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沖縄の農業をもっと発展させたい【沖縄県初】養液栽培でトマトの周年栽培に挑戦!

夏場に県内産の野菜が少なくなる沖縄で「年中県内産の野菜を作り食べてもらいたい」という想いを胸に2021年4月より沖縄県うるま市で農業を開始します。この想いを実現し、伝統ある沖縄の農業を発展させ広めていく為にも皆さんの力が必要です。ぜひご協力よろしくお願いいたします!

現在の支援総額

5,153,000

51%

目標金額は10,000,000円

支援者数

192

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/01/06に募集を開始し、 192人の支援により 5,153,000円の資金を集め、 2021/03/14に募集を終了しました

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現在の支援総額

5,153,000

51%達成

終了

目標金額10,000,000

支援者数192

このプロジェクトは、2021/01/06に募集を開始し、 192人の支援により 5,153,000円の資金を集め、 2021/03/14に募集を終了しました

夏場に県内産の野菜が少なくなる沖縄で「年中県内産の野菜を作り食べてもらいたい」という想いを胸に2021年4月より沖縄県うるま市で農業を開始します。この想いを実現し、伝統ある沖縄の農業を発展させ広めていく為にも皆さんの力が必要です。ぜひご協力よろしくお願いいたします!

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はじめに・ご挨拶

初めまして。新里龍武(しんざと たつむ)と申します。

沖縄県石垣島の最北端にある平久保で生まれ育ちました。

大学から関西に出てきて早10年が経ち、現在は妻と娘の3人で大阪に住みながら、兵庫県にある(株)東馬場農園で農業の研修を受けております。

2021年3月末に研修を終了し、4月から沖縄県うるま市勝連南風原で就農します。

研修先である(株)東馬場農園では高軒型ハウスに環境制御装置を取り入れ、一年中トマトを栽培しています。(環境制御装置とはハウス内の温度や湿度などの環境をコントロールする様々な装置のことです)この技術を沖縄でも実現することができれば、年中沖縄県産のトマトを作り食べてもらうことができると考えました。

沖縄では暑さや台風の問題があり、年中野菜を作り続けることは難しいと言われてきました。しかし、近年では暑さを抑える装置や台風に耐えられるハウスも増えてきており、沖縄でも年中野菜を栽培することが可能だということがわかりました。

また、夏場に県内産の野菜が少なくなり県外から野菜を仕入れる為、価格も高値で販売されている状況ですが、年中県内産の野菜を栽培することができれば、安定した価格で安心して県内産の野菜を食べてもらうことができます。

その為にまずは大玉トマトの養液栽培で周年栽培に挑戦します。

(株)東馬場農園さんの高軒型ハウス

このプロジェクトで実現したいこと

私がこのプロジェクトで実現したいことは2つです。

①養液栽培で環境制御技術を使い、大玉トマトの周年栽培を行う

養液栽培とは土を使わずに肥料を水に溶かした養水分を与えることによって作物を育てる栽培方法です。今回私は、土の代わりとなる固形型培地を使い栽培を考えています。
作物に直接養分を与えるため、品質の向上と収量のUPに繋がることがメリットの一つです。(トマト以外の作物でも有効な栽培方法です)
また、土耕栽培と違って養水分を植物がどのくらいの量を吸収したか確認でき、管理のしやすさもメリットになります。

固形型培地の養液栽培

環境制御とは、ハウス内の気温や湿度などの様々なデータを管理して、そのデータをもとに植物の栽培を行っていきます。設定に合わせて自動で水を与えたり、ハウス内を換気することも可能となります。自動で行うことで作業を省力化することができ、効率よく作業をすることができます。

農業は休みがなく、労働時間も長いとイメージする方が多いと思いますが、環境制御を行うことで、安定した休みも取得可能にすることができます。農業のイメージも変え、魅力のある農業にしていきます。

遮光や保温する為の自動カーテン装置

また、沖縄で問題となる台風や暑さに対しても、台風に負けないドリームフィールドというハウスを使用し、暑さ克服の為にヒートポンプの導入も考えています。

現状、7月~10月の間スーパーのトマト売り場は県外産がほとんどで価格も高値で販売されています。周年栽培を行う事で、年中沖縄県産のトマトが安定した価格で販売されることになります。
県外と違って陸続きとなっていない沖縄にとっては、できる限り県内で生産し消費していく地産地消を増やしていくことが今後より重要になってくると思います。その為にも環境制御や養液栽培、周年栽培は必要な技術になってくると考えます。


