『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』とは何か?
はじめまして、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』出版記念プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。クラウドファンディングの主催者で、この物語の制作者でもある中野晃太(ペンネーム名は白河光太)です。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は
「あらゆる人々が未来について考えることができる環境を提供する。科学、文学、歴史の物語を結びつけることでそれを実現する。」
ことを理念に制作されました。
今回は『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』出版プロジェクトの第三弾として、5月25日に発行された令和三年五月発行版をできるだけ多くの読者に手に取っていただくために、再びクラウドファンディングを開催させていただきました。
なお、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は全文をNOVELDAYS様にて掲載中です。以下のリンクをクリックすることで読むことができます。
ここをクリックすると『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を読むことができます。
また、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版は現在Amazonで購入可能です。応援していただいた支援者の皆様、ありがとうございました。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』
舞台は未来、海王星の衛星トリトン。物語は、この衛星トリトンの周辺を回っている宇宙都市で暮らしている普通の女の子【北原加奈】の視点からはじまります。
宇宙都市は美しい街並みと、豊かな文化に恵まれたすばらしい場所です。
そして、この宇宙都市には「淑景館」という立派な屋敷があります。そこでは召使いたちが木星から帰ってくる主人のために屋敷を手入れしています。
加奈は普通の日本人です。しかし、幼い頃に淑景館に忍び込んで遊んでいたことが理由で、二条陽子という不思議な少女と運命の出会いを果たします。
この【二条陽子】こそが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の主人公です。
二人はすぐに親友になり、淑景館を中心にすくすくと育っていきます。出会いは中学生でしたが、同じ高校に進学して友情は続きます。
しかし、事件が起きます。
二人が街で買い物をしていると、狐の面を着けた少女型アンドロイドが現れて一枚のカードを陽子に渡したのです。加奈はそれがアマテラスカードと呼ばれる競技用のカードであることを陽子に教えましたが、それからすぐに陽子は行方不明になってしまいました。
しかし、陽子は四日後に帰ってきました。
彼女はカードの世界、アマテラスワールドに行っていたのです。そして、加奈は陽子と共に謎の少女型アンドロイドから与えられた課題、すべての最高管理者【七福神】と会うことになります。
陽子と加奈が冒険することになるアマテラスワールドは、七福神という人工知能が運営する妖怪たちの仮想世界です。そして、同時に神々と妖怪が描かれたアマテラスカードで対戦する競技用の仮想世界でもあります。
アマテラスカードはTCG、トレーディングカードゲームです。選手たちが妖怪のカードを集めて戦うデッキ構築型対戦カードゲームです。
そこで陽子と加奈は、
アマテラスワールドに詳しい少年、【伊藤爽平】
全国大会の優勝者、【大鳥勇也】
そして、案内役の雪女【ツララ】や天照大神の使い手【Y・F】と出会います。
高校生となった陽子と加奈は、アマテラスカードで遊んだり、競争したり、人工知能たちが主催する催しや大会に参加したりします。
二条陽子はアマテラスワールドを支配する七福神と対戦を繰り広げ、そして物語の最後では最高指導者である布袋尊との対戦資格を得るために、春の国際大会に出場して爽平や勇也と技術を競います。
しかし、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』はただカードで戦うだけの青春小説やSFファンタジー小説ではありません。
舞台は150年後の22世紀。
そして、アマテラスワールドでは七福神と、彼らに隠れて暗躍する謎の敵対勢力との戦いが繰り広げられています。
七福神と謎の敵対勢力。
この二つの勢力の戦いは、私たちが暮らす現実世界との繋がりを持ちます。
物語を最後まで読んでいただければ、エジプトからはじまり21世紀にいたる西洋哲学やキリスト教、そしてマルクス主義への歴史が見えてくるでしょう。21世紀の現在、自由主義と共産主義が生まれて対立している理由も分かるようになるかもしれません。
そして、それだけではありません。
