★はじめに・ご挨拶

私達、ドッグシェルターレスキューネットワーク(以下DSRN )は、保護されても、さまざまな理由から一般家庭に譲渡することが出来ない犬達に、生涯安心して暮らせる場所を作ってあげるために活動をしています。

私達はまた、ボーダーコリーレスキューネットワーク(BCRN) というボーダーコリー単犬種レスキュー団体に在籍しているボランティア仲間でもあります。

代表はJKC(一般社団法人ジャパンケネルクラブ) のドックトレーナーとして仕事をこなす傍ら、長年BCRN において、保護犬の中でも主に一般家庭への譲渡が出来ない(終生預り)犬や特にお世話の難しい犬達を預かってきました。

その経験から、終生預りの犬達を狭い場所に閉じ込めておくのではなく、犬らしく過ごし、自由に走れる場所を作ってあげたいと思い、ドッグシェルターを持つ団体として、DSRN を設立することになりました。


★このプロジェクトで実現したいこと

元ドッグランであった2000坪の敷地は、廃業から時間がたち、現在犬舎は老朽化し、ドッグランには草が生い茂り荒れている状態です。

セイタカアワダチソウ(アキノキリンソウ)が生い茂り、根元は木の様になり、とても草刈り機などでは刈り取れる状態ではありません。


現在外にある犬舎の屋根も、老朽化が目立ち、昨今の大雨やゲリラ豪雨をしのげる状態ではありません。大雨の度に、ブルーシートなどで雨漏りの応急処置をしています。





排水状況も悪く、大雨が降るとランや犬舎の周りが冠水してしまいます。

私たちで排水溝のつまりを取り除いたりしていますが、なかなか進まず・・・。






今後は、ユニットハウスを設置し、保護犬たちに冷暖房のある室内生活と、扉を開けたら自由に動くことができ、排便にランまで行ける環境を作ってあげたいです。

一般譲渡が難しい犬たちにも自由に走れ、犬らしく過ごせる環境を作ってあげたい!

保護しているすべての犬の生活が良くなるように環境を整えてあげたいですが、自己資金だけでは不足なため、皆様のご支援、ご理解よろしくお願いいたします。


★私たちの地域のご紹介

犬達がいる石川県内灘は、周りが牧草畑に牧場と言う自然豊かな環境です。民家が無いため吠え等の近隣への問題もありません。


★プロジェクトを立ち上げた背景

13年前から代表がボランティアで預かりをしている犬がいます。犬種はボーダーコリーで、一般譲渡には難しいと判断された犬です。名前はチップ。

チップは、1歳半位の時に飼い主持ち込みで保健所に入りました。まだ若いチップは殺処分されず、保健所のふれあい犬として過ごしていましたが、2歳になる頃、BCRNに引き上げの依頼がき、引き受けました。そこから預かりサポーター宅での生活が始まりますが、チップの別の顔が出始めます。名前を呼んだだけで飛びかかり噛んだりと、理由のわからない噛みがでてきました。

こうしてサポーター宅を何件も移動し、最後は訓練所に行くことになったチップ。

普通の噛む犬の行動パターンではないチップを獣医師や動物行動学の先生、更には人間の診療内科の先生に見ていただきました。
出てきた見解は、自閉症。チップを一般家庭で飼うのはかなり厳しいでしょう・・・。と言われましたが、だからと言って、狭い狭い場所に閉じ込めて、一生終わらせるのは、違う。

この様に、一般譲渡が難しいと判断された犬でも、犬らしく過ごせる場所を整えてあげたいのです。

これからシニア期を迎え、今後の介護も含め、冷暖房のある室内生活をさせてやりたいと思っています。

チップ

今後も、チップと同じように人との生活に向かない犬のために、受け入れ体制を万全にしたいと考えています。

ボーダーコリーレスキューネットワーク(以下BCRN)に長年在籍している私は、一般譲渡が難しい犬を長年何頭も預かりをしてきました。中には、預かりボランティア宅ではなく、長年訓練所に預けられたままになっている犬もいます。1日の大半をバリケン待機で過ごさなければならない環境の犬もいます。