②今後農業法人を設立し、農業をしたい人達が安心して働ける企業にしたい

今回、私自身が一から農業を始めようと行動している中で、始めるまでの準備にかなりの労力と時間がかかることを体感しました。農業をしたいが、「農地が見つからない」「資金調達ができない」などで諦めた人達は多いと思います。法人化にすることで、他の企業と同じように就職ができるような環境を作り、安定雇用を可能にすることで、農業をしたい人達の手助けが少しでもできればと思います。そして農業の魅力を広げ、農業人口の増加にも貢献したいです。

また、各個人で農業を行うよりも企業として大きく農業を行い、生産性を向上させていきます。農業の平均年齢が65歳以上(農林水産省調べ)となっている現状では、今後より農業人口が減っていく一方です。人口が減れば生産量もおのずと減りますが、企業としてのメリットを活かして生産量を増やしていきたいと考えています。

(株)東馬場農園の直売所


プロジェクトをやろうと思った理由

ここで私が農業を始めようと思ったきっかけをお話します。

両親は石垣島で農業を営んでいますが、私自身は農業には興味を示させず、小学校の頃から大学卒業までバスケットボールばかりしていました。好きなことを好きなようにさせてもらったおかげで、中学時代は沖縄県選抜に選出、高校時代は沖縄県優勝、国体選手選出、沖縄インターハイ時も県の代表で旗手も務めさせて頂きました。大学時代も関西優勝、インカレベスト8、関西選抜選出などの実績を積むことができました。 

大学卒業後はスポーツ関連の会社に就職しましたが、そこで初めて働くことの大変さを学ぶと同時にこのままの人生で良いのだろうかと悩み始めました。その時両親の農業がふと頭に思い浮かびました。小さい頃から農業を身近で見ていただけに大変さはよく分かっていましたが、それでも楽しそうに仕事していた事を思い出し、「農業って実は面白いのでは?」と思ったのがきっかけでした。

沖縄に戻り両親の元で農業を学ぶ事も考えましたが、せっかく関西にいるのでここでしか学べないことを学んで沖縄に帰ろうと決意し、関西の農家さんを探しました。

そこで(株)東馬場農園を見つけ、すぐに連絡して見学させて頂きました。そこで目にしたのは、養液栽培や環境制御装置など初めて見るものばかりでとても衝撃を受け、ここで学んで沖縄でも実現したいと思いました。

農業に関しては全く知識はなく一からのスタートで不安もありましたが、(株)東馬場農園の社長である東馬場さんにお会いして、学ばせて欲しい旨を伝えると快く承諾して頂きほんとに感謝しています。

研修が始まってからは毎週のように勉強会を開いて頂き、栽培面だけでなく販売方法から会社の経営まで教えてもらいながら現在に至ります。

そして来年4月から沖縄で農業を始める為に準備を進めてきましたが、沖縄で前例のない農業であること、ましてや現在沖縄に住んでいないということもあり利用できる補助事業がありませんでした。新たにハウスを建てるにも何千万という莫大な費用がかかり、融資と自己資金のみの私一人の力では厳しくなります。

しかし前例のないことでも沖縄の農業発展に繋がること、そして私自身の夢実現の為に挑戦したいと思いました。そして皆さんの力をお借りしながらも、成功させたいという強い思いでこのプロジェクトを立ち上げました。

また、このプロジェクトを通して少しでも多くの方に、農業の魅力を伝える事ができればと思っています。


これまでの活動

2018年11月 農業をやると決断。研修先を探し始める
せっかく関西にいるので、沖縄では学べない技術を学ぼうと考え関西のトマト農家さんを探しました。

2018年12月 東馬場農園見学
私が想像していた農業とは全く異なり、養液栽培や環境制御装置を見て衝撃を受けました。

2019年10月 東馬場農園にて研修スタート
両親の農業を手伝ったことはあるが、知識はゼロだった為全てが一からのスタートでした。毎週のように勉強会を開いていただき、少しずつ知識を深めていきました。

