▼ご覧頂きありがとうございます。

初めまして。僕の名前は『関口悟』といいます。1992年3月16日に群馬県前橋市に生まれました。
県内の県立高校を卒業してから現在に到るまで県外で海外のアパレルブランドに勤務しておりました。

今回初めて僕がクラウドファンディングをさせて頂く理由は、実家で経営しているホテルを救う為です。
コロナ渦で倒産の危機に追い詰められているこの会社を救うというプロジェクトを掲げております。まだまだ未熟者の僕ですが、最後まで読んで頂き僕の想いを1人でも多くの方に知って頂けると幸いです。

楽々園前にて


※追記、1月15日に前橋市の山本龍市長とお会いし、応援をして頂きました。

▼楽々園について


母の実家は群馬県前橋市の敷島公園の中にある『パークホテル楽々園』というホテルをやっています。
楽々園の歴史は長く大正11年に「茶店」として僕の曽祖父にあたる塩澤藤十郎が始めました。

創業当時の茶店楽々園イラスト

その後、曽祖父が亡くなり曽祖母へと受け継がれ昭和58年に祖父の塩澤勝が茶店から旅館業に転身し、
現在のパークホテル楽々園をスタートさせました。
祖父の塩澤勝は前橋市の観光協会と共に、楽々園の所在地でもある敷島公園の中に枝垂れ桜を植樹するなど地域の活性化にも力を注いで参りました。現在は桜の季節になると毎年の様にお花見客で溢れる県内でも人気のお花見スポットにもなっております。

ホテルになった当時の楽々園

お花見シーズンの敷島公園

ライトアップされた枝垂れ桜

祖父の塩澤勝は僕が産まれて2年後の平成6年に亡くなり、その時から現在に到るまでの26年間祖母の塩澤靖が楽々園を支え、2021年に楽々園は創業99年を迎えます。
昭和後期から平成初期の楽々園は、2階にある大ホールで結婚式も行われたり、度々宴会場で宴会の開催される地元の方々に愛される存在でした。

当時のパンフレット


しかし、時が経つに連れて施設も老朽化し祖父の亡き後楽々園を支えてきた祖母も今年で84歳を迎えました。祖母の年齢で全ての業務をこなすには限界が来ており、客足も年々減少するばかりでした。
そこに来て今年のコロナウイルスショックです。収入源である宿泊客が2月以降完全に途絶え、
春を超えた5月頃にはいよいよ98年続いた楽々園も存続の危機に瀕していました。


▼受け継ぐ決心

その頃僕は長野県軽井沢町で海外の大手アパレルブランドに勤務しておりました。
年齢的に後輩の数も増え、次の世代のリーダーになる為に日々働いていました。
そんな時に母から楽々園の現状を知らされ、心が痛みました。
小さい頃から休みの度に母に連れられ楽々園に来ていました。公園内を駆け回り、目の前の野球場で開催されていた高校野球の県予選を観て、小さな子供には3階建ての楽々園は大きな遊び場でした。

このまま終わらせていいのか?
僕にできる事はないだろうか?

楽々園創業は大正11年、当時はまだ終戦前です。
初代当主の塩澤藤十郎は石ころだらけの土地で大きな石を手作業でどかす所から始めたそうです。
そこから現在に至るまでの98年間。石ころをどかして造られた楽々園は多くの人々に愛されてきました。ボロボロになりながら、多くの人に支えられながら98年もの間楽々園は走り続けてきました。
僕は祖母からそのバトンを受け取り、走り出す事を決心しました。


▼再興の第一歩は公園内売店

楽々園は徒歩1分も掛からない場所で小さな売店をやっております。
敷島公園をご利用されるお客様が飲み物やお菓子などを購入して頂けるように日々営業しております。こちらも歴史はかなり古く、60年以上に渡って営業してまいりました。
公園内のボート池で乗れるボートの券売所も兼ねており、敷島公園を利用された事がある方であれば立ち寄られた事もあるのではないでしょうか。


公園売店外観


▼売店を古民家カフェ風にリノベーション!

