ご挨拶・わたしたちの想い


「このままいくと…あと何十年後には…」


人口減少はとまらず、若い人たちが地域に戻らない現状。

コロナ禍もあいまって下を向いてばかりの毎日に、「上を向こう!!」と動き出したのが、信州は上田の山深き真田の里に暮らす6人の若者…(実際はもう若くなくおじさんなんですが、地域では"若者"なのでご容赦ください)で結成した、

ALL真田魂 オールさなだましい。


百数十年の時を経て『真田の仕掛け』(花火)復活。今年3年目の継続を目指し百年後につづく事業として定着したい!

御柱祭を地域を盛り上げ結び付けていく、未来に向けたカギとして挑戦したい!

…と今年も動いております。


ーーーーネクストゴール設定のお知らせーーーー

本年も早々に目標額達成、ご支援ありがとうございます!!

不安にさせないようにという、皆様の優しさを感じました。

永続性の観点から必要最低限で行えるプロジェクト設定をしておりました。これから先は思い描いている事業にするために、200万近くまで行けるネクストゴールを設定させていただきます。

以降のご支援は花火も多くなり、来年そして7年後の御柱祭用の道具も揃えることができ、よりよい形で未来につなげることができます。なによりより多くの方に関わっていただき、みんなで真田魂を守り伝えたいと願っています。

この本文中に想いをたくさん書いていますが、真田の強みは"人のつながり"だと感じていますので、あくまで目標は支援者数としています。なんとか当初の目標であった支援者300名目指したいと思います!!

①支援者250名達成で真田魂ステッカー制作、支援者全員へ提供

②支援者300名達成で光グッズ制作、夜の花火で楽しめる企画を

③支援者350名達成でALL真田魂 東方魂長が熱唱します!!+α企画(御柱御神木の木札奉製など)

④支援者500名達成で宮司熱唱!!

現在御柱に必要な用具や工事を行っております。引き続きご支援いただき、未来に向けての真田魂を集結していただけたら幸いです。活動報告もしていきますので、引き続き当日まで一緒にお楽しみいただけたら幸いです。

ーーーーありがとうございます!!ーーーー


私は毎度クラウドファンディングで「一緒にやりましょう!」と呼びかけさせていただている、チームALL真田魂に助けられながら、真田氏発祥の地にある山家神社で宮司をしている、押森慎です。


人からはよく神主っぽくない、変わっている、ふりきっている、面白くない、寒い(ちょっと言い過ぎでは…)と言われます。

地域の伝統文化や祭、風習も、現状を維持することは衰退していく時代に、地域のお宮を預かりました。

変わらなければ守っていけない時代の、ちょうど地域の時代に合った神主なのかもしれません(自分で言う当たりが✕)。


「このままいくと…あと何十年後には…」

改めて言われなくたって、私たちだって十分過ぎるくらいわかっています。

不安なことが来ることを、いつかいつかと待っているのって、毎日ハラハラするようで、先が見えなくて疲れてしまいました…ので、一転、望むべき未来を自分たちから迎えに行くことにしました!!

今やっている事が馬鹿だ無駄だと笑われたって、若者が可能性を感じられず戻ってこない地域で行動を起こし、大人が楽しんでいる姿を、子どもたちの、例え一人であっても、「真田っていいなぁ」「なんか楽しそうだなぁ」と思ってもらえたら、それは未来に向けた大きな財産ではないでしょうか?

今やっている事が目に見えたり、なんとなく感じる形で表れてくるのは5年後かもしれないし、10年後かもしれません。

もし今何もやらなかったら、真田の地に種がこぼれることはなく、5年後10年後には望む未来の形に進めていないかもしれません。

コロナ禍がふと立ち止まって考える時間を私たちにくれました。


「未来に残したいもの、伝えたいものはありますか?」


真田氏に感謝をし、尊敬と憧れをいだき暮らす人たち…その人たちがもつ、真田魂。

勝つためでなく、守るために起こす行動と志、結び雁金(かりがね)に現れている仲間を思いやる心。

与えられる花火ではなく、自分たちで上げる花火は、きっと少し悩んでいたり下を向きがちになってしまっている人に上を向いてもらえる。

そして一番は、夜空の花火を見て、きっとお互いに感謝し合える。

「やっぱりここは真田の里だ!」

「なにかあればまたみんなで立ち上がろう!」


そんな風に思える、令和の時代にもつづく真田一族を、未来に伝えていきたいと思います。


真田の花火を毎年楽しみに、暮らしの中のハレの日として、一緒に守り伝えて欲しいです!!

