大阪家 2代目よりごあいさつ
はじめまして。新宿・歌舞伎町のお好み焼き店「大阪家」の店主、柴本アリサです。
先に新型コロナウイルスの影響で苦しんでいる方々、医療関係従事者の方々に心からのお見舞いと謝意を申し上げます。
先代の両親がこの場所に開業して以来、大阪家は2020年で創業40年を迎えます。通常は24時間営業です。現在、夫と大勢のスタッフと共に店を切り盛りしています。
この度は新型コロナウイルスの影響で多大なダメージを受けてしまった大阪家を存続させるべく、皆様のサポートをお願いしたいと思いクラウドファンディングを立ち上げました。
私達の願いは、
長年に渡って受け継がれてきた味を残すこと。
にぎやかな大阪家を復活させることです。
大阪家はお客様が憩いを求めて集まる場所。そして私の両親との思い出が詰まった場所。このお店を存続させるのは私とスタッフみんなの願いであり使命だと感じています。
皆様のサポートがこの困難に立ち向かう勇気と力になります!
皆様の温かいご支援を頂けますよう、私、夫、そして従業員一同から心からのお願いを申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大が大阪家を危機にさらした…
大阪家が出来たのは1980年の夏。私の両親が立ち上げました。
「地元で慣れ親しんだお好み焼きを東京の人にも食べもらいたい、自分の家にいるようにくつろいでもらいたい…そんな気持ちから店名を『大阪家』にしたんだよ」
と大阪出身の母から聞いたことがあります。
新宿生まれ・新宿で育った私は、学校が終わったら両親がいる店に向かい、その足で姉と一緒に歌舞伎町のゲームセンターや新宿伊勢丹の屋上にあった遊園地の様な施設で遊んだりしていました。
創業当時はバブル景気真っ只中。近年(コロナ禍以前)の歌舞伎町とは比べ物にならないほど人がひしめき合い、大阪家も今に劣らず大盛況でした。
お店が出来た時から24時間営業です。どの時間にもお客様がいて賑やかで、熱々のお好み焼きを食べながらお酒を酌み交わしている様を見て私は育ちました。生まれ故郷である新宿歌舞伎町、そこにある大阪家は私の生活の一部です。
今から10年ほど前に両親が引退し、私と夫で大阪家を引き継ぎました。
引き継いだ当時はリーマンショック後・東日本大震災・コマ劇場が取り壊された直後だったりと様々な悪影響が重なり、歌舞伎町の様子は大変寂しいものでした。今思えば、2020年現在の状況と重なります。それでも経営を見直し、店内の全面改装をしたりと様々な改善を行い「常に元気な大阪家」を維持してきました。
2020年は大阪家にとって創業40周年を迎える記念の年です。東京オリンピック開催の年とも重なりました。スタッフ一同このアニバーサリーイヤーを盛大に盛り上げお客様に喜んでもらおうと様々な準備をしていました。
そこへ新型コロナウイルス感染拡大という大事件が発生しました。
3月中旬まではまだたくさんのお客様にご来店頂いておりましたが下旬になった頃、突然お客様が来なくなってしまいました。一体どうなっているのか?と混乱している最中に緊急事態宣言が発令され、大阪家は4月・5月の完全休業を余儀なくされました。4月・5月の新宿はまるで違う地球にいるかの様に静かで、生まれて以来あの様に人がいない新宿を見たことはありませんでした。
お店が休業の間、「大阪家を残す」「これまで頑張ってくれたスタッフの雇用を継続する」事を目標に政府の給付金・補助金や金融機関の融資手続きを精一杯行いました。
休業要請が明けた6月、ようやく時間短縮ながらも営業を再開する事が出来ました。
ところが数日も経たないうちに「東京アラート」が発令され人出はまた激減しました。
更に行政とマスコミが発した「夜の街」報道の影響で益々人が寄り付かなくなってしまいました。
今でもその影響は大きく、8月現在でも前年比で80%減の客足です。
コロナ禍前よりUberEatsだけでなく幾つかのフードデリバリー販路を持っています。こんな時こそデリバリー頑張らないと!という意気込みですが、落ち込んだ売上をカバーする程に振るいません。この状況を変えるために何をすれば良いのか…不安を抱えながら試行錯誤を続ける日々を送っています。
それでも大阪家を存続させたい!私の家族が作った思い出の場所であり、みんなの憩いの場所だから!