この物語は「世界の物語」であるだけではなく、「日本の物語」でもあります。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を読むことで、私たちが日本で生きていく上で大切でありながら忘れがちなこと、日本の歴史、日本人の本質について見えてくるかもしれません。
そして、この私たちが暮らしている世界で科学が生まれた意味、科学が求める意外な未来についても知ることができるでしょう。
これからの時代、21世紀の地図が分かる。
それが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』なのです。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』書籍化プロジェクトについて
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版は3850円で販売されています。
そして、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の書籍を一人でも多くの人に読んでいただきたいと思いクラウドファンディングを開催することにしました。
よって、このクラウドファンディングの目的はただ一つ、
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の書籍を一人でも多くの方に手に取ってもらうこと
です。
多くの日本人の家庭に『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を置いていただくこと、それこそが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』出版記念プロジェクトが目指していることです。
支援者様は自分が支援することになる『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』についてもっと知っておきたいことでしょう。
そのため、まずはこの小説の目次を紹介しましょう。
プロローグ
第一話 淑景館
第二話 カードゲーム
第三話 仮想世界
第四話 天照大神
第五話 少年と出会う
第六話 Y・F
第七話 玉藻前と狐火
第八話 全国大会の優勝者
第九話 九尾の狐を探して
第十話 七福神
第十一話 三つの勢力
第十二話 はじまりの日
第十三話 室町時代
第十四話 殺生石
第十五話 豪華客船
第十六話 毘沙門天の四天王
第十七話 日本神話
第十八話 人工知能
第十九話 現実世界
第二十話 弁財天の三雷獣
第二十一話 江戸時代
第二十二話 雪女の女王
第二十三話 狐火の残党
第二十四話 黒い影
第二十五話 星月紅の帰還
第二十六話 喫茶店で
第二十七話 恵比寿の付喪神
第二十八話 カードクラブ
第二十九話 ランク十
第三十話 寿老人と福禄寿
第三十一話 トーナメント
第三十二話 大鳥勇也
第三十三話 未来を語る哲学者
第三十四話 伊藤爽平
第三十五話 大黒天の日本神話
第三十六話 決戦の前夜Ⅰ
第三十七話 決戦の前夜Ⅱ
第三十八話 布袋尊の燭陰Ⅰ
第三十九話 布袋尊の燭陰Ⅱ
第四十話 布袋尊の燭陰Ⅲ
第四十一話 二条陽子
まず、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は爽快な物語です。無敵のカードプレイヤーである二条陽子がライバルたちと対戦して、ばたばたと一方的に倒していきます。
最強の美少女である二条陽子になって、妖怪たちの暮らす世界で冒険する。それが物語としての『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の楽しみです。
もちろん、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の楽しみはそれだけはありません。
二条陽子はただの無敵のカードプレイヤーではないからです。
彼女は広大な敷地を持つ淑景館の令嬢であり、学校では女王として君臨した、そして常に彼女を支えてくれる家族や親戚、加奈という絶対に裏切らない無二の親友がいる恵まれた女子高校生なのです。
名家の出身で、学校でも人気者で、学業もスポーツも完璧です。
現実世界でも仮想世界でも、彼女はみんなから愛されています。
親友の加奈はいかなるときでも陽子を支えてくれますし、仮想世界で出会った爽平は穏やかな好青年で陽子を愛しています。
案内役のツララは陽子の味方ですし、最高管理者の七福神も陰ながら陽子を見守っています。二人の兄は彼女を溺愛しています。
現実世界でも仮想世界でも、陽子は守られているのです。
もちろん、物語の舞台となる宇宙都市も気楽で楽しい世界です。
陽子たちは太陽系を支配する「八惑星連邦」の宇宙都市で暮らしていますが、宇宙都市という言葉から想像できるように、彼女たちが生活している世界は科学が十分に発達した世界です。
人類が宇宙で暮らしているため、環境問題は解決済みです。また、ロボットや人工知能が発展しているので生産能力にも問題ありません。まさに労働は自己実現の世界です。
それだけではありません。
科学だけではなくて、八惑星連邦は政治的にも発達しています。富は国民全員に行き渡り貧困層は存在しません。信仰の自由も保障されて、特定の宗教が政府により弾圧されることもありません。
