【就活room tugumi(つぐみ)とは?】 

就活room tugumiは、滋賀県大津市瀬田唐橋の袂にあり、「就活」をキーワードに学生のフリースペースとして様々な大学の学生が集います。各種イベントでは、様々な社会人との「出会い」と「対話」の中から様々な「価値観」や「生きざま」に触れ、「はたらく」を考える「きっかけ」を創っています。(就活room tugumiは株式会社Re-birthが運営しています)

就活room tugumi 外観

【「学ぶ」ことを経済的理由で諦めようとしている学生がいます。】 

2020年4月緊急事態宣言に伴う外出自粛により、潜在的な問題が顕在化しました。

朝起きて、学校へ行き、友達との会話、授業を通しての学び、サークルでの交流、そしてアルバイト。。。
当たり前だった日常が、当たり前でなくなりました。

私たちは新型コロナに関する学生に向けた緊急のアンケート調査(2020年4月25日に実施:290名回答)を行いました。その中で具体的かつ深刻な課題が浮き彫りになってきました。大学等ではオンライン授業が、また就職活動においてはオンラインによる会社説明会が主流になりました。一方で、経済的理由等によりパソコン(以下、PC)がない、Wi-Fiなどの通信環境が不十分な中での授業や就活をしている学生がいること。さらに通学ができず、パケット代の関係から長時間ネットにつなぐことができず、新たなコミュニティの構築(友達作り)ができず「孤独」の学生生活を過ごしていることもわかりました。

なにより、行きすぎた「自己責任論」の名の下に、「困っている」事さえも声に出せない学生がたくさんいます。

私たちは、この状況を見過ごすわけにはいきません。

このままでは、ロスジェネ世代といわれている、バブル崩壊後の「失われた世代」の再来と格差の拡大に繋がりかねません。 そして何より、一過性のコロナの影響による経済的理由で「学び」を諦めて欲しくありません。この問題は決して「自己責任」ではなく、社会全体で支える」ことが可能だと考えています。

この度、私たちはiSSプロジェクトを立ち上げました。

その取り組みの第1弾として、
PCやモバイルWi-Fiを無償で貸し出します。

私たちが行ったアンケート調査によると10%の学生が困っている「PC」「通信機器(Wi-Fi)」問題についてであれば、

7人の方からご支援いただければ、1人の学生を支えることができます。
共に、学生の未来を支えるために、皆様のご支援を求めています。

就活room tugumi スペース1

【解決したい社会課題】 

誰もが自分の”ありたい姿”、”自分らしい人生”をおくる権利があります。しかしながら失敗をする環境(そのステージ)にすら立てない学生が多くいます。またコロナによる分断が生まれ、コミュニティの崩壊や孤独、格差が出ています。その問題点を解決するために、第一弾としてPC及びモバイルWi-Fi機材の貸し出しを行い、格差を無くす環境づくりを始めます。


ー課題の説明

2020年5月2日~6日にかけて滋賀の学生を限定した「新型コロナウイルスに関する学生の困りごと緊急調査」を実施(111名回答:インターネット調査)しました。

その結果、学生の約8割が「日常や学生生活に不安がある」と答えました。不安の具体的な内容別(複数回答)は、「オンライン授業」が29%で最多。次いで「金銭(生活費や授業料)」が24%。「就職」が20%で、「孤独」が17%でした。

さらに、経済的影響に関して問いかけると

PCが無い、ネット環境の不安定、通信費他を含め、PC及び通信関連の悩みは全体の10%を占めていることが分かりました。オンライン授業による弊害も学生から聞こえてきました。

学生の声1

学生の声2

(※新型コロナウイルスに関する学生の困りごと緊急調査より一部抜粋と、直接ヒアリングした声を掲載しております。)

ノートPC代と毎月の通信費を気にせず利用できれば、そのお金を生活や学費に回すことができます。
何より「学び」を止めない、「就活」を諦めない、「孤立・孤独」にさせないことが可能となります。

鮒寿司体験の様子

ー課題と向き合うきっかけや経緯

「新型コロナウイルスに関する学生の困りごと緊急調査」を行ったことで学生の深刻な困りごとが見えてきました。その後、フードバンクより食材を預かり、学生に無償で提供していたところ、学生の多くが申し訳なさそうに「ありがとう」といってくれました。

