カラフルな日除けが沖縄の青い空に映える
レインボー通り商店街は
 戦後から続く歴史ある商店街。


市場の移設と新型コロナのWショックで
シャッター街になりつつある町を救うべく
商店街の垣根を超えて多数の地元商店が協力し
「出前市場」が立ち上がりました。


 『出前市場』はお食事だけでなく、お肉やお野菜、そしてお味噌に日用品まで
市場周辺で買えるすべての商品を一緒にまとめてお届けする
商店街のみんなで支える日本初の『非営利共同宅配サービス』です。

この歴史ある市場周辺の街並みを存続させるため、
 どうか皆様の力を貸してください!


▸ はじめに・ご挨拶

私たち「レインボー通り商店街」は、沖縄県民の台所として有名な第一牧志公設市場に隣接する商店街です。 2019年夏に建替工事による公設市場の一時移転で人の動線が変わったところから影響を受け始め、2020年には新型コロナウイルスで致命傷を受けました。

最近ではGoToトラベルで来沖される観光客も若干増えたのですが、それでも今も客足は激減したままの状態です。この危機的状況を打開し、商店街を再生するために、非営利型共同宅配サービス「出前市場」が立ち上げられました。

小さな個人商店ひとつでは難しいことも、複数の商店で協力すれば独自の宅配サービスが作れる。そう信じてスタートしたこの出前市場。

地元テレビ局にも取り組みを紹介していただき少しずつ認知度も上がってきたのですが、それでも今非常に厳しい運営状況を強いられてます。

https://www.qab.co.jp/news/20200923129543.html

大手宅配サービスに頼ることなく自分たちの力で売り上げを立てていくために、この出前市場のサービスをさらに拡充し、市場周辺の商店街を復活させるため、今回クラウドファンディングを実施させていただくことになりました。

出前市場の配達エリア内にお住まいの方はもちろん、エリア外にお住まいの地元民の方、さらには沖縄が好きな日本全国の方にこの取り組みを知っていただき、応援いただければ大変嬉しく思います。

当プロジェクトの拡散とご支援、どうか、何卒宜しくお願い致します。


▸ はじまりは戦後の闇市

第二次世界大戦において激戦の地となった沖縄。那覇の市街地はその90%が空襲により焼失したとされます。終戦後、焼け野原と化した地で人々が生き抜くため、自然発生的に闇市が誕生。それが、沖縄県民の台所ともいわれる第一牧志公設市場です。

公設市場の周辺は大変栄えていました。市場を囲む通りには、それぞれ同系統の小さな個人商店が密集し、例えばお菓子屋が多い通りはお菓子通りなどと呼ばれました。そのなかで、公設市場の西口に面した通りは、八百屋が密集していたので「やさい通り」と呼ばれ、古くから買い物客で賑わったそうです。

この第一牧志公設市場に隣接する元やさい通りこそが、いまのレインボー通り商店街の原点です。

しかし、大手スーパーの進出などで、やさい通りからも八百屋がぽつりぽつりと撤退。商店の系統が入れ替わるなかで、いつしか「やさい通り」という通称も忘れ去られてしまいました。

▸ 市場移転 × コロナ禍の打撃

そんななか、第一牧志公設市場が、建替工事のため2019年夏より市場移転することに。旧建物の解体工事に伴い雨除けのアーケードも取り外されてしまい、人の流れがすっかり変わって、シャッターをおろす商店が増えていきました。

さらにそこへ新型コロナの発生。インバウンドの観光客や修学旅行生が2月から途絶え始めたことが追い打ちとなり、市場周辺はシャッター街へと変貌してしまいました。

「街を復活させたい」
その想いを胸に、市場周辺の地元商店が一致団結して立ち上がったのです。

▸ 商店街復活のために立ち上がった「出前市場」

建替工事でアーケードが取り払われたため、通りには日差しや雨を遮るものがなくなってしまいました。

そこで観光客や地元民の方が買い物に訪れやすいよう、代わりに張り出し式のオーニング(日除け、雨除け)を導入。沖縄の強い日光に映えるようカラフルな色合いのものを選び、通りの名も新たに「レインボー通り商店街」と名付けました。

コロナ禍でもお客様が商店街に足を運ぶことなく、昔と同じように地元商店から買い物ができる環境をつくるために生まれたのが、市場周辺にある小さな個人商店が手を取り合って運営する、日本初となる非営利共同宅配システム「出前市場」です。

地元テレビで紹介されました↓
https://www.qab.co.jp/news/20200707127511.html


▸ 使い方と利用者のメリット

出前市場の公式サイトにアクセスして、400点以上の商品から欲しい商品を注文するだけ。しかも配達料は無料です!

https://demaeichiba.com/

▸ 商店街だから、取扱商品が豊富!