また、人々が自分の個性と能力を伸ばすための環境も整えられています。現代社会にありがちな自由とはいっても結局は格差社会だよねという世界ではありません。
能力に応じて働き、必要に応じて受け取る。
それが宇宙都市のある八惑星連邦です。
この世界にはすでに差別も貧困もなくなりました。つまり、陽子だけではなくて登場人物の多くが恵まれた環境にいる世界なのです。
差別の根絶と、貧困の根絶。
それが実際に実現された世界を覗いてみることも、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の大きな楽しみの一つだと私は考えます。
自分だけではなくて、誰もが楽しく生きることができる世界。
何ひとつ未来の心配がない美少女が、平安時代、室町時代、江戸時代、大正時代の四つの仮想世界を総会に駆け抜ける物語。
それが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』です。
おそらく、ここまで読んでいただいた方で、たくさんのWEB小説を小説投稿サイトで読んでいる愛好家の方がいれば、「ああ、これは異世界転生だな」、と思うかもしれません。異世界転生の原型となったVRMMOの仲間だと。
その通りです。
異世界転生は現代から妖精が暮らすファンタジー世界に、VRMMOは近未来から仮想世界に行く物語と異なりますが、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』もこれらの二つと同じ系統に属しています。
しかし、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は成人向けです。正確には古典的な小説を求める人に向けて書かれています。
数行読むだけで、この小説が若い主人公の豊かな語りではなく、構成と描写による伝統的な小説であることに気がつくはずです。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は異世界転生やVRMMOの仲間ではありますが、ライトノベルの仲間ではないのです。
ですから、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』はJ・R・Rトールキンの『指輪物語』のような小説が好きな読者に向いているでしょう。
あるいは異世界転生に飽きてきたものの、それでも異世界転生やVRMMOが好きな読者に向いているかもしれません。
そして、もう一点。この小説は娯楽のみを目的とはしておらず、ブロンテ姉妹などのロマン主義文学と同じ文学的な問題意識で書かれています。
宗教や物語が私たちの人生に与える危険、それこそが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』が扱う中心的なテーマなのです。
私が『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を書籍化したいのは、宗教や物語が、そして私たちが自然と前提としている日本の歴史が、私たちの人生にどのように関わっているのかを一人でも多くの方にもう一度考えていただきたいからです。
21世紀、現代の日本にはさまざまな人々が住んでいます。
勤勉な人もいれば、遊ぶのが好きな人もいて、小説を読むのが好きな人もいれば科学と歴史に興味を持つ人もいます。
敬虔な仏教徒もいれば、宗教が嫌いな人もいます。
簡素な表現を求める人もいれば、多機能な家電製品を好む人もいます。
神道を日本の国民道徳だと信じる人もいて、それに疑いの目を向ける人もいます。
さまざまな人がいて、さまざまな価値観があり、さまざまな文化があり、日本人や日本文化を一括りにすることはできません。
日本人らしさなどないのです。
しかし、一点だけ、すべての日本人が共有する「民族の記憶」もあると思います。
この民族の記憶を思い出していただくことが、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を書籍化することで実現したいことであり、そして執筆した理由です。
憲法九条や日米同盟など、日本には不思議なところたくさんがあります。
古文や漢文などは社会で使われない知識でありながら今でも日本の重要な教養でありますが、同時に日本人は新しい技術を重んじるところもあり、また過激な宗教活動に否定的です。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を読めば、日本が今の姿になってしまった理由を思い出すきっかけになるかもしれません。
日本には良いところも悪いところもあります。変なところもあります。
しかし、良いところも悪いところも、変なところも、すべてを含めて日本という一つの大きな物語から生まれていると私は考えます。
その大きな物語を私たち日本人の全員が知っています。家族や友人たちと語り合うことのない心に秘めた物語です。
それを『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を読み、もう一度思いだして見つめてみましょう。
科学と宗教の果てしない戦いとその結末を知るためにも。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は誰のための物語なのか?