大阪家のお好み焼きのレシピは、先代である私の母親が考案しました。お好み焼きソースもお店の独自配合です。母からは東京のお客様の好みに合わせてソースを調合したと聞きました。それらの基本レシピは40年経った今でも受け継がれています。
しかし只昔から何も変えない…ではなく、例えば時代に合わせてお好み焼きのふんわり加減などを研究して改良してきました。真昆布を大量に使って出汁を作り、今話題の「かつお食堂」の店主にセレクトしてもらった鰹節を使うなど、味にこだわる姿勢は創業当時も今も変わりません。
もう一つの看板メニューである「もんじゃ焼き」も大変好評いただいております。特に「明太もちチーズもんじゃ」は7〜8割のお客様から注文頂くほど大人気です。ピリ辛の明太もちチーズもんじゃは生ビールのおつまみにピッタリ!
私達の願いは、
先代が作り、長年に渡って受け継いできた味を残すこと。
にぎやかで笑い声が溢れる大阪家を復活させることです。
私がいつも見てきた、元気な大阪家が復活するのを願って止みません。
リターンのご紹介
大阪家の店内には、私がスゴイ!と思ったアーティストさんの作品が飾られています。中には私が直接お会いして「こんな絵にして下さい!」と頼んでオーダー制作して頂いた作品もあります。
その中から天野タケルさんの作品をモチーフにしたTシャツをリターン品としてお届けします。天野タケルさんは長年の友人であり、国内のみならず海外でも作品を展示されたりと大活躍中のポップアーティストです。今回はご本人にもご協力を頂き、とてもカワイイTシャツが出来ました。シルエットは今流行のビッグシルエットです。ゆったり着て頂けるサイズ感なので、ルームウェアとしてご使用頂くのも良いと思います。
その他特製のくつ下や、いつでもお店でご利用頂ける商品券などもご用意しました。
資金の使い道・スケジュール
皆様からのご厚意は、次の用途に使わせて頂きます。
・お店の維持費(家賃・光熱費・人件費)
・現在取り組んでいる、新たなデリバリー用メニューの試作・開発費
・CAMPFIREへの手数料・送金手数料
・リターン品の制作費
最後に
ここまでお読み頂き本当にありがとうございます。
今、歌舞伎町にはとても強い逆風が吹いていますが、いつの日かこの困難の終わりは来ると思っています。
その時、私達は新しい生活様式を取り入れながらも仲間と集まって楽しいひとときを、同じ空間で過ごす事が出来るようになると信じています。
その時、「いつもの大阪家」を開けていられるように、帰ってきてくれたお客様に「おかえりなさい!」と笑顔でおもてなしが出来るように、皆様のお力をお貸し下さい。
私達にとって、皆様のサポートがこの困難に立ち向かう勇気と力になります!
皆様の温かいご支援を頂けますよう、私、夫、そして従業員一同から心からのお願いを申し上げます。
お店の情報
大阪家(おおさかや)
東京都新宿区歌舞伎町1-17-12 浅川ビルB1F
TEL 03-3209-0760
公式HP : http://www.osakaya.tokyo/
営業時間:24時間営業 年中無休(通常時)
現在は状況により営業時間を変更していますのでお問い合わせ下さい。
※本クラウドファンディングに関するお問い合わせは、本ページ内のお問合せフォームにてご連絡下さい。店舗スタッフによる本件のご対応は致しかねます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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