はじめに

プロジェクトの概要

初めまして、キャンプファイヤでクラウドファンディングを行います、「きしだあきのり」です。

あかちゃんのゆりかご(いわゆる、ベビーボックス、赤ちゃんポスト)を広める活動と既存活動をサポートする活動を行っています。

私は仕事合間に都内にある、児童養護施設や児童発達センターなどでボランティア活動を行っています。こういった施設で、親と離れ離れに生活している子供らと接しています。みんな笑顔です。が、実は苦しんでいるんだと思います。小さい子供らが親と離れ離れになって、共同生活をしている状況は、普通ではあまりありません。絶対にみんなにはしっかりとした大人に成長してほしいと強く思います。

現状、児童養護施設、行政の手厚いサポートもあり、児童は親と離れ離れになっても、安定した環境で生活をすることができています。もちろんまだまだ課題はたくさんあります。よく言われている課題としては、施設を退所後についてです。
※こちらは現在様々なところで課題が提言されていますので、今回はこちらは範囲外とします。

一方、保護者の元で虐待死するなど痛ましい事件が報道で明るみになる中、何かできないのか。常に考えるようになりました。また、一時期コインロッカーに子供を置いていくという事件が多発しました。現状はそういった報道がないことから問題は解決に向かっているものと思いますが、とはいえ、親子心中という親と子の無理心中という事件が、今でも年間30件以上あります。

また、最近では、誰にも相談できない女性(特に若い女性)が人知れず子供を産み、もちろん非難されるは女性ですが、罪のない赤ちゃんが死去する事案がありました。

緊急避難的に理由を聞かずに子供をそのまま置いていくことができる施設があれば、救われる小さな命がたくさんあるのではないか、そんな気持ちが強くなりました。現状、ベビーボックス(いわゆる、赤ちゃんポスト)は、九州は熊本県にしかありませんが、当方は、都内に設置することを目標としています。

市民活動を行い行政に認めさせ、当方が率先して設置して、モデルケースとなり、全国に広めたいと思います。

社会的要求がそこにあります。賛同する方は、ぜひサポート(600円~)をお願いします。

プロジェクトを立ち上げた動機

<子供2人とも、NICUとGCUが入院>

※NICUとはドラマ・コウノトリでも触れられていましたが、新生児特定集中治療室の略称です。
※GCUとは、回復治療室の略称です。

「きしだ」には子供が2人いますが、2人とも低体重で生まれたこともあり、生まれた翌日から病院のNICU、GCUにミルクを届ける日々が3~4か月間続きました。私の子供は、まだましな方で、重度の子供らの場合は、もっと長期に渡ることもあります。生まれてきて、食べ物を自分で食べることができないような子供もいます。親は180度人生が変わります。もちろん旅行も今までように行くことはできなくなるでしょう。今まで住んでいた家を引き払い、病院の近くに引っ越しをする人もいます。

以前は、NICU、GCUに入院しているわが子への面会を制限していたようで、その際は、子供の退院時、わが子を引き取りに来ない親もいたそうです。現在は、病院は、親に対して、わが子への面会を制限しなくなったこともあり、幸いにして、そういった事態はなくなったと聞きます。

ボランティアや我が家が経験、見てきたことは私の人生に大きいインパクトを与えました。赤ちゃんや幼児についての活動をより積極的に行いたいという気持ちになりました。

<こうのとりのゆりかご>


引用: 伊津野 浩 「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」をめぐる状況と行政サービスに与えた影響 http://www.jichiro.gr.jp/jichiken_kako/report/rep_hokkaido32/2-1/2-1-yre_2110289/index.htm(最終アクセス 2020年11月29日)

そんな中で、緊急避難的な役割として、子供を置いていける仕組みが熊本県の慈恵病院にあることを思い出しました(こうのとりのゆりかご:別称:赤ちゃんポスト)。

慈恵病院は2007年から活動を行っており、もともとはドイツの制度でそれを参考にして活動を開始しました。

引用: 熊本市 「 「こうのとりのゆりかご」の預け入れ状況に係る統計資料」 https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=17021&sub_id=1&flid=116023 (最終アクセス 2020年11月29日)

