はじめに・ご挨拶
ヨット<オリハルコン>山下健一と申します。太平洋を3年2か月かけて家族四人で旅してきましたが、瀬戸内海の無人島や島の入江は素晴らしいと改めて感じました。瀬戸内海は暑い夏が終わると、波の無い静かな水面に良い風が吹き始め絶好のセーリングエリアとなります。毎回ゲストと、海図を見てその人に合ったプランを風と相談しながら考えます。これからも団体ではなく、マンツーマンに近いガイドを行うことで、コロナウィルスの少ない(いない)海原や無人島へ、ガイドを続けていき、ゲストの方と自然とのあり方を共に学んでいけたらと思います。応援宜しくお願い致します!
このプロジェクトで実現したいこと
大地や海原は、言葉ではないメッセージをいつも発信していますが、街の群れの中に長く暮らしていると、その声は雑音や人の出した情報にかき消されてしまいます。そんな海からの声を、ヨットで帆走し、時に入り江に錨を入れてエスプレッソを飲みながら、共に聴けたら素晴らしいと考えています。
コロナや近年の自然災害はもしかしたら、地球からの声やメッセージを無視し続けた結果ではないでしょうか。
ヨットは、自然に逆らえばコワい目に合う乗り物でもありますが、自然を感じとり自然に合わせれば、とても安全で、それらを学ぶには最高の乗り物のひとつです。
現在はエベレストでもお金を積めば素人でも登らせてもらえる時代。そんな中で、身近な自然からの声を肌で感じ、街に持って帰ってもらえたらうれしく思います。
ヨット<オリハルコン>は、世界の自然を体感した冒険者の視点で、ご縁の合った人を海に案内し、「経済社会」と「大自然の掟」を結ぶ連絡船…を目指していきたいです。
資金の使い道
①安全装備の更なる充実化
お客様の安全の確保、おもてなしのための清掃や演出、操船などすべてひとりで担っています。
よりスムーズに安心してお客様を受け入れるにはシステムの充実化が不可欠です。
内訳)
・ポータブルリチウムイオンバッテリー(エンジンスターターや100V出力用)
×1台 150000円
・予備オートパイロット(自動操舵装置)
×1台 100000円
・アンカー(無人島の入り江にヨットを係留するための錨)
×1本 60000円
②セーリング体験以外のフィールドの拡充
自然での体験は常に天候に左右されますが、せっかく頂いたお客様のご依頼になるべくお応えしたいと考えています。
お客様によっては、太平洋一周やクライミングの体験談を聞かせて欲しい、セーリング技術を教えて欲しい、陸からは行けないようなスピリチュアルスポットを巡りたい、日常から離れ自然に触れて癒されたい、子供を自然のなかで遊ばせたい、など目的は様々です。
わたしは、元々は山が専門で今は山小屋で生活しています。
例えば、強風などでセーリングできないときは山小屋での焚火やバーベキュー体験はいかがでしょうか。
(日本バーベキュー協会初級インストラクターの資格取得)
また真夏の暑い昼間はセーリングには向きませんが、沢登りには最高の季節です。
さらにスリルを求められるお客様には、カヌーによる滝落ち体験もご案内できます。
現在は装備がなく長い間滝落ちのガイドはお休みをしておりますが、復活を求めるお声も頂いております。
美しい自然を壊さずに楽しむことのできる少人数制にこだわって、海のみならず、自然の様々な表情を感じられる場をご提供できれば幸せです。
内訳)
・滝落ち用カヌー一式(パドル等含む)
×2式 400000円
・救命胴衣
×2式 10000円
・ヘルメット
×2式 10000円
・焚き火場の整備
×1式 90000円
③エスプレッソマシーンの導入
セーリングをしながら、時に焚き火をしながらエスプレッソをたのしんで頂く...これが「冒険Cafe 」と名乗る所以です。
現在は、手動のエスプレッソマシーンでお一人ずつエスプレッソを淹れておりますが、準備から操船まですべてひとりでオペレーションしております。
最近はありがたいことに、始業当初より多くのお客様にご乗挺頂くようになり、もっとスムーズに提供したいと思うことが多くなりました。
内訳)
エスプレッソマシーン
×1式 80000円
私たちの地域のご紹介
〈瀬戸内海〉
太平洋横断ヨット<オリハルコン>号は、世界遺産宮島のすぐ対岸の大竹市にある港に停泊しています。港からヨットで20分程で観光客は立ち入ることのできない宮島の原生林と、大竹市の工場の夜景の両面を見ることができます。対岸には、交通手段がなく一般観光客には敷居の高い「御床浦神社」も祀られており、こちらは県外の神社ファンも憧れる秘かな名所です。
〈山〉
中国地方は山が多くこの辺りは美しい花こう岩に恵まれています。
かつてわたしが管理人を務めていた大竹市栗谷町に位置する三倉岳県立自然公園はロッククライマーにとっては国内有数のポイントとして知られているほどです。
三倉岳のみならず、周辺の山々やその山あいの花こう岩の上を流れる沢は美しく、自然の音に溢れ、街の喧騒を忘れさせてくれます。夏場に賑わう川遊びとは一味違う涼を楽しむことができるのも魅力です。
夏の暑い日は、ヨットには向きませんが、そんなときは沢で涼んでみるのはいかがでしょうか。
プロジェクトを立ち上げた背景
元々は講演会などでお話をしていますが、聞いてくださる方に、実際に太平洋横断したヨットに乗ってもらって、コーヒーでも飲んでもらいながら、その人に合ったお話をしたり、時にロープをひいてもらったりと、体験をしてもらうとより喜んでもらえるのではと感じ、冒険総合体験オリハルコン(通称:冒険Cafe)を設立しました。
巷にあふれるイベント会社のツアーは、動員数や団体など数字が求められますが、団体ではツアーもゲームやイベント型に近くなり、特別な自然には案内しづらく、自然も壊れてしまいます。少人数単位で冒険者の視点で、共に自然を学ぶ流れを作りたいと考えました。
