はじめに・ご挨拶
みなさんはじめまして。映画「こどもばんぱく」プロデューサーの賀村です。
私はITのお仕事を通じ、働きにくい方々が活き活きと活躍できるプラットフォームを提供している会社を経営しています。このプロジェクトは、実際にあったイベントをモチーフに製作する映画「こどもばんぱく」の製作支援プロジェクトです。
福岡を拠点に活動し、国際映画祭で評価を得た小田憲和を監督・脚本を務め、福岡、佐賀、長崎のそれぞれの県を盛り上げるために活動するこども達が出演します。主題歌・音楽監督にはインディーズながら福岡国際会議場をはじめ宮崎・東京・大阪と全国ツアーを大成功させた宮崎県出身のアーティスト、立川翼を迎え、アジアフォーカス福岡国際映画祭招待作品「翔べない鳥も空を見る。」の制作チームが再び集結しました。
九州からこども達の未来のために映画を通して発信します!
『こどもばんぱく』とは
学校の枠を超えて自発的に集まったこども達が主役のワークショップイベントです。 2018年に中学生の中井けんと君が主催しました。アクセサリー作りが好きな子はアクセサリーショップを、お菓子作りが好きな子はお菓子屋さんを、それぞれの「やりたい」にこども達がチャレンジしました。運営スタッフも出展者も全部こども。それが、こども達にによるこども達のためのイベント「こどもばんぱく」です。
中井けんと君が中心となり、中学生ながらにクラウドファンディングで資金調達をし、地元テレビ局や新聞社など、多くのメディアに取り上げられ、注目を浴びました。
第一回では1,000人以上のお客さんが訪れました。その反響を受け、第二回はさらにパワーアップし、3,500人以上のお客さんで溢れ、会場は大いに盛り上がりました。2020年の第三回では、オンラインで開催される予定です。
このイベントからこども達の並々ならぬパワーを感じ、感銘を受けました。この「こどもばんぱく」の輪がどんどん広がっていくことで、多くのこども達がチャレンジしやすい社会になって欲しいと思いました。
しかし、中井けんと君が主催する「こどもばんぱく」は第三回で最後を迎えます。
そんなとき、第一回から記録映像を撮っていた小田憲和監督から「こどもばんぱく」の映画化の話を聞きました。映画ならば、多くのこども達に新たな火種を生み出すことができると思い、小田監督と共に本プロジェクトを始動させました。
新たな可能性を秘めたワクワクな映画を目指します!
本作品のテーマ
本作品は中井けんと君自身の成長物語ではなく、オリジナルの登場人物のストーリーにすることで、ワクワクできるエンタテイメントを目指します。全国のこども達が「こんな子がいるんだ。すごい」で終わらせることなく、見た後にそれぞれが自分自身の可能性を信じ、やりたかったことに挑戦する気持ちになって欲しいと思っています。
また「こどもばんぱく」が成功したのは、学校のコミュニティだけでなく、SNSなどを通じて、多くの子どもや大人が賛同してくれたからだと思います。SNSが当たり前の時代で、SNSの影の部分にフォーカスすることが多いと思いますが、それだけでなく今だからこその可能性を感じて欲しいと思います。本作品は、これからの時代を生きる子ども達にとっての道しるべにもなると信じています。
ストーリー
中学1年生の森下泉は部活に打ち込むが続かず、親友の百合とどこか気が抜けたサイダーのような日々を過ごしていた。そんな時、転校してきたのは高橋ゆず。彼女は他人と触れ合わず、ギターの弾き語りの動画をYouTubeにアップしていた。ある日、百合の兄から聞いた「こどもばんぱく」という言葉が頭から離れない泉は、ある企みを思いつく。
正反対の泉とゆずを「こどもばんぱく」が結びつけていく。
やりたいようにやる!誰かのためなら頑張れる!
キャスト・製作メンバー紹介
初のオンラインオーディションを行い、九州各地で活動するこども達の出演が決まりました。それから幅広く活躍する大人達が、しっかりと演技で支えていきます。
地域活性化応援団 佐賀乙女みゅー☆スターとして活動中。主演した短編映画『音と風と夏休み』では、福井駅前短編映画祭2019で優秀賞を受賞し、27thキネコ国際映画祭では日本部門ノミネート。女優としても精力的に活動しています。
カラオケまねきねこ静岡専属アーティスト。ギターライブを中心に活動する傍ら、TV『一周回って知らない話』で大竹しのぶの幼少期役を演じたり、CM『セブンイレブン』他、多数出演。
美少女ユニットマーブルエンジェルメンバーとして活動。2019年にはFBSドラマ「博多弁の女の子は可愛いと思いませんか?」にも出演。女優・モデル・MC・タレントとして幅広く活躍中の10歳。
KUWAGATA☆KIDSのレッド担当(リーダー)として活動。川棚町公認の地域活性化ご当地アイドルとしてイベントステージやアイドルステージに出演。その他、CM出演や子役、モデルとしても活動中。
モアエージェンシー所属の小学6年生。プログラミングとウクレレが得意な理系のメガネ男子。舞台やテレビ、ラジオ、コンセプトムービーに出演し、マルチに活躍中!
