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ネパール、ポカラの村に学校を作ろう

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

ネパール、ポカラ村の小学校の支援を行っています。この学校は、ネパール国内でも貧しい地域にあり、教室は暗く、勉強の環境は整っていません。かねてより、リニューアルの計画はありましたが、国などの支援が得られませんでした。私たちは、明るい教室で、子供たちが元気いっぱい勉強や運動できるように計画しています。

現在の支援総額

3,090,500

30%

目標金額は10,000,000円

支援者数

210

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/10/01に募集を開始し、 210人の支援により 3,090,500円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

ネパール、ポカラの村に学校を作ろう

現在の支援総額

3,090,500

30%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数210

このプロジェクトは、2020/10/01に募集を開始し、 210人の支援により 3,090,500円の資金を集め、 2020/11/30に募集を終了しました

ネパール、ポカラ村の小学校の支援を行っています。この学校は、ネパール国内でも貧しい地域にあり、教室は暗く、勉強の環境は整っていません。かねてより、リニューアルの計画はありましたが、国などの支援が得られませんでした。私たちは、明るい教室で、子供たちが元気いっぱい勉強や運動できるように計画しています。

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代表 野口健の想い

私たちは、長年、ネパールで教育支援や環境活動を行ってきました。そして、この春から、ポカラの郊外の村のマヘンドラ ジャナサハヨグ小学校の支援を行っています。

この学校との出会いは、この学校を卒業して日本に留学にきていたウパカルさんとの出会いでした。
当時、彼は岡山県にある大学の学生で、僕の富士山清掃キャンペーンにわざわざ岡山から夜行バスに乗って参加してくれました。富士山清掃が彼との出会いの始まりでした。

2019年4月、私たちが行っていた「ヒマラヤにランドセルを届けようプロジェクト」で彼の母校にも届ける事になりました。その小学校は、ウパさんのお父さんが校長先生を務めていて、現地で色々なお話を聞きました。

特に感銘を受けたのは、貧困ゆえに学校に通えない子供たちが多く、校長先生が一軒一軒を回り親たちに子供を学校に通わせるように説得しました。ネパールでは貧困ゆえに学校に通えない子ども達が多いのです。また、中には親達も教育を受けておらず教育の必要性を理解していなかったり。子供を労働力と捉えている風潮も未だに残っています。

マナスル峰山麓のサマ村で学校を建設し長年関わり続けていますが、当時のサマ村でも同じことがありました。僕自身、村人を集めて教育の重要性を訴えてきた経緯があり、校長先生の長年の活動に頭が下がる思いでした。実際にやってみると、その大変さが僕なりに分かります。

校長先生は貧困のためにお弁当を持ってこられない子どもたちのために自費で昼食を用意してきました。「貧困によって教育を受けられる機会から取り残されてしまうことがあってはならない」と。
この学校の教育方針に大感銘を受けましたが、老朽化した校舎は決して衛生的ではなく、また政府から建て替えの用の援助も得られていませんでした。

この学校は、学校に通えなかった多くの子供たちを救ってきた「希望の学校」です。今は老朽化し教室の中は薄暗く照明もない。僕が今まで訪問してきたネパール の学校の中でも特に建物の傷みが激しく、そこでウパカルさんと打ち合わせを積み重ね、新しい校舎を建てる事にしました。希望の学校に相応しい、学校にいるだけでワクワクするような環境を作っていきたいと思っています。

学校の現状

築40年の校舎は、もともと簡素なつくりであったため、⽼朽化が著しく、屋根は⾬漏りし、壁は無残には がれた状態です。電気は、隣の⺠家から電線を引いて借りている状況で、電気がダウンしてしまうことも 頻繁にありました。そのため、教室内はいつも薄暗く、不衛⽣な状況でした。

t雨漏りも酷く、壁もはがれた教室

老朽化した建物

電気が通らない教室は薄暗いため、
窓際によって授業をしている。
 

不衛生なトイレ

この⼩学校の問題は、校舎だけではありません。
この地域は、ネパール国内でも貧困層の地域であり、カーストも低く、⼦どもには、未だに学校に⾏くよ り家の⼿伝いをさせるほうが良いという親もたくさんいました。特に、昔から、⼥の⼦は学校に⾏く必要 がないと思われていました。

