アンバサダーのひとり、NHK交響楽団首席ホルン奏者の福川伸陽さんからスペシャルライブのダイジェストが届きました!


福川さんの音楽にかける情熱、アカデミーへの想い、皆さんへの熱いメッセージを是非、ご覧ください。


東京交響楽団コンサートマスターの水谷晃さん、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団コントラバス奏者の幣隆太朗さんからの応援メッセージもページ下部で見ることができますので、ぜひご覧ください!


はじめまして。クラシック音楽雑誌「ぶらあぼ」副編集長の泉です。
普段はクラシック演奏家の方を取材し、読者に記事を届ける仕事をしています。これまで取材を通して出会った、素晴らしい音楽家の方たちに共通していることがあります。それは、音楽へのあくなき情熱と、それを多くのひとに届けたいという熱い想いです。

コロナは子供たちが音楽に触れる機会や環境を大きく変えてしまいました。以前は、学校で大きな声でみんなで合唱をしたり、音楽室にある楽器に触れてみたり吹いてみたり…。小学校では、習い事でピアノなどをやっていない子も、リコーダーやピアニカという自分の楽器を持つことができました。

また、吹奏楽などの部活動でも、コンクールや大会などの目標に向かって、みんなでひとつの曲を創りあげるような体験も「日常」でした。コロナによって日常が変わり、新しい生活様式が求められる中、これまでと同じように、子供たちが活き活きと音楽に向き合うことが難しい状況になっていると思います。

こうした状況下にあって、日本とドイツのオーケストラに所属し、第一線で活躍する3人のトップ・アーティストが、もっと根源的かつ本質的な「音楽を楽しむ」こと、「音楽でつながる」ことに主眼を置いた音楽教育を届けたいというあふれる想いが本プロジェクトの源泉です。

ただ黙って見ているだけでなく行動すること。すなわち私たちクラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」自身もアーティストと共に一歩踏み出すこと
──それが新しいオンライン音楽教育「BRAVO DIGITAL ACADEMY(ブラアボ デジタル アカデミー)」を創設することでした。

今回、講師を務めるのは、東京交響楽団コンサートマスターの水谷晃さん、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団コントラバス奏者の幣隆太朗さん、NHK交響楽団首席ホルン奏者の福川伸陽さんという日本や世界の第一線で活躍するトップ・アーティストたちです。BRAVO DIGITAL ACADEMYマスタークラスを通して、彼ら自身の日頃の練習方法や音楽に対する考え方、アプローチ方法を共有するという、本来クローズドであるはずの世界に、日本中の子供たちが、地域を問わず自宅にいながらにして触れることができるのです。それは、まったく新しい音楽教育の姿と言えます。


高校生以下すべての子供たちが、クラシック音楽の第一線で活躍するアーティストから音楽の素晴らしさや演奏することの楽しさを、いつでもどこでも無料で学ぶことができるオンライン・アカデミーを創設することに、みなさまのご賛同とご支援をいただけますと幸いです。


今までの音楽教育やレッスンでは、音楽の楽しさや楽曲の素晴らしさに触れることよりも「知識や技術の習得が優先される」ことがありました。もう少し率直に表現するならば、「先生から与えられた課題曲をクリアすること」に主眼が置かれることが多かったように思われます。

本アカデミーでは、知識やテクニックと共に、優れた音楽に触れる喜び、自ら表現することの面白さといった、音楽のより深い根源的・本質的な側面にフォーカスします。

また、一流の演奏家は音楽や楽曲に対してどのように向き合い、どのように捉え、どのように表現するのか? そして、その時のマインドセット(心もち)はどのようなものなのか、という今までほとんど誰も踏み込んだことのないトップ・アーティストの“内なる世界”を、あますことなく音と映像を通して伝えていきます。


本プロジェクトの記念すべき第一弾として、2020年10月22日に水谷晃さん(東京交響楽団コンサートマスター)、幣隆太朗さん(SWRシュトゥットガルト放送交響楽団コントラバス奏者)、福川伸陽さん(NHK交響楽団首席ホルン奏者)によるオンラインによるマスタークラスのほか、3人アーティストの音楽的内面に迫る動画コンテンツを順次公開予定です。


