▼はじめに

東日本大震災が発生し6年が経過したが、先日、宮城県石巻、福島県南相馬、浪江町を訪れ、ようやく復興が始まったばかりだと感じました。また、浪江町に関して言えば、避難解除されたばかりで、住民は戻れないと諦めていたところへの避難解除をうけ、そこに戻る人もいるかどうかわからずの復興が始まっています。

また、熊本地震が発生して一年が経ちました。その間多くの人が毎日のように体に感じる地震を受け続けていますが、津波がなく死者数が少ない為、国からの継続補助も少なく、メディアでも放送が減り、日常を取り戻せず苦しんでいる方もまだたくさんおられます。更には今年7月の台風3号でも大きな被害がありました。

このまま忘れ去られていくことなく、この現状をたくさんの方々に見て頂きたく、少しでも風化を食い止めることができればと思ってます。

 2017.5 福島県浪江町の状況

 2016.4 熊本地震直後の益城町

▼このプロジェクトで実現したいこと

今回の企画者は熊本出身で、福岡在住時に音楽関係の仕事をしていました。

熊本地震後に「熊本人だからこそ、今改めて東北支援」を推奨して来ました。

熊本、福岡のアーティストを東北へ連れて行き、そこで何かを感じてもらい、アーティストが九州に戻った時にライブや web で現状を発信し、少しでも東日本大震災の風化を止めることができればと、東北熊本音楽ツアーを開催します。

また、東北のアーティストとも交流を行い、東北のアーティストにも熊本にも来てもらい、同じく現状の情報発信をしてもらえればと思います。

そして少しでも東北、九州を行き来しお互いが他人事を自分事に感じ寄り添えるようになるようにしたいと思います。

アーティストが発信することにより、オーディエンスの方々に、少しでも興味をもってもらえれば、それによって、東北、熊本を訪れる方々が増えれば、風化を止めることができればと考えております。

2017.5 宮城県石巻 日和山から見た街並み(震災以前は住宅街だった場所)

2017.5 仙台市 ラブミー牧場でのLIVE

▼プロジェクトをやろうと思った理由

東日本大震災当時、私は福岡で住んでいました。

その頃はコンビニでの募金はしていましたがあまり関心がなかったように思えます。

当時、九州と東北は遠いという感覚があり、なかなか行けない。

その為、実際に見ることもなく、触れ合うこともなかった為、時間とともに東北の皆さんの大変さを忘れていました。

私が上京し東京に来て、まず感じたことは、東京と九州の東北に対する温度差は、距離の違いもあるということでした。

実際現地に行き現地の方々と触れ合うことによって、親近感も沸き、他人事を自分事に感じることができるのではないでしょうか。

私自身福岡在住時仕事で仙台に行った時、たまたま石巻を訪れ、前を向き懸命に生きる姿に感銘を受けその恩返しができればと、何かできることはないかと東京に移り支援活動を始め、今も継続して行っております。

▼代表者経歴

嶋村誠一 熊本県出身 (41歳)

高校卒業後より15年間、海上自衛隊にて勤務。

在隊中、スマトラ沖救援活動、インド洋対処部隊派遣、北朝鮮ミサイル迎撃部隊、中国船不審船対処等の実任務に参加

アーティストマネージメント、会社員、NPO スタッフを経て

現在は未来見守り隊、予備自衛官 三等陸曹、災害時派遣ボランティアにて社会貢献活動に尽力。

詳細は web で

http://www.spot-voice.com/blank-3

募金活動中

▼これまでの活動

私は東日本大震災翌年より、東京にてサラリーマンの休日に東日本大震災復興支援の為の募金活動に参加しました。

仕事でも仙台出張の際は現地休暇を取り石巻にも通いました。

その度に「来てくれてありがとう」と言われました。

一番恐れているのが忘れられることという言葉を何人からも聞きました。

個人的には現地でお金を使い、現知の方たちに触れ合い、活動されている方々の情報を発信するなど出来る限りで支援させて頂いていました。(2012年10月頃より)

その後、会社を退職。

NPO 法人スタッフとして本格的に生活の全てを東日本大震災支援活動に費やす日々がはじまりました。(2014年2月)

