あおつぶパークについて

「あおつぶパーク」は、岐阜県七宗町で準備中の、ブルーベリーにまつわるテーマパークです。現在は、先祖代々受け継いできた山間の土地に、ゼロからのスタートでブルーベリーを植えているところです。養蜂や川遊び、宿泊や食事、カルチャー、そして自然を楽しみながら、みなさんと一緒に成長できる、ブルーベリー農園を作っています。


はじめまして。
岐阜県の山間の町、七宗町に住む野中といいます。
2020年の5月まで、名古屋市のハウスメーカーに30間勤め、この度定年退職いたしました。

長い社会人生活の中で、定年後も続く人生について、自分のやりたいことを考え続けました。なかなか答えの出ない日々が続いておりましたが、仕事に一区切りが付き始めたころ、やはり生まれ育った地元でなにか貢献できることはないかと考え、ブルーベリー農園を開くことに決めました。

まずはじめに、この事業全体に掛ける思いをお話させていただければと思います。
少し長くなりますが、どうぞお付き合いください。



わたしたちの住む岐阜県の中央部にある七宗町は、人口4,000人の小さな小さな町。ここ一年で生まれた子供たちも、15人と、すぐに数えることのできる人数です。

子どもたちが生まれ、育ち、巣立っていくサイクルが基本となった七宗町には、今の時代にはとても貴重な体験が眠っています。

初夏の神淵川いっぱいのホタルや、秋から冬にかけての澄んだ空気の中で鑑賞する月と星、そして山に囲まれた大自然。
七宗町の一杯の自然の中での子供時代の体験を、大人になっても思い出として懐かしみ、いつでも戻ってこられるような場所にしたい、と考えました。

できればそうなるととても嬉しく思いますが、「七宗町に家を買い、住む人を増やしたい」と考えているわけではありません。現在準備している「あおつぶパーク」での、自然いっぱいの体験を通して、みなさんにとっての第二、第三の故郷を作りたい、と考えています。

ゴールデンウィークやお盆などの長期休暇に、都会の喧騒から離れて、毎年決まってあおつぶパークに来てもらえるような。そこで、「しばらく見ない間に大きくなったね」と、こども成長を一緒に見守ることができるような。
そんな暖かい場所を作ります。


ブルーベリーの苗木は、収穫できるようになるまで3年という時間を必要とします。

現在は、皆さん自身で選んだ苗木に、未来の自分に宛てた絵馬を描いもらっています。

ここで誓った思いを、また三年後に・・・とは言わず、来年も、再来年も。実家に帰るような感覚で、自分の植えたブルーベリー成長を見に来てほしいと思っています。

ここは、皆さんの成長が集まってこそ完成するブルーベリー農園「あおつぶパーク」。
わたしたちは、皆さんの毎年の「帰省」を、たっぷり楽しんでもらえる準備を始めています。

「あおつぶパーク」は、今実際私達が住んでいる場所に作っています。ここを訪れた人に快適な時間を過ごしてもらえるように、古民家をリノベーションしました。今も少しずつ改修を進めております。

自然や食を通して、田舎暮らしを体験したり、ここで簡易的に寝泊まりができるようにもしたいと考えています。

私が自分で描いてみた、「あおつぶパーク」の構想です。

七宗町でわたしたちが提供したいと考えている、夢を詰め込んでみました!
あおつぶパークで体験できること、また将来的に楽しめるようになることを、少しまとめてみます。


今回は、いっぱいの自然なかで、初夏にホタル観賞をしたり、家族の団らんやカルチャーを体感できるような「ウッドデッキスペース」を、なんとしても作りたい!と思っています。

ホタルの季節は初夏に限られてしまうため、他の使い方も考えています。例えば

・ブルーベリーの苗木植えを体験してくださった方への、ピクニックスペース。
・山間の開放的な環境を利用した、音楽会
・川で遊ぶ子どもたちを気にしながら過ごせる、休憩場所


町の子どもたちはもちろん、県外から来ていただいた方たちがいつでも使える場所を作ることで、この場所への愛着を生み出せるような場所を作りたいと思います。

※デッキと利用シーンの画像はイメージです


わたしたちは、子どもたちが楽しく、自然と、人に触れ合える場所を作りたいと思っています。ご家族で一緒にゆったり楽しんで、休暇を過ごす。そしてまた、季節の折にここを訪れていただけるような。そんな「あおつぶパーク」を目指します。