3名のアンバサダーの呼びかけによって日本国内や海外の主要オーケストラなどで活躍する演奏家のアカデミーへの参画も予定されています。将来的には世界中の演奏家が世界中の子供たちやファンと「音楽を楽しむこと」と「音楽でつながること」を叶える場としてのアカデミーになることを目指しています。


 

水谷 晃(ヴァイオリン)
Akira Mizutani, violin


大分市生まれ。桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを小林健次氏、室内楽を原田幸一郎・毛利伯郎の各氏と東京クヮルテットに師事。在学中Verus String Quartetを結成し松尾学術振興財団より助成を受け、イェール大学夏期アカデミー・ノーフォーク室内楽フェスティバルに参加。その後、第57回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞。日本の弦楽四重奏団の入賞は東京クヮルテット以来、38年ぶりの快挙となった。

2010年4月より国内最年少のコンサートマスターとして群馬交響楽団コンサートマスターに就任。2012年、同団での活躍が評価され、第9回上毛芸術文化賞を受賞。2013年4月より東京交響楽団コンサートマスター。2018年6月よりオーケストラアンサンブル金沢客員コンサートマスターを兼任。

CDは自身がソロ、コンサートマスターを務めた『英雄の生涯(ジョナサン・ノット指揮、東京交響楽団)』等、EXTONレーベルより多数発売。TSUKEMENリーダー、TAIRIKUとはデュオ「水谷×大陸」を結成。キングレコードよりモーツァルトの協奏交響曲を含むCDが発売されている。

桐朋学園大学非常勤講師。

水谷晃 Twitter: https://twitter.com/mizutani_akira
東京交響楽団公式Webサイト: https://tokyosymphony.jp/pc/aboutTSO/orc_member/mst_mizutani.html


幣 隆太朗(コントラバス)
Ryutaro Hei, double bass


10歳より、故・奥田一夫に手ほどきを受ける。1999年、兵庫県立西宮高校音楽科卒業、同年、東京藝術大学入学。2001年、渡独。ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学入学。DAAD外国人のための学内コンクールで1位となり、奨学金を授与され、05年、同大学ディプロマ試験を最高得点で卒業。

07年、首席指揮者サー・ロジャー・ノリントンのもと、ドイツ公共放送局オーケストラの1つ、SWRシュトゥットガルト放送交響楽団に入団。09年ヴュルツブルク音楽大学マイスタークラスの修了試験を審査員の満場一致で合格、「コントラバスマイスター」の称号を得る。

現在、シュトゥットガルト放送交響楽団団員として、ドイツ国内外でのソロリサイタル、小菅優、樫本大進、庄司紗矢香、ボリス・ベレゾフスキー、フィリップ・トゥーンドゥル、セバスティアン・マンツなど、 世界を代表するソリストの室内楽の共演等、精力的に活動している。日本では毎夏、日本ツアー帰国リサイタルを開催。

幣 隆太朗 Twitter: https://twitter.com/heyryubassist
幣 隆太朗 オフィシャルWebサイト: http://www.ryubass.com/


福川 伸陽(ホルン)
Nobuaki Fukukawa, horn


NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。ソリストとして、小林研一郎、沼尻竜典、下野竜也、手塚幸紀、梅田俊明、山下一史、藤岡幸夫、杉山洋一、鈴木優人、川瀬賢太郎らの指揮者と、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ、兵庫芸術文化センター管弦楽団、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団他と共演。

ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、北京などでリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリストとして多数出演。

キングレコードより3枚のソロCD、リヒャルト・シュトラウスの協奏曲第2番のライブレコーディングや、オクタヴィア・レコードより多数の室内楽CDをリリースし、音楽之友社刊『レコード芸術』誌上にて特選盤に選ばれている。

国際ホルン協会評議員、東京音楽大学兼任准教授。

福川伸陽 Twitter: https://twitter.com/Rhapsodyinhorn
福川伸陽 Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCP0kmz26uZLP62f3JkmqFjQ