原発問題により外で思い切り遊べない福島の子供たちを熊本の自然の中で遊んでもらおう

と震災発生後の春休みよりキャンプスクール企画を定期的に開催(年に2回)。現在も春休みと夏休みに継続して行っています。 (次回で第13回)http://0camp.sunnyday.jp/

また、避難ペットの保護活動や啓発運動にも参画。http://www.satooya-cafe.org/

個人的にも風化防止の為に東京、福岡にてチャリティーイベントや復興スタンプラリー等を実施。

その後16年2月 NPO 法人を退職しましたが当時の団体や支援活動には参画。 

そして、昨年4月の故郷熊本の被災により、発生二週間後に帰郷。

ボランティア受入れや、炊き出し、支援物資の運搬のお手伝いを行いました。

その後は東京にて、復興イベント、定期的に県産品流通による支援活動の一環として熊本福島復興マルシェ、また東京の知人の飲食店を間借りし復興バーなど

任意団体未来見守り隊としてできる範囲でできることをやらせていただいています。

2017.3 赤羽アピレでの熊本福島復興マルシェ

 2015.3 東京、福岡でチャリティーライブ開催(写真は福岡市大名 Onsa様にて)

  2015.7 0円キャンプスクールにて福島の子ども達を熊本にて引率

▼スケジュール(随時アップ予定)
【9月8日~11日 東北ツアー】

9/8   南相馬

みんなのキッチンにてLIVE(南相馬市原町区本町2丁目90-1)

 9/9   石巻 https://www.facebook.com/events/1327983780632396/

石巻SESSION 18:00 START

橋通りCOMMON(宮城県 石巻市中央2丁目8−9)

9/10 気仙沼 https://www.facebook.com/events/254496028395793/

coba-kesennnuma(宮城県気仙沼市南町2丁目2−25)

その他、福島県南相馬、石巻、気仙沼被災地視察

【9月18日~19日 熊本ツアー】

9/18

https://www.facebook.com/events/105232443487755/

13:00 テクノ仮設団地

15:00 木山仮設団地

19:30 Cafe & Bar DIESEL(熊本市中央区新市街13-16 平田ビル2F)

9/19 熊本被災地等視察

▼参加アーティスト、スタッフ(随時アップ予定)

『ちょねさゆ』

シンガーソングライターとして活動中。てんしんらんまん!千葉県産☆元気娘

~震災を忘れない、伝えたい~ をテーマに歌を歌い続けている。
透き通った天使の歌声を持つ、元気いっぱい歌のお姉さん系シンガー!

関東、被災地を中心に活動中。

高校では合唱に力を入れ、合唱・指導法などの研究をする。また、同時に指揮、声楽、などの様々な面で音楽に触れる。その後、音楽大学の教育学部に進学。

東日本大震災が起き、その後初めて被災地に行ったとき、震災から何年も経っても、何も変わっていない景色や被災された方の声を知った。また仮設住宅であるひとりのおばあちゃんと出会い、そのおばあちゃんの「今日は来てくれてありがとう。これからも震災を忘れないで、そして伝えていってほしい。」と言葉を受け、被災地に定期的に足を運び、ボランティアとして現地でのライブ活動や子供たちの心のケア、住宅の修繕などをしている。

アーティストとしての活動は2017年より本格的に活動を始め、ライブで歌を通して被災地の今を伝えている。
2017年3月に、主催でチャリティーイベントを開催。
その後もメジャーデビューを目指して精力的に活動をしている。
「1st mini album ぽっぽ」、そしてチャリティーアルバムの「2nd mini album 忘れない、伝えたい。」を販売中。

https://youtu.be/Qmu5s1rUiVw

 

 『飛鷹大輔』

高校在学中より、熊本市内で弾き語りを始める。
上京後、04年に結成した3ピースバンド『SPIRAL』ではvo/gt、作詞作曲を担当。自主音源3作品を制作し、08年3月にインディーズレーベルより全国流通ミニアルバム「EVER WAY」をリリース。3ヶ月で50本におよぶライブ、ツアーファイナルの初ワンマンライブを成功させ、2ndミニアルバム「a voice」を発表した。
09年8月7日には、活動5周年を記念して渋谷O-WESTにて自主イベントライブを行う。
SPIRAL活動休止後、2011年には3ピースバンド“us”を結成。活動開始とともに3曲入り音源「one life map」
をリリース。精力的に都内にてライブ活動の後、2012年には1周年記念イベント「in to the “us”」を行い、同日new album「CURTAIN WALL」をリリース。
2013年7月に活動休止後は、ソロ活動を始動している。

https://www.youtube.com/watch?v=wyrL0KyEvm4&sns=em

 