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は学校や大学を卒業して働きはじめたばかりの、科学と宗教に興味がある若い社会人に向けて書かれています。
もしあなたが社会人になったばかりであれば、科学と宗教について必要最低限の知識が必要であることはわざわざ説明するまでもないでしょう。
外国人と仕事をするときに、技術系の会社に仕事を発注するときに若い社会人は漠然とした不安を抱えて仕事を進めているはずです。
同時に、日本人として日本人らしさが気になる瞬間も多いでしょう。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』はただ科学と宗教の知識を学べるだけの場ではありません。
そもそも、何が科学で何が宗教であり、そして科学と宗教はどのような関係で発展してきたのかを理解することができるところです。
自分たちには「科学と宗教」についてもっと知っておく必要がある。
そのように考えている読者を『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は応援します。
考えてみましょう!
高校や大学という一つの大きな常識の世界から、社会という数多くの小さな常識に支配された世界で生きるためには別の知識が必要です。
学校というのは、ある種の守られた世界です。
何から守られているのかというと、それは宗教と差別です。そして、資本主義です。
日本社会にも国際社会にも多くの宗教があります。そして、宗教はそれぞれ自分たちの常識を持ち、その常識は影響力を持ちます。多くの日本人は宗教の影響力を侮っているかもしれませんが、キリスト教やイスラム教の影響力は実は非常に強いのです。
若い社会人は大学や高校こそが教師に常識を押しつけられる自由のない世界だと思うでしょう。
しかし、学校が押しつける常識は実は優しいものです。なぜなら、どのような意見があっても学校は子どものために存在しているからです。
社会にはさまざまな団体があり、さまざまな価値観を持つ人々がいます。そこにはさまざまな常識があり私たちは他者と無関係ではいられません。
そのため、その常識について学ぶことは意味があります。
常識を無条件に受け入れるのではなくて、常識を変革して自分たちのものにするために。
マルクス主義とキリスト教
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』では決定的な影響力のある二つの「常識」を扱います。21世紀を支配すると思われる常識です。
それはキリスト教とマルクス主義です。
キリスト教はアメリカの宗教であり、マルクス主義は中国の思想なので、日本人には関係ないと思う人がいるかもしれません。
20世紀はそれで許されたかもしれません。
しかし、グローバル化がますます進み、インターネットにより外国人と気楽に出会えるようになった21世紀において、マルクス主義とキリスト教に無知であるのは危険だと私は思います。
これからますます国際社会で影響力を持つであろうキリスト教とマルクス主義。
これを知らずして私たちが日本の未来を担うことは不可能でしょう。
そして、もう一つ。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』では儒教、仏教、神道の三教についても触れます。
正確には、日本の歴史の物語を扱います。
主人公の二条陽子と、その友人たちは日本人です。
陽子と仲間たちはキリスト教やマルクス主義に触れながら、同時に、自分たちの日本について少しずつ理解していきます。
私たちは日本で生きています。
しかし、日本の常識のすべてを意識できるわけではありません。知っているが、理解しているわけではないからです。
ですから、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は「日本」という常識がいかにして生まれたのかを扱うことにしました。
それをはっきりとさせるために書かれたのが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』といえます。
ここまで読んでいただいた支援希望の方は、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は読者を選ぶ難解な小説だろうと恐れを抱くかもしれません。
しかし、安心してください。
確かに読者を選ぶところはありますが、しかし『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は「科学と宗教」に興味を持つ読者、そして科学とは何かに興味を持つ読者であれば最後まで読めるようなエンターテイメント・哲学ミステリー小説です。
そして、哲学は物語に埋め込まれています。
確かに、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』には難しい会話が登場しますが、哲学を理解することよりも登場人物たちが何を考えてどのように常識と向かい合うのかを理解する方が、科学と宗教の本質に迫ることができます。
陽子と仲間たちがキリスト教に支配された護国主義者と対峙したとき。
日本の人工知能たちがマルクス主義を信じる国際共産党と対峙したとき。