3,000円〜1,000,000円までご用意しています。

◆ BRAVO DIGITAL ACADEMY サイトにてお届けするマスタークラス&トーク動画の視聴権


   ◇マスタークラス(聴講レッスン)
   水谷 晃 約45分×3本
   幣 隆太朗 約45分×3本
   福川 伸陽 約45分×3本

   ◇アーティスト対談
   幣 隆太朗 × 水谷 晃
   幣 隆太朗 × 福川伸陽

※ 動画の詳細はACADEMYサイトのプログラム一覧を御覧ください。
※動画は全て11月30日(月)までの限定公開です。
 

◆ご希望の講師がご自宅(またはご指定の場所)に訪問してのプライベートレッスンまたはミニコンサート(90分/訪問)

◆ご希望の講師によるオンラインプライベートミニコンサート(60分/オンライン)

◆ご希望の講師によるオンラインプライベートレッスン(45分/オンライン)

◆ご希望の講師によるオンラインプライベートサロン(30分/オンライン)
※楽器奏者の方には、演奏をテーマとしたトーク、音楽ファンの方にはオーケストラでの演奏秘話などを披露します。

◆講師全員のサイン入りCD(3枚)

◆それぞれの講師によるスペシャルライブ(各5分程度)視聴権

◆講師3名による未公開スペシャルトーク視聴権

◆クラシック音楽情報誌「ぶらあぼ」(月刊)の定期購読1年分

◆ACADEMYサイトにサポーターとしてお名前を掲載

◆講師3名のサイン入りデジタルサンクスカード

など


CD情報

公式Webサイト:
https://octavia-shop.com/shopdetail/000000001526/

公式Webサイト:
https://www.tacet.de/main/seite1.php?language=en&filename=production.php&bestnr=10500&ware=10500

公式Webサイト:
https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICC-1551/



スペシャルライブの内容

水谷 晃
エルガー:夜の歌
Edward Elgar (1857-1934): Chanson de Nuit op.15-1
エルガー:朝の歌
Edward Elgar (1857-1934): Chanson de Matin op.15-2


幣 隆太朗
ボッテジーニ:コントラバス協奏曲第2番 ロ短調 第2楽章
Giovanni Bottesini (1821-1889): Double Bass Concerto No.2 in B minor 2nd mov.


福川 伸陽
グリエール:ホルン協奏曲 変ロ長調 第2楽章
Reinhold Glière (1874-1956): Horn Concerto in B-flat major op.91 2nd mov.


応援メッセージ

 

 


頂きましたご支援は主に以下、アカデミー創設に向けた準備費用として充てさせていただきます。

1)高校生以下の子供たちへの告知/プロモーション費用

2)ご支援くださった皆さまへのリターン準備費用

3)映像収録や編集などの制作・開発費、アーティストへの謝金、創設に向けた準備費用、等

音楽は、時として言葉よりはるかに雄弁にわれわれの感情を呼び覚ますことを、私たち人間は歴史から学んでいます。このACADEMYを通して生まれる気づき、学び、共感が子供たちや音楽に携わる多くの人々に伝えられ、そこから生まれていく音楽によって、今後の私たちの生活が知的興奮に満ちた豊かなものになっていくこと──それが私たちの願いです。


  • 2020/10/20 17:16

    オンラインアカデミー創設プロジェクト(第一線で活躍する演奏家が情熱を注ぐ「新しい音楽教育」を日本中の子供たちに届けたい)を立ち上げました「ぶらあぼ」副編集長の泉です。10月19日をもちまして、クラウドファンディングが終了いたしました!64人の方から総額521,000円のご支援をいただき、本当に...

  • 2020/10/13 13:56

    マスタークラスの配信がいよいよ来週(10/22)に迫り、ドキドキしているぶらあぼ副編集長の泉です。クラウドファンディングにてご支援いただいたみなさま、応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。 お陰様で、高校生以下の子どもたち向けの事前登録を開始いたしました!→高校生以下・教...

  • 2020/10/09 15:15

    収録したマスタークラスの動画編集が進み、わくわくしているぶらあぼ副編集長の泉です。 アカデミーの取り組みに興味を持っていただきご支援いただいたみなさま、応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。 アンバサダーのひとり、NHK交響楽団首席ホルン奏者の福川伸陽さんからマスタークラ...

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