再開してしばらくした頃に吹奏楽部に所属する中2の娘からの話に私は衝撃を受けました。

「新3年生は部活もほとんどやらないまま、もちろん定期演奏会や恒例のイベント出演などなんの行事も無いまま、つまり、3年生の部活の思い出が何も無いまま6月に引退するんだよ。」

ということでした。

春の全国高校ラグビー選手権や夏の甲子園が中止など運動部については全国的なニュースに取り上げられていましたが、それはいわゆる文化部でも同じであることにハッとしました。

熊谷ラグビー合唱団メンバーのお子さんたちの様子を聞いて、当然ながらどの学校も同じであること、生徒本人は落胆の極みであることを知りました。

そこでまずは吹奏楽部や合唱部など屋内ホールを使用する活動ができずにいる部活に対して出来ることはないかと考え始めたのが本プロジェクト立ち上げのきっかけです。


このプロジェクトで実現したいこと

一番の目的は、吹奏楽部と音楽部、合唱部の生徒に、部活での思い出づくりの手伝いをすることです。

中止になってしまった演奏会やコンクールの代わりにはならないかもしれないけれど、熊谷の学校で過ごした仲間たちと、熊谷らしさ溢れる広々とした場所で思い切り演奏する体験を、忘れられない思い出にしてもらいたいです。

プロジェクトの内容

具体的には、熊谷ラグビー場Aグランドのバックスタンドを使用して熊谷ラグビー合唱団主催の「ラグビー場でのびのび演奏撮影会」を開催。

これに各学校部活動からの参加募集を行い、参加希望の部で演奏プログラムを作り演奏会を実施します。

新型コロナウィルス感染拡大防止策を施しながらの実施のため、観覧は保護者関係者のみとします。

その代わりに演奏風景の撮影を行い、友達やご家族と思い出を共有できるようにします。


これまでの活動

本プロジェクトは企画当初、熊谷駅南口方面を流れる荒川の河川敷「熊谷荒川緑地」で遠く秩父の山並みをバックに演奏し撮影する予定でスタートしました。

合唱団メンバー以外にも声をかけ即席の「のびのび楽団」を結成して、実際に河川敷での演奏と撮影の実験会を開催しました。

実施してみた反省として、河川敷では日陰がなく暑さ対策が難しいこと、搬入や音の響きに不満が残ることがわかりました。そして、ラグビー場での開催を検討しようということになりました。
早速熊谷ラグビー場にて本プロジェクトでの施設利用を相談した結果「ぜひ成功させましょう」との言葉をいただき、開催場所をラグビー場スタンドとして改めて演奏撮影会の準備が始まりました。

実験会の様子が熊谷経済新聞に掲載されました

KUMAGAUA LiFEさん編集の当日の様子

「のびのび楽団」は今回も1日限りで創設し、部活として参加できない場合の生徒の個人参加も叶うようにしました。
参加申し込みフォーム 
学生個人参加、一般の方の応援参加も募集しています

資金の使い道・実施スケジュール

頂いた支援金は、8月1日当日のラグビー場使用料及び撮影申請料、熱中症対策費、感染症対策費、その他運営経費の一部として使用致します

<実施スケジュール>

6月21日 実験会開催(荒川緑地)

7月2日  熊谷ラグビー場使用許可取得

7月10日 参加部活募集開始

7月16日 熊谷市教育委員会後援取得

7月22日 のびのび楽団参加者〆切

7月28日 参加部活最終〆切

7月30日 現地最終確認

8月1日 当日

8月下旬 ダイジェスト動画作成公開 リターン実施



リターンのご紹介

当日の様子なども含めたお礼の手紙をお送り致します。

また、主催者としてビデオカメラ、ドローンを使用しての撮影を行い、公式ダイジェスト動画を制作予定です。
そのダイジェスト動画エンディングロールにてご支援頂いた方のお名前をお礼の気持ちを込めて掲載致します。


最後に

 中学、高校時代の部活動といえば、一生の友が出来たり、再会するたび語りあうような思い出が生まれる貴重な時間だと思います。特に3年生にとっては、野球部でいうなら甲子園を目指す大会のように吹奏楽部音楽部でも3年間の最後を締めくくる演奏会やコンクールが予定されていたことでしょう。3年間いろんな思いを共にした仲間と最後に何かを達成して歓喜を分かち合う、その様子はきっとそれぞれの脳裏に焼き付いて一生の糧になったはずです。

 しかしながらその機会が今年は失われてしまいました。それは世の中の状況を考えれば致し方ないことではあります。

 でも、もし親世代の私たちにも彼らのために出来ることがあるならやってあげたい。ただただそう思いました。

 私自身、中学高校の部活で得た友と思い出は今でも大切な宝です。だからこそ、3年生をリーダーとした今の部としての活動を締めくくれる場と機会を作ってあげたいと思いました。

 ところで、本企画が実現しても、吹奏楽部、音楽部というほんの一部の部活生の思いしか果たすことは出来ないのも事実です。
 しかし、この企画の実施が広く知られる中で新たな部活応援企画が立ち上がることも期待しています。
また、生徒自身が、考えるのを諦めずに出来ることは何かを考えてトライすれば予定とは違ってしまっても同様の感動を得る何かを成すことは出来るんだ、という気づきを与えられたら最高だとも思っています。

 そんな思いで準備を進めている本プロジェクトです。

 現在、熊谷ラグビー合唱団の仲間や市民楽団で活動する演奏家の方々の協力、熊谷ラグビー場や熊谷市教育委員会のご理解、ご後援を頂きながら8月1日の本番に向けて準備を進めています。

 もし、本プロジェクトにいいね!と思ってくださる方がいらっしゃいまたらぜひご支援頂き、私たちと共に部活生たち思い出づくりのお手伝いを共有頂ければ幸いです。

(本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。)


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