ご挨拶
令和2年4月に初めて公開させていただきました「獅子王の御朱印帳」のクラウドファンディングでは誠に多くのご支援をいただき、兵庫県内の若者に故郷の誇りを辿る御朱印帳を広く頒布できましたこと心より御礼申し上げます。
そしてこの度は神戸市須磨寺様の新たなご協力を賜り、更に充実した「獅子王の御朱印帳」プロジェクトをご案内できる運びとなりました。この度もご支援の額に応じて同御朱印帳を兵庫県内で無償頒布させていただき、故郷に誇りを培う社会実験の実績を全国の町作り関係者様と共有させていただきたく考えております。
皆様にとって獅子王の御朱印帳が実り多き旅の地図とならんことを祈念申し上げ、秋のご挨拶に代えさせていただきます。
令和2年11月  日本城下町楽会 代表 崎谷 健


プロジェクトの概要
兵庫県には鵺退治の恩賞に天皇から獅子王という名の太刀を下賜された源頼政と、その太刀を継承し戦国時代に礼節を叫んだ竹田城主 赤松広秀の悲しい物語が眠っていました。

本プロジェクトは若者たちが故郷に誇りを培う継続的な「仕組み」を地域で育てるためクラウドファンディングでご支援を募らせていただいております。そして兵庫県に太刀 獅子王の物語を辿る「御朱印帳」を増刷し、兵庫県内で学生をはじめ県民の皆様と旅人に広く無料でお配り致します。

御朱印帳で辿る太刀 獅子王ゆかりの史跡
【長明寺】:太刀 獅子王 初代継承者 源頼政の墓を供養(兵庫県西脇市)
【斑鳩寺】:太刀 獅子王 継承者 赤松広秀が鐘楼を寄進(兵庫県太子町)
【竹田城】:赤松広秀が城主を務めた天空の城(兵庫県朝来市)

本企画は地域再生の社会実験として実施させていただき、結果得られる県内の回遊性や情報拡散などのデータは全国の町作り関係者様と共有させていただきます。

「獅子王の御朱印帳」デザイン
御朱印帳には獅子王を継承する武将の物語「鵺の哭く城」第1話が掲載されます。
短編小説「鵺の哭く城」全10話 読了時間:約30分

御朱印帳には太刀 獅子王の刀影が実寸大で写されます。

御朱印帳は市販のフレームに収まるようデザインされています。


神戸市 須磨寺様との新たな連携
この度、本企画は太刀 獅子王の初代継承者「源頼政」公の所縁も深い神戸市「須磨寺」様との連携が実現致しました。「獅子王の御朱印帳」に全3種の御朱印・御城印を集められると、その証として本企画限定の「須磨寺の御朱印帳」が同寺で頒布されます。


資金の用途
ご支援いただきました資金は「獅子王の御朱印帳」と「プロジェクト限定 須磨寺の御朱印帳」の制作費に充当させていただきます。
また余剰額は短編小説「鵺の哭く城」アニメ化プロジェクト の準備金に充当させていただきます。

目標額達成時の「御朱印帳」頒布要綱
配布枚数 : 2,000部
配布地域 : 兵庫県限定
御朱印対応期間 : 原則無期限
(但し各史跡のご都合によりご対応が困難になる場合は別途ご案内)

日本城下町楽会
平成30年4月、兵庫県朝来市が擁する竹田城の城主「赤松広秀」の弔いを目的に、同公が継承していたとされる太刀「獅子王」の写しが作刀され竹田城下にて奉納されました。全国から多額の御支援によって顕現した太刀 獅子王 写しの役割を考え実践することを目的に日本城下町楽会は設立されました。


最後に
今般のコロナ禍による誠に難しい時期が続いておりますが、古来不遇の時を経てなお学び寧ろ益すこの国の鋼に似た強さは歴史の記すところと存じます。
末筆ながら今再び取り戻す日常と皆様益々のご健勝を兵庫の大地より祈念申し上げます。

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