これまでの活動
・1982年(当時18歳)で、当時ギネス世界一の絶壁・米国ヨセミテのハーフドーム北西壁の単独日本人初登に成功。
・県立自然公園三倉岳の住み込み管理人を12年勤めながら、ロッククライミング&フィールドガイドをしながら、延べ4000人を指導。
人命救助3回。太平洋横断の準備を進める。
・2000年6月、家族四人小型ヨット<オリハルコン>で3年2か月の太平洋一周航海を行う。
・帰国後は地元の小中学校で臨時指導補助の仕事をしながら、航海記を執筆。
・著書「太平洋は学校だ」が新風舎出版コンテストでノンフィクション部門最優秀賞となり全国出版。
・「大自然から学ぶ危機管理」「夢をあきらめない」などで依頼があれば講演を行う。
・個人事業で「冒険総合体験オリハルコン」を立ち上げ活動を始める。
・2011年 冒険総合体験オリハルコンの事業が「広島県瀬戸内海の道構想」に係る公募事業に採択される。
・2014年 冒険総合体験オリハルコンの活動が「瀬戸内ブランド」に認定される。
〈メディアで取り上げられました〉
・BS朝日 「山下一家の夢航海」開局記念番組2時間ハイビジョンスペシャル
・日本テレビ 「衝撃のアノ人に会ってみた!」 2018.8月放送
その他、地元の新聞やテレビ局には三倉岳管理人時代から現在の「冒険総合体験オリハルコン」の活動に至るまで数多く取り上げて頂きました。
リターンのご紹介
①ご支援頂いた方にはもれなく、アラスカ航海中の氷河前をセーリングしている写真付きのお礼のはがきをご送付致します。
また金額に応じて下記リターンをご用意しております。
●エスプレッソのおかわり自由。(別のお客様と乗り合わせる「ハーフチャーター」等では適用できません、ご了承ください)
●体験時間を通常より長くご提供します。(別のお客様と乗り合わせる「ハーフチャーター」等では適用できません、ご了承ください)
●セーリング(4名様まで)またはバーベキュー(2名様まで)の割引やご招待
※セーリング料金は原則リザーブドチャーター(半日貸し切り)の料金を適用します
基本的な料金体制
◇セーリングリザーブドチャーター 半日(4時間未満)
20000円/4名様まで一律
◇バーベキュー 10000円/人
その他料金の詳細や活動内容はホームページをご参照ください。
http://ori-hal.com/
最後に
これからも、日本にいる間は、ご縁のある人には、「経済社会」と「大自然の掟」との連絡船を目指し、共に自然を体感していきたいです。
私事ですが、61歳までは武道修行のため日本にいますがその後は、そのまま留まるか、力尽きるかはわかりませんが、もしもそのあとも体力があれば次のまだ日本人がやっていない航海「日本入江紀行」「世界入江紀行(南極諸島を含む)」といった、港ではなく、知られざるスゴイ大自然の入江を周る旅を考えています。
これは、まだ未定ですが、いずれにしても、これからもできるだけ大自然に身を置くことを考え、大自然から教わったこと感じたことを、気を抜かず生きて持ち帰り、その体験をまたヨットに来た下さった方と共有したいと考えています!
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
〈使用している画像の権利について〉
写真を含む全ての画像は当方が掲載権利を有しているものか権利者の許可を得て掲載をしております。
テレビ及び新聞の画像は自身に関連するシーンまたは記事の切り抜きに限り使用の許可を得て掲載しております。
最新の活動報告
もっと見る自然という場所で遊ぶには...
2020/11/12 05:44最近、野外活動で、ちょっとした事故があったと聞きました。 きょうは、事故などについて、思いつくままに、書いてみようと思います。山下の仲間、先輩など、縁のあった身近なひとが、もうすでに24人、海山で還らぬ人となっている。事故が起こることが、悪なのか…??もし、事故が起こる可能性のあることをしてはいけないのなら、 人間は海山には入るべきではない。海も山も、とても魅力的だけど、怖い場所でもある。 山下は当然、何度も、怖い目にあった。 では、山や海が嫌いか?もし、山や海で怪我をしたら、山や海を恨むか??たしかに事故は怖いけど、危険があるから、近づかない… というには、あまりに、地球は素晴らしすぎる。◆ブログを更新しました!https://ameblo.jp/ori-hal/entry-12637443804.html もっと見る
11月5日航海記①/無人島カベ穴島編
2020/11/06 06:15きょうは、ぽかぽか陽気のいい天気。あるか無しかの頬を撫でる風を帆に受けて8時間ほど、セーリングしてきました。海が微笑んでくれたような…そんな一日でした。◆Facebook、ブログ更新しました!https://www.facebook.com/kenichi.yamashita.9https://ameblo.jp/ori-hal/entry-12636216074.html もっと見る
満潮のひめ御床浦神社参拝&強めの風の宮島一周セーリング
2020/11/04 14:18予報通り、やはり午後から強めの風が吹いてきました。腕のいい人にはイイ風!だと思うけど、腕イマイチな山下にとっては、「つよめの風!」でした(笑)きょうも安全に楽しくセーリングできました。ゲストのお二人と海の神様に感謝!◆ブログ&Facebookを更新しました。https://ameblo.jp/ori-hal/entry-12635779813.htmlhttps://www.facebook.com/kenichi.yamashita.9 もっと見る
コメント
もっと見る