はじめに・ご挨拶

※2020年12月14日 プロジェクトについて詳細を加筆いたしました。

ご覧いただきありがとうございます。
わたしは青森県蓬田村でミニトマトを栽培している「和農園(なごみのうえん)」の石田と申します。

現在青森県に移住して6年目で、夫婦でミニトマトを栽培しながら、子ども4人と愛犬アイリーと、蓬田村で生活しています。

ミニトマトの栽培で収入が安定してきた矢先、コロナウイルスの影響で例年どおりの収入が得られず、農業を続けていくことが立ち行かなくなってしまいました。

今回、その現状を打破すべく、初めてクラウドファンディングに挑戦させていただきます。


和農園についての背景と現状

わたしは、福島県福島市にある、飯坂温泉で生まれ育ちました。

高校卒業後は宮城県の飲食店で働き、2007年からは飲食店を経営していましたが、東日本大震災によって店舗が被災してしまいました。その時食べ物の大切さを痛感したことから、妻の地元である青森県で農業を生業にしたいと考え、6年前に青森県へ移住しました。

移住した当初は、農業に関する知識が何もないところからのスタートでした。最初の2年間は、先輩農家さんからミニトマトの栽培方法について必死に学びました。その後自分たちで土地を借り、農家として独立。初めは失敗の連続でしたが、周りの皆様に支えていただき、なんとか6年続けてこられました。

ミニトマトを選んだのは、移住した先である蓬田村が、全国でも有数の桃太郎トマトの産地だったからです。美味しいトマトを消費者に届けたい、食べた人が幸せになるようなトマトを作りたいという思いから、味にこだわって栽培を続けてきました。

独立3年目にして、ようやく甘くて美味しいミニトマトを安定して生産することができるようになったのですが、その矢先に新型コロナウイルスの感染拡大による消費の減少、そして2020年夏にトマトが全国的に豊作だったことから、市場価格が下がってしまいました。

市場価格が下がってしまうと出荷しても高く売れないため、見込んでいたほどの収入には届かなくなってしまいます。結果、2020年の収穫量は2019年に比べて多かったにもかかわらず、2019年の収入よりも少ない結果となってしまいました。

農家として独立した際に購入した機械や資材などの経費は、初期投資として借り入れをしていて、毎年分割で支払いを続けていましたが、今年はその返済もままならない状況です。
また、2020年にミニトマトを栽培するためにかかった経費の支払いと、2021年に引き続き栽培を続けるために必要な経費の確保もできていない状況です。


資金の使い道

和農園では、およそ900坪の広さの土地にビニールハウスを11棟建て、ミニトマトを栽培しています。ミニトマトの栽培には、毎年約5000本ものミニトマトの苗が必要になります。

苗の購入のほかにも、肥料の購入、マルチシートなどの資材の購入が必要で、ミニトマトを栽培するための初期費用として毎年300~400万円が必ずかかってしまいます。

このほか、収穫時期になると、必要な人手に対する人件費、箱詰めするための梱包資材、容器の購入費、契約している卸先の東京青果さんへ発送するための配送料などがかさんできます。

それを踏まえ、

今回のクラウドファンディングで集まった資金は、以下のように使わせていただきたいと考えています。
① 2020年にかかった経費の支払いとして 200万円
② 2021年に必要となる資材等を購入する経費として 300万円

この地で、家族そろって笑顔で農業を続けていくために、皆様の支援とご協力を、何卒よろしくお願いいたします!


和農園で栽培する商品のこだわり

和農園での主要品目は、甘くて食味がいいミニトマト、青森県ブランドニンニクのにんにくスプラウト、青森県ブランド生キクラゲです。
その他小規模ですが、ピーマンやキュウリ、葉物野菜などの夏野菜も多品目栽培しています。陸奥湾がすぐそばにあるため、浜風を受けて育てる野菜たちはどれも甘味があり、栄養も豊富です。


和農園の野菜は、国内最大の青果卸売会社である東京青果株式会社さまに直接発送し、卸しています。ミニトマトに関しては収穫時期の見極めをしっかり行うことで、品質の高い状態を保ったまま出荷できており、一度もクレームを出すことなく高い信頼の上でお取り扱いいただいています。



【和農園のミニトマトのこだわり】

和農園のミニトマトは「キャロルテン」という品種を主に栽培しています。キャロルテンは食味(酸味と甘み)のバランスがよい高糖度のミニトマトで、早熟でも完熟でも味のバランスが良いのが特徴です。