そして7年毎に行われる御柱祭、真田魂を集結して夢を実現し、故郷真田の可能性を灯したいです。

本年もどうぞよろしくお願い致します。



このプロジェクトで実現したいこと・実施スケジュール


・令和2年に復活した『真田の仕掛け』(花火)、令和4年も継続して行うこと。


 【 9月17日(土)夕方18時頃から】 ※追加詳細は別途発信

20時00分頃 仕掛け花火「六文銭」「真田魂」「ナイアガラ」「カンガワ」

20時30分頃 打上げ花火

自分たちで花火をあげ楽しみつつ、人を喜ばせることができる縁日風の境内づくり

今年は感染症に関わらず、支援してくれる人が見に来れる環境づくりを


・山家神社では初となる、御柱の曳行と建立


【9月18日(日)午後から】 ※追加詳細は別途発信

14時30分頃 御柱曳行開始

16時00分頃 建御柱

御柱曳行にともなう各種賑わい、次回につながるしくみの構築


今年になって花火大会やいろいろな祭が復活をして、思い知らされました。

やっていたことは、所詮真田の片田舎のちっぽけなことだったか…とか、コロナ禍だからできたことなのか…とか。

人出も熱量も全然ちがうし、身の程をまじまじと痛み感じさせられました。

ゆえになかなかこのプロジェクトの計画も進まず(それは宮司のさがっぽい気もするが…)にいましたが、ALL真田魂のメンバーと話をしてそんな小さなことは吹き飛びました。


「御柱どうやったら動かせるだい?」

「人数集めなきゃありゃ動かないな!」

「掛声とかあんのかい? ラッパ必要じゃないの?」


私の不安をよそに、なんとか盛り上げようという意識が高まっていました。

自分が常々感じていた不安な事…とは逆の現象、つまり望んでいた形が目の前に!!

お役目だからしかたなく…ではなく、自分たちで「こうしたら」「こうしよう」と、作り上げる祭の形。

私が「こんな感じで地域の祭が行われていけば、きっと地域は盛り上がっていくのだろうなぁ…」と望んでいた未来の形。


もし、コロナ禍で何もできなかった初年に、行動を起こしていなかったら…この光景には出会えていなかったと思うんです。

みなさまとの関係もなかったかもしれない…。背伸びして「望む未来を迎えに行く」とか言いましたが、望んだ未来に少しずつでも向かっていることに、ほっと胸をなでおろしました。

馬鹿にされようが批判されようが、とにもかくにも、「やってきてよかった」と思わせてくれる。

…そんな仲間に支えられる今を迎えることができています。


ほかにも、動画編集はじめてみてくれたり、御柱に向け仲間を集めてくれたり…ちょっと感動します(書いてて「ちょっとかい!!」と思ったけどそのまま笑)。このプロジェクトにも動画を入れてありますが、この動画は編集初心者の人が挑戦して作ってくれたものなのでぜひ見てください。魂長(会長がなんとなく違和感あったので「たまおさ」)も進んでみなさんに向け挨拶してくれました。

そしてなにより…"なんでも楽しんでやってくれている"というのが、本当に嬉しいです。


「おれらは真田の道を進むぞ」、と背中を押してもらえた気がします。

もともと、真田は山あいの狭いところの一族。少しずつ少しずつ、志を同じくする仲間が増えていくことが一番!!

今年や来年で終わるものではなく、ずっ~と先の先まで続けていく、つなげていくものだから。

大きい事業にはできないこと、一緒に関わってくれる仲間を大切に、真田の人に「ありがとう」を、真田の人からも「ありがとう」と、真田を想う人から「また来年も」と言ってもらえる、ALL真田魂だからできることを見失わず、取り組んでいきたいと改めて思います。


真田が真田たり得たるのも、他の真似ではなく真田らしく、真田にしかできない事をしてきたから。

逆境もバネに、勝つための戦いではなく、守るための戦いをすること。


また昨年の嫌だった思いは今年はしません。

味わった悔しさ、もどかしさ、同じ轍は踏みません。

今年は支援してくれた人が安心して見に来れる、コロナに左右されない環境を整えます。


今年も、真田魂一緒に灯しましょう!!