敷島公園は年間およそ40万人が訪れると言われているとてもポピュラーな公園です。
お子様連れのご夫婦や、若いカップルや、愛犬のお散歩に訪れる方まで毎日非常に多くのお客様で溢れています。
しかし、公園内にゆっくり腰を下ろして休める室内スペースや飲食店が実は無いのです。
売店は屋外タイプの為、夏は暑く冬は寒い為ゆっくりと休憩するのには適していません。
そこで売店を改装し、古民家カフェ風にすることを計画致しました。
お子様連れのお母様が室内でくつろげる場所、公園を訪れたカップルや夫婦がランチやコーヒーを楽しめる場所。そんな空間を皆様にご提供したいと思っております。

ここ数年都心部でも古民家や古い倉庫などを、おしゃれなカフェにリノベーションする事が流行っています。
売店の歴史ある建物を活かしながらおしゃれで落ち着ける空間にリノベーションし、敷島公園を今よりももっと楽しめる公園にしていきたいです。



テイクアウトも設け、公園内を食べ歩き出来るようなメニューも考案します。



▼ご支援頂いた資金の使い道

今ある建物を解体するのではなくあくまで「増築」になりますので、周りを壁で囲い出入り口や窓を設置、さらには室内の塗装や水周りの工事を含めて300万円程度で考えております。
皆様にはそのうちの200万円をご支援いただきたいと願っております。

来年のお花見の季節でもある3月中のOPENを目標に活動して参ります。


▼リターンについて

①ビアガーデンご招待プラン
②ご家族で楽しめる敷島公園満喫プラン
③カフェ利用券1000円
④カフェ利用券3000円
⑤ゴールド会員カード
⑥プラチナ会員カード
⑦店舗にお名前掲載
⑧オリジナルマイカップ作成

詳しい内容はリターン欄をご確認下さいませ

▼実施スケジュール

21年2月 クラウドファンディング終了
21年2月 改装工事着工予定
21年3月 OPEN
21年4月 リターン発送開始

大まかですが以上のスケジュールでの運営を予定しております。
完成イメージ図やメニューなどは随時発表していけたらと思います。

▼現在の活動

現在は、楽々園の宿泊予約は一度ストップし売店をメインに活動しております。
8月はオリジナルのかき氷を作ったり、外でお酒の飲めるビアガーデンを開催してきました。
敷島公園は来園される方も多く、ありがたい事に少しづつ応援してくださる方も増えてきました。
            ▼公園売店インスタグラム

売店で販売したオリジナルかき氷

夜間開催のビアガーデン現段階では宿泊業はストップしておりますが、売店のカフェで礎を築きしっかりと環境を整備した後に宿泊業も再開したいと思っております。
その為にも、売店での成功が必須条件となります。日々勉強を重ね精一杯精進致します。

▼最後に

まずはここまで読んで頂いて誠にありがとうございます。
楽々園が99年間もの間歩み続けて来れたのは愛してくれた皆様がいたからです。
その楽々園を無くさない為にも、創業100周年を迎え200年に向けて歩み始める為にも、もう一度楽々園に力を貸して頂けないでしょうか。とても簡単な目標では無いと思います。でも僕は楽々園の為に、そして皆様の笑顔の為に、精一杯走り続けます。

後悔はさせません。必ず素敵な楽々園を創り、皆様のご期待に応える事をお約束致します。
ありがとうございました。

株式会社楽々園 関口悟

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2021/02/28 14:44

    先日2月26日を待ちまして、クラウドファンディングの行程が終了致しました。目標としていた金額には達しませんでしたが、ご支援頂いた84名の方全ての方に厚く御礼申し上げます。皆様から頂いたメッセージや応援コメントは全て目を通し、励まされております。ご支援頂いた皆様に感謝とご報告も兼ねて今回の投稿に...

  • 2021/01/19 11:00

    こんにちは。本日でプロジェクト開始から10日が経ちました。これまでに支援して頂いた方々に厚く御礼を申し上げます。まだまだ目標金額には遠いですが、夢の実現の為に精一杯努力していきたいと思います。僕は支援して頂いた方々は決して協力者とは思っておらず、生意気かもしれませんが一緒に敷島公園を造り上げる...

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