▼エリエリコンビよりはじめにご挨拶

はじめまして。永田江里子と今井絵理と申します。

共に二児の母でもある私たちの共通点は、小さい頃から絵本が好きだったこと。

子どもが生まれて「絵本を作ってみたい」と思うようになりました。

しかしながら、絵を描くのが苦手、というのも共通点でした。。。

どうやったら私たちでも、満足のいく手作り絵本が作れるか、、

考えた末、行き着いたのは、私たちも子どもの頃から慣れ親しんだ

「はらぺこあおむし」で有名なエリックカールさんが用いているコラージュ技法でした。

 コラージュ技法で実際に絵を作ってみると、

驚くほど簡単に、とても味わいのある「絵」になるんです。

「これなら、絵が苦手な私たちでも、絵本が作れるかもしれない!」

そう実感し、

昨年4月、コラージュ絵本作りのワークショップ【ERICCO BOOK PROJECT】として活動を始めました。

 

▼色彩豊かな「いろがみ」のチカラ

なぜ、コラージュ技法を用いると、誰にでもステキな絵が作れるのでしょうか? 

これを可能にしているのが「いろがみ」です。

たとえば、ただの洋ナシをコラージュで作っても、たちまち絵本に出てくるようなステキな洋ナシができてしまう。

いろがみは、複数の色を使ったり、模様をつけたりして作ります。

単色にはない、色味のおもしろさ、深み、鮮やかさ。

これらを使えば、どんな絵を作ったって、色彩豊かなアートになるのです。

 

 

▼【ERICCO BOOK PROJECT】とは

私たちはまず、その「いろがみ」作りのワークショップから始めました。

白い紙に、絵の具で自由に色を塗ったり、模様をつけたり、無心になって色と戯れる時間。

  「大人になって、絵の具で色塗りするのがこんなに楽しいなんて!」

  「思った以上に色に癒された!色のチカラってすごいかも!」

その楽しさ、その魅力に、ハマる人が続出しました。

  「最近、気持ちが沈んでいたので、なんだか色に救われました。」

そんな、私たちが予想もしていなかった感想が、次々に寄せられました。

そして、

みんなで作ったいろがみを、

みんなでシェアしてコラージュ絵に挑戦。

  「このいろがみ、すてき!」「あ、そのいろがみ作ったの私だよ♡」

そんなウキウキした歓声が、あちこちから聞こえます。

ワークショップは、

ポストカード作りから始めて、額に入れて飾る絵を作り、絵本作りへとステップアップしてきました。

 
 
▼オリジナルストーリー「たからもの」

私たちはまず、自分の子どもに愛を伝えるために絵本を作ろうと考えました。

そうして生まれた「たからもの」というお話。

わが子に贈る愛のメッセージ。

作り手それぞれが自分の想いを重ねられるよう、普遍的なストーリーに仕上げました。

ストーリーは見開き7ページで構成されています。

(英語での読み聞かせもできるように、英訳も併せて表記しました)

 

「たからもの」My Treasure 

見開き1ページ目
 あるひ かみさまがわたしにおくりものをくれたの
 One day, God gave me a gift.

 それってなんだかわかる?
 Guess what?

見開き2ページ目
 それはあまいものがだいすきで、
 It really likes sweets,

見開き3ページ目
 わたしじゃそうぞうがつかないようなせかいをもっていて、
 it has a view of the world beyond my imagination,

見開き4ページ目
 ときどきわたしをこまらせるモンスターにへんしんする (ちょっぴりくさいときもあるしね)
 it sometimes transforms into a monster and annoys me.
 ( it is sometimes slightly stinky as well.)

見開き5ページ目
 だけれども、たいようのようにきらきらしていて、わたしのこころをあたためてくれるの
 But it is shining like sunshine, it makes my heart warm.

見開き6ページ目
 ねえ、わかった?
 You got it?

見開き7ページ目
 これがわたしのたからもの いちばんだいじなたからもの
 It's you. You are my treasure.