和農園ではカラフルトマトは扱わず、赤いミニトマトだけに絞った栽培をしています。


また、お客様へ直接発送する際には、完熟の1歩手前で収穫するように収穫時期を見極めています。市場に発送する場合は完熟の3歩手前くらいで収穫し、発送期間や、店頭に並ぶまでにかかる時間で追熟させるのですが、お客様に直接お届けするときには、なるべく完熟に近づけた状態で発送することにこだわっています。


【にんにくスプラウトとは?】

にんにくスプラウトとは、発芽直後の新芽があるにんにくのことです。発芽した状態のにんにくは栄養満点でにおいが少なく、根も芽も丸ごと食べられます。スーパーフードとして近年注目されている食材です。

おすすめの食べ方はアヒージョ。根も芽もそのままの状態で、タコなどの魚介類と合わせてアヒージョにするのが絶品です!お酒のつまみに素揚げもおすすめです。


リターン品のご紹介

ご支援いただいた皆様には、以下のようなリターンを準備しております。
どの野菜も、自信を持ってご提供できる自慢の野菜です!
これを機に、和農園の野菜のファンになっていただけたら嬉しい限りです。

【3000円】ミニトマトと旬の野菜詰め合わせ 1箱
【5000円】ミニトマト3キロ 1箱 旬の野菜詰め合わせ 1箱
【10000円】ミニトマト3キロ 1箱 ニンニクスプラウトと旬の野菜詰め合わせ 1箱
【50000円】ミニトマト3キロ 1箱 ニンニクスプラウト2キロ 1箱
旬の野菜詰め合わせ 1箱(年3回分)

※お野菜が苦手な方で、5000円以上の支援をしていただいた方には、お野菜の代わりに新鮮な陸奥湾の魚をお送りいたします。お気軽にお申しつけください。
※今回のクラウドファンディングで仮に500万円が集まらなかったとしても、リターン品は必ずお送りいたします。


今後のスケジュール

2021年1~4月までの間に、農業経営維持のために毎年かかっている経費を支払い、2021年4月以降の農業経営に向けて必要な苗や資材を購入して、2021年度の農業に向けた準備を進めます。
ミニトマトは、購入した苗(または種から育てた苗)を4月に定植するところから始まります。ミニトマトの収穫時期は7月から始まり、プロジェクト支援に対するリターン品として発送を開始するのは8月以降を予定しております。


プロジェクトを通して実現したいこと

今回のプロジェクトを通して、まずは2021年以降もコロナ禍に負けずに美味しい野菜を作り続けていけるような体制を整えたいです。

また、ゆくゆくは消費者の方々から直接ご注文をいただけるようなシステムを構築したいと考えています。ご注文頂いてからお届けするまでのタイムロスをなくすシステムを確立して、安心安全で新鮮な野菜をシーズン中いつでも直接届けられるようにしたいです。

手ごろに購入できる、美味しいトマト。
「和農園のトマトじゃないと!」と言ってくださるお客様を増やして、
リピーターやファンになっていただけるような仕組みづくりを目指します!

わたしたちが移住してきた青森県には、トマトやにんにくのほかにも、たくさんの魅力的な食材があります。青森県のいち農家として、青森県産食材の魅力や美味しさを県外の方にも発信していくことで、お世話になった青森県への恩返しになればと思っています。



最後に


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

少しでも多くの皆さまに、和農園の野菜を食べていただき、幸せになっていただきたいです。
そのためにも、妻と4人の子どもたち、愛犬のアイリーが家族一丸となって、自分たち自身も農業と楽しく向き合いながら、美味しい野菜を作り続けるために努力し続けたいと思っています。

ご支援、ご協力を、なにとぞよろしくお願い致します。

青森県東津軽郡蓬田村
和農園 代表 石田 和則



<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2021/04/15 15:32

    おかげ様で、やっと雪が溶け、ご支援頂いた皆様に助けて頂いたおかげ様で、畑の準備が、今年も始める事ができました。助けて頂いた御恩を無駄にしないように一生懸命頑張りますので何卒よろしくお願い致します。

  • 2021/01/12 13:25

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/12/15 20:06

    インスタで私を見つけてくだり御支援をしてくださった方が、先日、わざわざ遠くから私の家まで足を運んでくださり、私に会いに来てくださりました。後ろ向きな私を、温かいお言葉と笑顔で包み込むように話を聞いてくださり、さらに、私のキャンプファイヤーの編集までしてくださいました。うまく現状を伝えきれていな...

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