お昼ごはんのランチボックスから夕飯のお惣菜、お肉やお野菜、さらにはついでの日用雑貨まで、1度の注文で全て完結できるのが商店街だからこそできる強みです。取扱商品は下記URLからチェックできます。

https://demaeichiba.com/item/

▸ 現在の参加店舗(一部、敬称略)

飲食店だけでなく、八百屋や精肉店、さらには生活用品店にいたるまでが勢揃い!今やレインボー通り商店街を中心に、複数の商店街にまでまたがった様々な専門店が出前市場に参加してます。

<三芳商店>
公設市場向かいに店を構えて40数年。沖縄県産にこだわったフルーツ、青果の販売を行っています。

三芳商店「出前市場の店は古くからの店舗が多く、私達も日頃から利用します。ゆいま〜る精神で頑張ります!」

<亜砂呂>
40年間続く人気の惣菜屋。地元の方に愛される琉球料理が楽しめます。

店内入口でお惣菜の販売も行っています

<上原ミート>
昭和28年開業の超老舗。新鮮で上質な精肉や「沖縄牧志上原ミート」ブランドなどを取り扱う。

<松原屋製菓>
創業70年になる老舗沖縄菓子店。沖縄の伝統的なお菓子や洋菓子が勢ぞろい。

店頭には沖縄の伝統的なお菓子や洋菓子がずらり

<Cafe Planta>
フランスで修行したパティシエの本格パンケーキが人気。ハンバーグやナポリタンのランチBOXも。

Cafe Planta「これをきっかけに商店街に興味を持って頂けるよう、取り組みに参加しています!」

<浮島ガーデン>
五穀を使って、お肉やお魚、卵、乳製品の味わいを表現した、驚きのヴィーガン料理を提供。

浮島ガーデン「出歩くのが心配な方でもご自宅でお食事していただけます!」

<オキカミ>
紙製造をおこなう会社の市場支店。キッチン用品から結納品セットまで取り扱う日用雑貨のお店です。

オキカミ「出前市場は色んな業種の店舗があり、お客様側から観たら魅力的なサイトになっていると思います!」

ほか、出前市場には魅力的な個人商店がたくさん。現在、出前市場にはレインボー通り商店街やその周辺の25店舗が参加。ご紹介しきれなかったお店は、下記URLからチェックできます!

https://demaeichiba.com/shop/

▸ 日本初の非営利型共同宅配サービス

出前市場は、小さな個人商店が互いに手を取り合って運営する、日本初となる非営利型共同宅配サービス。コロナ禍で来客を待つのではなく、自ら商品を届けて販路拡大をはかるシステムです。

ひとつの商店だけで商品を配達しようにも、機材準備や人件費など固定費の負担が重く、導入が難しい状況にあります。かといって、既存の大手宅配サービスは手数料が高く、売り上げが伸びても利益は上がりません。 

そこで出前市場は、個人商店同士が共同で運用する独自の宅配システムを構築。販売金額の10〜20%をシステム料として徴収し、そのお金で配達員の給料を支払う仕組みです。販売のなかったお店には負担が生じないため、課題であった固定費の心配がなくなり、金銭的リスクなく参加できるのが最大の魅力です。


▸ 資金の使いみち

皆様からいただいたご支援はすべて、非営利型共同宅配サービス「出前市場」の運営費 (システム改善、加盟店の売上改善、広告費、人件費等)に活用させていただきます。

・年中無休の実現
・ランチ限定の運営から、ディナータイムまで提供時間を拡大
・那覇市内の一部に限られる現在の配達エリアをさらに拡大
・新規加盟店の拡充
・認知度を高めるためのプロモーション