 

嬉しいことに、この絵本を作った方々は、みなさん口を揃えて、

  「この絵本が本物のたからものになった。」 と言ってくれます。

そして、この手作り絵本をプレゼントされた子の中には、

感動して涙した子もいるくらい、愛がたくさん詰まった最高の贈り物になりました。

この絵本は、作り手が違えば、

同じお話であっても、各ページの絵は全く異なるものが出来上がります。

込められた想いや、その絵の背景にあるストーリーは人それぞれ。

つまり、その人だけにしか作れない世界にたった一つの絵本になるのです。

 

 

 

 

▼手作り絵本キット

 「ERICCO BOOK、やってみたいけど予定が合わずワークショップに行けません...」

ワークショップのことが、少しずつ広まりはじめると、

そんなお言葉をチラホラいただくようになりました。

そこで、私たちのワークショップに参加しなくても、

絵本づくりがもっと身近に、誰でも手軽に取り組めるように、

今年5月に、私たちはオリジナルの「手作り絵本キット」を生み出しました。

 

キットの中には10枚のいろがみサンプルが入っています。

(いろがみは、「いろがみオーディション」を開催して、選び抜かれた10枚です)

まずはそのいろがみを使って、ストーリーからイメージした絵をコラージュして白本にのせていきます。

いろがみが足りなくなったり、欲しい色がなかった場合は、

自分の手でいろがみを作れるように、

私たちのホームページの How to 動画で作り手をナビゲートします。

絵本キットの中には、

・白本

・いろがみサンプル10枚

・ストーリーシール

・表紙用ラミネート

・コラージュお試し用ポストカード

・説明書

が封入されていて、価格は¥3000(税別)です。

*絵本キットのご購入はこちらから

ありがたいことに、初版の50部はすぐに売り切れ 、

追加の印刷をお待ちいただく状態が続きました。

 

 

 

 ▼「みんなでシェア」しあわせの連鎖

ERICCO BOOKの絵本は、作り上げたら終わりではありません。

絵本製作のワークショップでは全6回の制作日程の後、絵本完成発表会を開きます。

ストーリーは同じでも、作り手が違えば、完成した絵本は全く異なる。

それぞれのページの絵に込められた想いを発表し合います。

他の発表者の作品に込められた想いを知ると、涙が出るほど感動します。

 

ERICCO BOOK PROJECTの素晴らしさは、絵の上手さを賞賛し合うものではなく、

その人にしか作れない「愛」のカタチを見て、作品から幸せを目一杯もらえることなのです。

今後は、全国各地でワークショップが開催されるように、

ワークショップを主催することができる"公認オーガナイザー制度"を整え、

さまざまな場所でワークショップが開催され、

この幸せのシェア会が各地で行われるように準備をしていきます。

また、絵本キットを購入し、自宅で完成させた人たちが、

SNSやホームページ上で作品を発表できるようなプラットホームを整えていく予定です。

 

▼クライドファンディングで集まった資金の使いみち

2017年1月、この絵本づくりをもっと世の中に広めていこう。と私たちは決めました。

そして、誰でも気軽に絵本作りに取り組めるように、

お話といろがみと絵本本体が用意された絵本キットを作り、発売したい、と。

今、それが実現し、次のステップへ進もうとしています。

 

これから全国に絵本づくりのワークショップの輪が広がるように

ERICCO BOOK PROJECT公認ワークショップオーガナイザー制度を確立していきたいと考えています。

また、幅広い世代の方に使っていただけるように、ストーリーを増やし、

特に学校現場でERICCO BOOKの絵本キットが採用され、

子どもたちに絵本を作ってもらい情操教育に役立てていきたいです。

 

そして、私たちのプロジェクトが一過性のものにならないように、

運営の母体となるNPO法人を設立し、

この絵本製作が全国へと広がり、多くの人の役に立つよう、

さまざまなアプローチで、たくさんの人に絵本キットを届けていきたいと考えています。

クラウドファンディングで集まったお金は、NPO法人の設立や、商標登録、

絵本キットづくりなどの資金にしていきたいです。

 

▼リターンについて

3000円 お礼状

5000円 お礼状、ハンドタオル

1万円 お礼状、ハンドタオル、絵本キット1冊

2万円 お礼状、ハンドタオル、絵本キット2冊

5万円 お礼状、ハンドタオル、絵本キット2冊、ERICCO BOOKパーティーご招待券1枚(12月に宇都宮で計画中)

10万円(1) お礼状、ハンドタオル、絵本キット2冊、ERICCO BOOKパーティーご招待券1枚、出張ワークショップ無料(1回)

10万円(2) お礼状、ハンドタオル、絵本キット5冊、未発売の見本のいろがみ10枚×5セット、ERICCO BOOKパーティーご招待券1枚

※10万円コースは2種類からお選び頂けます。(1)のみ先着2名様限定。

 
▼2017年をラストイヤーにしたくない

さて。ここまでプロジェクトに重点をおいて説明してきましたが、

ここで私たちエリエリコンビについてももう少し深く触れていきます。

(写真はエリックカールさんにお会いした日の一コマ。エリックさんへの感謝と私たちの活動を伝える手作りのコラージュ絵本を受け取っていただき、はらぺこあおむしの記念本に直筆サインをいただきました♡)