人が集まらなけば動かすことのできない、御柱を一緒に曳行して境内に建立しましょう!!


資金の使い道・実施スケジュール

目標金額は、今年は御柱もあるため例年より多く60万円を設定させていただきました。

永続できる形を目指していますので、最少で行える形でプロジェクトを組ませていただいております。

【目標金額 60万円】

仕掛け花火 15万円

打上げ花火 35万円

御柱諸経費 10万円

例のごとく、リターン費用ほかプロジェクト手数料などは目標金額に設定しておりません。

そちらは宮司の支援金とします。この事業が行えることは本当に嬉しく価値があることだと思っていますので、いただいた資金はすべて事業に使わせていただきたいです。


もし目標金額より多く集まった場合は、以下の通り花火の増加と御柱祭に必要な調度品の代金に補填させていただきます。

打上げ花火 +〇〇万

御柱諸経費  50万 (建御柱穴堀建立工事一式、根固槌・山車制作代金、綱・てこ棒・装飾制作代金)

リターン品諸経費   (けっこうな額なので上記充実した場合はこちらに充当させていただきます)

CAMPFIRE手数料17% ここを宮司の支援金とするとみなさまのお気持ちを全額プロジェクトに運用することができます!!


ーーーーーースケジュールーーーーーー

8月21日(日)御柱曳行実験

8月下旬から  御柱曳行練習(木遣りや掛声、鳴り物など)

        随時リターン品紹介や活動などの報告を

9月初旬    打上花火場所の耕作放棄地の草刈奉仕

9月13日(火)クラウドファンディング終了

9月17日(土)真田の仕掛け(花火)実施

9月18日(日)御柱祭

10月初旬から リターン発送作業開始

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



リターンのご紹介

真田の仕掛けオリジナルのものを用意してあります。

受けていただくことで、仕掛け花火が実現したり、打上げ花火が多くなっていきます。

【オリジナル御朱印帳】

【オリジナル袱紗(御朱印帳入れ)】

【真田魂法被】

そのほかにも色々ありますので詳しくはリターンの部分をご覧ください。

いつものごとく、「これ誰が受けるの!!」というものも用意してあります。

それを選んでくれる人がいたら、めちゃくちゃ喜びますし、ぜひお話もしたいので一緒に飲みましょう(笑)。


尚、著作物の権利につきまして、"花火と一緒に動画撮影"リターンはご支援いただいた方のものとなります。

"撮影スタッフ"と"DVD"はALL真田魂に帰属するものとなりますが、使用を妨げるものではありませんので活用の際にはご連絡いただきたく存じます。


最後に

冒頭にも書かせていただきましたが、コロナ禍の初年に行動を起こさなかったら今はなかったと思っています。

やっぱり未来は待っているだけではなく、迎えに行くことができる、望む方向に少しでも歩みを進めることができることを知りました。

日本一の兵として名をはせた真田氏ですが、その強さは?と考えた時に、やっぱり人のつながりなのではと考えています。

1年に一度でも、同じ想いを持つ人が花火を通じてつながれる場所を、一緒に作り上げて行って欲しいです。

未来に向け真田魂一緒に背負って欲しいです。

皆さんに、「お帰りなさい」と言っても受け入れてもらえるような、そんなプロジェクトにしたいです!!

当日楽しんでいきましょう!!


<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:押森慎(ALL真田魂)
 ●事業者の住所/所在地:〒386-2201 長野県上田市真田町長4473
 ●事業者の電話番号:Tel:0268-72-5700
 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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    今になって普通じゃできない事ができたな…と。バレーボールの漫画『ハイキュー』に出てくる宮兄弟のチーム稲荷崎高校のキャプテンの、「どや俺の仲間すごいやろってもっと言いたかったわ」という場面が印象に残っていて、なんだかそんな気分でした。というのも、私が整えられたのは、①ご神木をもらい受けること②み...

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  • 2022/09/15 00:15

    ☆☆ネクストゴール300名達成記念☆☆ALL真田魂オリジナル指輪ストロボライト制作&活用企画『スリーセブンコール』やります↓↓https://youtu.be/wfPI-G3ihwo事前学習動画となりますので、予習よろしくお願いします。真田は山の方の集落で冬は結構さむいです。実は真冬になるとさ...

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