物語の登場人物たちは、自分が日本人であることを引き受けながら、キリスト教とマルクス主義にぶつかり多くの決断を下します。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』で描かれる物語は、私たち日本人がキリスト教やマルクス主義と対峙したときの一つの例として読むことができるでしょう。
神学や哲学を本当に理解できるのは一部の人たちだけです。しかし、物語は誰でも理解できるものであり人生に役立てることができるものです。
キリスト教とマルクス主義、そして日本の物語が生み出す常識の概要は、この小説一冊を読むだけでほとんど理解できると私は信じます。
そもそも、物語を読むことによってしか理解できないことが「常識」なのです。
学校は知識を学ぶところです。そして、社会は常識を選ぶところです。常識を選び、常識を自分のものにして変えていくところなのです。
私たちは社会で多くの常識(イデオロギー)と出会います。
21世紀を生きる若者が乗り越えていかなくてはならない常識の中で、もっとも影響力があるのはキリスト教とマルクス主義、そして日本です。
キリスト教とマルクス主義、そして日本を理解するための必要最低限の地図。
それを楽しく学ぶために『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は生まれました。
アマテラスカード(TCG)について
トレーディングカードゲーム、TCGという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
TCGは現在、世界でもっとも流行しているカードゲームの一つです。イラストが描かれたトレーディングカードを集めて、それを重ねてデッキを構築して、そこからカードを引きながら対戦します。互いにカードを出し合いながら、数値やテキストを比較して勝敗を決めます。
TCGは自分でカードを集めて、自分だけのデッキを構築します。
トランプとは異なり誰かがカード一式を準備すればみんなが遊べるという手軽さはありませんが、自分でカードを集める楽しみ、好きなカードを自分の相棒にできる楽しみ、そして何より自分だけの戦術を考えていく楽しみがあります。
トレーディングカードは昔からタバコのおまけとして存在していたらしいですが、それがゲームとして有名になったのは今から30年ほど前からです。
そして、現在はさまざまなTCGが世界中で遊ばれています。スマートフォンゲームを含めて、数多くのTCGがさまざまな企業や同人で開発されてきました。
競技人口は今でも増え続けており、多くの国際大会が何度も開催されています。
TCGは素早く文章を読み、計算して、そして適切にカードを組み合わせていく高度な知性が要求されることで教育的側面からも注目されており、特に近年はボードスポーツやeスポーツとしてますます人気が高まっています。
また、美術的な価値もあるとして好事家に収集されています。カード一枚が数百万円で取引されることがあるほどです。
私がTCGをはじめたのは二年前のことです。
はじめて触れたのは紙ではなくアプリ型TCGで、はじめは解釈の難しい効果テキストや、複雑なカードの動きになかなか馴染むことができませんでした。しかし、一年ほど経つと慣れてきてその楽しみが分かるようになりました。
そして、去年は日本でも有名なデジタルTCGの国際大会にも挑戦しました。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』にはこのときの経験を生かして、多くのTCGと同じような楽しみを体験できるカードゲームが登場します。
簡素でありながらも多くの有名なTCGの楽しさを感じることができるような、独自のルールのTCGを私自身が考案しました。
今回はアマテラスカードに登場する主人公、二条陽子の切り札である「九尾の狐」をプロモーションカードとして制作してリターンに設定しました。
この「九尾の狐」はデザイナーである笹葉まとい様に制作してもらいました。
二条陽子が最後まで頼りにする彼女の守護妖怪である「九尾の狐」は、最強の妖怪らしく炎をまとう力強い姿で描かれています。
笹葉まとい様に感謝です。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は未来世界や「科学と宗教」だけではなくて、今、この瞬間にも人気が高まり続けているTCGというゲームを体験できる場でもあります。
ぜひ、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を読んで最近流行りのTCGがどのようなものであるのか覗いてみてください。
そこには新しい発見があるでしょう。
そして、もっと気になったならぜひ『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を支援してアマテラスカードの一枚である「九尾の狐」を手に入れてください。
自信を持っておすすめできる一枚です。
もちろん、書籍には力を入れております。
表紙のイラストはおさむわたなべ様に制作していただいており、すばらしい完成度です。作中の太陽系図はたむむ様に制作していただきました。
二人には、すばらしい仕事をしていただきました。感謝します!