山形国際ムービーフェスティバル入選作品「MAKE HOME」で主演。劇団四季「ライオンキング 」ヤングナラ役、有村架純主演の「RAILWAYS かぞくいろ」では鈴木萌香役を演じたりと実力派。
ダンスでも「j;comダンスフェスタ」ジュニア部門優秀賞など様々な賞を受賞し、幅広く活躍中。
監督・脚本:小田憲和
1988年福岡県生まれ 九州大学大学院卒 大学在学中より映画制作を開始。制作当初より、短編を中心に、数多くの映画祭で入選・公式上映。中国の第 7回中国西寧FIRST青年映画祭では、1004本中の10本に選出され、最優秀音楽賞受賞、最優秀撮影賞・最優秀編集賞ノミネート。 2018年「翔べない鳥も空を見る。」劇場公開。いじめ・SNSを題材にした同作は、福岡市内の中学校や小学校で道徳教材としても上映される。気鋭の映画監督のひとりとして、今後の活動が注目されている。 スマートフォンや、SNSなどのデジタルツールの作品への効果的な登用に定評がある。
映画「翔べない鳥も空を見る。」予告編
主題歌・音楽監督:立川翼
2009年に音楽塾ヴォイス(絢香、YUI、家入レオなどを輩出)主催の九州新人オーディションで、約600人中グランプリを獲得したのをきっかけにCDデビュー。2016年にZEPP福岡にてワンマンライブをチケット完売にて成功させ、2017年にサンミュージックと業務提携を結ぶ。2017年9月より全国ツアーをスタートさせ、福岡国際会議場を含む5公演全てのチケットが完売し2,000人を動員。2018年には、アジアフォーカス福岡国際映画祭で上映された映画「翔べない鳥も空を見る。」の音楽監督をつとめ、主題歌「風の匂い」を書下ろしする。2020年にはニューアルバムをリリース予定。
立川翼メッセージ
シンガーソングライターの立川翼です!昨年、ゲストで呼んで頂いた「こどもばんぱく」が映画化されるという事で、音楽全般で関わらせて頂ける事になりました。
こどもばんぱくで出会った中井けんとくんや活躍する子供達は、僕にとって、出会えて良かったと思える大切な存在です!
子供達から貰えるエネルギーは何故か大人とは違い、僕らも同じ時代を過ごしてきたはずなのに、今はもう無くなってしまった感情もあります。
その無くなったもの、置いてきたもの?を取り戻してくれるような存在が僕にとっての「こどもばんぱく」でした。沢山の決まりごとやルールの中で僕たちは生きてますが、自分らしく生きる事の素晴らしさも、このこどもばんぱくで感じました!
なので今回映画化は本当に嬉しいです!!僕自身も、伝えたいものを音楽で届けたいと思います!
サウンドクリエイター:サウンドショップアキヤマ
2010年〜2019年Jpopユニット「イーシス」のメンバーとしてギター&作曲を担当。現在は作曲家、編曲家としてアーティスト、アイドル、企業等への楽曲提供、ドラマやCMソングなども手掛ける。代表曲にソフトバンクホークスの上林誠知選手の登場曲「HERO」を作曲、編曲。サプライズモール「メモリプレイ」に書き下ろしたテーマソングはYouTubeにて150万回再生突破!