2020年2月 一回目の沖縄訪問
まずは、沖縄の農業市場を学ぶために沖縄のトマト農家さんを訪問。この時は伝手もありませんでしたので、沖縄のトマト農家さんに直接連絡をして見学させて頂きました。
実際に見学してみて沖縄の農業の現状や市場を把握することができました。

2020年7月 二回目の沖縄訪問
目的は農地探しです。農地希望申請は役所に提出していましたが、待ってばかりではダメだと思い、各農家さんを周り農地を探しました。その時に偶然、農業委員会の方とお会いすることができ、話を聞いてくくれ、私の農業に対する想いに賛同して頂き、農地を紹介してもらえる事になりました。また、紹介して頂いた場所も私が当初探していた区域で環境も整っている場所でした。

2020年10月 三回目の沖縄訪問
研修先の社長さんにも同行して頂きました。実際の農地現場を見てもらったり関係各所に同行してもらい、私一人では分からない部分も含めて就農の準備を手伝って頂きほんとに助かりました。

2020年11月 認定新規就農者の資格を受理
沖縄で前例のない事だけに厳しいご意見も頂きましたが、それでも私の想いを押してもらいなんとか認定を頂くことができました。


資金の使い道

農業用のハウスにも数多くの種類がありますが、どのハウスでも良いわけでなく、台風に耐えられる強度を持ち、植物に一番大事な光合成をする為の光をより多く入れることのできるハウスが必要になってきます。また、環境をコントロールする為の装置も必要になり、全ての設備を整えるには莫大な費用がかかります。
今回支援頂いた費用は全てハウスの建設費用と環境制御装置費用に充てさせて頂きます。


リターンについて

支援頂いた方々へのリターンは、私が作った初めてのトマトをリターンとして考えています。また、石垣島で農業を行っている両親と兄が育てた野菜のセットも準備させて頂きます。

①【3000円】お礼のメッセージ

②【5000円】お礼のメッセージ+オリジナルステッカー

③【15000円】お礼のメッセージ+トマト狩り

④【15000円】お礼のメッセージ+初トマト2kg相当+オリジナルステッカー

⑤【15000円】お礼のメッセージ+石垣島野菜セット2kg相当+オリジナルステッカー

⑥【30000円】お礼のメッセージ+農業体験

⑦【30000円】お礼のメッセージ+初トマト4kg相当+オリジナルステッカー(名前入り)

⑧【30000円】お礼のメッセージ+石垣島野菜セット4kg相当+オリジナルステッカー(名前入り)

⑨【50000円】お礼のメッセージ+新里龍武との会食

⑩【50000円】お礼のメッセージ+初トマト4kg相当(名前入オリジナル箱)+石垣島野菜セット2kg相当+オリジナルステッカー

⑪【100000円】お礼のメッセージ+初トマト4kg相当(名前入オリジナル箱)+石垣島野菜セット2kg相当+オリジナルステッカー+ハウス見学

⑫【600000円】お礼のメッセージ+高所作業車の命名権

追加リターン

A【10000円】お礼のメッセージ+沖縄こども食堂へトマト約60個分(10kg相当)お届け

B【350000円】お礼のメッセージ+支援企業様の社名記載(ハウス前看板)+社員の皆様全員にトマト1袋お届け

C【500000円】お礼のメッセージ+支援企業様の社名記載(ハウス前看板)+沖縄こども食堂へのトマト約3000個分(500kg相当)お届け


実施スケジュール

2021年1月 クラウドファンティング開始

2021年4月 石垣島野菜セットのリターン発送

2021年4月  沖縄帰省、ハウス施工開始予定

2021年9月  ハウス完成予定

2021年10月  大玉トマト栽培開始予定

2021年12月 収穫開始予定~ 随時リターンの大玉トマトをお届け致します。


最後に

幼いころの私は農業が嫌いでした。

両親の苦労や大変さしか見ていなかったからです。

しかし、実際に農業に携わって農業の楽しさや喜び、魅力を肌で感じることができ、ほんとに素晴らしい仕事だとわかりました。今ではバスケットボールよりも夢中になれる仕事になりました。