▸ リターンのご紹介

ご支援いただける皆様に、心ばかりのリターンをご用意させていただきました。

お礼レター
プロジェクトオーナーから、感謝の気持を込めたお礼メッセージをしたためてお届けします。

松原屋製菓のサーターアンダギー詰め合わせ
創業70年になる老舗の沖縄菓子店、松原屋製菓のサーターアンダギーをお送りします。白糖味、黒糖味、紅芋味を各2個、合計6個の詰め合わせをお届け。賞味期限は常温で7〜10日です。

※郵送でお届けするので出前市場の宅配エリア外の方でもご支援いただけます

沖縄菓子セット
うちなー菓子の詰め合わせセットです。出前市場にも出店の外間製菓所と松原屋製菓から、素朴でどこか懐かしい沖縄菓子の詰め合わせをお届けします。何が届くかはお楽しみ。

※郵送でお届けするので出前市場の宅配エリア外の方でもご支援いただけます

出前市場オリジナルステッカー
ご協力いただくサポーターとして、出前市場のステッカーをお届けします。

出前市場おためし利用券
出前市場のサービスをお試し頂ける利用券をお渡しします。利用期限は一年間です。

※配達エリアはこちら
https://demaeichiba.com/flow/?#flow03

HPにスポンサーとしてお名前掲載
レインボー通り商店街の取組みや出前市場の活動をご支援いただいたスポンサーとして、出前市場のHPにお名前(もしくは企業名、団体名)を掲載させていただきます。お名前を伏せたい方はニックネームでもOKです。

「出前市場」システム利用権
出前市場の仕組みをあなたの町の商店街にも導入してみませんか?サービス開始まで責任持ってサポートさせていただきます。詳しくはお問い合わせください。


▸ 利用店舗からの声

出前市場は、個人商店の皆様のご協力のもと成り立っています。最後に、地元テレビ局の取材にも対応いただいた浮島ガーデン様のお言葉をご紹介させていただきます。

https://www.qab.co.jp/news/20200923129543.html

「浮島通り含め、この身近な地域のみんなで協力していこうという思いを感じました。お客様の細かいニーズに合わせて、お店で召し上がりたい方はお店に来ていただけるし、まだ心配という方はご自宅で楽しんでいただけているので、とてもいい取り組みだなと思っています」

▸ 発起人からのことば

ここまで読んでいただき有難うございます。出前市場の発起人、ピンクアリゲーター店主の直野です。

今回の新型コロナウイルスの影響で、観光業を中心として成り立っている沖縄県は大変深刻な状況に陥りました。旧牧志公設市場周辺の商店街でも閉店に追い込まれる商店もあり、現在営業している店舗もなんとか持ちこたえている状況です。

みんなの大切な居場所である沖縄の地元商店がなくならないよう、商店街で支え合う共同宅配サービスを作りました。今は25店舗のみですが、いずれは商店街という垣根を超えて、市場周辺の数多くの店舗様にも参加いただけるサービスにしたいと願っています。

商店街の復活、そして町の活性化のため、どうか皆様の力を貸してください。また沖縄県外の皆様も、コロナ禍が落ち着いて沖縄県に観光しにきた際に『あのお店に行きたい!』『あの人に会いたい!』と思っていただけましたら、ご支援いただけますと幸いです。

どうか何卒宜しくお願い致します。


▸ レインボー通り商店街へのアクセス

レインボー通り商店街は古くからの商店街ですが、カラフルなオーニングを揃えて装いも新たに再出発したのはつい最近のこと。レインボー通り商店街のことをご存じない観光客の方、そしてリニューアルしてから訪れたことがない地元民の方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで、皆様が沖縄や那覇を訪れた際にぜひ立ち寄って頂けるよう、沖縄で誰もがご存知の国際通りからのアクセスルートをご案内します。

近くにお立ち寄りの際は、ぜひ覗いてみてください!

https://goo.gl/maps/X4ijB17i6PKWAVuQ9


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※本稿に登場するテレビ番組のスクリーンショットは、琉球朝日放送(QAB)様より許可をいただいて使用しております。
https://www.qab.co.jp/news/20200707127511.html
https://www.qab.co.jp/news/20200923129543.html

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