この学校の校⻑先⽣は、教育の必要性を熱⼼に訴え、親を説得して回っていました。学校に⾏ったことが なく、読み書き、計算もままならない⼤⼈たちのために夜間学校を開いたりもしていました。公⽴の⼩学 校のため教師の派遣や最低限の運営に関しては、⾃治体が⾏ってくれますが、給⾷費などは個⼈が負担し なくてはいけません。その給⾷費さえも払えない親も多く、先⽣たちが給⾷費を負担し、⼦どもたちに⾷ べさせています。

先⽣たちの⼦どもたちに少しでも教育を与えたいという強い思いにより、この学校はどうにか保っている 状況なのです。 私たちは、⼦供たちが健康に育ち、将来の夢を持てるような学校を作っていきたいのです。

日本の衛生管理を取り入れた学校改善計画

少しでも環境の良い状況で勉強ができるようにと校舎の建て替えは、以前より計画があがっていたが、⾃ 治体などの協⼒は得られず、なかなか実現できずにいました。
2015年には、ネパール⼤地震の際には、 かろうじて倒壊を免れましたが、決して頑丈な建物ではないため、次にいつ来るかわからない地震にも備 えた校舎にしなければなりません。

また、今回の計画では、校舎の建て替えだけではなく、できるだけ衛生状態をよく保つため、日本の学校の仕組みなどを積極的に取り入れていきます。

・学校理念

①すべての子どもたちに公教育を与える
②貧困で学校に通えない子どもをつくらない
③日本の教育システムの良い部分を積極的に取り入れる
④衛生管理の整った設備(トイレ・水道など)
⑤勉強だけではなく、音楽やスポーツなどを積極的に取り入れる
⑥安心&安全に通える学校

新しい校舎の完成予想図

腰板をはり、汚れが目立たず、落ち着いた雰囲気の教室

衛生を保つように設計されたトイレ

人工芝を敷くことで、泥で校舎を汚しにくくする

主な建て替え
①残せる土台、壁などは残し、補強、ペンキの塗り替えなどを行う。
②掃除をしやすくするため床にタイルを敷く
③ソーラーパネルを設置し、電力をまかなう
④ホールには舞台を設置し、音楽会や発表会などを行えるようにする
⑤図書館の設置
⑥グランドの整備

⽇本の学校では、毎⽇⽣徒が教室の掃除を⾏いますが、ネパールの学校では、⽣徒が全員で学校を掃除す るという習慣がありません。⾃分たちの学校を⾃分たちの⼿できれいにすることで、物を⼤切にする⼼を 育てることができます。新しい校舎では、⽣徒たちの清掃の時間を作ることとしました。校舎内は、少し でも掃除しやすく、汚れにくくするため、床や壁にタイルを貼り、掃除をしやすいようにします。

この地域は、モンスーンになると⼟砂⾬が続き、⽔はけも悪く、泥まみれになります。校舎内にも泥が入ってしまい、そこらじゅう泥だらけになってしまいます。そのため、グランドに⼈⼯芝を引き、泥が校 舎内に⼊ることを防ぎます。また、⽇本の学校のように、校舎の内外にできるだけ⽔道を設置し、⼿洗い、うがいを習慣化させます。

重機が入らない山岳地域のため、資材の運搬はじめ、
すべて手作業で行う

卒業生のターパ・ゴダル・ウパカル氏(岡山県在住)

岡⼭県でホテルマンとして働いているターパ・ゴダル・ウパカル⽒は、当団体で主催した富⼠⼭清掃にも 何度も参加し、私たちと交流を⾏ってきました。ウパカル⽒はこの⼩学校を卒業し、岡⼭の⼤学に留学し ました。彼は、故郷の⼦どもたちが夢を持って⽣きていけるように、勉強の⼤切さを伝えていました。
この学校計画では、彼が現地との窓⼝となり、⽇本のシステムを伝え、細かい指⽰、管理を⾏ってくれてい ます。

野口健とウパカル氏

資金の使い方

コロナ禍において、計画していた寄附を受けられなくなってしましましたが、すでに工事が始まっており、少しでもご協力いただける方を募りたいと思います。このままでは、資金が足りず、完成することができません。

集まった寄附は、すべてこの小学校のプロジェクト費用に使わせてもらいます。

目標金額:1000万円
建て替え費用(人件費、資材費、運搬費含む):9,245,000円
クラウドファンディング手数料 :1,540,000円
自己資金負担:785,000円
その他、リターンのための費用、広報費用に関しては、当団体の自己資金にて行います。