 

3年前に宇都宮の地で出会った私たちですが、

たまたま同郷(静岡県)でしかも同い年(1983年亥年生まれ)でした。

そして共に転勤族。

実は来年1月には、永田江里子が転勤でアメリカへ渡ることが決まっています。

今井絵理のほうも、いつ転勤になってもおかしくない状況。

つまり、二人揃って活動できるのは、あと半年しかありません。

プロジェクトを発足して約1年半、これまで多くの人に支持され、応援していただき、

二人三脚でここまでやってきましたが、

二人がバラバラになってしまうことで、このプロジェクトを終わらせたくない! 

来年以降も、このプロジェクトが、多くの人のドラマや感動を生み出し、

自分や家族を見つめるきっかけを与え、みなさんの”愛を伝えるお手伝い”ができたら、と願い、

この思いに共感してくれる仲間と共に、

この「ERICCO BOOK PROJECT」を普及させる活動母体を作ることにしました。

絵本作りが情操教育に役立つ観点から、NPO法人を設立し、

全国でワークショップを主催できる公認ワークショップオーガナイザー制度も整えていきます。

 

また、エリエリコンビは縁あってこの宇都宮という地で出会い、

宇都宮で出会ったの多くの人たちから応援していただきここまで進んできました。

お世話になった宇都宮の街のみなさんに恩返しをしたい、

そんな思いで「made in Utsunomiya」を大事にしています。

たとえば、キットの封入から出荷の作業は、

宇都宮で若者の就労支援事業に取り組む「栃木県若年者支援機構」さんにお願いしています。

また、キット内容物の印刷は、宇都宮で50年続く「印刷工場みやもと」さんにお願いしています。

私たちにできる、宇都宮の街への恩返し。

これから立ち上げるNPO法人も、本部を宇都宮に置き、

エリエリコンビがいつか両方とも宇都宮から離れてしまっても、

「宇都宮発」を大事にしていきたいのです。

 

 

▼最後に

私たちの生み出したERICCO BOOK PROJECT

最初はただのワークショップだったのが、たった1年で絵本キットを作って販売し、

全国に広めていこうと思うようになるなんて、夢にも思いませんでした。

私たちにここまでの想いを抱かせてくれたのは、

ERICCO BOOK PROJECTに関わってくださった全ての人のおかげです。

私たちエリエリコンビは、応援してくれるみなさんのおかげで、

夢を見させてもらい、夢に向かって進んでいけています。

私たちが二人揃って宇都宮の地で活動できるのもあと半年。

だからこそ、今年中に形にしたい!

私たちが離れていても、世界中どこへ行っても、この活動が続くように、

しっかりと母体を作り、全国へ、世界へと届けていきたい。

 

確信持って言えることは、「愛のチカラ」はすごいということ。

愛する想いさえあれば、誰にだって最高の作家になれる。

ERICCO BOOKの絵本キットで、愛を伝えるムーブメントを全国で起こし、

私たちのプロジェクトが、世の中に少しでも幸せをもたらせたら...と思っています。

 

ぜひ私たちの夢に共感していただき、そしてご支援していただけたらと思います!

よろしくお願いします!

ERICCO BOOK PROJECT  エリエリコンビ 永田江里子&今井絵理

(Facebookやinstagramでの拡散にもご協力お願いします!

ハッシュタグ:#ericcobookproject#エリッコブックプロジェクト#世界に1つだけの絵本)

ワークショップに参加したみなさんのSNSに投稿された感想をピックアップしてこちらでご紹介しています! 

  • 2017/08/05 17:19

    【クラウドファンディング、グランドフィナーレ!ご支援の受付は8月7日23:59まで】 いよいよ8月8日0:00が締め切り!なので、支援の受付は7日23:59までとなっております。 支援しようと思っていたけれど、先延ばしになさっていた方は、 どうぞお早めにおねがいいたします!!!   ...

  • 2017/07/11 13:39

    今日は、宇都宮市のママサークルさんにお招きいただいて、絵本ワークショップを開催しました。   このサークルさんでのワークショップは1回目でしたが、 サークルの活動として、今日までに多彩ないろがみを独自に作ってくれていたので、スムーズに絵本づくりに入ることができました。 私たちも、今まで...

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