ご挨拶

はじめまして、「BIWAKO湖フェス2017」実行委員長の小原隆史と申します。
普段私はNPO法人琵琶湖ローイングCLUBの代表として、滋賀県の琵琶湖にて障がいある方へボートの指導をしています。

▶NPO法人琵琶湖ローイングCLUB
 HP:http://www.biwarow.jp/

今回キャンプファイヤーに挑戦したのは、ユニバーサルスポーツ(障がいの有無に関係なく、一緒に実践できるスポーツ)を広めるため、スポーツ体験イベント「BIWAKO湖(うみ)フェス(通称:UMIFES)」を開催したいためです。

イベントを通じて、多くの方に障がいがあっても、工夫しだいで一緒にスポーツを楽しめることができることや、東京パラリンピックに本気で挑戦している選手達の日々の練習の様子なども知って頂き、障がいへの理解を深め、誰もが一緒にスポーツを楽しむことができる、そんな日本にしていきたいと思っています。

イベントを開催するにあたり、日本財団様の「海と日本PROJECT」としてサポート頂いていますが、自己資金として必要な額のうち150万円が足りていません。イベントを成功させるため、多くの方からご支援を頂きたいと思い、キャンプファイヤーに挑戦します。

▶BIWAKO湖フェス(通称:UMIFES)
 HP:http://www.rainbowmaru.jp/umifes2017

自己紹介

私の第一子には先天性の障がいがあり、子どもを育てていくうちに、私たちでは当たり前にできることに、障がいがあるということをたくさん知りました。特にスポーツに関しては、障がいがあると学校の体育は基本見学になってしまい、友だちと一緒にスポーツを楽しむ経験が充分にできずにいます。また運動の機会が少ないため、運動不足になり健康にも問題が出てきます。このように子どもの成長を見守るうちに、障がいがあっても参加でき、かつ障がいがない方とともに一緒に楽しめるスポーツをさせてあげたいと考えるようになりました。

障がい者スポーツとしてすぐに思い浮かんだものは、車いすバスケやテニスでした。調べてみるとその他に、陸上競技、水泳、卓球、アーチェリー、サッカー、フットサル、柔道、アルペンスキー、クロスカントリースキーなど、障がいに合わせてルールを工夫し、実施されている事が分かりました。また障害があってもなくても一緒にできるスポーツの事を「ユニバーサルスポーツ」と呼ぶ事がわかり、まさに私がしたいことだと思いました。

私は高校から「ボート競技」をしており社会人になっても続けていた経験から、ボートも障がいがある方でもできるのかと調べてみると「障がい者ボート競技」というのがあることがわかりました。さらに調べていくと「障がい者ボート競技」は2008年の北京パラリンピック大会から正式種目となり、様々な障がいある方が出場できる種目となっていることがわかりました。自らのボートへの知識を活かして、障がいある方にボート競技を教えることで、スポーツの機会を広げていけるのではないかと思いました。この想いを娘と同じ障がいがある親御さんや当事者の方にお話をしたところ、共感してくれやってみたいという声が上がりましたので、2013年12月から月に2回集まっての練習が始まりました。 

練習をしていくうちに、障がいある方の体つきが変わっていくことが目に見えて分かりました。実際に、 

「今までスポーツの楽しさを知らなかったけれど、今、生まれて初めてボートで自分の力で風を切って走る経験をした。とても気持ちがいい。」


「今までは、将来の目標がなく何かに打ち込むものもなく生活をしていたけれど、今はパラリンピックに出場という大きな目標ができました。」

 といった声を参加者から聞き、障がいある方の心身ともに鍛えられることを実感した私は、初心であった障がいある方もない方も一緒にできるスポーツとして「ボート競技」に取り組み、このようにできる場所をもっと日本各地にも広げていきたいと思いました。


ユニバーサルスポーツを全国に!レインボー丸プロジェクト開始! 