今回出版される『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版はインテリアとしても、恥ずかしくない仕上がりです。ぜひ本棚に加えてください。
また、アマテラスカード「九尾の狐」はクラウドファンディングでしか手に入らないので、ぜひ『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を支援して書籍とカードを手に入れてください。
資金の使い道
集めた支援金はリターンの制作と、一人でも多くの方に『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』を知っていただくためのプロモーション活動に使用する予定です。
今回のリターンの中心である、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の書籍はMyISBN様からAmazonの書店専用のサービスであるプリントオンデマンド技術を利用して出版されます。
MyISBN様は多くのメディアで取り上げられたことがある新しい方向の出版社です。
Amazonで書籍が購入されてから印刷を行うという、AmazonPOD(アマゾンプリントオンデマンド)を利用して、これまでにない新しい出版の文化を生み出そうとしています。
新しい技術であるため、まだまだ印刷のコストが高く『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版は3850円でしか出版できませんでしたが、それでも新しい技術で印刷された書籍として『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版をお楽しみください。
実際に購入して、MyISBN様が挑戦している出版の姿を確認してみてください。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版は3850円でAmazon限定で販売されます。リターンである【『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月版+限定豪華特殊加工プロモーションカード「九尾の狐」】は4500円ですが、これは書籍代と郵送料、CAMPFIREの手数料(17%)、そしてカード費用の合計とほぼ一致します。また、クラウドファンディングで提供する書籍に関しては特別にサインを入れます。
支援金は、まずはこのリターン制作費に使用されて、それからプロモーション活動などの活動資金として利用させていただきます。
リターンである【『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版+限定豪華特殊加工プロモーションカード「九尾の狐」】 の4500円は普及のための価格でもあるので、限定数を40冊に設定させていただきました。
目標金額である15万円というのは、30名以上の方に『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の書籍を読んでいただくことを目標に設定させていただいています。
このプロジェクトはできるだけ多くの読者に書籍と『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の世界を届けることを目的としています。
支援者は「科学と宗教」を学ぶ環境を日本人に提供する、いわば科学教育の発展運動に参加していただく気持ちで支援していただけたら幸いです。
私たちはプロモーション活動などの運営費を必要としており、その費用を確保するためにも『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』書籍化プロジェクトに支援をお願いします。
リターンについて
今回のクラウドファンディングはAll in方式で行われます。
これは支援金が目標に満たない場合でも支援金がプロジェクトに使用されて、支援していただいたすべての人にリターンをお届けする方式です。
そのため、このプロジェクトで集まった支援金がいくらであったとしても、支援者はリターンを受け取ることができます。安心して支援してください。
支援の方法は簡単です。
このページの上にある「ログイン」をクリックして、「『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』書籍化プロジェクト」が開催されているCAMPFIREの誘導に従い登録していただいて、リターンを選び支援していただくだけです。
そして、支援金を入金していただければリターンを郵送させていただきます。
支援という言葉を聞くと、もしかしたら自分が『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』のために働かなくてはならないと思うかもしれませんが、そうではありません。ボランティア活動は必要ありません。
支援者は登録して、支援金を払うだけでリターンを受け取ることができます。登録は非常に簡単で、登録してからはCAMPFIRE様の流れに従うだけで支援金まで払うことができます。
このプロジェクトでは三つのリターンを用意させていただいています。
【限定プロモーションカード「九尾の狐」】 1,500円
【『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版+限定豪華特殊加工プロモーションカード「九尾の狐」】 4,500円
【『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版+限定豪華特殊加工プロモーションカード「九尾の狐」+『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG限定ルールブック】 9,000円
リターンのうち二つは発送能力に限界があるため限定数を設定させていただいています。
リターンとして提供する「『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版」は試作版ではなくてAmazonで購入できるものと同じ書籍です。ぜひ安心してクラウドファンディングで書籍を手に入れてください。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版はAmazonで購入できます。しかし、限定プロモーションカード「九尾の狐」はクラウドファンディング限定です。