今後さらに、同じように訓練所にお世話になっていて、一般譲渡が厳しいと言われた犬達も迎え入れて、ある程度自由に過ごせる環境を作ってあげたい。

犬らしく生きる喜び、走る喜びもある生活を送らせてあげたいと考えています。



BCRNはシェルターを持たない団体なので、私たちはBCRNに在籍したまま、協力団体としてシェルターをベースとした団体DSRNを 立ち上げることにしました。

https://2020dsrn.jp/about-dsrn/

今後はボーダーコリーだけではなく、一般譲渡が難しい犬達をできるだけ受け入れて、人と暮らすには難しくとも、天命全うするまで犬らしく生きて、犬らしく生活できる環境を作ってあげたいと思っています。


★これまでの活動

今回環境整備したい場所は元々昔はドッグランでした。廃業後、おじいさんが1人で住みながら他のボランティア団体の犬や、代表が預かっているBCRNの犬のお世話をしてくれていました。今年の夏におじいさんが亡くなり、これを機にドッグランをDSRN代表が引き続ぐ運びとなりました。

長年、なかなか手入れが出来なかった犬舎やそのほかの施設全てが老朽化し、個人でコツコツ補修するにも限界がきてしまいました。

クロ


現在内灘には、2頭の犬がいます。(チップとクロ)

クロは、数年前にある人がここにいたおじいさんに預け、現在も預けられたままでした。おじいさんの亡くなった後、DSRNで引き受けることとしました。

お迎えもなく、フード代や医療費の支払いもありません。


施設が完成したら、新たに訓練所に預けられているBCRNの2頭も連れてきたいと考えています。

犬らしく、少しでも楽しい犬生を送らせてあげたいと思い、日々活動をしています。



★資金の使い道

・ユニットハウス設置
・ユニットハウス内水道&電気工事、冷暖房
・シャンプー場所設置
・入口のフェンスの補修

・保護犬たちのフードや医療費

All-in方式でさせていただきます。ご支援いただけた金額分の実行となります。

★実施スケジュール 

2021年1月15日 プロジェクト終了+工事着工
2021年1月下旬 リターン発送
2021年2月 室内設備完成

★リターンのご紹介

★3,000円 : お礼と設置後の報告メール 

★30,000円 : お礼と設置後の報告メール  + ステッカーシール1枚(3匹のわんこ) 

★50,000円 : お礼と設置後の報告メール  + ステッカーマグネット1枚(DSRNロゴ) 

★100,000円 : お礼と設置後の報告メール  + Tシャツ1枚 (M,L,LLからお選びいただけます)

*Tシャツは M、L、LLから選べます



★最後に

人と暮らしていく事が難しい犬にも自由と、犬らしく生きていける環境を。

トレーニングと称し、閉じ込め 、暴力では、可哀想です。

人と暮らすことが難しいのなら、ならば、最低限のお世話をしながら何かを強要せず、犬らしく、自由に

生活できる環境を作ってあげることを目指しています。



<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/01/15 10:44

    今日が、クラウドファンディング最終日です沢山の、お気持ち、ありがとうございましたコロナで、皆さん大変な時に、チップ、クロを、気に掛けてくださり、感謝しかありませんただ、目標とするコンテナハウスもしくは、プレハブを作るには、また資金も足りていませんしかも、この大雪、、、天候が、落ち着きコロナも、...

  • 2021/01/13 19:11

    ランも、ご覧の有り様ガッツリ積もってます大雪のピークが終わり、立ち往生も解消されたらニュースに、出る事は無くなりますが雪は止んでも、積もった雪は、すぐには無くなりません雪かきは、まだ必要だし天気が、回復しだし、気温が上がれば溶けだしますゆっくり溶けたら良いけど一気に溶けてしまうと、次は冠水問題...

  • 2021/01/13 10:06

    全ての雪を排除するのは、不可能と判断し、とりあえず道を作りランへ、行けるようにしたものの、ランの中は、半端ない積雪さすがにクロも、雪かきしたランの入口で、ランを眺めるばかりですこの内灘の施設は、自然との戦いが度々あります台風、大雨、今回の大雪仲間と色々話し合いをして今後、どうして行けば良いかま...

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