『ホソイイヌオ』

『音楽は世界を変える』のか?
ボクはそう思わない。
音楽が世界を変えるのではない、
音楽を聴いた人間が世界を変えるのだ。
音楽は人間に正しい方向を指し示すことができる。
でもボクが変えたい世界は大きな世界ではなく、
君を取り巻く小さな世界だ。
そういう歌を歌いたい。

https://www.facebook.com/hosoiinuo/

 

 『オサカユカ』

福岡にて定期的にイベントを開催。
個人的な活動として、2011年より支援活動を行ってきました!日本中で災害がおき、大切な事を忘れないためにも!私自身、知らないことが沢山あります!
自分がまず、触れてみることが大切だと思い、今回初めて、福島の地に足を運びます!自ら足を運ぶことで、さらなる発信するキッカケになれたらと思います!また、現地の人やアーティスト様と「知る」キッカケをつくれたらと思っています。
熊本震災では、実際に熊本に住む親戚が被災にあった地でもあります!
身近に起きる出来事、自分に出来ることを積み重ねていきます!

http://the-entame.info/

 

『吉田幸生』

岩手県出身、宮城県仙台市在住のシンガーソングライター。弾き語りだけではなく"吉田幸生とバームクーヘンズ"の名義でも活動し、キャッチーなメロディとソウルフルな歌声は聴く人々を魅了してやまない。

2016年にはミニアルバム「心の向こう側」をリリース。アルバムのリード曲でもある「バームクーヘン」は大人から子供まで大人気で、一度聴いたらバームクーヘンを見る度に思い出してしまうのだとか。

https://yoshida-yukinari.jimdo.com/

 

 『萌江』

石巻市出身、ホヤが大好きな23歳。
《お笑い×音楽》をコンセプトとして、見る人をわくわくさせるエンタメ系のシンガーソングライター!
地元B級グルメ石巻焼きそばや特産物の牡蠣、ホヤをテーマにした歌をうたい、石巻を盛り上げている。
また、実体験をもとにしたストレートな歌詞の失恋ソングが、同性には共感を異性には恐怖を呼ぶと話題!!
今年5月には、TBCテレビ「Nスタみやぎ」の特集にて「地元愛を歌い上げるシンガーソングライター」として活動が取り上げられた。
10月7日〜15日には、今年3月に前代未聞の衝(笑)撃企画として話題を呼んだマラソンライブ(仙台〜石巻間を実際に走って移動し、各地でライブを行った)第2弾が開催される!

https://www.moeishinomaki.com/

 

 ▼最後に

今までは私の活動できる範囲で支援活動を行ってまいりましたが、今回はそこまでの熱い想いがなくとも、わずかでも興味を示してくれているアーティストを連れて行き、熱い想いを抱いてくれればと、期待してます。

私の活動自体、沢山の方々に想いを届けるより、たった一人でもこの想いを感じてくれるだけで、それはやる意味があると思ってます。

50%の可能性より、たった 1%でも可能性があるのならその活動を継続したいと思っております。

コツコツと小さいことの積み重ね。

今回はわずかな興味を示している方々を連れて行くため、金銭的な部分の負担が大きく、私自身の活動資金では賄えません。

そこで今回このクラウドファンディングを利用させていただいております。

皆様方のご支援ご協力よろしくお願いいたします。

▼協力団体

東日本の子ども達に笑いとラーメンを届け隊(東北にてお笑いライブ、炊き出し)

NPO法人ななうらステーション(東北にてフラダンスイベントなどを企画)

季刊誌ようこそ!じーばーずcafeへ(復興支援記事掲載 熊本のフリーペーパー)

株式会社ラパンロンド

一般社団法人里親カフェ

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