また、書籍には作者である白河光太がサインを入れさせていただきます。(サインなしを選択可能です。その場合は備考欄に「サイン不要」とご記入ください)
限定豪華特殊加工プロモーションカード「九尾の狐」はホログラム加工が施された限定版ですのでぜひ手に入れていただきたいです。
現在、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』はTRPGを制作中です。
その試作版である『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG試作ルールブックをリターンとして設定させていただきました。
TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)とはダイスを利用して、物語の登場人物を演じて遊ぶことができる伝統的なボードゲームです。
ゲームマスターが物語を語り、選択枠を提示して、ダイスを振って物語を進めます。想像するのが難しいかもしれませんが、昔からあり、また最近はZoomなどを利用することで再び流行しはじめた有名なボードゲームです。
そして、ルールブックというのは、このゲームを遊ぶための一冊の本です。そこにはゲームのルールや必要とされるキャラクターや妖怪などのデータが書かれています。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG試作ルールブックでは、舞台となる宇宙都市やアマテラスワールドの解説に加えて、書籍版の登場人物を演じるために二条陽子や伊藤爽平などの主要人物のゲーム上でのデータも掲載しています。TRPG用のアマテラスカードも登場します。
このTRPG試作ルールブックを手に入れることで、読者はますます『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の世界を深く知ることができるでしょう。
それは同時に二十二世紀の人類の未来を考えることにも繋がります。
ぜひ楽しみにしておいてください。
実施スケジュール
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』書籍化プロジェクトは以下の計画で実施予定です。
2021年5月25日 書籍『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』令和三年五月発行版を出版
2021年7月30日 『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG試作ルールブックの一部を公開
2021年8月25日 支援者募集の終了
2021年9月 リターンの配布を開始
予定は変更になる可能性があります。変更になる場合はこのクラウドファンディングページにて報告させていただきます。
また、現在も制作中であるTRPG試作ルールブックの進捗状況は、今後このクラウドファンディングページにて報告させていただきます。
また、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は画集、動画、絵本、図鑑、TCG、TRPGを展開する予定の総合プロジェクトでもあります。
今後は、これらの活動についても報告させていただきたいと思います。
最後に
未来を描いた『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』はこの一冊だけで、「宗教と科学」を学ぶことができるエンターテイメント小説です。そして、このクラウドファンディングではここでしか手に入れることができない「九尾の狐」カードやTRPGルールブックを手に入れることができます。
また、何よりも私たち日本人が自分たちの過去を見つめ、自分たちの未来について考えることができる環境を提供するために『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は存在しています。支援者様が支援するのは多くの若者が「科学と宗教」を学ぶための環境です。
科学、文学、歴史の物語を結びつけることで未来を考える。
日本の明るい未来を実現するために、ぜひ『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』書籍化プロジェクトを支援してください。
「Amazon」、「AmazonPOM」、「MyISBN」はAmazon、デザインエッグ社及びその関連会社の登録商標です。
最新の活動報告
もっと見る残り四日になりました!
2021/08/21 22:34『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』出版記念プロジェクトもとうとう残り4日になりました。応援お願い致します!また、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』はnoteで活動を行っています。ぜひ覗いて応援してください!『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』よろしくお願い致します。 もっと見る
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG
2021/08/05 18:22リターンに設定されている『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPG試作ルールブックの草稿の一部をnoteで公開しました。TRPG試作ルールブック草稿 もっと見る
TRPG制作日記の紹介
2021/07/28 09:04『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』TRPGの制作日記をnoteに開始しました。これはリターンで設定されている試作ルールブックに反映される予定のTRPGの制作日記です。よろしくお願い致します。TRPG制作日記 もっと見る
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