ランドセルが入るように設計した机と椅子も作ります。

実施スケジュール

2020年6月よりすでに工事が始まっております。
2020年11月の完成を目指しています。

無事に完成するように、資金を集めたいと思います。


子どもたちもお手伝い


【寄附型クラウドファンディングの税制優遇に関して】

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

いただきましたご寄附は、認定NPO法人ピーク・エイドの「ヒマラヤに学校をつくろうプロジェクトinポカラ」へのご寄附となり、当団体が寄附金の受付、領収書の発行を行います。

※「寄附金控除」「税額控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、認定NPO法人ピーク・エイドが発行した「領収証」の提出が必要となります。領収証は年に一度、確定申告時期にお送りしています。すぐに領収証が必要な方はご連絡ください。

※領収証はGoodMorning又はCAMPFIREではなく認定NPO法人ピーク・エイドが発行・郵送いたします。


認定NPO法人ピーク・エイドに関して

お問い合わせ先
認定NPO法人ピーク・エイド事務局
電話:0555-25-6217
メール:info@peak-aid.or.jp

当団体は、登山家野口健が代表を務めるNPO法人です。
これまで、ネパールでの教育支援、学校支援や環境活動を寄附や企業からの助成金のもと行ってきました。また、ネパール大地震、熊本地震では被災地支援を行いました。

シェルパ基金 ネパールで山でなくなったガイドの遺児への育英支援

マナスル基金 ネパールサマ村での学校支援

ヒマラヤに森を作ろうプロジェクト ネパールサマ村での植林活動

ヒマラヤ大震災基金

熊本地震テント村支援

最新の活動報告

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  • 多くの人に協力をいただいたポカラの小学校が遂に完成致しました。昨年4月に着工のはずでしたが、コロナによるロックダウンでなかなか工事が始まらず、5月末にやっと着工。その後もコロナの影響で資材が遅れたり、幾度となくロックダウンに見舞われたり。それでも、現地の職人さん、先生たちが力を合わせて建設に協力してくれました。校舎を新しくするだけではなく、音楽やスポーツなどを取り入れたり、衛生面を維持するために掃除の時間や手洗いの習慣をつけるなど、 日本の教育の良い部分も取り入れていくことになりました。この村に初めてできる図書館は、明るく楽しく、村人がだれでも使えるようになります。子どもたちからの手紙や報告書、ただいま準備しております。今しばらく、お待ちくださいませ。残念ながら、現在はコロナによるロックダウンのため、休校中。早くこの学校で子供たちの明るい声が響き渡る日が来ることを祈るばかりです。これからも学校の様子など、お伝えしていきたいと思います。 もっと見る

  • ポカラの小学校、完成が見えてきました。レンガの図書館が遂に完成。明るくて、カラフルな素敵な図書館になりました。テーブル、いす、本棚、全て、職人さんによる手作りです。これから絵本や子供向けの本を本棚に並べていきます。読書は、子どもたちの感性を磨きます。世界中、いろんなところに連れて行ってくれます。大昔にも未来にも連れて行ってくれます。子どもたちのイマジネーションをどんどん磨いていってほしいです。少しづつですが、英語の本、ネパール語の本などを集めていきたいです。これまでに、日本で集めた英語の本をネパールに郵送します。赤レンガの図書館グランドの観客席に赤と青の色がつきました。赤と青はネパールの国旗の色からきています。 ただ今、ネパールはコロナの状況が深刻で、ロックダウン中です。学校も閉鎖され子供たちの姿はありません。学校が再開されるまでの間、更に充実させていきたいと思います。 もっと見る

  • 校庭にバスケットコートを作っている最中。まず地面に石を細かく砕いたものを敷き詰め、その上にコンクリートをはります。コンクリートが乾いたら塗装作業。山間部という事もあり全てが手作業。メインのグランドには人工芝を敷きます。ここにはバレーボールコートとサッカーグランドを作ります。人工芝を敷く前にバレーボールコート用のポールを建てる為の穴をあけています。観客席やグランドに向かう階段の壁も完成に向かっています。図書館を作っていますが、だいぶ形になってきました。この地域で唯一の図書館となります。本を読む習慣を定着させたい。また生徒たちだけではなく、また地域の皆さんにもご利用いただける様にしたい。日本の絵本も訳をつけ並べたい。日本の絵本は内容が深いしまた、ネパールの子供たちに日本を身近に感じてもらうためにも。夢は膨らむもので、いつの日かこのネパールの学校と日本の小学校が姉妹校となり交流が出来れば双方にとって世界を知る一つになります。まだ夢の夢ですが、でも、実現させる方法は理解しているつもり。まずは学校を完成させます もっと見る

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