その「ありがとう」という言葉に違和感を覚えました。なぜなら「ありがとう」は食材を提供してくれたフードバンクに言うべきと思っていたからです。そして学生の話を聞く中で、ありがとうという言葉は、実は「食材をもらってごめんなさい」という言葉だったと分かりました。つまり困っていることがあっても、声を出すことができない現状を知りました。さらに学生がアルバイトが無くなって困っていること、オンライン授業やWEBを活用した会社説明会へも参加ができずにいること。さらに、家から一歩も出れない、人と対面で話をしていない等の「孤独」状態であることに気がつきました。(ある学生は4ヶ月以上も自宅から一歩も出ずにいると答えてくれました)

行きすぎた自己責任論から、社会全体で学生を支える仕組みが今求められていると考えています。その取り組みの一つとして本プロジェクトを実施します。


このプロジェクトで実現したいこと

企業が減価償却終了したノートPCやモバイルWi-Fiを譲渡いただき、SSD等への換装とOS及び必要なソフト等のインストールをした後に学生に無償で貸し出しします。(学生の緊急度合いにより優先順位を設けます)当面は後期授業に間に合うように実施していきます。

①企業から減価償却が終了したノートPC(HDD等を記憶装置を外した状態)やモバイルWi-Fiを譲渡いただき必要な整備を実施します。企業とは譲渡契約書などを取り交わします。
整備例:OSのセットアップ、SSD等の装着、必要なアプリケーションのインストール等。また新規モバイルWi-Fiの契約など)

②学生からの募集を受け付けます。学生からは使用に関する覚書きを交わした後、それぞれの機材を1年間(4月スタート~3月終了)無償でお貸しします。機材の貸し出し時に預かり金(1台につき1万円)を学生から預かり、機材の返却とともに学生にお返しします。

③お貸ししたPC等は、授業や就活以外にもコミュニケーションを構築したり、自由にお使いいただけます。

上記を通して、様々な学生が「一人じゃあない」社会全体が自分を支えてくれているという「安心感」を感じて貰うことにより、社会は安心して生きていくことができることの理解と、人と人とのツナガリ、そして自分が主体者として生きていることを自覚できるようにしていきたいと考えています。

オンライン就活の様子

【資金の使い道】 

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
パソコンメンテナンス費:約47万円(ノートPC10台(OS代、SSD換装費、ソフト代他))
モバイルWi-Fi契約料:約23万円(10台)
広報費:約4.6万円
雑費:約10万円(発送費含む)
手数料:約15.4円 (14%+税)

※企業からの減価償却が終了したPCを譲り受け、SDD等への換装して学生への貸し出しを行う予定ですが、学生からの要望台数と企業からの提供PCの台数に差がある場合は、ご支援いただいた資金でPC等の購入を行う場合があります。予めご了承ください。

【実施スケジュール】 

プロジェクト自体の実施スケジュール
2020年7月下旬 クラウドファンディングスタート
     順次、ご支援いただいた金額を元に機材の整備等
2020年8月初旬 学生からの申請を受け付け(※緊急度により優先順位を設けます)
2020年8月中旬 学生への貸し出し開始(後期授業から利用できるようにします)
2020年9月中旬 クラウドファンディング終了
2021年5月下旬 リターン発送

【最後に】 

ご一読いただき誠にありがとうございました。私たちにできることは「微力」です。ですが、決して「無力」ではないと信じています。コロナの影響も有り「孤独」の中を生きている学生が多くいます。このプロジェクトを通じて、学生が様々な人が自分を支えてくれている社会が実はあるのだという安心感を持って欲しいと思っています。今後はiSSプロジェクトを進めていきます。

このiSSプロジェクトとは、ippai shippai shitaosu(いっぱい失敗したおすの略)です。 

採用担当者の声は「主体的な学生がいない」「「意欲のある学生がいない」等、昔から変わらずあります。業界が違えど、どの組織も常に元気とやる気、リーダーシップのある若者を求めています。

言い換えると「人の話をしっかりと聞くことができ、自ら考え行動できる人」が求められています。

一方で、学生との関わりの中から見えてくるリアルな姿は、「一度でも失敗したら許してもらえない」という思い込みと「就活や人生さえも正解を求める」姿でした。
なぜ学生たちはそのような思い込みをもつのでしょうか。

そこには大人たちが作った「失敗の許されない空気感」があるのではないでしょうか。
その空気感の中で、どれだけの学生が自ら考え行動し、チャレンジしようと思えるでしょう。