このように障がいある方もない方も一緒にできるスポーツ(ユニバーサルスポーツ)を全国に広げていくためには、私ひとりの力では及びませんので、この想いに共感して恊働していく「レインボー丸プロジェクト」を立ち上げました。 

レインボー丸プロジェクトでユニバーサルスポーツを広めていくための第一歩として、「ボート競技」を全国に広めていきたいと思います。行く行くは「レインボー丸プロジェクト」で他の競技とも連携を図り、多くの障がいがある方にスポーツをする機会を創出するとともに、ノーマライゼーション社会の実現に貢献していきます。
  

障がい者ボート競技でパラリンピックを目指す!

現在、びわろーには高校生〜50代の男女計27名が参加し、身体障害や知的障害の方々がトレーニングをしています。活動を始めて3年ですが、2016年には日本代表選手として選ばれ、リオのパラリンピックの出場をかけてイタリアの予選大会にも出場しました。

これまでの活動の様子は多くのメディアにも取り上げて頂きました。
▼以下、新聞記事一部抜粋)

140816(障がい者ボート支援して)京都新聞
140817(びわろー祭り2014)毎日新聞
140819(障害者ボート普及を)中日新聞
150104(グッズ販売)京都新聞
150317(西武大津店に物販コーナー)京都新聞
150816(びわろー祭り2015)京都新聞
160409(イタリア大会)朝日新聞
160630(進水式)京都新聞
160814(びわろー祭り2016)朝日新聞
160925(湖フェス2016)京都新聞
160925(湖フェス2016)朝日新聞
170105(淡海にかける橋)朝日新聞
170317(生きがい)朝日新聞
170406(漕志想愛)朝日新聞
170424(伝えたい)朝日新聞 夕刊
170507(一生挑戦)東京新聞1面
 

▼読売テレビ
「あすリート」にてチームのキャプテン谷口選手を取材頂きました。
https://www.facebook.com/ytv.athlete/videos/1744051708955786/ 

 

 
資金の使い道

応援して下さった資金は、湖フェス開催に必要な資金に使用させて頂きます。
湖フェスでは様々な催しを企画しています。

●湖上スポーツ体験
ボート、カヌーなどが体験できます。
びわろースタッフによるサポートもありますので、障がいある方も安心して楽しんで頂けます。


●日本代表選手トークショー
滋賀県にゆかりのある日本代表選手によるトークショーを行います。
テーマ「琵琶湖から世界へ!」


●特別企画 BIWAKO湖フェス フォーラム2017
鈴木スポーツ庁長官を招いて、琵琶湖とスポーツの未来について討論会を実施!
テーマ「琵琶湖における湖上スポーツとユニバーサルスポーツの未来」



●ステージショー
イベントを盛り上げるため、地元のキッズダンスチームやサイエンスショーなどを行います。

●パラローイングに関する展示
パラローイングについて知って頂くための展示を行っています。びわろースタッフや選手が展示説明を行います。


●エルゴ体験
ボートの漕ぎを陸上で練習するマシーンを体験頂けます。びわろー選手がエルゴ指導を行います。



●ワークショップ
お子様向けのワークショップを行います。

これらの運営やサポート、障がいある方も参加し易いための設備づくり(スロープ設置など)にかかる費用に、応援資金を充てさせていただきます。

リターンについて

応援頂いた方には、レインボー丸プロジェクトや琵琶湖ローイングCLUBのグッズをリターンとしてお送りさせて頂きます。
リターンは2017年9月末を予定しています。

●レインボー丸応援グッズセット
レインボー丸プロジェクトの想いや考えに共感し、応援して頂ける方を増やしていくために、「応援グッズセット」制作しました。グッズセットの中には、ボート競技についての説明や、応援グッズとなるステッカーやシール、缶バッジ、組み立てボートキットが入っています。さらに琵琶湖の魅力を知って頂くために、名所を案内し、ガイドブックのようにもなっています。


●お菓子セット
ごまボールクッキー詰合せ(金×25粒、黒×25粒)をお送りします。
この焼菓子は障がいある方々に製造して頂いたものです。


●レインボー丸プロジェクト応援タオル



最後に

当日お越し頂ける方は、是非湖フェスにお越しください!
情報は随時Facebookにて更新していきます。
https://www.facebook.com/rainbowmaruproject/ 

 

 

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