また、年中沖縄県産の野菜を作り、皆さんに食べてもらうことで農業の魅力をもっと知ってもらい、農業を通して恩返しできればと思っています。

ぜひご協力よろしくお願いいたします。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • おはようございます。もうすぐ2021年が終わります。この一年間、夢実現の為に奮闘してきた日々でしたが、皆様のご支援あり、ようやくここまでこれました。ほんとうにありがとうございます。11月1日にトマトを定植して、約2ヶ月ほど経ちますがトマトはかなり大きくなりました。トマト高さも私の身長を超えて毎日高所作業車に乗って、作業をしております。1列だけミニトマトも植えていますが、ミニトマトはもう色づきが始まっています。少しだけ年内に収穫できそうです。メインの大玉トマトの方も本日色づいているトマトを発見しました。これが収穫第1号のトマトになりそうです。そして、大変長らくお待たせ致しましたが、リターンのトマトの方は年明け2週目以降に順次発送させて頂きます。楽しみにお待ちください!発送が始まりましたらご連絡致します。日々の状況などにつきましては、SNSより発信しておりますので、そちらもフォロー頂けると幸いです。Instagram tomatatsu.farm引き続きトマタツファームをよろしくお願い致します。 もっと見る

  • 開園報告

    2021/11/01 21:03

    こんばんわ!この度はクラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。そして大変長らくお待たせ致しました!おかげさまでハウスの方が完成して、本日トマトの定植を行い、開園しました。ほんとにありがとうございます!!勝連城跡からもハウスが見れます当初の予定より1ヶ月ほど遅れてしまいましたが、多くの方々にご協力してもらいながらここまでくることができました!ハウスの工事も建方までは業者さんに依頼しましたが、ハウスのビニール張りから中の工事は全て自分たちで行いました!研修先でもある東馬場農園の職人さんに来て頂き教えてもらいながらですが、とても勉強になりました。工事の様子です。でもやっとスタートラインに立ったばかりです!これから実際にトマトの栽培が始まります。沖縄で年中トマトが作れるように日々勉強ですが、皆様の期待に応えられるように頑張ります。初収穫は12月末〜1月初旬になるかと思います。リターンをお待ちの皆様、遅れてしまって申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち下さい。また日々の状況につきましては、Instagram、Facebookで更新しておりますので、そちらをご覧頂けると嬉しいです。https://instagram.com/tomatatsu.farm?r=nametagFacebookhttps://www.facebook.com/tatsumu.shinzato今後ともトマタツファーム(株)をよろしくお願い致します! もっと見る

  • こんばんわ!ご無沙汰しております。前回の融資決定のご報告から約3ヶ月ほど期間が空いてしまいましたが、その間に着々とハウス建設の準備を進めて参りました。そして、8月3日よりようやくハウスの基礎工事が始まりました。(先日の台風で工事も1週間遅れていました)ボロボロのハウスや雑草だらけだったハウスも綺麗になりました。整地前の状態整地前の状態整地前の状態整地後の状態整地後の状態元々水捌けの悪い土地で傾斜もかなりある土地だった為、盛土する為に10トン車で200台分ほどの土を入れて造成しました。また、盛土した土が崩れないようにトンブロック140個ほど積上げして、綺麗に仕上げてもらいました。(トンブロックもどこの業者も在庫がない状態でかなりパタパタしましたが、なんとか見つけることができました笑)想定外の事も多々ありましたが、基礎工事が始まる前日に整地も終わりホッとしているとことです。このまま順調に進めば、今月末あたりではハウス本体は出来上がる予定です。しかし、さっそく台風の影響を受けているので遅れがでそうです。。。ハウス内の設備も含めて順調に進めば、10月頃の完成です。台風の影響で遅れが出ることも想定して、栽培スタートは10月下旬頃になるかと思います。(収穫は12月末頃予定です。リターンはもうしばらくお待ちください!)また、6月1日にトマタツファーム株式会社として法人設立致しました。より一層気を引き締め、皆様に恩返しができるよう精進して参ります。インスタグラムの方では随時近況報告をしていますので、そちらもフォローして頂けると嬉しいです。インスタグラム tomatatsu.farm全てのリターンが終わるまでは、近況報告させて頂きますので、お楽しみにお待ちください。以上近況報告でした。 もっと見る

コメント

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  1. 2021/01/22 12:26

    トマトは無農薬で栽培ですか?

    1. 2021/01/22 12:42

      無農薬ではありません。ただ環境制御を行うことによって病気の発生リスクを抑えて、結果農薬を使う回数が減ることに繋がります。


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