今の学生に必要なのは「失敗」を経験することです。

「躓き、転び、起き上がる」その経験をし、立ち上がることができることを認識することです。また、チャレンジ精神は、周りから「あてにされる」とその芽は出て、「安心」して失敗ができる環境があれば育ちます。

つまり現在の失敗の許されないと思い込んでいる空気感を取り除くためには、一歩を踏み出しても良いという安心感が社会に求められています

その結果、「選択肢を与えられている」という受け身ではなく、自らが「選択肢を生む」、つまり自分が人生の主人公という「主体性」が生まれてきます。さらに、人と人との関わり合いのなかから、コミュニケーション能力が培われます。

未来をつくる若者を育てることができるのは、私たち、つまりあなたの力でもあります。ぜひ共に手を携えて活動に、サポーターとしてお力添え頂ければ幸いです。

何卒、よろしくお願い申し上げます。


【企業紹介・活動実績など】 

株式会社Re-birth(就活room tugumi)

名前に込めた思い

 Re-birthは、「生まれ変わる」です。私たちは、いつでも、どんなときでも「生まれ変わる」事ができる、「何度でもやり直すことができる」事を社会に伝えたくてその名前をつけました。

活動拠点は就活room tugumiという名前のスペースです。就職活動をしている時は「何のためにはたらくのか」「何のために生きていくのだろう」を考える時期です。その考えるきっかけを作る場でありたいとの思いから「就活 room 」をつけました。tugumiは渡り鳥のtsugumi(つぐみ)です。昔つぐみはどこにでもいる鳥だったそうです。厳しい環境を乗り越え、羽安めの場として、チカラを蓄え、そして飛び立っていく。自分の身近に立ち返る場所がたくさんあることに気がついて欲しいと思いこの名前にしました。
 就職活動のイベントだけでなく、様々な価値観や生き方があることを学生等に伝えたいと考えており、様々なイベントを通じて「きっかけ」づくりに取り組んでいる、ちょっと変わった組織です。


ー今までの経歴や関連分野での活動歴/実績など

2015年設立しインターンシップと委託事業を中心に事業を開始。
2018年度は、主婦(夫)向けのインターンシップである「おかえりインターン」の実施と就活room tugumi(学生のフリースペース)を立ち上げ。
2019年度は、一斉休校にともなう子どもたちの「学習支援の場」としてtugumiを緊急に解放、学生が学習支援を行う。オンラインによる合同企業説明会「就活on the WEB)」の実施。また社会課題の解決に向けて取り組む大人の方々との「対話(ダイアログ)」を通して、学生が「はたらく」の意味を見つめ直し、自らの「生き方」や「あり方」を模索する機会となるようなイベント「はたらくダイアログ」を開始しました。

2020年度は、滋賀の学生を限定にした新型コロナウイルスの影響に伴う緊急調査の実施。結果をもとに滋賀県へ政策提言として提出と意見交換会を実施しました。

あわせてフードバンクから食材をあずかり学生に無償提供を行いました。

iSSプロジェクトの実施。

〈各メディアに活動を取り上げられています(一部のみご紹介)〉
2020年 NHK、毎日新聞読売新聞、産経新聞、朝日新聞
2019年 読売新聞
2018年 NHK、毎日新聞、朝日新聞、中日新聞、京都新聞

以上です。よろしくお願い申し上げます。

  • 2020/09/30 09:17

    皆さまからのご支援誠にありがとうございました。おかげさまで60名の方からご支援をいただくことが出来ました。本当にありがとうございます。また、情報の発信や拡散にご協力いただいた皆さまにも厚く御礼申し上げます。多くの方に学生の現状をお伝えできたことが何より嬉しく思います。そして、この取り組みに対し...

  • 2020/09/27 10:30

    ご支援及び閲覧いただき誠にありがとうございます。本日(2020年9月27日)産経新聞さんの滋賀版に本取り組みを掲載いただきました。誠にありがとうございます。残すところあと1日となりましたが、一人でも多くの方に学生の現状をつたえるために頑張ります。是非、シェアなどの拡散をお願い出来れば幸いです。...

  • 2020/09/13 14:25

    いつもご支援賜り誠にありがとうございます。少しずつですが学生さんから直接ご要望や現状をお聞きし、順次機材の無償貸し出しをしています。学生さんの現状を一人でも多くの方にお伝えしたいと考えております。是非、拡散して頂ければ幸いです。

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