キャストとスタッフ、そしてみなさんと力を合わせてこの映画を作っていきます。
資金の使い道
その他にも映画を完成させるためには様々な部分で資金が必要となり、今回のクラウドファンディングチャレンジでより多くの資金が集まればその分できる事も増え、クオリティの高い作品作りが可能になります。最終的な調達金額からCAMPFIRE手数料を差し引いた金額を上記に充てます。
目標金額を超えた場合には、作品のクオリティアップや全国展開に向けた活動資金として使わせて頂きます。ご支援頂く支援金に誠意をもって、キャスト・スタッフ一丸となり、最高の作品にする為に全力で頑張っていきますので応援の程、どうぞよろしくお願いします。
リターンについて
ご支援いただいたみなさんには、作品の限定DVDや、エンドロールなどにお名前を掲載させていただく他に、関係者試写会へのご招待など、みなさんにさまざまな形で映画製作の一員になってもらえるようなお返しを準備しました。
新しい映画制作
イベント「こどもばんぱく」がコロナ禍において、オンライン開催になるように本作品も新しい映画作りを目指します。
キャスト選定にあたって、オンラインでオーディションを試み、オンラインで顔合わせや演技稽古をしていきます。撮影も密を避けながら、実施していく予定です。制作過程などをSNSを使ってオープンな映画作りをしていき、みなさんと共に盛り上がっていけたらと思います。
これまでと今後のスケジュール
6月にメインキャストが決定し、7月にはキャストの顔合わせが終わりました。
現在、オンラインで演技の練習をしつつ、8月には実際の立ち稽古が行われます。それと同時並行で、監督とスタッフにロケハンを行っていく予定です。
9月の中旬にはクランクインし、9月22日にはクランクアップ予定で、来年の春公開に向けて、編集作業をしていきます。
さらに福岡県内の人権教育団体や教育研究団体、教育現場の方々からも意見をもらいながら、実践しやすい教材としての作品にしていき、全国の小中学校でも活用していただけることを目指します。
※コロナの影響次第では、スケジュールに遅れが生じることもあるので、ご了承ください。
最後に
【小田憲和メッセージ】
自分は2018年の第一回の「こどもばんぱく」から当日の映像を撮ったりして関わってきました。
そのときから映画化したいと思い、関係者の方に取材をしたりして脚本を書いてきました。実際ベースの物語で書き進めるうちに自分の中でこれは何かが違うなと思い、そのまま眠らせていました。
気付いたら、第三回開催というとこまで来ました。そして、この第三回でけんと君主催のこどもばんぱくは最後ということを知りました。そこで、今年こそ、どんな形でも「こどもばんぱく」の映画をやろうと思い立ちました。
そう思うと、脚本の形が見えてきました。第一回を描くのではなく、未来に向かって突き進む力を込めて、第三回以降の未来の誰かの話にしようと。このどこか暗く不安が立ち込める社会ではなく、希望を感じる世界をこども達に知って欲しい。
実際のイベントに詰まったワクワクが映画を通して、どんどん伝染していったとき、私は凄く楽しくて明るい未来が待ってる気がしてならないのです。
この始まりを皆さんと共有し、頑張っていくこども達を応援できたらなと思います。
【イベント「こどもばんぱく」主催者、中井けんとメッセージ】
「こどもばんぱく」が元になった映画が出来るのはとても嬉しいです。.
今回の映画の内容は、こどもばんぱくのコンセプトを元に作成されたオリジナルストーリーです。
僕がこどもばんぱくを開催しようと、思った理由にいじめにあったなどの理由があるので、行動を起こすには何かそれ相応の大きな理由が必要なのではないのかと誤解されてしまう事が多いです。
でも実際は何かに挑戦しようと思ったなら理由なんて関係なしに挑戦してみる事が大切だと思います。
この映画はそんな挑戦したい事はあるけど、挑戦する事が不安な子供たちへ、最初の一歩を踏み出すきっかけをくれると思います。
たくさんこども達に見て欲しいです。
是非皆さま応援よろしくお願いします!
このページを最後までご覧頂き、本当にありがとうございます。
これからを生きる子ども達に可能性と未来へのワクワクを映画「こどもばんぱく」を通して一緒に届けましょう!
プロデューサー 賀村
最新の活動報告
もっと見る無事、上映会が終わりました!
2021/07/03 22:01こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
各メディアで告知されております!
2021/04/26 13:11本日、4/26のKBC シリタカ18:15〜のエンディングにて、映画「こどもばんぱく」の告知をしてもらうことになりました!19:00前くらいに放送予定です。また、西日本新聞の長崎版で掲載されました。福岡、佐賀と随時掲載される予定です。先日、放送されたRKB池尻和佳子のトコワカに監督の小田憲和がゲスト出演しました。YouTubeにて公開されております。https://youtu.be/nIkS8CocgkE試写会において様々な方に高評価を頂きました。いろんなこども達に見て欲しい。鬼滅より泣けました。親子で見たい。5/1からの一般上映の方もしっかり感染症対策を行い、多くの人に届けていきたいと思っています。引き続き応援の方、よろしくお願いします。 もっと見る
J:COMチャンネル福岡で映画「こどもばんぱく」試写会の様子が紹介されます!
2021/03/29 07:52J:COMチャンネル福岡にて、先日行われた映画「こどもばんぱく」関係者試写会の様子が紹介されます!放送日は3月29日(月)午後5時~ 福岡つながるNews です♪視聴エリア以外の方は 地域情報アプリ「ど・ろーかる」でもご視聴が可能です。https://www2.myjcom.jp/special/dolocal/ もっと見る
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