間接的な人口を増やしたい

わたしたちは、この七宗町の、「関係人口」を増やしたいと考えています。

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。

地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。

あおつぶパークにとっての関係人口とは、まさに「定期的にあおつぶパーク、七宗町に来て、人とつながっていく」人々です。

定住するよりも多く、交流人口よりも関わりの深い「関係人口」は、長期に見たときに必ず地域、まちの発展に影響してくると考えています。


環境への配慮も欠かせません。

①七宗町と協力して、地元の間伐材を使用して建設します。

主幹して動くのは、私個人ですが、町に人を呼ぶことになる大きなプロジェクトです。七宗町の面々としっかり相談して、環境にも配慮した工事をしたいと思います。

七宗町は、森を守るために、不正間伐などを取り締まっています。しっかりと近隣の理解を得られた上で、地産地消の材料を使って建造を進めます。


②岐阜県と協力して、川の環境保全に努めます。

目の前には、神淵川という県の管理する河川が流れています。鮎は、孵化した幼魚は流され、海でプランクトンを食べて成長し、冬を越した稚アユは春から初夏に川を登ってきます。

このタイミングで、この地域では伝統的に鮎獲りが行われていますが、しっかり漁猟時期は管理され、その環境を破壊しないようにされています。

この文化を守るために、私達も環境を守る必要があると考えています。
例えば飲み残しや油の廃棄を禁止し、しっかりと管理すること。
水仕事は必ず水道の水を使い、この川を守るために取り組みを行います。

地域の業者さんと現地調査をして、ざっくりとしたアイデアをヒアリングしていただき、見積もりを出していただきました。

243㎡(テニスコート〜バスケットボールコートほど)の広い場所を工事するため、なんとなく予想はしていましたが、額面にたいへん驚いてしまいました。

ウッドテラスを建造するための構造部分、板の材料の費用と加工費で170万円近く。
整地と安全対策の手すりの設置、防虫対策などで180万近くの費用が必要です。

なんとか、借り入れなども行って、実現させていきます。
皆さんの想いを集めて、このプロジェクトを必ず実現させたい!と思います。

この夢を叶える第一歩をすすめるために、自分へのタスクも兼ねて、目標金額は400万円といたしました。

皆さんのご協力、お知り合いの皆様へのお声がけ、よろしくお願いいたします!



これまで、ブルーベリーの苗木植えを体験してくださった方々や、私達の活動をバックアップしている方々から、たくさんの応援メッセージをいただきました!皆さん、ありがたいお言葉をいただいて、本当に感謝しきりです。楽しみにしてくださっている皆さんのためにも、必ずこのプロジェクトを成功させたいと思います。



リターンについては、現在考えられるだけのものを用意しました。たくさんの方々に協力してもらって、さまざまなグッズや特典を考えました。
ぜひ、このページからお好きなものを選んでいただいて、わたしたちの取り組みを応援よろしくお願いします。

すべてのリターンに、わたしたちからのお礼の言葉をお届けします。

スケジュールについては、下記のように進捗いたします。本プロジェクトが終了し、資金が私達の手元に届き次第、迅速にご連絡・準備・発送手配等をさせていただきます。

2020年12月 クラウドファンディングスタート
2021年2月  クラウドファンディング終了
2021年4月  リターンの発送を開始・着工準備スタート
2021年7月  ウッドテラス完成予定、ホタル観賞会等、イベントの開催

完成まで少し長くなりますが、ぜひ楽しみにしていてください。


今回、皆様のお力を借りて建設しようとするウッドテラスは、応援していただく皆さんの記憶に残る場所となるように作ります。
費用はかさみますが、長持ちする材料でしっかり作り、何十年先の皆さんとその家族の記憶の場所として存在していくと思います。
この場所の周りは、圧倒的されるほどの樹木に囲まれ、流れる川のせせらぎが聞こえる場所です。
リラックスしながら、自分と家族のための、ゆっくりした静かな時間を過ごすことができます。
またイベントを行う集う場でもあり、人と人が出会う刺激的な場所でもあります。

「自然と人、静と動の場所」
何回も訪れていただけるような、皆さんにとって第二、第三の故郷になるような。私達にしかできない場所づくりに、どうか応援よろしくお願い申し上げます。

あおつぶパーク代表 野中 均

<All-in方式>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/06/02 22:33

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2021/04/29 06:57

    誠に申し訳ありません。品が到着次第、早急に送らせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。

  • 2021/01/29 07:33

    2020-12-10に募集を開始して64人の方から1,523,200円の資金が集まり昨日終わりました。初めてのチャレンジでこのような支援が集まったことに驚くと同時に感謝の気持ちどいっぱいです。農園が出来ることを楽しみにしていますという暖かいメッセージも多数頂き、本当にありがとうございました。こ...

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