引用: 熊本市 「 「こうのとりのゆりかご」の預け入れ状況に係る統計資料」 https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=17021&sub_id=1&flid=116023 (最終アクセス 2020年11月29日)

引用: 熊本市 「 「こうのとりのゆりかご」の預け入れ状況に係る統計資料」 https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=17021&sub_id=1&flid=116023 (最終アクセス 2020年11月29日)

引用: 熊本市 「 「こうのとりのゆりかご」の預け入れ状況に係る統計資料」 https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=17021&sub_id=1&flid=116023 (最終アクセス 2020年11月29日)


預けられる理由や人数は年度によってまちまちですが、間違いなくこの活動によって子供の命が助けられているのではないでしょうか。なお、預けられた子供に一人として、愛されていたのでしょうか、虐待のあとはありません。

海外では活動範囲が広まってきており、米国では100以上も受入施設があります。日本は1施設だけです。日本はなぜそれほどに広まらないのか、おそらくですが、行政からの支援が期待できないからでしょう。

ただ、行政の考えとは別にネットアンケートで調査を行ったところ、皆様一般市民の8割が肯定的にとらえており、また、4割が活動に対して100円以上の寄付することができるとありました。

大目標は、ゆりかごとなりえる施設を複数作ることですが、現状は、賛同者の署名で行政に働きかけを行いつつ、セミナーを開催し、理解を深めるというものです。

このプロジェクトで実現したいこと

あかちゃんのゆりかごを広める活動として、以下を行います。
※当方のベビーボックス、あかちゃんポストの名称は、「あかちゃんのゆりかご」です。
①賛同者のリターンを示すことで行政に働きかけを行う
②ホームページの作成
③賛同者に活動シールを送り、皆さんが様々なシーンで使うことにより、全員が広告塔になること
④ショッピングバッグの送付


★★ 現実に可能なのか? ★★

サポーターである皆様の力があれば、必ず可能です。また、昔は病院ではない「天使の宿」という、ベビーボックス(いわゆる、ベビーボックス)が群馬県にございました。

引用: 熊本学園大学 出川聖尚子 「天使の宿」 http://www3.kumagaku.ac.jp/research/sw/files/2011/12/53P10-11.pdf (最終アクセス 2020年11月29日)

ボランティアの無理がたたり、気づけず、恐れていた事故(そっと預け入れられていた赤ちゃんが凍死する事案。なお、もともと凍死していたという可能性もあったようです)が発生しました。行政などの他組織を全く頼らず、心あるボランティアだけで運営していたようです。その事故が原因で、廃止となってしまいました。廃止と同時に慈恵病院がこうのとりのゆりかごを開始しました。は、皆様のサポートを得て、行政を動かし、できない理由を探すよりできるように動きます。

現状、当方が考えているのは、「あかちゃんのゆりかご」を広める活動です。つまり、賛同者の人数、サポート資金で、市町村に働きかけを行い、少しでも行政のサポートが得られるように動くというものです。当方が一人で行うには、あまりにも非現実的ですので、そういった動きを作りたいと思っています。


資金の使い道

ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道

①活動ホームページの作成 10万円
②ショッピングバッグ、シール作成 15万円
③リターンにかかる諸経費 5万円
④あかちゃんのゆりかごに関する宣伝費 13万円

※上記金額は目標金額50万円から手数料14%を除外した金額(43万円)を総計としています

※余剰金がでた場合には参加者の事後のセミナー等のプロジェクト活動のサポート資金の充足分として使用いたします。

実施スケジュール

ープロジェクト自体の実施スケジュール
11~12月 HP開設
来年1月 リターンの送付
来年1月 セミナーの開催(予定) サポートしていただいた方を優先的に案内いたします。

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

リターン

ーリターンの紹介
活動シール紹介

エコバッグ、HP氏名記入


最後に

ー子供には、全員が幸せになる権利があります。たまたま生まれ落ちた環境で幸せになれないということがないように、すべての大人で常に見守るべきです。もしかしたら子供の保護者は十分な環境を整えることができないのかもしれません。そういった子供とその保護者には緊急避難的な逃げる環境を、社会は用意する必要が私はあると強く思っています。皆様のサポートをいただけるよう私も精いっぱい頑張りますので、よろしくお願いいたします。

自己紹介・活動実績など


このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください