あの日から10年。静岡と東北を映画で結ぶ「TOMOSHIBIプロジェクト」

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

震災を忘れないために、伝えるために、岩手県大槌町に実在する”天国に繋がる電話”をモチーフに製作された映画の上映会を静岡県内で実施したい!東日本大震災からまもなく10年が経過します。みなさんはどこで、何をして過ごしていましたか?あの日、あの時、そしてその後には、一人ひとりそれぞれの物語があります。※ご寄附後、実施団体からの活動報告等の送付を希望される場合は、申込フォームのアンケート欄にて「活動報告等の送付を『希望する』」を選択してください。※この事業は、静岡県静岡市の「ふるさと応援...

現在の支援総額
470,000円
支援者数
20人
募集終了まで残り
終了

現在39%/ 目標金額1,200,000円

39%
このプロジェクトはふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に掲載されている、CAMPFIREがサポートしたプロジェクトです

※このプロジェクトの決済は、さとふるへ移動します。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2021/02/26 23:59:00までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2020-10-09に募集を開始し、20人の支援により470,000円の資金を集め、2021-02-26に募集を終了しました

プロジェクト本文

実施理由/背景

大切な「あの人」。あなたは誰を思い浮かべますか?

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
あれから10年。時間の経過とともに世間の関心の低下、震災の記憶の風化が懸念されています。
しかし、今もなお行方不明の人がいます。大切な人の死を受け入れられずに暮らしている人がいます。

一緒にいることが当たり前だった「あの人」と、もう一度話がしたい、さよならを伝えたい…。
そんな思いから生まれた電話ボックスが岩手県大槌町にあります。
電話線は繋がっていませんが、天国に繋がる電話として東日本大震災以降多くの人が訪れ、会えなくなった「あの人」に想いを伝えています。

2020年、この電話をモチーフにした映画「風の電話」が製作されました。
しかし、静岡県内での上映は3館、すでに上映は終了しています。
より多くの方にこの映画をご覧いただき、震災や家族、故郷について考えてほしいと思い、この映画の上映会の実施を考えました。

プロジェクト内容説明

静岡でできる東日本大震災の伝承、それが映画上映でした。

私たち静岡県ボランティア協会は東日本大震災発生直後から被災された方々に寄り添い応援するため、何度も現地を訪れ、心と心のつながりを大切に交流を続けてきました。
その被災地には震災の伝承施設が開館しています。しかし、現地を訪れないとその記憶に直接触れることはできません。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、県をまたいでの移動は慎重にならざるを得ません。

そこで、静岡県に居ながら東日本大震災を知り、記憶に触れ、震災を風化させないためにできる取組を考えたところ、そのひとつが映画上映でした。
ひとりでも多くの方に観てほしいという思いから、静岡県内5ヵ所での上映を考えました。
しかし、そのためには多額の資金が必要になります。上映する映画や会場の賃借など、私たちの力だけでは上映会を実施することができません。

被災地に想いを馳せ、震災の風化を防ぎたい。
そして、いつか起こる自然災害に対して準備を進め、心がまえをしてほしい。
この思いをカタチにするために、ぜひみなさまのお力をお貸しください。
上映会実施に向けてみなさまの温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。
この想いが風に乗ってみなさまのもとに届きますように。

「TOMOSHIBI」とは

TO(tohoku:東北) MO(movie:映画) SHI(shizuoka:静岡) BI(bind:結びつける)の頭文字で、東日本大震災をテーマに製作された映画によって東北の被災地と静岡を結びつけたいという願いが込められています。
そのほかにも、時間の経過とともに消えゆく灯り(記憶)にもう一度灯りをともし(思い出し)消えること(風化)を防ぐ、暗闇(災害)の中で光る灯り(教訓)を道しるべに南海トラフ沿いでの地震へ備えるという意味も含まれています。

目指すところ

災害はテレビの中の出来事ではない!「大変だ」の一歩その先へ!

災害のニュースを目にしたときに思うこと、それは「大変だ」ではないでしょうか?
近年、地震や台風、豪雨など数多くの災害が日本を襲っています。

東海地震説の発表からまもなく45年。静岡県では津波防潮堤や津波避難タワー、命山などのハード整備が進められてきました。
しかし、災害による被害を減らすためには、ハード整備に加えて、一人ひとりの防災意識向上が求められます。

災害は決してテレビの中の出来事ではありません。自分たちの住む街で災害が発生したら、どのようなことが起きるのでしょうか?
「大変だ」から一歩踏み込んで考えることができる、災害を「他人事」ではなく「自分事」として捉えることができる方を一人でも増やしたいと思います。

寄付の使い道

みなさまからいただいた寄付金は、以下のことに使用させていただきます。
・映画上映に必要なDVDの賃借
・映画上映を行う会場の賃借
・チラシ、ポスターなどの印刷
・配布資料の印刷

自治体からのメッセージ

静岡市はこのプロジェクトを応援します!

市民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは社会的課題に対してきめ細かく対応することが困難な状況にある中で、行政の支援が届かない分野で活動しているNPOなどの団体は、社会に欠かせない存在となっています。

このような行政の支援の行き届きにくい公益性の高い活動に取り組んでいる団体を対象として、ふるさと納税制度を利用した支援を行います。

災害に強いまちづくりには、公助だけでは限界があり、自助、共助を強化していく必要があります。このプロジェクトを通じて、防災意識を高めることで、災害に強いまちづくりを推進します。
震災の記憶を風化させてはなりません。

静岡市は当プロジェクトを応援します。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。

静岡市長  田辺 信宏

団体紹介

NPO法人静岡県ボランティア協会について

社会の様々な問題に対し、市民自らが主体となって取り組むボランティア活動・市民活動は、年々多様化し、広がりを見せています。活動に参加する人の年齢や職業、目的、関わり方も様々です。
私たち静岡県ボランティア協会は、自由で柔軟な、無限大の可能性を秘めた市民活動を推進していくことを目的として1977年に設立し、2002年にNPO法人格を取得しました。
平常時はボランティア活動・市民活動への参加促進・支援、次代を担う青少年の育成、災害時のボランティア活動体制の整備などを行い、災害が発生した際には緊急対応として支援物資の提供や災害ボランティアの派遣を行います。
個人や団体、学校、企業、行政などと協働し、個々の力をさらに大きな力へと変えていく”中間支援組織”として「誰もが安心して暮らせる社会」を目指し、活動しています。

事業スケジュール

2020年7月:プロジェクト立ち上げ
2020年10月~2021年2月:ふるさと納税による応援呼びかけ
2021年1月~2月:映画上映会参加申し込み受付
2021年3月~5月:静岡県内4市5ヵ所で映画上映会実施
2021年6月~7月:事業実施報告書作成

東日本大震災からちょうど10年となる3月11日の前に事業を開始するため、2020年10月~2021年2月の5か月間でふるさと納税による事業の応援を呼びかけます。
2021年1月から上映会参加申し込みを受付予定です。3月上旬に1回目の上映会を静岡市で実施する予定です。

【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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CAMPFIREは、「好きな地域を応援する」という
ふるさと納税の本質に立ち返ります。
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